断捨離を叶える手帖

断捨離テクニック

物を減らすコツはこんな発想の転換にあった~山本ふみこさんに学ぶ

「便利さ」ばかりを追い求めず、あえて「不便な生活を愉しむ」という発想の転換をすれば、買い物を減らすことができます。

私はこのことを、山本ふみこさんのブログの記事から学びました。きょうはその記事をご紹介しますね。

まず、山本ふみこさんについて簡単に書いておきます。



山本ふみこさんとは?

山本さんは1958年北海道出身の随筆家。フリーになる前は出版社にお勤めでした。

この方は断捨離や片づけのコンサルタント、生活評論家ではありません。

山本さんは、前から質素に丁寧に暮したいと思っていたところに、東日本大震災が起こり、持ちすぎていた物欲や、便利を求める気持ちを手放したいという気持ちがつのりました。過剰に持っていた欲や物をそぎおとし、あえて不便な暮しを楽しむ工夫や、日常生活を楽しむ様子をブログや書籍で発信しています。

長らく雑誌「オレンジページ」のオフィシャルブログとして、記事を書いていて、その記事をまとめたものが、「山本さんの愉快な家事手帖」というシリーズで現在6冊まで出ています。

本のタイトルを見れば、どんな暮しなのか想像がつきます。

『こぎれい、こざっぱり 山本さんの愉快な家事手帖』
『おいしいくふうたのしいくふう 山本さんの愉快な家事手帖 2』
『片づけたがり 山本さんの愉快な家事手帖 3』
『足りないくらいがおもしろい 山本さんの愉快な家事手帖 4』
『不便のねうち 山本さんの愉快な家事手帖 5』
『台所から子供たちへ 山本さんの愉快な家事手帖6』

いわゆる「家の中のこまごまとした手仕事」「料理」「丁寧な暮し」が好きな人にはおすすめできる本です。ただし、彼女は文体にクセがありますので、合わない人はとことん合わないと思われます。

どんな文章なのかはブログを読めばわかります。
現在のブログ⇒山本ふみこの公式ブログ
過去のブログ⇒山本ふみこさんのうふふ日記 – 楽天ブログ

全部過去記事が残っているようです。

これは常備しなくてもいいんじゃないだろうか?

不便な暮しを愉しむ心の余裕はシンプルライフにつながると私が実感したのは、2011年の6月28日の「不便は愉し」という記事です。

ある時、山本さんは、いつのまにか手持ちの消耗品(調味料、乾物、缶詰、ラップ、洗剤などの日用品)の種類と数が増えすぎていることに気付きました。

質素に暮らしたいと願っていたはずなのに。

こうした家庭の常備品の数が増えていることと、それがなくなったら買い足すことにやっきになっている自分に、違和感を覚えた山本さん。

そこで、「それは本当に必要か」と自問自答し、さらに買わずに済ます方法を考えてみることにしました。

手帖の見開き2ページに、「これは、常備しなくてもいいんじゃないだろうか」というタイトルを書き、常備しなくてもいいと思ったものを書き付けます。

日常のストックが増えてしまうのは、「便利さを求める気持ち」が強いから。「便利、便利」と言うところを、「不便は愉し、不便は愉し」と唱えれば、常備する必要のないものが見えてくるのです。

記事はこちら⇒山本ふみこさんのうふふ日記 powered by ココログ: 不便は愉し

初めてこの記事を読んだとき、「ほお、これはなかなかいいアイデア」と思った筆子はすぐに真似しました。

ただし、私は

「これは捨ててもいいんじゃないだろうか?」

「これは整理したほうがいいんじゃないだろうか?」

とノートに書きました。






「これは捨ててもいいんじゃないだろうか?」というページにまっさきに書いたのはフードプロセッサーです。結局フードプロセッサーは3年半後の今年の春に断捨離しました。

バスタオル、トイレブラシ、サランラップ、ペーパータオル(キッチンペーパー)もノートに書いてほぼ断捨離しました。

CDプレイヤーとバックパックが残っています。

「これは整理したほうがいいんじゃないだろうか?」のページには洋服、本、書類を書き付けました。

洋服はだいぶ整理しましたよ。
手持ちの服はこれだけです⇒ミニマリストの服全17着公開~非おしゃれ系50代主婦の場合(写真あり)

さらに、昔は「買わなければいけないもの」とか「ほしいもの」とノートに書いて、その下に骨盤スイングクッションとか、一回り大きな保温水筒なんて書いていたのですが、今は、「買いたいと思っているけれど、本当に必要なのか検討中のもの」と書くようにしています。

言葉というのは不思議なものです。

「買わなければいけないもの」と書くと、本当に「買わなくちゃ」という気になります。

「買わなければいけない」と思ったのは、自分だけで、その判断基準はきわめてあいまい。ほとんどがその場の衝動だけて「買わなきゃ」と思いついただけなのに、「要買い物」になってしまうのです。

ところが、「買いたいと思っているけれど、本当に必要なのか検討中のもの」というタイトルの下に書くと、検討中なので、なかなか買い物に至りません。

世間には「夢を叶える手帳」がありますが、不用品やガラクタ予備軍をリストアップしていけば、それは「断捨離を叶える手帳」になります。

山本さんの言うように、「ちょっとぐらい不便なほうが人間的な暮しで楽しいのだ」、と思えば、手帖の中の項目はどんどん増えていくのではないでしょうか?

「断捨離を叶える手帳」作り。物を減らすことに行き詰まったら、ぜひ、お試しあれ。





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