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物を捨てるといいことがいっぱいおこります。私が断捨離や片付けをして「よかったな、こんな効果があったな」と思うことを5つ紹介しますね。
習慣を見直すことができたので、生活そのものが変わってきました。
そんな暮しを6年以上続け、いろいろと得がたいものを手に入れました。今回はそのうちの5つをご紹介しますね。
☆私が断捨離によって得た5つのもの☆
1.すっきりとした部屋
2.余分な時間
3.お金が残るようになったこと
4.健康
5.穏やかな気分
1つずつ説明します。
1.すっきりとした部屋
断捨離の基本は「不用品を捨てること」。それを徹底したので、部屋がすっきりしました。当たり前といえば当たり前のことです。
本当は、「スッキリとした住環境」と書きたいところですが、残念ながら夫の「モノ」がキッチンや居間に侵入しているので書けません。
しかし、昔は山のようにあった本、雑貨、衣類、娘のおもちゃどなど全て捨てることができたので、とてもスッキリしました。
掃除や管理が楽に
モノが減ったので、当然掃除が楽になりましたし、自分のモノなら、家にあるのかないのか即答できるように。
「あれって、たしかどこかにあったけどどこだろ」と感じることがなくなって本当によかったです。
「どこかにあるはずだけど、どこにあるのかわからない」状態ってけっこうストレスですよね。
視覚的ノイズが減った
以前は、ごちゃごちゃのクローゼットや、くしゃくしゃのキャビネットを持ち、本の山があちこちにできている部屋の中に住んでいました。
昔の部屋の写真を見ると、「ううっ」となってしまいます。
モノが少なくなった現在は視覚的ノイズが少なく、神経を逆なでされるようなことがありません。
自分で選んだものに囲まれているのはなかなかいい
現在手元にあるモノは、「ときめく」から置いているものばかりではありませんが、それなりの理由があって残しているモノばかり。
私はモノにこだわるのをやめたので、高価な「ミニマリスト御用達の何か」を持っているわけではありません。ですが、ボールペン1つにしても、自分にとって使い勝手のいいものを毎日見ているので、気分がいいのです。
2.余分な時間
モノを管理する時間が減った
毎回書いていますが、モノが減ったので管理に費やす時間が減り、そのぶんほかのことに使えるようになりました。
たとえば、私は、衣替えをもう何年もやっていません。
カナダは日本のようにきっちりとした四季があるわけではない、というのもその理由の1つではありますが。
手持ちの服が16着なので、シーズンかかわらず、すべて仕舞いこむことなく、出しておくことができます。
出したりしまったりをする時間が浮いたということです。
買物に費やす時間が減った
モノを買わなくなりましたので、買物をする時間や買う物を検討する時間も減りました。
やることそのものが減った
物理的なモノだけでなく、タスクも減りましたので、その分時間が浮きました。
これについてはこちらに詳しく書いています⇒小さな暮しを満喫中~生活をダウンサイズしてやらなくてもよくなった7つのこと
3.お金が残るようになったこと
モノを捨てていると、いかに捨てるのが大変なのか身にしみます。よって、よけいなモノを買わなくなります。
私の場合、モノを減らしているうちに、ミニマリスト志向になりましたから、買物は最小限になりました。無駄遣いも減り、いわゆる浪費も少なくなりました。
今でも、買物に失敗することはありますが、昔に比べたら、無駄な買物は格段に減少。「娯楽としてのショッピング」「暇つぶしでする買物」「ストレス解消のための買物」をめったにしなくなったのです。
「買わない暮し」になり、無駄なものを買う分のお金が残るようになりました。
湯シャンや肌断食をしているので、化学薬品にお金を使うことも減りました。
関連記事⇒セルフカットのすすめ。時間もお金も大幅に節約できる
4.健康
ものがいっぱいあるときは、不健康だったと思います。
昔は不衛生な部屋に住んでいた
まず物理的に部屋が汚かったので不衛生でした。そうじも大変なので、きっちりできませんでしたし。
特に私は「本が汚かったな」と思います。古本には「シミ」という小さな虫が生息しますが、私、あれを飼っていたような気がします。
積ん読歴が長かったですから。
段ボール箱もたくさん持っていたので、それに生息していた可能性も。
からだによくない食べモノを断捨離した
断捨離生活を続けるうちに、少食、粗食、エコロジーなどに関心が向かい、結果、不健康な食べものをとらなくなったので、より健康になったと思います。
関連記事です:
白砂糖はこんなに体に悪い~私が砂糖をやめた理由とは?
カフェインの本当の恐ろしさにせまる~私がカフェインをやめた理由とは?
心の健康もアップ
ストレスが減ったので、メンタル面も健康になりました。その点については、5番に詳しく書きます。
5.穏やかな気分
本当の自分を生きるのに近づいた
自分で選択しながらモノを捨てていると、多少なりとも自分の人生を生きている、という気分になります。
これまで、たくさんのモノを買ってきました。買ったのはもちろん自分ですが、自分が本当にほしいものがわからなくて、なんとなく社会やその場の状況に「買わされた」と言えなくもありません。
それに加えて、粗品やおまけなど、たくさんのもらいものに囲まれていました。
せっかくもらったから、なんとなく使うのですが、自分で選んだものではないから、「なんか今1つ好きになれない」という気持ちを心の奥底にくすぶらせていました。
さらに私は、昔はかなりモノにこだわるタイプだったのですが、どんどん捨てているうちに、「物は物でしかない」のであり、1番大切なのは自分だ、と考えるようになりました。
すると物に執着したり、こだわることが少なくなったのです。
物にふりまわされることがなくなり、「あれが足りない、これも足りない」と思わなくなったので、以前より気持ちが穏やかになりました。
人の目があまり気にならなくなった
私は若い時はとても自意識過剰でした。人の目が気になるタイプだったのです。
しかし、断捨離をするうちに、より自分らしさを大切にするようになりました。まわりの意見や評価にふりまわされない「自分軸」がしっかりしてきたのです。
世間の常識や固定観念にとらわれていると、物をざくざく捨てることはできませんからね。
自分の気持ちに忠実に生きることが多くなったので、周りはさほど気にならず、毎日楽しく幸せ度があがったと思います。
物以外のものを大切にする暮し
よくシンプルライフは心が豊かになるといいます。たぶんそれは、この世は物だけでできているのではない、と気づけるからではないでしょうか?
消費生活から、一歩身を引くと、太陽のあたたかい光、木々の緑、朝のひんやりした空気、鳥の鳴き声、ゆったり流れる午後の時間など、お金や物に関係ないものの存在感が増します。
こうしたものはとてつもなく日々の暮しを豊かにしてくれます。
「人間は自然と調和して生きているんだ」、と実感できたのも、断捨離効果の1つです。
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断捨離は単に一時的に部屋の掃除をすることにとどまりません。身の回りの不用品を捨てるのは心の整理になります。
心の整理ができるので、暮らしの質があがるのでしょう。
私が真の意味で自分軸で暮らせるようになったのは、50歳を過ぎてからです。もっと早くからしっかり断捨離しておけばよかった、と思わなくもありませんが、過去に起きたことは、すべて必要なことだったのかもしれません。
こんなふうに思えるのも断捨離をしたおかげでしょうね。