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プチ断捨離の記事では、不用品を捨てることが苦手な人、不慣れな人でも、簡単に捨てられる物を紹介しています。
本日は、家の中から、「もう誰も使っていない物」を1つか2つ見つけて、捨ててください。
不用品をずっと持っている必要はない
家の中にあるほとんどの物には、賞味期限も有効期限も書いてありません。
そのせいか、いったん何かを買ったり、もらったりすると、たとえそれを使っていなくても、ずっと持ち続けてしまうことがあります。
けれども、それを使っていないなら、もうそれは、家にあってもしかたがない物です。
不用品があると生活が不便になります⇒なぜ物が多すぎると、人の生活は不自由になるのか?
自分の家は、倉庫でも、不用品置き場でも、ゴミ捨て場でもありません。
もし、それを所有している理由が、「たまたまここにあるから」程度なら、今日こそ、処分しましょう。
以下に、よくある「誰も使っていない物」の例を5つのカテゴリーに分けて紹介します。
1.古い家電・ガジェットなど
技術が進歩した結果、新しい物が導入されると、もう使わない物が発生します。時代に合わない古い物です。
懐古趣味があるとか、コレクションである、といった特別な事情がないなら、捨てて大丈夫です。
たとえば
●ビデオテープ(VCR)
●ビデオデッキを掃除するテープ(私の夫はまだ持っているため、書いてみました)
●カセットテープ
●フロッピーディスクとそのケース
●古いゲーム機とゲームソフト
●古いリモコン
●もう使っていない携帯電話やガジェットとそのコード、チャージャー
●CDロム
●CDとそのケース
●DVDとそのケース
CDやDVDは、いまも使えるメディアですが、ここ数年、使用していなかったら、「誰も使っていない物」にほかなりません。
「いや、捨てたくない」と思うなら、さっそく、きょう聞いたり、見たりしてください。
まあ、ドラマや映画は、1度見たら、もう見ない、というのがほとんどだと思います。
捨て方⇒CDとDVDはこんなふうに断捨離~もう音楽を所有しなくていい理由とは?
●古いカメラとそのマニュアル
●テイクアウトのメニュー
テイクアウトのメニューは、インターネットで閲覧できるので、インターネットに接続して調べ物をできる環境にいる方には不用です。同じことが、マニュアル類にも言えます。
マニュアルを整理する話⇒取扱説明書(マニュアル)と保証書の収納方法、ミニマリスト流
2.今年はもういらない物
毎年更新される物は、今年の物でない限り、もう使いません。
たとえば、
●数年前のカレンダー
●数年前の手帳や日記帳(未使用、あるいは途中まで使用)
●古い年賀状
きれいなカレンダーだと、捨てたくないと思うかもしれません。それなら、日付部分は切り取って、写真や絵の部分のみ、壁にかけて鑑賞するといいかもしれません。
ですが、そこまでしたいとは思わないんじゃないでしょうか? なぜなら、今年は今年用のカレンダーがあるからです。
手帳や日記帳は、メモ帳として使うといいですね。
昔、半端なノートがたくさんあったとき、とにかくがんがん筆記して使い切りました。日付の入っている手帳も、罫線など無視してメモ帳として使いました。
ノートを使い切る方法⇒三日坊主なあなたに~ノートをきっちり使い切る方法はこれだ
こうした使い切り活動に従事する覚悟のない方は、ふつうに資源ごみや可燃ごみとして捨てたほうがいいでしょう。
年賀状は、自分なりのルール(3年間は取っておく、とか)を決めてしまうと、スッキリ整理できると思います。
年賀状の整理法の例⇒年賀状の整理と断捨離の方法~実録・親の家を片付ける(9)
毎年、繰り返し、新しい物が入る物は、新しい物が入ったときに、古い物を新陳代謝させることを意識すると、ガラクタがたまりません。
3.子供が使っていた物
子供が成長した結果、もう使わなくなる物があります。これまた、不用品です。
たとえば
●子供が着ていた服
●子供が使っていたランドセル、かばん、学用品、教科書、ノート
●子供が使っていたおもちゃ、ゲーム
●子供が作った物⇒たった1つだけ考え方を変えれば、子供の作品、図画、工作は簡単に捨てられる
子供が使っていた服やかばんを「いつか孫が使うかもしれない」と思い、捨てない人がいます。これは、あまり現実的な考え方ではありません。
未来予測としては、不確定要素が多すぎます。
●孫ができるかどうかわからない
●仮に孫ができても、その孫の体型や趣味に合うかどうかわからない
●孫が着たがるか(使いたがるか)どうかわからない
早いスパンで流行も変わりますし、社会構造も変わります。
たった5年でも、子供を取り巻く環境は違います。10年以上先に生まれるかもしれない孫ではなく、いま、現役で子供をやっている人たちに使ってもらうのがベストではないでしょうか?
