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ものを増やしすぎずに、趣味を楽しむ方法を紹介します。
趣味は人生を豊かにしてくれますよね。好きなことに没頭する時間は、日々の疲れを癒して、明日を生きるエネルギーを与えてくれます。
でも、趣味のせいで、部屋がものだらけになってしまうことがあります。
趣味を楽しむことと、趣味の道具を集めることを混同してしまうからです。この辺の切り分けをしっかりすると、ものがたくさんなくても、趣味を楽しむことができます。
ものを持つより、体験する
私がおすすめしたいのは、趣味を楽しむとき、ものを消費するのではなく、純粋に楽しむ、創造する、ときには成長することを意識することです。
新しい趣味を始めるとき、形から入る人がたくさんいます。必要かどうかわからないけれど、とりあえずたくさん道具や素材を揃えてしまいます。
皮肉なことに、道具が増えれば増えるほど、趣味そのものを楽しむ時間が減っていきます。なぜなら、ものを持つと管理という手間がついて回るからです。
私も塗り絵を始めた時、最初は、文房具の断捨離の直後だったので、色鉛筆は6本しか持っていませんでした。
でも、いろいろ揃えているうちに、今は引き出し3つぐらいが塗り絵グッズで埋め尽くされています。
色鉛筆やマーカーの管理という作業も生じました。
色鉛筆をケースから出して専用のペンケースに入れ替えたんです。
ものが増えると保管場所を見つけるのも大変です。引っ越し直後は、まだ家具を持っていなかったので、たくさんある色鉛筆のケースを、とりあえず、キッチンのキャビネットに入れておきました。
もし「色を塗る」という体験にもっと意識を向けていたら、こんなことは起きなかったでしょう。
ものを増やさなくても大丈夫な趣味
ものを集めるより、体験を重視したい。そんなふうに思った人に、ものをたくさん増やさなくても楽しめる趣味を紹介します。
どれも私が実際に楽しんでいるものです。
デジタル機器でする知的探求
現代はスマホやタブレットが一つあれば、道具はそれだけで完結してしまう趣味があります。
私の趣味の一つは語学です。
今は英語、フランス語、韓国語を勉強していますが、使う道具はほとんど場所を取りません。
iPadを使うからです。
以前は辞書や参考書、問題集、カセットテープなんかを使っていましたが、今はアプリやオンラインで勉強できます。勉強した内容はデジタルノートやブログに書いてアウトプットしていますよ。
デジタル機器を利用すれば、どれだけ勉強しても部屋の中に紙の山ができることはありません。
ただ、実際やってみると、本物の紙や本を使った方が脳への定着はいいと思います。このへんはバランスを取りながらやってみてください。
体のメンテナンス
自分の体一つあればできる趣味は、シンプルライフを目指す人にとっては最強の活動です。
私は50歳を過ぎてから、健康のためにスロージョギングを始めました。特に準備したものはなくて、普段の服装と靴で走っています。
もちろん散歩も立派な趣味です。家の中でヨガやストレッチ、ミニトランポリンをするのもいいですね。
さらに、掃除や片づけを家事ではなく、心と体を整えるマインドフルな趣味と考えることもできます。自分の体を動かして気持ちを整える時間を持つことは、人生をとても有意義にしてくれると思います。
消えものを使う趣味
残らないものを使う趣味もシンプルライフを後押ししてくれます。
たとえば、お茶や料理。作って食べればなくなるし、飲めばおしまいです。形として残らないので、家の中にガラクタが溜まる心配はありません。
次はどんなものを作ろうかな、どんな味にしようかなと考えるプロセスそのものが趣味になります。
もちろん、こうした趣味には道具が必要ですよね。でも、シンプルな道具があればできます。お茶や料理なら、すでに家にあるものを使えます。
ガーデニングもおすすめです。土をさわって植物が育つのを見守る。きれいな花を咲かせて枯れたら土に還るという循環が、とてもミニマリスト的だと思います。
ただ、見栄えを良くしようと、たくさんのプランターや飾りを買い揃えたら、体験を楽しむことより所有する方に向かってしまいます。
道具を使い切る、循環させる。ここに意識を向けると、ものを増やさず、満足できるものになるでしょう。
アウトプットする趣味
自分の中にあるものを外に出す。アウトプット、つまり表現することも場所を取らない楽しい趣味です。
私の趣味はブログの記事を書くことですが、文章を書いたり、自分の考えを整理したりするのは充実感をもたらしてくれます。書くことで自分自身への理解が深まるし、ストレス解消にもなっています。
先ほども紹介した塗り絵や、絵を描いたりするのもアウトプットする趣味です。
上手な作品を完成させて、ずっと保存しようとすることより、今この瞬間。好きな色を選んで塗る、こんな形を表現すると集中することが喜びをもたらしてくれます。
描いた作品はデジタルで残してそのまま発信すれば、作品の保管場所にも困りません。
どうしてもものが必要なときは?
