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不用な物や行動を捨てたり、捨てる決心をした読者のお便りを4通紹介します。
2018年4月の終わりから5月はじめにかけていただいたメールです。
読者が捨てたもの/捨てつつあるものは以下のとおり。
・無駄遣い
・見栄をはること
・空き家状態の実家
・家の中に詰まっていた不用品
捨てたものはいろいろあれど、捨てて人生が好転したというメリットは共通しています。
まず、「貯金します」という誓いを送ってくれたかおるこさんのメールです。
使うからお金がなくなる、あたりまえのことに気づいた
件名: 貯金に向けて
土日も休みなく、充実した内容を続けられるってほんとにすごいと思います。
筆子ジャーナルに出会い、お金を貯めるには買わない生活が一番、どうして今まで気づかなかったのだろう? という当たり前のことに目がさめる思いで、自分なりに意識的な買い物や買わない挑戦を実践中です。
もちろん断捨離もコツコツ続けています。
先ほど引き出しの中の通帳類を整理していて、ほんの1、2年で50万円くらいのお金をだらだら引き出して、スッカラカンになっていたことを発見し、頭を抱えていたところです。
数ヶ月前にも別の通帳で同じようにだらだら引き出していたものを発見し、落ち込んだことを思い出しました。
お金の使い方がまったくなってない! これだけ稼ぐのにどれだけ働かなきゃいけないのかわかってない!
ホトホト自分が嫌になりましたが、ここでくじける訳にはいかないのです。
筆子ジャーナルに出会い、お金の使い方や貯める習慣を身につけつつあるいま、あきらめない私でいたいとおもい、筆子さんにこの誓いを聞いていただきたくメールしました。
その、何に使ってしまったのかわからない通帳は保存し、今後の戒めのためにし、貯金が目標に達したら処分しようかなと思っています。
それにしてもお金って逃げ足? 早いな~いやいやお金には足はない!貯金へのモチベーションが上がった出来事でした。
カナダも過ごしやすい季節になったのでしょうか。朝晩の気温差はありますよね。どうぞご自愛ください。
かおるこさん、こんにちは。
誓いのお便りありがとうございます。
「あきらめない私でいたい」と書かれていますが、かおるこさんは、今からでも十分、お金をためられます。
少なくとも、ここ1~2年で、使途不明金が50万円あり、しかも、別の口座からも引き出していたのですから。
とりあえず、ふだんどこにお金が行っているのか(何に使っているのか)書き出すだけでも、ずいぶん無駄遣いが減るでしょう。
ぜひ、がんばってください。
この記事読んで、さらにモチベーションをあげてください⇒1年間、買い物せずに暮らしてみたらこんなにお金が貯まった(TED)
買わない挑戦が初耳の人はこちらをどうぞ⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
次は、友人にこのブログを教えてもらったというさちさんのメールです。
減らすことで人生が好転した
件名: 出逢えたことに感謝します。
一昨年の冬に、友人から筆子さんのブログを紹介されてたのがきっかけで、読んでいます。
昔、断捨離をしていた時期がありました。その当時は「本の通りにして物を減らせば、私も幸せになれる」と言う思い込みでした。
最初は断捨離がうまくいってましたが、心のどこか満たされない自分がいました。筆子さんのブログを読んでいくうちに、断捨離を通して「自分(と人生を含む)がどうありたいか」に気づきました。
無理な自己啓発をやめました。服も以前より少ない枚数でやりくりできてます。その中で好きな物は身の丈の範囲で楽しんでいます。
自分に武器や見栄(装飾)を増やすことばかりに目を向けず、部屋の模様替えのように、減らす勇気をもって人生もカスタマイズしていいんだなと。
どんな自分でも私だと受け入れて(ここはまだ時間がかかりそうです)、残りの人生を生きようと思います。
筆子さんのブログに出逢えたこと、そして紹介してくれた友人に感謝します。
ありがとうございます。
さちさん、お便りありがとうございます。
