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新しい年になってもう10日経ちました。今年こそは「無駄遣いを減らしたい」「不要なものは買わない」と心に誓った方も多いかもしれません。
無駄遣い防止にとても役立つのが、買い物の記録をつけることです。
今回は、読者の hitujiさんからいただいたお便りを紹介し、記録しているのに効果が感じられないときの見直し方を提案します。
hitujiさんは毎年記録をつけているそうですが、去年は少し記録することに飽きた時期があったそうです。
まずお便りを紹介します。
2025年の買い物を振り返って
2025年分の買い物を振り返りました。
1年間の購入金額の合計は142,192円で、
詳細は
– 洋服22点 62,811円
– コンタクトレンズ 11,007円
– 手袋2点 6,300円
– 下着、ソックス11点 7,939円
– バッグ1点 21,000円
– 折りたたみ傘 6,600円
– 日記帳、文具など4点 5,120円
– 雑貨、化粧品6点 11,844円
でした。
今年は昨年より反省点が多い年となりました。
まず、記録することに飽きてきたというか、記録を3ヶ月以上しなかったり、惰性的に記録してしまいました。
よって、良く考えずに購入してしまい、同じような物だったり、必要でなかった物がありました。
具体的にはパーカーを3点購入したり、やや高価な夏用下着は1度も着ませんでした。
良かった点は、旅行、行事の前に何も買い物をしなかったことと、バッグと傘を気に入ったものが購入できました。
2026年は、もっとこまめに記録して、何をどういう目的で買ったのかちゃんと確認することと、購入する前に自分の持ち物を見ようと思います。
せっかく記録しているので、効果を出すようにしたいです。
hitujiさん、お便りありがとうございます。
去年の買い物の様子をシェアしていただき、うれしいです。とても参考になりました。
1年間の合計金額を1円単位まで出して、項目ごとに何点買ったか把握しているなんてすごいですね。
記録が途切れた時期があったとしても、最後には集計して、自分の傾向をはっきり分析できているので素晴らしいです。
バッグや傘は、記録を通じて自分の好みを把握したからこそ、満足できるものを手に入れられたと思います。
人はどうしてもネガティブなほうに目が向きやすいので、うまくいったことにもっと意識を向けてください。
ポジティブな気持ちで記録をつけた方がうまくいきます。
hitujiさんは、記録そのものができない人ではありません。ある程度記録をできている人が、ぶつかりがちな壁にぶつかっている気がします。
飽きない工夫を中心に、いくつかアドバイスしますね。
記録していても、買い物で失敗する理由
記録しているのに無駄な買い物が減らないとき、問題は記録の仕方や量ではありません。
記録と行動が切り離されていることが問題です。
こんなふうになっていませんか?
・記録が作業になってしまう(惰性でつける)
書くこと自体がゴールになり、レシートの数字を写すだけ、スプレッドシートにデータを入力するだけ。こんな状態だと、脳は何も考えません。
・振り返る機会がない
記録するだけで、内容をまったく振り返らないと、次の買い物に活かせません。
買い物のあと、記入するとき、以前の記録もちらっと見てみるといいでしょう。
私はスプレッドシートにまとめているので、一つ入力したらほかのものも見たり、去年や数年前のスプレッドシートを見直したりします。
過去の記録を意識して見ると、給料日前後に無駄遣いが多いとか、疲れているときに洋服を買いがちといった傾向が見えてきます。
・記録と意思決定がつながっていない
記録して考えたことが、次の買い物を決めるときに活かせないと、パーカーを何着も買ってしまうなんてことが起きます。
記録を取っているときや見ているときと、ものを買う時の場所やタイミングはふつう違います。
違って当然ですが、このズレが大きいと記録したことを活かしにくくなります。
記録しているノートを家に置きっぱなしにするより、スマホでいつも見られるようにしたほうがズレがありません。
もしくは、記録して得た気づきだけを手帖にメモして、いつでも見られるようにするといいでしょう。
記録するのに飽きるのは、自然なこと
「記録することに飽きちゃって失敗した」と自分を責める必要はありません。人はもともと、物事に飽きるようにできています。
