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去年の暮れにいただいたお便りを3通紹介します。
どれも1年を総括する内容です。
パンデミックのせいで、いつもとは違った1年であったはずですが、どの方も、充実した1年を過ごしています。
内容:
・義理母の家の怒涛の片付け
・先延ばししなかった1年
・「私は大丈夫」という考え方
まず、梨(なし)さんのメールです。
義理母の家の片付け
件名:筆子さんに、2020年のお礼です
昨年よりブログを拝見しています。
今年読んだ中で一番心に残った記事は11月2日の「思考のトレーニングをして自分の限界を越える」です。
この記事を何度も何度も読み、勇気づけられました。
今日初めて筆子さんにメッセージを送ろうと思ったのは今年の目標だったからです。
まだまだ完成とは言えませんが、今年中に不要なものを捨てて筆子さんにメッセージを送ろうと年初に決めていました。
今日まで不要なものを捨て続け、ついに大晦日になってしまいました!
昨年12月に夫の母が亡くなりました。
急だったのでショックが大きく、残された家(義母は50年以上前に結婚して以来一度も引っ越しをしておらず、100坪の家に物がぎっしりと詰まっていました)の片付けは思い出にひたりながら一年ぐらいかけてできたらいいなぁと思っていました。
私の家から義母の家までは歩いて5分、夫も義理の姉もゆっくりでいいと言ってくれました。
しかし年が明けてから義姉が毎週のように実家に通ってくれて、怒涛の片付けが始まりました。
当初の予定が夏までには→GWまでにはと縮まり、3月最初の日曜日に親戚を集めて実家のお別れパーティをして(各自思い出の欲しいものがあれば持ち帰ってもらい)翌日から解体となりました。
ちょうどコロナで緊急事態宣言が出される直前でした。
あっという間に実家はなくなり更地になりコインパーキングになりました。
残った土地や建物は夫と義姉が引き継ぎ、私は大量にあったアクセサリーの中からダイヤの指輪を1つだけもらいリフォームして毎日つけています。
食器も少しもらいましたがわが家の雰囲気には合わないので結局処分しました。
本当に大切なものって、そんなにたくさんないのですね。
義母の死をきっかけに、私がもし明日亡くなったとして周りの者が欲しいと思うもの(現実には、お金ぐらいかと)を遺して行きたいと思うようになりました。
お買い物にも慎重になりました。
義母が亡くなる前から筆子さんのブログを読んでいたので(本も2冊+最近出たムックを持っています)、状況が変わっても納得して片付けに取り組むことができました。
今年はコロナもあり激動の一年でしたが荷物が少なくなり落ち着いた年末を過ごせています。
筆子さんにならい、お布団に入ったら胸に手を当てて「今日も幸せだった。ありがとう」と感謝して眠りについています。
とりとめのない話になってしまいましたが、毎日記事を配信してくださった筆子さんに心から感謝申し上げます。
来年も、もっと幸せがあふれる年になりますように。
梨さん、はじめまして。メールありがとうございます。
目標を達成できてよかったですね。
義理のお母さんの家の片付け、お疲れさまでした。
私の母も、50年以上、1度も引っ越しをしておりません。
母の家はそんなに広くはありませんが、物がたくさん詰まってます。
そんな倉庫状態になった家を片付けて、駐車場にできて本当によかったです。
ちまちまとのんびり片付ける方法もありますが、ちょっとがんばって一気に片付けてしまったほうが、残りの時間を有意義に過ごせますね。
不用品を片付けたことで、気づいたことも多いでしょう。
まだ、新型コロナウイルスの問題は続いていますが、梨さん、今年も引き続き、シンプルに楽しくお暮らしください。
次はOさんのメールです。
病院通いが続いた1年
件名:年末の挨拶
今年も毎日ためになる記事更新ありがとうございました。
春先に実母が要支援に、夏には実父が入院、冬には主人が高血圧治療が必要となり、コロナ渦でも病院へ行かねばならない1年でした。
あらためて思い返してみると、結構大変な日々でもありましたが、今までシンプルライフを心がけ、やるべき事を先延ばしにしない生活にシフトしていたためか、淡々と日々の暮らしを続けられました。
