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お肌のシミを消す民間療法をお伝えします。
日焼け止め以外何もぬらない肌断食を始めてそろそろ10ヶ月。
肌の状態はふつうですが、シミが目立っているのが気になっています。このシミ、肌断食をする前からありました。
右頬は数は少ないけど1つ大きなのがあり、左頬は小さいのが星雲のように存在。特に増えも減りもしてない感じです。
全く化粧しないので目立つのですよね。これを取ることができないかなと思って調べてみました。まず私の顔にたくさんシミができた理由からお話します。
私のシミは老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
シミにもいろいろありますが、私の顔についているのは老人性色素斑です。これは顔、首、手、背中などに出る茶色いシミです。
薄茶色で楕円形や丸い形をしています。シミの原因は紫外線です。
紫外線は太陽の出す光線で目には見えません。
詳しくは⇒紫外線対策入門~SPF、PA、UPFの違いを徹底解説~お肌にいい日焼け防止とは?
紫外線をあびると、肌の中でメラニン細胞が活発になりメラニンをたくさん作り(つまり肌を黒くして)、紫外線が肌の奥のほうまで到達しないように守ります。
その後、肌のターンオーバー(表皮の入れ替わり)が起これば、メラニン色素がいっぱい入っている表皮は、はがれ落ち、新しい細胞を持った表皮ができて、もとの白い肌に戻ります。
しかし、加齢や、紫外線の浴びすぎ、ストレスなどが原因で、このターンオーバーがうまくいかないと、肌に茶色いシミが残ります。
紫外線対策を無視していた私
若いうちは新陳代謝(細胞の入れ替え)が活発なのでターンオーバーも順調です。年寄りはすべての代謝が低下しますから、そういうわけには行きません。
30代半ば過ぎに空気が乾燥していて、日差しの強いカナダに来ました。
あまりに空気がドライなので、最初は顔が痛くなったほどです。今はすっかり慣れましたが。
その頃からろくに化粧をしていなかったし、日焼け対策もせず(健康や美容に、全く頭が行ってませんでした)炎天下を歩きまわっていました。
39歳で出産したせいもあるかもしれません。老人性色素斑はこれまであびた紫外線のせいでできるそうなので、子供のときからの蓄積がついに飽和したとも言えるでしょう。
私が子供のころは、まだオゾン層が破壊されていなかったので、日焼け止めクリームなんてぬってませんでしたから。
要するに年をとったからシミができたのです。40歳ぐらいでまず背中にシミができ始めました。
顔のほうは、「気づいたらたくさんできていた」という感じです。
以前手の甲にもちらほらとありましたが、こちらはなぜか薄くなってきました。たぶん砂糖や加工食品をあまり食べなくなったからだろうと思います。
白砂糖をやめた話⇒白砂糖はこんなに体に悪い~私が砂糖をやめた理由とは?
単に血管が浮き出てきて目立たないだけかもしれませんが。
日本ではこういうシミを取りたい場合は、お高いアンチエイジングクリームを塗ったり、ケミカルピーリング、レーザー、薬を使うのが一般的です。
私は肌断食してるので、自然にある物を使ってシミの色を薄くすることにしました。
肌断食の話⇒ミニマリストの私が使っているたった1つの化粧品
いろいろな物が使えるのですが、日本で手に入れやすい4つを紹介します。
注意:自然のものを使うので、肌に合わないと、かえって肌が荒れます。肌の弱い人はパッチテストをしてからやってみてくださいね。
シミを消す民間療法4つ
1.レモン汁をぬる
レモン汁のクエン酸がシミを薄くします。また、透明感のある柔らかい肌に保ってくれます。
敏感肌の人は、レモン汁を水やローズウォーター、はちみつなどで薄めてください。また、ぬったまま太陽光線にあたるとかえってシミがひどくなる可能性があるので、タイミングに気をつけてください。
やり方はいくつかあります:
●寝る前にレモン汁をシミにぬり、翌朝洗い落とします。
●日に2回、シミにレモン汁をつけて30分おき、水で洗い流します。
パックにすることもできます。
●レモン汁に砂糖をまぜてペーストにし、シミのあたりにのせ、5~10分置いたら、スクラブ剤のようにこすって、最後に水で洗い流します。
これを週に2~3回行います。
2ヶ月ぐらいでシミが薄くなってくるそうです。2ヶ月ってけっこう長いですけど。
早速、今この記事を書きながら、シミにレモンの輪切りをのせています。ひんやりして気持ちがいいです。
レモンの輪切りをぎゅっとほほに押さえつけると、しばらくの間はそこに乗っています。そのうち落ちてきますが。
肌をさわってみると、本当に柔らかくなっています。気のせいですかね?
