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50歳のときから走り始めたスロージョギングについてお伝えします。冬場以外は毎日走っています。このおかげでとても健康になりました。
スロージョギングとは?
スロージョギングとはとてもゆっくり走ることです。
足をあげず、地面を蹴らず、ゆ~っくり、ゆ~っくり、歩くようなスピードで走ること。
2009年の9月の終わりに当時購読していた、All About ガイド メールマガジン 【シンプルライフ】というメルマガでスロージョギングのことを知りました。
走るのが嫌いな筆子にもできそうに思えました。実際ゆっくり走ってみたら、高校を卒業して以来、30年以上走っていなかったのに、ふつうに30分走ることができて驚いたものです。
「これなら続けられる」
そう確信しました。
季節はちょうど、秋から冬に移る頃。ウォーキングでは、そろそろ寒くなってきていました。
ウォーキングについてはこちら⇒ウォーキングはダイエットと健康に不可欠、そして暮しの質も高くなる
この記事に書いたように、昔、筆子は毎朝6時頃家を出て、川沿いの道を35分~45分ほど散歩していのです。しかし、冬が近づき、寒さで歩いていられなくなったのです。
走っても苦しくないスロージョギング
筆子はせっかちなので、はじめはあまりにゆっくり走るのが苦痛でした。肉体的には苦しくないのに、心理的に苦痛だったのです。ランニングをしている人はもちろん、散歩しているおばあさんにも抜かれます。
けれども、同じ距離の早歩きより、スロージョギングのほうが健康によく、消費エネルギーも1.6倍と知り、走り続けることにしました。
本当に全然苦しくならないので、「こんなんで効果あるの?」と思いましたが、走り終わった後、数日間、筋肉痛になっていたので、やはり歩いているときとは違う筋肉を動かしているようです。
ちなみに苦しくならないのは、乳酸が発生しないからだそうです。
走り方はこちらのページを参考にしていました。
超スローでも体にこんなにいいランニング [ジョギング・マラソン] All About
筆子は正しいフォームとか、走り方はあまり気にせず走っていますが、こんな感じで走ればいいようです。
※YouTubeで見る方はこちらから⇒「スローランニングのススメ」内容動画3 走り方・速さ・姿勢
今から6年前の秋に走り始めたので、50歳半で始めたことになります。今年で6年目ですが、冬場以外は基本的に毎日ジョギング。
距離を測ったことはありませんが、1時間ぐらい走っています。長距離を走るのが大嫌いだった昔の筆子からは考えられないことです。それもこれもスロージョギングが全然苦しくないからできるのです。
私はシューズやウエアにはこだわらないタイプでふつうのウォーキングシューズで走っています。
靴のこと⇒靴は4足持っています~非おしゃれ系ミニマリストの持ち物公開
スロージョギングは「ダイエットにいい」と言いますが、「走り始めたらすごくやせた」とは感じません。ただ、冬場走るのをやめていると太ります。
しかし、やせる、やせない、ということより、とても健康になったのが、大きな収穫です。健康面だけでなく、走り始めたらほかにもこんないいことがありました。
筆子が体感したスロージョギングの5つのメリット
1. 健康になった。
2. おおらかになった(イライラの軽減)。
3. フットワークが軽くなった。
4. 発想が豊かに。
5. 継続したことで自信がついた。
1つずつ説明します。
1. 健康になった。
始めて半年ほどで、確実に健康になったと実感しました。
筆子は、もともと病弱ではありませんが、それでも、以前はワンシーズンに、2,3回ふつうに風邪をひき、熱が2,3日続いたり、寝こむことがありました。
それが、めっきり風邪をひかなくなったのです。
H1N1という新型インフルエンザが流行っていた時期も、何ともありませんでした。
咳や鼻水など、風邪の初期症状が出ることはあっても、その晩、早めに寝れば、治ってしまうのです。
体力も以前よりつきました。
2. おおらかになった(イライラの軽減)。
子供の頃の筆子はかんしゃく持ち。こらえ性がなく、すぐにカッとなるほうでした。机の引き出しやドアにあたるはた迷惑なタイプ。
ところが毎朝のんびり走るようになったら、小さなことでくよくよしたり、些細なことにイライラすることが少なくなりました。
自然の中を走るのは気持ちのいいものです。
早朝の空、月、川、草木などを眺めながら走っていると、自分の悩みなぞ本当にちっぽけで、どうでもいいことに思えてきます。
3. フットワークが軽くなった
何かやらなければいけない時、さっと立ち上がってやれるようになりました。身軽になったのです。
昔は「どっこいしょ」という感じで動いていました。腰が軽くなったので、片付けや、家事も進むように。
4. 発想が豊かに
よく、スロージョギングすると、脳が活性化すると言われますが、これは本当だと思います。
ジョギングしていると、さまざまななアイデアがわいてきます。
「きょうはブログに書くネタがないわね」と悩む時は、パソコンに向かわず、走ることにしています。すると、走っているうちにどんどん書きたいことを思いつきます。
なんとなくうつうつとした気分のときも、少し走れば、明るい気持ちになります。
5. 継続したことで自信がついた
ウォーキングの記事にも書いたように、Flyladyというお片づけサイトでは、1日15分の運動がルーティンでした。
ポイントは「毎日」です。
正直、忙しいときや、疲れているとき、天候の悪いときなど、走るのをサボリたい日もあります。
しかし、そこをあえて走る。
自分との約束を守るのです。
自分との約束を守ると、セルフイメージがアップします。もっと自分のことを好きになり、自分を信頼できるようになります。すると、自信が生まれます。
健康が目的なら、スロージョギングは週に3回、1回20分ほどでいいそうです。しかし、筆子は、「継続する力」をつけたいので、毎日走るようにしています。
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以上の効能は別にスロージョギングでなくても、日々筋トレやヨガをすることで得られると思います。というのも、運動すると、気分が上向きになるエンドルフィンという物質が脳の中で分泌されるから。
以前、白砂糖の話でも書きましたが、エンドルフィンは脳内麻薬と呼ばれる、人の心に「快」の感情をもたらす物質です。
また、リズム運動をすると、セロトニンという心を穏やかにする物質が分泌されます。
筆子のイライラがなおったは、セロトニンのおかげかもしれません。
注意点としては、セロトニンは、激しい運動や疲れる運動、嫌いな運動をすると、濃度がさがるので、やりすぎに気をつけてください。
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どんな運動にも効能はありますが、スロージョギングはお金がかからないし、継続しやすいという利点があります。
私は筋トレもしますが、スロージョギングほどは熱心にやっていません。やはり外を走るのは気持ちがいいから続くのだと思います。
どんな運動も続けられなかったら、効果が半減してしまいますから。
スロージョギングを始めて本当によかったです。