『モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術 』

ミニマリストになるために

『モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術 』を読んで、だいぶ書類を断捨離しました

「机の上のごちゃごちゃ」はあなたの頭の中の混乱を表している、なんてよく聞きますね。ミニマリストなら、できれば机の上はすっきりさせて、効率よく仕事をしたいもの。

きょうはそんな「机の上のごちゃごちゃ問題」を解決してくれる本をご紹介します。

モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術 』土橋正(つちはし・ただし)著



土橋正とは?

著者の土橋さんの仕事はステーショナリー・ディレクター。
ステーション(station)は英語で駅のことですが、駅員さんではありません。

ステーショナリー(stationery)とは文房具のことです。

昔、駅やお店で商売をしていた、ステーショナー(stationer)と呼ばれる商売人がいて、このステーショナーの扱っている品物がステーショナリーなのです。

ステーショナリー・ディレクターは、新しい文房具の商品開発や、文房具のPRのコンサルティングなどをします。

だから、著者はとても文房具に詳しく、オールアバウトのステーショナリー・ガイドをやっているほどです。

こちら⇒[ステーショナリー・文房具] All About|ペン・ノート・ファイル・手帳などの文房具を紹介

土橋さんは、もともと文房具が好きなのでしょう。

始めは筆子のようにたくさん文房具を持っていらっしゃいました。

商売にするぐらいだから、きっと山のようにあったんじゃないでしょうか。それが、180度転換して、現在仕事に使うペンや事務用品はペンケースに入る分だけです。

職場にもブックスタンドなど、美しく機能的なものだけを置いて、あとはとてもスッキリしてます。

彼は、たくさんある文具の中から、ある考えのもとに厳選した物を使い、とてもシンプルなオフィスで仕事をしているのです。

そのある考えが「ミニマリズム」。

職場にある物を、極限まで減らしたら、かえって快適で、集中して仕事ができ、結果として仕事がはかどっている、と彼は言うのです。

はしがきにある、「シンプル」と「ミニマリズム」の違いに、筆子、多いに納得しました。

(ミニマリズムとシンプルという言葉の、辞書による定義を書いたあとで)

…いずれも結果として外観が単純であるという点では似ているところもあります。しかし「ミニマリズム」は本当に必要な部分だけを残し、それ以外の不要なものは削ぎ落とした結果としてのシンプルさである、と思うのです。

単にシンプルということではなく、ある哲学にもとづいて内側からにじみ出てきたシンプルさとでも言いましょうか。

そうなのです。「ミニマリズムとは、選びとることである」、と筆子も思っています。雑多なものは、手放し、自分が選びとったものだけを持てば、仕事がやりやすいのですね。

というのも、必要最低限だけ持っていれば、何か仕事道具を使うとき、「探す」「迷う」「選ぶ」という3つの思考から解放されますからね。

ペンがほしい⇒1つしかない⇒それをがしっと握って書く。

アクションは2つだけですむので、すぐに仕事に取りかかれるというわけです。

これはオフィスでの仕事に限ったことではありません。筆子は毎日ほぼ着たきり(ユニフォームとも言う)なので、毎朝、服を選ぶ必要がありません。

バッグも靴も自分の定番を使っていますから、出かける準備も家族3人の中で1番速いです。もう一瞬です。

バッグの話⇒バッグだけ見てると30代ミニマリスト?レディースではなく男女兼用タイプが好みです

娘は衣装もちだし、髪の毛をまいたり、化粧をするのに時間がかかるので、9時に家を出る日は、その2時間前には起きています。

夫もやたらジャケットや靴を持っているため、毎朝、天候を調べて、いちいち迷いながら服装を選んでいます。ひどいときは、1度出かけたあと、舞い戻ってきて、ジャケットを着替えることも。

要するに、モノが少ないと、本来すべきことに、すぐに取りかかることができ、しかも目の前にガラクタがないから、視覚的なノイズも少ないため、集中して行えるのです。

この本には、著者がミニマルなワークスタイルにたどりついた経過、どうしてミニマリズムがいいのか、実際にどんな事務用品をどうやって使っているのか書かれています。

グッズはどれも機能的で素敵ですが、ちょっとお高いです。





書類のミニマル化はどうするか?

サブタイトルにある「書類の山からの解放」ですが、これは書類のデジタル化によって実現しています。著者は、すべての書類をデジタル化しているわけではないのですが、とっておきたいものはスキャンしています。

本体ごととっておく必要のあるものは、紙ならファイリング、雑誌なら収納場所に入る分だけ保管。

ミニマリズムですから、その判別はシビアです。書類はとっておくからたまるのであり、用途によって分け、終わったらどんどん外に出すことが大切なのです。

土橋さんの仕事術はこちらの記事で、一部垣間見ることができます。本にも出てくる、『レバレッジ・リーディング』の著者、本田直之氏との対談です。

前編⇒「モノが少ないと、快適に働ける」

後編⇒仕事道具を減らすと、集中力がみなぎる

著者は自分でとったノートもスキャンしています。つまり「自炊」ですね。そのために、わざわざ解体しやすい月光荘のスケッチブックを愛用。

ものぐさでズボラ主婦の筆子にはスキャンをする気力がありません。ですが、対談相手の本田さんが行っている、「書類の大切なところを、iPhoneで写真にとる」という方法は、取り入れました。

「ちょっとの間だけとっておけばいい」、という書類は、iPhoneでバチバチ写真にとって、用がすんだら削除しています。確かに紙ゴミが減りました。

また、土橋さんの、「書類の流れを意識する」という考え方にのっとって、「書類⇒筆子⇒外へ」というフローを意識しながら、書類の断捨離に取り組んでいます。

くわしくはこちらでご説明⇒情報デブはもう卒業~書類を捨てるために必要なたった1つのこととは?

ミニマリストを目指す方、特に、筆子のように、書類がたくさんあってなんとか断捨離したい人には、いろいろ気付きの得られる本です。文房具が好きな方にもおすすめです。

私は、去年の6月10日に、「ミニマリズム」というサブタイトルに惹かれ、キンドル版を定価(936円)で購入しました。ですが、「単行本で買ったほうがよかった」、とちょっと後悔しています。

というのも、本には土橋さんのすっきりした仕事場や、機能的な文具や家具の写真がたくさんのっていますからね。

☆著者、土橋正さんのブログで、お部屋の写真を見ることができます。
文具で楽しいひととき ブログ:本「モノが少ないと快適に働ける」

☆筆子のあまりおしゃれではない筆記具はこちらでご紹介しています。
大量に文房具を断捨離したあと、筆記具は手持ちのものを使い切る方針へ

☆エピローグ
私は小さいときからなぜか文房具が大好きでした。思えば、家にたくさんあるのに、ずいぶんいらない物を買ったものです。

東急ハンズに行くと、特に必要もないのに、目についたボールペンの書き味をためして、時間をつぶしていました。

文房具って一つ一つの値段はそこまで高くないから、気軽に買えるし、いい気分転換になりますよね。今は自分の定番が決まったので、気晴らしに文具を買うことはなくなりました。





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