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断捨離テクニック

最終更新日: 2017.10.15

捨てた物は家族に見せず、自分で最後まで断捨離を完了すべき理由

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家族に自分が断捨離をしていることを知らせるのはいいのですが、捨てるところまで自分できっちり完了させないと、捨てきれないことがある、というお話をします。

私の体験にもとづいています。

一人暮らしの人は、どこまでも汚部屋にできるし、逆に、気のすむまで断捨離できますよね?

しかし、家族や共同生活者のいる人が断捨離をするときは、ある時は大胆に、ある時は繊細に決行しなければなりません。



私が断捨離したものをチェックしていた夫

私の夫は、物を捨てないタイプです。自分の物だけを捨てないのならまだしも、せっかく私が捨てたものを拾って、また家に戻すことがあります。

最近は、狭い家に住んでおり、物理的な余裕がないので、かなりましになりましたが、昔はひどかったです。

大々的な断捨離を始めた最初の頃、私は捨てた服を寄付箱(チャリティセンターに持っていく箱)に詰め込み、そのまま物置に入れていました。このとき、箱に封はしていませんでした。

そのうち、「夫がその箱の中身を見ているらしい」ということに気づきました。

なぜなら、私が捨てたはずのジージャンが、また地下のクローゼットに戻っていたからです。

当時の家にあったクローゼットの画像はこちらにあります⇒これで捨てたつもりになっていた(写真あり):ミニマリストへの道(50)

「あれ、これ捨てたんだけど?」と夫に言ったら、「うん、でも、それ、そのうち◯◯が着れるよ」と言われました。◯◯は娘のことです。

夫は、もともとジージャンが好きなようです。自分ではあまり着ませんが、娘用にセールで買ってきたことがあります。サイズが合わず、「硬くて着心地がよくない」と言って、娘は着ませんでしたが。

夫が拾ったのはジージャンだけではありません。私が捨てた本、封筒、財布、その他いろいろ拾っていました。

私はしばらく拾われたジージャンをクローゼットにぶらさげておきました。

が、頃合いを見て、また寄付箱に詰めました。そして今度は、ガムテープでしっかり封をして、さらにマジックで箱にGo to Goodwill (グッドウイル行き)と大きな字で黒々と書いておきました。

Goodwillとは、当時よく使っていた、古着を寄付する店です。Goodwillと字を書く時、「これはもう捨てたんだから、2度と家に戻すなよ」と強い念を込めました。

そのうち、私の断捨離はどんどん加速しました。Goodwill行きの箱ががんがん物置に積まれて行ったので、夫は中身を確認する余裕がなくなったようでした。

この件から私が学んだことは、
1.できれば捨てたものを家族には見せないほうがいい。
2.それが無理なら、家族が拾うスピードより、ずっと早いスピードで、有無を言わせず断捨離するべきだ。
この2つです。





私が捨てたものを拾って自分の物にしていた夫

我が家は一昨年の秋に、以前の家の半分以下のスペースの住居に引っ越しました。引っ越しのとき、大量の物を捨てたのは、このブログに再三書いているとおりです。

私は引っ越ししたあとも、たくさん物を捨てました。引越し先に持ってきたものの、「やはりこれはいらないな」と思ったものが多かったからです。

この家には、物置はついていないので(庭にありますが、ほかの住人の物ですでにいっぱいの様子)、寄付しようと思ったものは、廊下のはしっこの邪魔にならないところに出していました。