そのためには、家の外に出さなければなりません。
この記事に使った画像は、我が家の物置き場にある、ボードゲームです。いずれも、娘が子供のとき、夫が買ったものです。
緑色のマスキングテープが見えますが、これは、2014年の秋、引越しをしたとき、中身がばらけないように夫が貼ったものです。
もともとそんなに使っていないゲームです。最後に誰かがこれらのゲームをしたのはもう10年以上前じゃないでしょうか?
今後、誰かがこのゲームをする可能性もありません。
誰も使わないゲームをいまだに所持している、その行動が謎ですが、夫は、「もう使わなくなった物は捨てたほうがいい」という発想をしないから、ここにあるのでしょう。
思い出の品なのかもしれませんが、夫の場合、思い出の品は腐るほど持っているから、ゲームのような、ほかの人が役立ててくれそうな物は寄付したほうがいいと思います。
4.使わなくなった生活雑貨・趣味グッズ
時間の経過とともに、自分の年齢、体調、嗜好が変わって、使わなくなる物もあります。
たとえば、
●趣味で使う物、スポーツ用品
以前はやっていたけど、いまはやらなくなった活動に関係のある物は、もう誰も使わない物です。
趣味グッズに関しては、先日いくつか記事を書いたので、そちらを読んでください。
●度が合わないメガネ
年をとると、だんだん老眼になるので、昔使っていたメガネの度が合わなくなります。寄付できるメガネ屋さんや団体もあるので、調べて寄付するか、ゴミとして処分してください。
●冷蔵庫の中にある数日前の食べ残し
食品は生活雑貨ではありませんが、時間の経過とともに、必要度が大きく下がってしまうものの1つです。だんだん質が落ちていくし、「残り物は食べたくない」という人もいます。
残り物を食べる人がいないのに、毎回、残り物を冷蔵庫に入れておくのは意味がありません。
今回は、捨てて、今後は残り物を出さないシステムや、すぐに食べきる仕組みを作ってください。
5.もともと誰も使わない物
自分で買ったけれど、結局使わない物、もらったけれど、趣味じゃなくて使わない物は、明らかに「誰も使っていない物」なので処分します。
処分するのが嫌なら、一念発起して使ってください。
もともと使わない物の代表は
●ショップの袋
●コンビニのお弁当やおやつについてくる物(お箸、小袋に入った醤油、マヨネーズ、小さいプラスチックの容器に入ったソースなど)
●コスメのサンプル
●ノベルティグッズ(販促品)
こういう物をキープすている人は、たぶん、「(いま使っている物の)予備として」という考えがあるのでしょう。
ですが、そういう人に限って、本品のほうも、ありあまるほど持っています。
もっとプチ断捨離の記事を読みたい方はこちらからどうぞ⇒これで捨てまくる。「プチ断捨離シリーズ」記事の目次
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今回は、今すぐ捨てられる物として、「誰も使っていない物」を捨てることをおすすめしました。
誰かが使っているかどうかは、見ればわかります。
「もったいない」と思うかもしれませんが、悩んでいるその時間のほうがもったいないです。シビアに判定して、さっさと捨ててください。