自分らしく暮らせるようになってきてよかったです。
断捨離やミニマルライフは目的ではないので、その先にあるものを考えながら片付けたほうがいいと思います。
何も考えずに物を全部がさっと捨てたところで、自分は全然変わっていません。すると、生活も変わらないのです。
このブログを紹介してくれたお友達に、私からもお礼を申し上げます。
さちさん、これからもお元気で楽しくお暮らしください。
次は、病気の治療をしているというリリコさんのメールです。
悩むより行動だ! と思えるようになった
件名: 心の平穏
以前プレゼント企画の時に一度メールを送りました。
スマホの電池が残り1%しかない時に急いで送ったので、スクショした文章を後で読んだら筆子さんの名前を間違えて打っていました。大変失礼しました。
帰って充電してから落ち着いて送れば良かったのに、締切りが近かったから何故か焦って送ってしまいました。そういう所、直したいです。
私はどちらかと言うと部屋は綺麗な方で、床に物はないし、引き出しやクローゼットの中も整理されていて、物が行方不明になることはほとんどありません。
今病気の治療中で体調が悪く、ろくに家事ができない日もあるのですが、物が少ないので部屋が散らかることがありません。片付けておいて本当に良かったと思います。
散らかった部屋にいたら、きっともっと体調が悪くなってしまう気がするし、心も穏やかでいられないと思うからです。
自宅は整理されているのですが、空き家状態の実家の片付けがまだ途中で、それがいつも心に引っかかっています。
暖かくなってくると、草が生えてきてるかな? とか、風が強い日は、屋根飛んでないかな? とか、心配が尽きません。
以前はぐちぐち悩むばかりだったんですが、筆子さんのブログを読むようになって、「この家がある限り心配はつきない。早く売ろう! 悩むより行動だ!」と思えるようになりました。
今までコツコツ自分で片付けていたんですが、体調が悪いのでこまめに通うのが難しくなってしまいました。
治療が終わり体調が落ち着いたら、業社に頼んで一気に片付けて、早く売ろうと思っています。心の平穏のため、いらない物は早く手放そうと思います。
実家を売ってスッキリしたら、また報告のメールをします。それまで頑張ります。
筆子さんのブログは、部屋の片付けだけでなく、心のあり方なども深く掘り下げて書いてくださっているので、どの記事も面白くて大好きです。
これから部屋を片付けたい人にも、ある程度片付けを終えてもっと高みを目指している人にも、どんな人にもためになる素晴らしいブログだと思います。
これからも楽しみにしています。
日記のような文で、長くなってしまい申し訳ありませんでした。読んでくださり、ありがとうございました。
リリコさん、こんにちは。お便り、ありがとうございます。
打ち間違いは、気にしないでください。私もしょっちゅうミスタイプしています。
リリコさんは、いま、闘病中なのですね。体調が悪いときは、病気を治すことに集中して、ほかの心配ごとはとりあえず、横に置いておくほうがいいですよ。
ストレスはからだによくないので。
気になるなら、「病気がよくなったらやることリスト」を作って、そこに書いておくといいですね。
1日も早くお元気になられますこと、お祈りしています。
最後はワーキングママのずえさんのお便りです。やや長いので、読みやすさを考慮して小見出しを入れさせていただきました。
ガンガン捨てたあと、私の暮らしに起きたこと
件名: はじめてメールさしあげます。
はじめまして。筆子ジャーナルを楽しみにしている4歳と0歳のワーキングママで、ずえと申します。
筆子ジャーナルを知ったのは第二子を授かってから。「新しい空間で子どもを迎えよう」と同時に「片付けって動線が大事なんだよね」と楽チン収納術なる本を手にしたばかり(笑)
子供は増えたのに物は減った
それから筆子ジャーナルを読みあさっては渇を入れて「とにかく捨てよう!」と捨てまくり(収納本は売りました)。単純な断捨離疲れにもなりましたが、ひとまず空間を作ることに成功しました。
前の職場から持ってきた書類がダンボール箱で2つもありました。理不尽な退職だったのに、ずーっと部屋の一角を占拠していたのです。「いつか決定的な証拠となって必要になる」とかなんとかで。