いつも同じことをしていると、同じ刺激を受け続けるので、飽きてしまいます。少し刺激を変えるようにしましょう。
具体的なやり方は、最後の項目で詳しく説明します。
文字が羅列しているだけだと、変化が見えにくいため、飽きやすいと思います。
集計を年末にまとめてするのではなく、1ヶ月ごとにするといいかもしれません。
そのとき、1ヶ月を振り返って、「今月はこんなことができたなぁ」「こんな風にできたから、ちょっと望む生活に近づいたなぁ」と考えてみましょう。
無駄遣いをしたときに記録するのはちょっと苦痛ですよね。
そこで、たとえお金を使いすぎてしまっても、自分を責めることはしないで、淡々と記録してください。
記録を続けるより大事なこと
記録は目的ではなく手段です。
買い物を記録する行為で本当に大事なのは、毎日続けることではありません。
自分の目的に近づいているかどうかが重要です。
記録した結果、得たいゴールがあるはずなので、その目的を再確認してみましょう。
目的は人によってさまざまです。
たとえば、短期的な目的は、次の買い物の行動を変えること、もしくは、すぐに買ってしまわず、「ちょっと待て」とブレーキをかけられるようになることかもしれません。
長期的な目標は、自分の価値観に沿ってお金を使えるようになること、予算があるなら予算通りに買い物をすること、貯金を増やすこと、収入の〇〇%を買い物に使うという目標を達成することなど考えられます。
hitujiさんも、今の自分の目的を改めて考えてみてください。
その目的は去年とは違っているかもしれません。
ある程度その目的を達成できているなら、時々記録することを忘れてしまっても、大きな問題はありません。
飽きずに続ける3つのコツ
記録することに飽きてきたら、少しやり方を変えてみましょう。
具体的な方法を3つ紹介します。
1.記録する環境を変える
これまでとはちょっと違う記録の取り方を試してください。
たとえば、
・新しいノートを使う
・デジタルで記録する
・記録する時間や場所を変える
こんな方法があります。
私はいつもGoogleのスプレッドシートに記録していますが、去年はデジタルプランナーに写真付きでも記録してみました。
写真を入れると視覚的に楽しくなるので、めんどくさくなければおすすめです。イラストを描くのもいいですね。
場所は、家の中で変えてもいいし、カフェや図書館、会社で記録を取ったりするのも、新鮮に感じられるでしょう。
◆私の買い物の記録法はnoteに書いています⇒買い物の記録方法:筆子の場合
2.書き方を変えてみる
金額や商品名だけではなく、買った理由や今の気持ちなども書いてみましょう。
感情をメインに書くと、読み返した時に面白いものができます。反省だけでなく、よかったことに意識を向けてください。
記録する目的につながる書き方をするのもおすすめです。
私は買い物の頻度を抑えたり振り返ったりするために書いているので、金額は書いていません。
何を書くと自分の目的に近づくことができるか考えて書いてみましょう。
1番でも書きましたが、視覚的に楽しめるようにすると、記録をするのがもっと楽しくなるかもしれません。
3.記録する頻度を変える
買い物してその都度、書くのではなく、週末にまとめて、あるいは月に一度振り返る方法も試してください。
しょっちゅう買い物をする人はあまり間を開けると忘れてしまうので、ちょうどいいタイミングを見つけてください。
セールの時期やストレスが多い時だけ集中的に記録するのもいいでしょう。
品目を決めて記録するのもおすすめです。
私も、以前ナッツを買いすぎていた時、ナッツ類だけ買った日付、内容、金額を書いていたことがあります。
こんな風にメリハリをつけると、飽きないと思います。
◆参考記事もどうぞ。
30日間待つノートで、ますます買い物したくなるときにやること
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買い物をして、その都度つけるだけでも、記録を取る役割は十分果たせると思います。
何も記録していないと、その買い物を振り返るチャンスがありませんから。飽きない工夫をして、記録したことを次の買い物につなげる工夫をしてみてください。
記録のハードルを上げると続かないので、やることはできるだけシンプルにしておきましょう。














