来年はやらないことをもっと増やして、生活の中の空間を増やしていこうと思います。
取りあえずは、年末に年賀状を出すことをやめました。
いただいた方にはその旨お知らせの返信をさせていただこうと思います。
筆子さん、来年も宜しくお願いします。
Oさん、こんにちは。メールありがとうございます。
さらっと書かれていますが、大変な1年でしたね。
病院に行くのも、神経を使ったと思います。
ですが、暮らしをシンプルに変えたあとだったから、大きく動揺することなく、淡々と暮らせて、よかったです。
ぜひ、空間を作って、ますます軽やかにお暮らしください。
最後はシバタさんのお便りです。
私は大丈夫、という考え方が好き
件名:面白いブログありがとうございます。
いつも楽しく読んでおります。
私は昭和31年生まれで筆子さんより少し年上です。
筆子さんの出身地と同じく愛知県に住んでおり、(名古屋市の北に隣接する郊外の町です。)なので筆子さんのブログに出てくる栄や大曽根や守山区の名前が出てくるととても筆子さんが近くに感じます。
筆子さんのわかりやすい、しかし内容の濃いブログは読みでがあり、自分で考え行動することへのヒントが盛りだくさんですね。
筆子さんのポリシーで一番好きなのはミニマリストや断捨離は物を減らして、修行僧みたいになるのではなく自分を好きになるためだったり「私は充分満たされている。」ことを自覚するためという考えです。
私はミニマリストではないのですが、湯シャンと買わない挑戦は参考にさせてただいています。
同居している4歳下の妹は「断捨離」という言葉が好きではないようで、物がほしいという思いは生きる活力だと言っております。
これは妹の考えですので自分の考えは押し付けないように気をつけています。
シバタさん、はじめまして。メールありがとうございます。
1年にわたってブログを読んでいただき、感謝いたします。
ミニマルライフや断捨離は「修行僧みたいな暮らし」というイメージ、不思議ですよね。
断捨離はもともとヨガの修行に関係のある言葉だし、禅宗のお坊さんたちは、ミニマルに暮らしているから、そのようなイメージがついてしまったのかもしれません。
もちろん、シンプルライフは、大きな自己犠牲をしたり、がまん大会をする暮らしではありません。
欲望にまかせて、物をどんどん買ったり、不要になった物を、いつまでも家に置いたりすると、ふだん、とても暮らしにくくなるので、適度にシンプルに生活したほうがいいと思います。
あとの片付けもとても大変だ、ということは、きょうの梨さんのメールにあったとおりです。
それでは、シバタさん、よかったら今年もブログを読んでくださいね。
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今回は、1年を総括したメールをシェアしました。
以前紹介した時間に関するTEDの講演で、年末にする業績評価や近況報告の内容を先に考えておくといい、と言っています。
この1年どんなことが起きたら、満足のいく報告になるか考えて、それができるように、優先度の高いことをやっていきます。
時間がないんじゃなくてやる気がないだけ。大事なことに時間を使う方法(TED)
これはとてもいい方法ではないでしょうか?
たとえば、「実家の片付けが終わりました」という近況報告をしたいのなら、そういう状態になるためにすべきことを、これからの9ヶ月かけてやっていけばいいのです。
よかったら試してください。
さて、今日から私は、「650日の買わない挑戦」を始めました。
誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
今年の残り、9ヶ月と来年1年は、無駄なものを買わないことにし、代わりに、家にあるのに、あまり使っていないもの(死蔵品)を消費しようと思っています。
まずは、最後までやっていないフランス語のドリルを消費するため、1日30分ずつ、机に向かっています。
買ってもいいものは、先にリストアップしておきました。
2023年の大晦日が今から楽しみです。
それではあなたも感想や質問、伝えたいことなどありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。