ココアを飲む人

ミニマルな日常

ミニマリスト流~少ないもので快適に冬を乗り切る防寒術

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きょうは私の防寒法をお届けします。

私はカナダでも、かなり寒い都市に住んでおりますが、物を増やさない寒さ対策を心がけています。

筆子の寒さ対策の3原則

まず、私が心がけていることをお話します。

1)必要最小限のアイテムで最大限の効果を得る

さまざまな防寒グッズが発売されていますが、数を増やさないようにしています。

2)そこそこ品質のいいものを選び長く使う

ダラーストア(カナダの100円均一ショップ)は利用せず、ふつうの店で商品を買っています。

私がめったにダラーストアを使わない理由は以下の3つです。

・品揃えも質もそんなによくない気がする

・安物を買ってしまうと大事にできない(私の場合、そういう傾向があります)、従って廃棄するゴミが増え、環境に負荷をかける

・地元のビジネスをサポートできない

もともとそんなに買い物に行かないので、ダラーストアもめったに行きません。

3)必要なところだけ暖める

暖める意味のあるところだけを暖めるようにしています。

具体的には、部屋に暖房器具をあれこれいれず、自分自身を温めます。

カナダの住宅はセントラルヒーティングなので、日本のようにストーブやこたつで局所的に暖める必要はさほどないという事情もあります。

では、以下に具体的な工夫を紹介しますね。





重ね着する

私は通年で同じような服装をしており、寒くなったらその上に重ね着します。

私の経験では、薄めのものを何着か重ねるほうが、たとえば、Tシャツの上にいきなりコートやダウンジャケットを着るよりずっと暖かいです。

ベースは、綿のTシャツ(半袖)+綿のレギンスで、これは1年中同じ。

寒くなったらこの上に長袖のTシャツや綿のパーカー、ニットのカーディガンを着て、もっと寒くなったらダウンジャケットを着ます。

足元は、レギンスの上にゆったりしたジーンズを重ねれば、氷点下20度ぐらいの中を1時間ぐらい歩いても大丈夫です。

とはいえ、数年前から私は、氷点下15度より低いときは散歩やジョギングに行かないようにしています。

重ね着のコツですが、天然素材の服を使ったほうが静電気を防ぐことができます。

私が天然繊維を選ぶ5つの理由~静電気が健康に及ぼす害はあなどれない

天然繊維多めの服で、定番のデザインのものを選んでおけば、季節によってあれこれ取り揃えなくてもすむでしょう。

首と頭を温める

防寒するとき、特に温めると効果があがる部位は身体の中心(体幹)と末端です。

私が意識して温めているのは首元と頭です。

首は太い血管が集中しているので、ここを温めると全身の血行がよくなり、体感温度も上がります。

以前も紹介したことがありますが、メリノウールのバフ(ネックウォーマー、首巻きみたいなもの)を愛用しています。

こちらに写真あり⇒年末は今年買った服を振り返ると、今後の買物の失敗が減ると思う。

これは本当に重宝していて、長いからびよーんと伸ばして、頭を覆うことも、口を覆うこともできます。

頭を覆って、その上にニット帽をかぶれば、冬用の分厚いニット帽をしなくてもすみます。

もちろん、手袋もしています。

足元は、5本指ソックスを一足履くだけですが、すごく気温の低い日はその上からもう1足履きます。

ですが、先日、noteのつぶやきで紹介しましたが、冬用のアンクルブーツを買ったので、今のところ綿のソックス1足だけで大丈夫です。

家の中ではひざかけを使用

先ほども書きましたが、家は常時ヒーティングされているので、とくに暖房器具は必要ありません。

現在、室温を19.5度に設定しており、ふつうはこの温度で快適に過ごせます。

ただ、この温度は、リビングエリアにあるサーモスタットの設定なので、少し離れたところにある小さな寝室は、たとえば今は17.8度です。