趣味によっては、どうしてもたくさん道具や素材が必要なものもあります。
テニスをするなら、ラケットやボール、ウエア、靴、サンバイザーなどがいりますし、裁縫を楽しみたいなら、ミシンや布、ボタンなんかも必要ですよね。
こうした趣味とミニマリスト的な暮らしを両立させる工夫を紹介します。
まず新しい趣味を始めるときは、いきなりたくさんの道具を揃えないのが鉄則です。
今はネットで調べれば、プロが使うような立派な道具がすぐに見つかるし、Amazonなどで購入するのも簡単です。YouTubeでも「こんな道具がおすすめ」という動画がたくさん見つかるでしょう。
でも最初からプロ仕様のものを用意する必要はありません。まずは家に代用品がないか探してみてください。
次に基本的な道具を揃えて、趣味を楽しむうちに必要性を感じたら、少しずつ買っていくのがいいと思います。
趣味のために道具を使うことと、道具をコレクションすることを混同しないようにしましょう。
自分では趣味を楽しんでいるつもりでも、実際は物集めに走っていることがあります。
もし、さまざまな種類の道具を集めて並べ、眺めるのが好きなら、それは何かを使う趣味ではなくて、コレクションです。
コレクションが悪いわけではありません。
ただ、コレクションする趣味はシンプルライフとは相性がよくないので、注意が必要です。
部屋に飾る分は限定して、残りは段ボール箱に入れて物置に入れておき、時々ローテーションするといった工夫をしてください。
レンタルやシェアリングサービスを利用して道具を調達することも可能です。
たとえば、年に数回のキャンプが趣味なら、キャンプ用品は借りれば良いでしょう。
もちろん、自分専用のものがあった方が楽しいかもしれませんが、最初は自分専用のものでなくてもよいと思います。
その趣味と付き合いが長くなってから厳選した道具を持ってください。手元に残した道具は大切に扱い、手入れをしながら使っていきましょう。
年の初めや季節の変わり目に、自分の道具や材料を調べてください。もう必要がないものもあるかもしれません。
道具や材料を新陳代謝させれば、趣味グッズが生活を圧迫することはありません。
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おわりに:趣味は自分を自由にするもの
趣味は本来、私たちの心を自由にしてくれるものです。好きなことに熱中している時間は、何にも代えがたい豊かな時間ですよね。
その趣味のためにものが増えすぎて、管理に追われたり、部屋の狭さにストレスを感じたりしているなら、本末転倒です。
実際、物理的なものが増えてしまうと、その分、自由な時間や空間が減ってしまいます。
自分を自由にするはずの趣味が、知らないうちに自分をしばっていないか考えてみてください。
まずは、今、家にある趣味の道具を点検するといいでしょう。
趣味グッズを減らして身軽になれば、趣味の時間はもっと純粋で、楽しいものに変わります。














































