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片付けに励んでいる読者のお便りを3通紹介します。小見出しは私が入れました。
内容:
・ずっと「捨てなければ」と思っていた物をようやく捨てた
・高かったから捨てられなかった衣類や靴を捨てた
・愛猫の死がきっかけで、片付けに励んでいる
では、まずきんぎょさんのお便りです。
ずっと気になっていたものをとうとう捨てた
件名:難敵をやっつけました!
ずっと気が重かったものをとうとう処分でき、嬉しくて報告したくなりました。
初めてのメッセージです。
古い機械を捨てた
「難敵」は、父が1人で働いていた小さな工場にあった小さな古い機械です。
有害物質が含まれているので、業者委託して処分しなければなりませんでした。
きっかけは回覧板に入っていた1枚のチラシ。
気になって調べてみたら、ありました。しかも処分には期限が。
とにかく分からないことだらけ。費用も不安。考えるのが嫌でしばらく放置・・・
ずっと悶々としていましたが、毎日筆子ジャーナルを読んでいるうちに、「どうせやらなきゃいけないのだから、さっさと終わらせてスッキリしよう!」と思うようになりました。
貯金を全部使う覚悟で(かなりおびえてました)、行政への問い合わせからスタート。
一つ一つ進めて、ようやく業者さんに処分してもらい、行政への完了届もできました。
お財布的にはかなりの痛手でしたが(貯金は全部使わずに済みました!)、今は達成感で一杯です。
一歩踏み出す勇気をくださり、ありがとうございます。
私の好きな記事
※私が大好きな記事は↓です。
我が家はまさにオンボロで、悪い所ばかり気になって、この先どうしようと不安になるのですが、この記事を読むと「頑張ろう!」という気持ちになります。
捨てたり、整理したり、修理したりしているうちに、少しだけ居心地よくなってきました。
最近の記事の感想
※最近の筆子ジャーナルで話題になっていることに絡めて感想を・・・
「ライトな記事」・・について
古い家電を買い替えたとき思ったこと~古いほうは捨てるのが当然よね?
「断捨離に限らず、人生でぶつかる多くの問題について、筆子さんはすでに考えている」と感じているので、私はディープな記事も参考になるなと思って読んでいます。
ここまで色々な問題を根本的に考えた発信(だからディープになると思う)はそうそう出会えないので、ありがたいです。
「本は貴重な文化財」・・について
本は貴重な文化財だから捨てるべきではない、という意見に私が思うこと。
本にも色々あると思います。2度と手に入らないものも、そうでもないものも。
自分にとって貴重なら取っておけばいいし、社会にとって貴重(でも自分は要らない、もしくは広く社会に出すべき)なら社会に解き放てばいい(売るなり寄付なり)。
その判断ができることも「教養」だろうと思います。
そもそも「知識・教養・文化レベルの低い人間」等という表現は、知的で教養があって文化レベル(?)が高い方は使わない気が・・・
こういう強い言葉は怖いです。何か違う気がするけれど(ツッコミどころは多い)、聞く人を支配してしまうというか・・・
筆子ジャーナルを読みながら強く思うことは、自分で考えることの大切さです。
立場も状況も価値観も違うのですから、いくら人が言っていることが正しそうでも、そっくりそのまま受け入れれば正解ってことにはならないのですよね。
ヒントはもらっても、結局は自分で考えて答えを見つけないといけない・・・
長くなってしまいました。
我が家はまだ片づけなければならないものだらけ。難敵もまだまだいます。
これからの人生も不安が一杯。
悩みはつきませんが、どんどん書き出して頭を整理しながら解決していきたいと思います。
これからもブログを楽しみにしています。
きんぎょさん、初めまして。お便りありがとうございます。
捨てなければ、と思いつつ、ずっとそのままになっていた機械をとうとう処分したのですね。
がんばりましたね~。無事処分できて本当によかったです。
「考えるのが嫌でしばらく放置」って、ありがちなことですね。
でも、作業を、今すぐできる細かいタスクにまで分けてしまい(細分化)、15分単位でやっていくと、どんなに大きなプロジェクトもいつか片付きます。
今回、機械を処分した要領で、他のガラクタも攻略してください。
オンボロの家の記事が参考になってうれしいです。
オンボロといっても、けっこういい住まいだと思いますよ。家の体裁をなしているでしょう?
以前も書きましたが⇒物をたくさん欲しがるのをやめるには? この記事の6番。
私、世界の子どもたちの日常生活を取材した動画をよく見るのですが、先進国に住む子供と、そうじゃない国に住む子供の生活水準が違いすぎて、頭がくらくらするときがあります。
きんぎょさんの家は、先進国にあるのですから、手入れして住めば、それなりに快適なのでは?
