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今回は掲載誌のお知らせです。
現在発売中の雑誌、『サンキュ!』2024年1月号に、筆子が監修した記事がのっています。見本誌を送っていただいたので、内容を紹介しますね。
「サンキュ!」について
「サンキュ!」は、ベネッセコーポレーションが発行している月間の女性向け生活情報誌です。
ターゲットにしているのは30代~40代前半あたり。
とは言え、私の母(90歳)は、「サンキュ!」はいろいろなことがのっていておもしろいと言ってました。
競合誌との違いは、読者モデルやモニター、インフルエンサーみたいな人の記事が多いことだと思います。それからレシピもたくさんのっています。
ここまでレシピが求められているのかなあ、と思うほどたくさんあります(筆子基準)。
毎月25日発売で、定価は740円。
サイズはA4変型(縦はA4と同じ297mm、横がやや長い232mm)。多くの女性誌と同じ大きさです。
1月号は全部で146ページ。全ページカラーで、グラビアによくあるペラペラした紙なので、そんなに重くありません。
年末捨てのコツ
1月号の特集は、「年末最強の捨て方」。捨てることに関連した記事が、p26-51まであり、私が取材を受けた記事は、p30-35まで。
p30-31は、捨てるコツがのっています。
「サンキュ!」的年末捨てをミニマリスト・筆子さんと一緒に考えてみた、と書いてあるけど、このブログの読者にとっては、とくに目新しいことは書かれていません。
捨て方のコツを4つ紹介しましたが、私がとくにおすすめしたいのは、1番の「作業時間は1回15分」と、4番の「迷ったら捨てる」ことです。
一気にがーっとたくさん捨てると高い確率でリバウンドします。
コツコツ捨てたほうが、物をためてしまった自分の暮らし方を振り返り、生活習慣を変えようという気になるので、、毎日少しずつ気長に捨てたほうがいいのです。
この雑誌は年末の捨て特集ですが、結局、来年もまた物は入ってくるので、年末とかお盆とか関係なく、1年ぐらいは継続してコツコツ捨ててみてください。
4番の「迷ったら捨てる」ですが、実際は、捨てるかどうか迷ったら、とりあえずキープする人が多いと思います。
しかし、本当に大事だとわかっている物は、人から捨てろと言われても、捨てません。というか、捨てることが頭に思い浮かびません。「どうしよう」と思う物は、かなり捨てたい気持ちの強い物です。
ただ、人は、本能的に捨てることにすごく抵抗を感じるので、迷ってしまうのです。
捨てることが嫌な心理はこちら⇒物を捨てられないのは恐怖のせい~損失回避と、授かり効果の心理をさぐる
直感で決めると、キープしてしまうので、「迷ったら捨てる」というシンプルなルールを作って、捨てたほうがいいです。
それでも、いくつかは残してしまうので、捨てすぎを心配する必要はありません。
捨てる物リスト
p32-35は、場所ごとの、捨てるべき物のリストです。
5年ぐらい前に「サンキュ!」に掲載された捨てる物リストが好評だったらしく、コンセプトは同じです。
今回は、年末を意識したリストを作りました。
場所は、リビング&ダイニング、キッチン、浴室・洗面所、クローゼットです。
それぞれステップ1から4まであって、ステップ1は誰でも捨てられるはずの明らかなゴミです。
それぞれの明らかなゴミから1つを取り上げ、補足します。
リビング&ダイニング
リストの中に、「ヨレヨレの折り紙作品」というのがありますが、べつにヨレヨレでなくても、しまいっぱなしならば、捨てたほうがいいです。
きのうの記事にも書きましたが⇒手芸の材料や道具、作品が部屋を占拠。この趣味とどう向き合うべきか?
私も昔、子供と作った折り紙作品をしばらく持っていたことがありましたが、結局捨てました。
折り紙の場合、立体だから、保存が難しいですよね?