2.アロエベラの樹液をぬる
アロエベラはサボテンふうのユリ科の植物の名前です。やけどや切り傷にいいと昔から言われてますね。
私が子供のころ、応接間に祖父が育てていたアロエベラの鉢があり、切り傷を作ると母が葉をちぎって、ぬってくれたものです。
アロエにはいろいろな効能があります。整腸作用、便秘の改善、肌への消炎、殺菌、保湿効果など。日焼けした肌や、乾燥肌にぬると改善されます。
アロエには200種類ぐらいの成分が入っているそうですが、お肌にいいのは、アロエステロールという成分。これは線維芽細胞(せんいがさいぼう)を活性化するそうです。
線維芽細胞は、損傷した細胞を修復する細胞です。この細胞が元気だと、肌の弾力やハリのもとになるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸もたくさんできるのです。
ということはアロエは肌のアンチエイジングにもいいですね。実際、アロエを配合したクリームやローションもたくさん市販されています。
アロエベラの樹液を取り出す方法を説明している動画をご紹介します。英語ですが、やってることを見ればわかります。
アロエベラでするシミ取りも葉に入っている樹液を使います。
●樹液をシミの上に45分のせます。週に2回ぐらいやります。
●寝る前に塗りそのまま寝ます(8時間ぐらい放置するということ)。
●日に2度、シミの上にのせて30分おき、水で洗い流すというのを1ヶ月ぐらい継続。
アロエベラはレモン汁より効力があり、1ヶ月もやればシミが薄くなるそうです。塗った後、べつに洗い流さなくてもいいような気がしますが、肌が弱い人は洗ってください。
アロエを一鉢持ってると便利そうですね。あいにく家にはありませんが。
アロエのジェルを使うのは、実際にアロエを持っている人、植物を育てるのが好きな人におすすめです。
スーパーで100%アロエのジュースを買ってきて使ってもいいです。
3.プレーンヨーグルト
すっぱいヨーグルトにも美肌を助ける成分が入っています。ヨーグルトの成分のうち、フルーツ酸というのがいいらしいです。
●ヨーグルトをシミにぬって20分ぐらい置き、洗い流します。
●寝る前にぬってそのまま寝ます。こっちのほうが簡単ですね。ただ、寝間着や布団が汚れるかもしれません。
●パックにして顔に塗布
ヨーグルトとオートミール(挽いたもの)とレモン汁でパックを作って塗ります。割合は
ヨーグルト 大さじ1
オートミール 大さじ2
レモン汁 大さじ1
このパックをぬって30分おいてから、洗い流します。週に2、3回やります。
オートミールについてはこちらを⇒オートミールで健康的にダイエット、入浴剤や犬のシャンプーにも
お肌をきれいにするスキンケアはこちら⇒シンプルスキンケア:化粧品に頼らずきれいな肌を保つ方法
私は乳製品を食べなくなったのでヨーグルトも自分では買わなくなりました。わざわざヨーグルトを買ってきてやる気もしません。けっこう高いですからね。
冷蔵庫に古いヨーグルトがあったら、顔にぬって消費するといいですね。
4.玉ねぎ
玉ねぎの汁にも酸が入っているので、シミを消すのに有効です。
●玉ねぎをスライスして、日に2,3回、そのままシミにこすりつけるだけ。ただ、目のそばでやると涙が出そうです。
●玉ねぎの汁大さじ1とはちみつ大さじ2でペーストを作って、シミにぬり15分ほど置いてから水で洗い流します。これを日に、1,2度やります。
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このほかにもバターミルクやアップルサイダービネガー、ホースラディッシュなどが肌を白くするのに効果があるそうです。
アップルサイダービネガーを使う方法はこちらに書きました⇒アップルサイダービネガーの9つの効用。美容と健康のために常備しておくと何かと重宝
スパイスのターメリックやサフラン、スイカの皮やキュウリもシミの色を白くするそうです。
この手の療法は時間がかかるのが特徴です。1週間や2週間ではシミは消えません。数ヶ月のスパンで気長にやる必要あり。
一番コストがかからないのは玉ねぎでしょうか。ただし、やっていてあまり優雅な気分にはなれそうにないです。
それにデスクまわりが玉ねぎ臭くなりそうなので、レモンを試してみることにしました。効果がありましたら、またお伝えしますね。