人はなぜ物を集めたがるのか?~私はこうして収集癖を断捨離しました

私が捨てたもの

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なぜ人は物を集めるのでしょうか? そして、どうやったら収集をやめることができるのでしょうか?きょうはコレクションを断捨離する方法をお伝えします。

物を集めるとシンプルライフにならない

言うまでもなく、コレクションというのは断捨離やシンプルライフの敵です。集めれば集めるほど、物が増えますから。

カレン・キングストンも著書、「『ガラクタ捨てれば自分が見える』のパート2 Identifying Clutter(ガラクタを見極める)という部分で Collections(コレクション)をとりあげています。

カレンによると、人が物を集める理由は、「集め始めたその時に、そのものを集めることが自分の成長に必要だったから」、だそうです。

「必要だったのはその時だけで、いつまでも持っていてはいけない、さっさと捨てて、次に行きましょう」と軽く書いています。

しかし、そんなに簡単に行くでしょうか?

少なくとも筆子はあまりにいろいろ集めすぎていたので、捨てるのに相当苦労しましたよ。

ただ、時間はかかりましたが、今は何もコレクションしていません。しいていえば、書籍がまだまだ多いけれど(70冊ぐらいありそう)。

物を集めるクセはばっさり断捨離しました。

まずは筆子のコレクション歴をごらんください。

私のコレクション遍歴

こんなものを大量に集めていました。

・小学生:紙の着せ替え人形とその服
・小学生:シール
・小学生:雑誌『リボン』の付録
・小学校中学年~高学年:キーホルダー
・中学生~OL時代初期:ラジオから音楽を録音したカセットテープ⇒捨てれば捨てるほど思い出が豊かになるカラクリとは?~カセットテープを断捨離して気づいた真理
・中学生~OL時代初期:レターセットや絵葉書(絵葉書は去年までまだたくさん持っていました)
・中学生~高校生:参考書や問題集
・中学生~40歳ぐらいまで:書籍(今もそのなごりあり)
・高校生~OL時代:LPレコード
・短大~OL時代:キャラクターグッズ⇒いかにして私はキャラクターグッズを卒業したか~大量の「かわいい物」を断捨離して得た境地とは?
・OL時代~30代半ば:洋服
・OL時代の一時期:英語の参考書、問題集
・OL時代:カチューシャ(ヘアアクセサリー)
・OL時代:テレビの映画をとりためたビデオテープ
・OL時代:お弁当を包むクロス。ランチナプキン
・OL時代~30代半ば:ピアス
・OL時代~30代半ば:洋服
・OL時代:音楽CD
・40代~50代すぎまで:クッキー型やケーキ、お菓子の型
・40代の一時期:お香
・子供のころ~40歳ぐらいまで:文房具類

覚えているだけでもこんなにあります。これ以外にも短い期間、ちょこちょこ集めていたものがいっぱいありました。何かのノベルティーグッズなどです。

これだけ集めて、お金はドブに捨てていたわけです。これじゃあ、お金がたまらないはずですね。

あなたはどうでしょうか?

コレクションしたものを捨てるためには、なぜこんなものを自分が集めているのか考えるとよいと思います。

人が物を買い集める理由

収集癖の心理ははっきりとはわかっていないのですが、こんな理由が考えられます。

1.自分の気持ちをなぐさめるため
2.不安や心配事があるから
3.他の人に自慢するため
4.授かり効果(endowment effect)
5.集めた苦労が水の泡になるのがいや

簡単に説明します。

1.自分の気持ちをなぐさめるため

親に愛されない子供が、寂しいから物をいっぱい集めて自分の気持ちをなぐさめる、という説明があります。

しかし、筆子は、親にはたっぷり愛されたほうです。どちらかというと愛されすぎというか、過保護だったので、親の支配から抜け出したいという気持ちが潜在意識の中にあったのかも?

自分が集めたものは自分のパワーの証といえますから。

2.不安や心配事があるから

心の中に不安や心配なことがあると、物を集めることに走るという説明もあります。買い物で気晴らしするのはこのせいかもしれません。

子供のときは、特に心配事はなかったので、私の場合は違います。ただ、大人になってからうだうだ集めていたのは、何かから逃げていたのかもしれません。

3.他の人に自慢するため

これはステータスシンボルとして物を集めることですね。ブランドバッグを集める女性とか、高級車を集める男性などです。最近では、アップルのさまざまなガジェット(新型のiPhoneとか、iPadなど)を集めるのもこれにあたるかもしれません。

4.授かり効果(endowment effect)

授かり効果は、経済用語です。自分が所有している物への評価は、他人のその物に対する評価より高くなる心理をいいます。

たとえば500円で買ったマグカップを、手放すときは800円で売りたいという気持ち。別に欲が深いのではなく、所有者にとっては、所有しているという理由だけで、そのマグカップの価値があがってしまうのです。

人が物を捨てられないのは、ほとんどこの「授かり効果」のせいでしょうね。

授かり効果のせいで、いったん買ったものはいつまでも手元に残り、結果的にけっこうな数が集まってしまう、というわけです。

私のコレクションの理由はこれだと思います。

☆授かり効果については、こちらに詳しく書いています⇒物を捨てられないのは恐怖のせい~損失回避と、授かり効果の心理をさぐる

5.集めた苦労が水の泡になるのがいや

世間にはコンプリートすることに意味があるコレクションがあります(その意味付けはメディアや所有者だけが持っているものですが)。フィギュアとか、何かの限定品のコレクションです。

本当はもう集める興味はないのに、途中でやめると、これまで投資したお金がもったいない、と思ってやめられません。自分のこれまでの行動を自分で否定したくないのです。

☆集める理由別断捨離の方法はこちら⇒収集癖に悩むあなたへ。物を集める理由を知ってコレクションを断捨離する方法

筆子はどうやって収集癖を手放したか

私の場合は、そのものが好きで集めていたわけではない、ということに気づくことで、すべてのコレクションを断捨離することができました。

私が物を集めていたのは、あまり充実した人生を送っていなかったせいです。
こんなふうに⇒浪費が止まらない日々~ミニマリストへの道(5)

断捨離した直接のきっかけは、あまりに集めすぎて、部屋がぐしゃぐしゃになり、うんざりしたから。

その後、曲りなりにもシンプルライフをめざし、いろいろ捨てているうちに「物が少ないほうが快適」で、「物がないほうが幸せ」ということが身を持ってわかったので、コレクターは完全に卒業しました。

今は買わない暮しを楽しんでいます。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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