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筆子の新刊、『それ、いつまで持ってるの?』が10月30日に発売されるので、お知らせします。
捨てにくいものに焦点をあてた、書き下ろしの文庫本です。
すでにアマゾンでは予約を受け付けています。
⇒Amazon.co.jp: それ、いつまで持ってるの?: 部屋と心を整える「ガラクタの捨て方」 (王様文庫) : 筆子: 本
文庫なので、単行本より買いやすいお値段です。興味のある方は、ぜひお手に取ってみてください。
電子書籍も同時に発売されます。
では、ここから、内容を詳しく紹介しますね。
『それ、いつまで持ってるの?』で伝えたかったこと
ものをためこみすぎると、生活がしにくいので、不用品は捨てたほうがいいのですが、なかなか捨てられませんよね?
・いつか使うから
・思い出があるから
・捨てるのはもったいない
こんな気持ちから捨てられません。つまり、すべて気持ちの問題です。
この本では、捨てにくいと私が思うものを5つとりあげ、さまざまな思いと向き合って捨てる方法を書きました。
目をつむって、「えいや!」と捨てるのではなく、自分の気持ちと折り合いをつけて捨てることをおすすめしています。
最初から最後まで何かを捨てる話です。
捨てにくいものを5つ解説
全部で5章あります。

第1章:思い出の品
写真や手紙、子どもが作ったもの、贈り物などの捨て方を書いています。
思い出の品は、大事なものではありますが、数をたくさん持つ必要はないというのが私の考え方です。
数が多すぎると、結局、段ボール箱に入れて物置や押し入れにしまいこむことになり、存在を忘れてしまいます。
第2章:過剰ストックと実用品
買いすぎて使い切れないストック品や、日常で使うものの整理の仕方です。
ストック品のほかは、書類、入れ物、ガジェットなどを取り上げました。
ティッシュ、洗剤、ラップ、電池、マスクなどは「いくらあっても困らない」と思って、安いときにどんどん買い足すかもしれません。
でも、多すぎても使い切れないので、結局数年後に、捨てることになります。
こうした品をたくさん持ってしまうと、場所を取ります。
今、地価が高く、住宅ローンや家賃も高額です。
使わないもののために、住宅費を払うのはもったいないです。
第3章:野望ガラクタ
野望ガラクタは、「これを買えば、こんな自分になれる」と思って買ったけれど、今の自分とのギャップがありすぎて、結局使わないまま、放置されているものです。
衣類や、昔の趣味で使っていたグッズ、積ん読本、健康器具などを取り上げました。
私も若い頃、読みきれない本がたくさんあって、大量に捨てた経験があります。
多少の積ん読本はあってもいいと思います。それは、知的好奇心の表れなので、勉強熱心な未来の自分へのプレゼントとも言えます。
ですが、本は物理的にも精神的にもずっしり重いアイテムです。
特に紙の本は重いし、収納スペースを取ります。
ぐしゃぐしゃの本棚は視覚的ノイズになるし、「読まなきゃ」「なんとかしなきゃ」と考えるのも気持ちの負担になります。
私なら、もう読まない本は手放します。「買ったお金がもったいない」と思うかもしれませんが、ブックオフなどに持っていけば多少はお金になるでしょう。

第4章:実家の片付け
実家にある自分のものと親のものをどう捨てていくか説明した章です。
親のものは他人のものなので、異なる戦略が必要ですが、それを8つのコツにまとめました。
とりあえず、自分のものから捨て始めてください。
第5章:やめられない習慣
最後はやめたいけど、なかなかやめられない悪習慣を取り上げました。
食べ過ぎ、ネガティブ思考、スマホ依存の3つを説明しています。
本当は、買い物依存について書きたかったのですが、編集者の意向を尊重しました。
考えてみれば、買い物については、いつもブログに書いていますから、この本でしか読めない内容になっていると思います。
初のイラスト入り
私の本としては初めてイラストが入っています。

イラストの数は多くありませんが、どれも素敵なので、楽しんで読んでいただけるでしょう。
この本は、執筆に時間をかけただけでなく、構成や校正刷りのチェックを何度もしました。
その分、いい本になっていると思います。
この本が役に立ちそうな人
興味のある方はどなたにも読んでいただきたいのですが、特に、以下の方におすすめします。
・ものを捨てる発想が全くない人
・ものだらけの実家を片付けたいと思っている人
・手放したい悪習慣がある人
・スマホを使い過ぎている人
・何度も部屋を片付けようとしたけれど、少し片付いたあとやめてしまい、またぐしゃぐしゃに戻っている人
・こわれたものや期限切れのものなど、明らかなガラクタは捨てられるけど、「まだ使えるもの」を捨てられない人
・ものが多すぎて暮らしにくい人
・手紙や写真を捨てられない人
・ものに思い入れがありすぎて、子どもの頃から現在まで集めたものが大量にある人
・老後を見据えて生活をダウンサイジングしたい人
・毎年、年頭に「今年こそ断捨離する!」と決めるのに、結局断捨離できない人
・何年も『筆子ジャーナル』を読んでいるのに、ものがいっこうに減らない人
・以前断捨離をしてスッキリしたのに、いつのまにかものが増えている人
この本を読んでいただき、今度こそ、捨ててください。もし、行き詰まったら、メールをいただければ、解決法を記事にします。
『それ、いつまで持ってるの?』基本情報
書名:それ、いつまで持ってるの?: 部屋と心を整える「ガラクタの捨て方」
発売日:2025年10月30日(木曜日)
出版社:三笠書房『王様文庫』
価格:847円 *電子書籍も紙本も同じ価格です。
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新刊、『それ、いつまで持ってるの?』の発売をお知らせしました。
文庫本で小さいので、通勤のお供にもおすすめです。
この1冊が、あなたとものとの関係を見直すきっかけになればうれしいです。
読んで感想や質問などありましたら、お気軽にお寄せくださいね。












