専用のケースに入れるとか、スクラップブックに貼って保存するといった方法もあるでしょうが、どれも手間がかかって管理が大変です。
そこまでして残しておきたいものかどうか、管理しながらキープしたいのか、考えてください。
何かの理由で、その作品を見たくなったら、また折ればいいだけだし、日本ならば、折り紙用の紙も100均で安く手に入ります。
キッチン
においのうつった保存袋。
ジップロックなどのビニール袋に匂いの強い食品を入れると、1回で匂い移りすると思います。
匂いを残さず、何度も使いたいときは、べつの適当な袋に入れてからジップロックに入れるといいでしょう。
でもそうすると、物やゴミが増えます。
だから、私の本当のおすすめは、ジップロック袋の使用は最低限にして、ガラス瓶、シリコンでできている袋、ビーズワックスでできたラップなど、ゴミなし生活をめざしている人が、入れ物に使っている物を使うことです。
浴室・洗面所
使い終わったコスメ、整髪料。
使い終わってなくても、自分の中で終わった製品はもう捨てたほうがいいです。置いておいても誰も使わないから。
これが、シャンプーなどの洗浄剤ならトイレ掃除に使えるでしょう。でも化粧品はよけいなものがいっぱい入っているから掃除に使いにくいと思います。
昔(30年ぐらい前のまだ日本にいたとき)、私は、化粧用のコットンに残った、ヘチマコロンなどのトナー系のローション(ねっとりしていなくて、水やアルコールに近いもの)で、窓のさんを拭いたりしました。
どれだけ貧乏性なんだと自分でもあきれますが、さらさらしたローションなら、掃除に使えますし、ベビーオイルは、ステンレスなどを磨くのに使えます。
しかし、「これ、掃除に使えるかも」と余っているクリームなどで、そのへんを適当にこするとかえって汚れが広がることがあります。
私は、お風呂掃除で、何度も失敗しています。
汚れが広がれば、よけいな作業が発生します。
成分がよくわかっていて、確実に掃除に使えると思うもの以外は、自治体の指示に従ってさっさと捨てたほうが、余計な手間もストレスも発生しません。
クローゼット
片方しかない靴下、伝線したタイツ。
靴下もウエスとして1回拭き掃除に使ってから捨てるといいでしょう。
私も穴のあいた靴下は全部ウエスにするし、夫も私の真似をして、靴下をいくつかに刻んだものを、キッチンの流しの下においてある洗剤入れに突っ込んでいます。
私のソックスは小さいのですが、夫は足が大きいので、ソックスも大きく、ウエスも何枚か裁断できるわけです。
見た目がよくないのでほかのところに保存してほしいのですが、ソックスを使い切るのは悪いことではないので何も言わずにいます。
こんなふうに廃物は掃除に使えます。
ただし、数はそんなに入りません。
古着をすべて部屋着にしたら、部屋着だらけになるし、歯ブラシやソックス、化粧品の残りを掃除に使うために残すと、半端な廃棄物が家の中にあふれます。
再利用を見越して何かをキープするときは、当面使い切れる分だけ残し、どんどん使い切ってください。
リサイクルの落とし穴、再利用願望がシンプルライフを遠ざける理由とは?
付録について
1月号にはこんな付録がついています。
1つはレシプビック、もう1つはスケジュール帳です。
スケジュール帳は日付を書き込むタイプです。スケジュールを書いても、To-doリストにしても、捨てるものリスト/捨てたものリストを書いてもいいでしょう。
反対側のページは、自由に使えるので、ブレインダンプやモーニングページに使うといいでしょう。
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
壁にかけることを想定して、縦型のデザインになっているんでしょうね。ノートとして使うには使いにくいデザインです。
表紙には、CALENDAR 2024と書いてありますが、これは裏表紙にのっているカレンダーのことであり、ウイークリーのページ(7日ぶんのTo-doが書けるところ)は、26週分しかありません。
私はメモ帳として、もう使い始めました。
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「サンキュ!」に掲載された記事の補足をしました。
アマゾンには電子版もあります(当然、付録はついていませんが安い)。
2つ目の特集は「一生お金に困らない生き方」ですが、無駄な物を買うのをやめると、長い目で見るとお金がたまります。