ある程度たまったら、袋や箱に入れて、寄付センターに持って行くのですが、これはほぼ夫の仕事でした。

夫のほうが、重い物を持てるし、夫は寄付センターのメンバーズカード(ポイントカード)も持っています。

この寄付センターはValue Villageという名前ですが、Goodwillと同様、寄付できるだけでなく、ほかの人の寄付品が販売されているのです。

夫は、寄付したついでに、自分が必要だと思うものを、1つ、また1つとValue Villageで買っています。

このような店はスリフトショップと呼ばれています。中古品を安く買うことができるので愛好している人も多いです。夫はそうした愛好者の一人なのです。

一度、私が捨てたプリンタを夫が自分の部屋で使っているのを発見しました。実は今も使っています。しかし、夫はすでにプリンタを1台持っているのです。

そして断言しますが、家で紙を印刷することが一番多いのは私(というか私所有のプリンタ)です。娘も使っているからです。

私が捨てたプリンタはオールインワンで、いろいろなことができるので、それをみすみす捨てるのがもったいないと、夫は考えているようです。

しかし、いくらさまざまな機能を備えていたとしても、その機能を使うチャンスがなければ、そんな機能はないも同じです。

私は、印刷できなくなったからそのプリンタを捨てたのですが、はたしてちゃんと動くのでしょうか?

実は、今、あのプリンタがちゃんと動くのか聞いてみたら、「動くよ、最近使ってないけど。前は動いた」という答えが返ってきました。

このほかにも、古いピンク色の座布団(昔、母が娘のために作った小さいサイズ)なども夫は拾っていました。何に使うのか皆目検討がつきません。

座布団は、夫のたくさんある荷物の上にちょこんと置かれていました。

このことから私が学んだこと
●断捨離は捨てるところまで完了してから、始めて「捨てた」と言える。

☆家族のいる人の断捨離の注意点はこちらにも書いています⇒夫が断捨離を邪魔しても「他人はコントロールできない」ことを知っておく

家族に捨てた物を見せると家族の不用品が増える?

片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんは、捨てるモノを家族に見せてはいけない、と著書「人生がときめく片づけの魔法」に書いています。

そんなことをすると、家族が不要品回収業者となってしまうからだそうです。こんまり先生の本では、母親が娘のものを回収してしまう例が出ています。

子供が捨てるゴミの山を見るのは、親にとってはとてつもないストレスになることがある

こんまり先生いわく、自分が子供に買い与えたものが捨てられるのを見るのは悲しいそうです。実は、私は娘が物を捨てても、うれしいという気持ちこそあるものの、残念だとは全く思いません。

たとえ私があげたものでも、もういらなくなったらどんどん捨ててほしいと思います。

できれば、お金をどぶに捨てるような真似はしてほしくないですが、それすら、18歳近くなった娘に、親がどうこう言えるものでもありません。

しかし、多くの親は、子供が捨てた物を見ると「もったいない」という罪悪感を感じ、自分のものにしてしまうようなのです。

私の夫も、私が捨てた物にまで、「もったいない」と罪悪感を感じているのかもしれません。罪悪感から、引き取ってしまうような物は、結局本人にとっても不用な物です。

自分で必要だと思って買ったとしても、そこそこのところで妥協して買ったのなら、それは早晩、余計な物になる可能性が高いです。

ましてや、人が捨てた物から、「もったいない」「まだ使える」という気持ちから拾った物は、ほぼ不用品になってしまうのです。

夫がプリンタとざぶとんを拾ったのを発見して以来、私は細心の注意をもって断捨離するようにしています。

明らかに夫にとって有用でないもの、つまり女性しか使わないようなものや、日本語の本は廊下に置き、それ以外のものは、極力自分で寄付センターに持参しています。

ただ、これとてあまり安心できません。以前、夫はセールで女性用のサプリを買ってきましたし、化粧品セットを買ったこともあります。

もちろん化粧品を自分で使うわけではありません。コスメのギフトセットがあまりに安かったので、誰かにプレゼントしようとして買ったのです。

その「誰か」とは私だったかもしれませんが、私は、昔からほぼノーメイクです。安いという理由だけで、物を買ってしまう習性のある人は、使い道のことなど二の次なのです。

このギフトセットは、地下室で忘れ去られていたので、私が勝手に開けて、中身だけ寄付してしまいました。

化粧品は早く使わないと、痛みますからね。

やはりこういう家族がいる場合は、捨てるものはどんなものも見せないほうがいいです。

そのほうが自分のためでもあり、家族のためなのです。





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