息子と一緒に、シュレッダーにかけたときはスッキリしました。なんだったんだろう? その書類を手放したいまの方が当時のことを冷静に見られている気がします。
また、第一子のときに撮った部屋の写真が出てきたときは驚きました。「え、こんなもの取っておいたんだ」「棚に詰め込むだけ詰め込んでる」と。
今は子どもは増えてもさほど物は増えないよう気をつけているせいか、あのときよりましになってます。
友達を家に招くことに成功
この間はうれしいことがありました。復帰目前でママ友4人と赤ちゃんを家に招いたのです。第一子のときには考えられなかったことです。とにかく焦ってましたから。
わが家に決めたときもすぐ「古いマンションだし、もっときれいになってからがいいよね。食器もそろってないし、おしゃれじゃないし…仕事に集中したいから、やっぱり断ろうかな」とかとか思いめぐらせていた自分。
「いつかっていつなのよ、いまじゃない? じゃあチャレンジだ!」とスイッチ入れて迎え入れました。
2LDKの、しかもワンルームは荷物置きになっているにもかかわらず、なんとかなりました(^^) 椅子も2脚しかないので床に座って、でしたけど。
なんとかなるものなんですね。おいしく楽しく時間を過ごせて、復帰のよいスタートが切れた!と自信になりました。
職場復帰後の工夫
復帰してからは1日24時間じゃ足りないと感じる日々ですが、早起きを心がけて「荷物置きの部屋の1個でいいからモノは捨てよう。せめて数行のモーニングページはつけよう」と始めています。
先日は鳥の声で目が覚め、すばらしい朝でした。
水を飲むこと、砂糖断ちであらわれた変化にも驚かされています。翌日にハッキリ出ます。重い頭痛がありません。化粧水を浸けた肌から老廃物がポロポロ出るではありませんか。
「化粧水がいいからじゃなくて、私が変わったんだ!」と。
ただ私、ストイック過ぎるのでほどほどに変化を楽しみたいと思います(^^)
冷え取り靴下も断捨離できた
いちばん大きな変化は、なくてはならなかった「冷えとり靴下」でしょうか。
7年前は10枚以上は履いてました。おもしろいことに、通っていた冷えとり靴下のお店があったのですが、その店主から「カレン・キングストン」の本を紹介されたのです。
数年後、まさか冷えとり靴下がガラクタになるとは夢にも思いませんでした…
その店主の口癖は「あなたは脳が冷えている」でした。このあたりのエピソードはネガティブ過ぎるので書きません(^^)
いまを生きるということ。すごく大切なメッセージを受け取っています。筆子さん、ありがとうございます。
どうぞお身体に気をつけて筆子ジャーナルを続けてくださるよう、心から願っています。
長文失礼しました。読んでくださりありがとうございます。
ずえさん、お便りありがとうございます。
物を減らすことで、いろいろとよい変化があって、とてもよかったですね。
それにしても、ずいぶん、いろいろな記事を読んでくださっているのですね。とてもうれしく思います。
靴下って一度に10枚もはけるものなんですね。両足にはくから、20枚ということになります。これを断捨離できたのは、確かに、とても大きなことだと思います。
冷え取りの記事にも書きましたが、靴下代と、洗濯の手間が馬鹿にならなかったでしょうから⇒冷え性の7つ理由とその対策。靴下より健康の底上げを
ずえさん、仕事、育児、家事に忙しい毎日だと思いますが、お身体に気をつけて、ひきつづき、楽しい毎日をお過ごしください。
カレン・キングストンの本について⇒『ガラクタ捨てれば自分が見える』で衝撃のスペースクリアリングに出会う~ミニマリストへの道(20)
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今回は、いろいろ捨ててみたら、生活が変わった読者のメールを紹介しました。
いつもたくさんお便りをありがとうございます。全部のメールを紹介できませんが、いただいたお便りはすべてありがたく拝見しています。
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