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フリマサイトで不用品を売ることに関する読者のお便りを2通紹介します。
内容:
・メルカリを利用して不用品を処分した体験
・フリマサイト利用に向けて
1通目は、すでに処分したものを、「フリマサイトで売ればよかった」と後悔している読者のメールをとりあげた記事の感想です。
差出人はジャスミンさんです。
余裕があるときの利用がおすすめ
件名:最近の不要品の処分方法の記事を読んで
早いものでもう9月。
「今年も残すところ、あと1/3だね」と言うと、本当にせっかちだねと家族に笑われます。
最近の不要品の処分の記事を読んで、感想を送らせていただきます。
私はメルカリで100万円程度かと思いますが、収益はあったと思います。なのでとても便利なツールだと、創業者の方には感謝しています。
この金額は、親の物や夫や子供のものも売ってあげていたので(お金はそれぞれに渡しています)、自分だけのものでありませんが。
多分、そういう話もネット等であふれているので「売れたら、そのお金で、、、」と思う読者さんの気持ちも分かります。
ただ私はメルカリをスタートする前に、結構な物を処分していました(メルカリで売れそうな物もです)。
友人が「もったいないよ。メルカリしなよ〜」で始めてみたら「売れるんだ!」と気がついたという感じです。
ただ、捨てていた品物を「売れば良かった! 損をした!」と日々後悔しているかと言うとそんなことはありません。
なぜなら、私はメルカリを始めた時点で、すでにある程度、部屋は整っていて、不要品の写真を撮ったりする時間、商品やその梱包材も保存したりするスペース、メッセージのやりとりや値下げ交渉に応じる気持ち的な余裕がありました。
物はあふれていて、やることはたくさんあり、気持ち的な余裕もない中で、メルカリを始めていたら、ストレスだらけだったと思いますし、評価(購入者と販売者で相互に評価するシステムです)も良くなく、嫌な思いをたくさんしたように、推測するからです。
大抵の場合、購入者の方は、定価に比べてどんな安値であっても、出来るだけ安く、丁寧に梱包された品物を、親切で迅速なやり取りをしながら、早い到着でと、望んでいます(笑)。
なので、もやもやさんもある程度処分して、余裕ができてから、その後、発生したものに関しては、メルカリ等で販売をチャレンジしてみるでもいいかも知れません。な
なんだかんだ日々気をつけていても、物は入ってきますしね。
メルカリ等は、あくまでもツールなので、ツールに振り回されて、日々の気持ちがモヤモヤしてしまうのは、もったいないですよね。
こんなケースもあるよということで感想を送らせていただきました。
筆子さん、日々の更新ありがとうございます。いつも楽しみにしています。
ジャスミンさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
ジャスミンさんは、メルカリをうまく利用して不用品を処分したのですね。よかったです。
私は不用品を売ったことはただの1度もないし、不用品を処分することがゴールなら、寄付したほうが早いと思っています。
不用品を処分するときはお金にすることを考えないとシンプルにできる
不用品を売って得られるかもしれないお金より、時間のほうが大事だからです。
でも、これはその人が、今、何を優先したいかによって違いますよね。
先日も書きましたが、自分に合った方法で、処分するのがベストでしょう。
フリマサイトを利用したことがなくて、興味があるなら、やはり実際に自分で体験してみるといいですね。
体験すれば、何かを学べますから。
それではジャスミンさん、これからもお元気でお暮らしください。
もやもやさんの記事はこちら⇒お宝なのかガラクタなのか判断できず、断捨離が進まないときはこうしよう。
次は、不用品をフリマサイトに出品すればお金になると思っている一方で、肝心の出品作業に着手できないという相談をくださったT子さんのお便りです。
記事はこちら⇒不用品をフリマサイトに出品したいけれど、できないまま。いっこうに物が減らないときは?
記事を読んで改めて、感想を送ってくれました。
要塞化したゴミを捨てる決意
こんばんは。
この度は、早々にお返事いただきましてありがとうございます!
きっとお忙しい毎日をお過ごしだろうと、お返事がくるのはずっと後かなと勝手に思い込んでおりましたので、あまりの即答に、感動してしまいました。
ブログに公開してくださった返信を何度も読み返し、今の自分の心情やプライオリティを今一度、整理してみました。
そして、何より一番先に手を付けるべきは、目の前に散らばっている「本当にどうでもいいゴミ(いらないとはっきりわかりきっているもの)」を、さっさと処分し始めることだと思い知りました。
とにかく、一目瞭然に不必要なゴミ(過去の仕事で使ったけれど、もはや必要ない書類など)が、リビングや仕事机の周辺に要塞を築いておりまして、これぞ諸悪の根源だと改めて実感いたしました。
まずは、この要塞を崩し取り払うことで、フリマサイト出品のためのスペースや準備に取りかかる心の余裕を確保できるのだと。
広告業という仕事柄、ちょっと気を抜くと瞬く間に資料の山に埋もれてしまって、それを「職業柄しかたない」と言い訳に逃げてきたのです。
今回、筆子さんがブログで回答してくださったこと、思い起こせば、これまでの記事や書籍の中にも、言葉を変えて何度も教えていただいてきたことばかりだと気がつきました。
が、同じことでも、それが不特定多数に向けられたドキュメントでなく、自分が思い切って相談したことへの真摯な回答、と思うとまるで重みが違って、本当に心の底からありがたく、また、素直に受け止めることができました。
特に、フリマサイト出品への具体的なステップのくだりは、几帳面に物事を進めたいという面倒な自分の癖を乗り越えるのに、実に有効なアドバイスだと思いました。
この場を借り、改めて感謝申し上げます。
これをご縁に、また片付けの進捗をご報告させてください。この度は誠にありがとうございました。
T子さん、こんにちは。丁寧なお返事、ありがとうございます。
記事が参考になってよかったです。
次に取るべき行動が決まったのですね。
ジャスミンさんもメールに書いていたように、場所と心の余裕があったほうが、フリマサイトでの販売に便利ですので、ぜひ要塞化している紙切れを処分してください。
べつにフリマサイトを使わなくても、机の周りには物が散らばっていないほうが、仕事がしやすいですし。
仕事の気分転換として、不用品を捨てるといいと思います。
私は娘の家へ行き、片付けものをすると、とてもスッキリして、仕事が進みます。
それでは、T子さん、これからもお元気でお過ごしください。
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フリマサイトの利用について、読者のお便りを2通紹介しました。
物を売るのは手間も時間もかかります。
その分のリソースがあり、そのリソースを不用品販売に使ってもいいと思うなら、そうすればいいです。
ただ、面倒なのは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
「楽して稼げる」「すきま時間を使えばお金になる」などなど、世の中にはいろいろなサクセスストーリーが出回っていますが、そういう物語には、本人が苦労したことはあまり書いてありません。
特に、そのストーリーの書き手が、「手軽に、楽してできる」というポイントを強調したいのであれば、わざわざ苦労話なんて書かないのです。
書いてあっても、読んでいる方は、そこに意識を向けません。人は、自分が見たいものを見ようとしますから。
どんな成功の裏にも、それ相当の苦労や手間、時間の投下があることは忘れないでください。