この部屋の温度はそのときの外気温や天候によって下がったり上がったりしますが、サーモスタットを19.5度に設定しておくと、冬場は18.5度以上にはなりません。

18.5度だとちょっと寒いです。

昼間はだいたいリビングエリアで仕事をしていますが、朝方や夜は寝室にいることが多いので、このときはカーディガンをはおったり、ひざかけをしたりします。

特に下半身が冷えるので、ひざかけを巻きます。

朝方、身体が温まっていない状態で仕事しているときも、下半身にひざかけを巻くことがあります。

実はクリスマス前に、ストールかロング丈のスカートを買って防寒しようか思い、ネットで商品を見ていたのですが、家の中で使うだけなので、ひざかけを腰に巻き、クリップ(ビニール袋の口を止めるもの)で止めて固定する形に落ち着きました。

身体を温める

防寒するときのキーエリアの1つである体幹も温めるようにしています。

具体的には以下をしています。

1)飲み物で温める

通年で温かい飲み物しか飲みませんが、冬は特によく飲んでいます。

私が飲むのは、ホットレモンウォーター(レモン汁をお湯で割ったもの)やハーブティです。

ホットレモンウォーターでデトックスしながら免疫アップ。でも歯に悪いから注意

昨年5月に引っ越してきてからは、朝食に野菜スープを飲んでいますが、これも身体を温めてくれます。

夏でも冷たいものは飲まないし、飲み物に氷を入れるのも、ふつうはしません。

去年、常温の水以外で冷たい飲み物を飲んだのは、2回だけです。

夏、すごく暑い日があり、たまたま娘と一緒だったので、スターバックスで、冷たいドリンクを買って飲みました。

この日は本当に暑かったので清涼感を感じましたが、ちょっと暑いぐらいのときに、冷たいドリンクを飲んでいたら、ここまでの清涼感は得られなかったでしょう。

娘は冬でも、冷たいラテをオーダーしていますが、寒くないんでしょうか?

2)身体を温める食材を利用する

冬だから、というわけではありませんが、ショウガやニンニクを毎日食べています。

特に冬はショウガのハーブティの消費量が増えるし、たまに、チャイ風の味がするハーブティも飲みます。

ふつうチャイは、カフェイン入りの紅茶(アッサムとか)で作るものであり、ハーブティだとパンチに欠けますが。

もともと私はシナモンやショウガ味が好きなので、秋冬はこうしたスパイスを加味した商品が増えるので適宜利用します。

ショウガとニンニクは、毎朝飲んでいる野菜スープにも必ず入れています。

3)運動して温める

身体を動かすこともよくします。

冬場は気温が下がり、天候がよくない日も多く、路面が凍りつくこともあるので、どちらかというと自宅でミニトランポリンをすることが多いです。

ずいぶん昔にも書きましたが、ミニトランポリンは軽い有酸素運動なので、全身の血流がよくなります。

ミニトランポリン歴1年7ヶ月の私が伝える、7つの健康効果

以前、冷え性の改善法を書いたことがありますが⇒冷え性の7つ理由とその対策。靴下より健康の底上げを

靴下を何枚も重ねるよりは、運動をして体質改善をしたほうが、「ものが増えない」という面では効果的です。

■関連記事もどうぞ

スロージョギングやウォーキングなど運動に関する質問とお便り特集。

冬の夜、温かくして寝る簡単な方法12選。

暖房を使わずに室内を温かくする7つの方法

****

私のシンプルな防寒方法を紹介しました。

お風呂で身体を温めるということもよくしています。

以前、湯たんぽを使っていたこともありますが、これは友人からプレゼントされたので使っていただけで、よくよく考えると、必要ではないので、そのうち使わなくなりました。

日本はカナダと事情が違うので、私の方法が使えない場面もあるかもしれませんが、「ものを増やさない」と条件を加味しておくと、節約になるし、家事の時間も減ります。

あなたが寒さ対策で工夫していることなどありましたら、教えてください。





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