記事の感想もありがとうございました。励みになります。
それでは、きんぎょさん、これからもお元気でお暮らしください。
次は、camelliaさんのお便りです。
連休中に洋服を手放した
件名:記念日断捨離
時々私からのメッセージを掲載してくださりありがとうございます。
この秋に結婚30周年を迎え、どうやら真珠婚というらしいです。
30周年の記念品は特にないです(笑)
ところで、私の最近の理想は ブティックのような空間のあるクローゼットです。
お気に入りのものを少しだけ持って、風通しの良いクローゼット。。。
ものを増やすよりも手放すことに快感を得ています。
この3連休を利用して洋服を手放しました。
ハイエンドブランドで、とても高かったのですが重くて着る機会もないコート、
セールで買った中途半端な丈感のミニコート、
サイズの合わない靴、
1度しか着ていないワンピース。。。。
などなど。
この数年、これらのものがとても高かったので、着ていないにもかかわらず手放せずにいました。
でも結婚30周年を記念して、手放してみました。
まだまだ風通しのよいクローゼットとは言い切れませんが、少しずつ手版して、ハンガーがカランカランといい音が出るようなクローゼットを目指したいです。
今回高かったものを手放すことで、良い教訓になりました。
いつも私の投稿を読んでくださってありがとうございます。
camelliaさん、こんにちは。いつもメールありがとうございます。
結婚30周年、おめでとうございます。
記念日断捨離、おもいしろいですね。
確かに、ものがよく高価なものは捨てにくいでしょうね。
でも、いくら高かったとしても、そこに置いておいても、何の価値も生み出さないので、捨てて正解です。
高かった服を捨てるのはお金を捨てるような罪悪感があり、捨てられません。
捨てないと、「高かったのに、全然使ってないなあ」という、残念な気持ちが生まれ、ストレスが増えます。それに、持っていてもしょうがないでしょう?
過不足なく服を持っていると快適ですよ。
それでは、camelliaさんのクローゼットの風通しが、ますますよくなることを祈っています。
最後は、ハンニャバルさんのお便りです。
猫の死がきっかけで物を捨てた
件名:本について雑感
2015年くらいから読んでます。
先日13歳になったばかりの愛猫を亡くしました。熱中症かな? 程度に考えていましたが心筋症疑いで、自宅で酸素室に入れて、発症から1ヶ月経過しないうちに逝ってしまいました。
あんなに元気に見えていたのに、大変苦しんだ最期で悔やまれることしきりです。
物は遅々として捨てられないタイプですが、猫の死をきっかけに自分比で色々なものを処分しました。
数年前父が他界した時もそうでした。家にあるほとんどの物はガラクタだと思いました。
近しい人の死くらいショックなきっかけがないとお片付けできないようです。
東日本大震災経験者で、その時も自宅待機期間中は捨てることをしていました。
ただ喉元過ぎれば何とやらです。
東日本大震災の数年前にまあまあ大きな地震が起こりました。県北で被害がありました。
が、県庁所在地の街中で死者が出たのです。原因はうず高く積んだ本の雪崩の下敷きになったからです。
雑居ビル風の住居外観のすりガラス越しに何かが積まれている映像をニュースで観ました。その時は好きな本の下敷きになったのだから本望じゃないのと思いました。
私も本・雑誌を処分するのは得意ではありません。
ただ文化的要素があるから捨てるべきではないとは思いません。まず「べき」とか「絶対」とかないいと思います。
筆子さんの意見も五木寛之氏の捨てない意見も興味があるのです。安全に愉しく快適に過ごせればいいと思います。
グレーゾーンだらけでもいいと思います。
相談しておいて実行してなくて怒られたくもないので、筆子さんに個別のアドバイスは求めません。
読めばヒントが見つかるし。
世の中優しい言葉で下手下手に出ないと叩かれがちなご時世ですが、筆子さんは率直なのでそのままでいいです。
私のほうが毒吐きマンです。気苦労お察しします。
これからもお元気で。更新愉しみにしております。
相談はありませんが、お時間とその気がありましたら返信くださると嬉しいです。片付けのモチベーションになるかもしれません。
ハンニャバルさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
すみません、私、ハンニャバルさんに返信してないですよね。実はハンニャバルさんのメールを見落としていたことに、さっき気づきました。
猫、残念でしたね。でも、自分を愛してくれる飼い主のもとで、一生を過ごせたのだから、幸せだったと思います。
地震のせいで、本の下敷きになって亡くなった方がいたのですね。
私は、その人、本望じゃないと思います。
これから読むつもりの本がたくさんあったわけですから。
読まずに死んでしまったら、いったい何のために、自宅に本を積んでいたのか、という話になります。
山のように本を積んでいると、生活しにくいし、ほこりも虫も発生するので、決して、快適ではありません。
そういう不快な生活をがまんしてでも、本を持つほうを選んでいたのですから、どれもちゃんと読みたいと思っていたはずです(あくまで私の想像です)。
ところで、私、アドバイスどおりに実行していないからといって、べつにその人に怒ったりしませんよ。実行してるかどうかの確認もしません(個別コンサルティングではないので、そこまで面倒みきれません)。
ですから、もし相談がありましたら、お気軽にしてくださいね。
それでは、ハンニャバルさん、これからもお元気でお暮らしください。
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