ページに広告が含まれる場合があります。
持たない暮らしを心がけている読者のお便りを3通紹介します。
・質のいい服を少しだけ持って着倒す
・実家の片付けに使った作戦
・着物を洋服にリフォームして活用
最初は服を捨てようかどうか迷っていたねこやまさんのお便りを紹介した記事⇒衣類の断捨離:まだ着れる服があるけど、新しい服も欲しいときはどうするか? の感想を送ってくれたしまこさんのお便りです。
好きな服をとことん着て処分する
件名:ねこやまさんの記事を読んで
ねこやまさんの記事を読みました。
買いたい服があるというのは、今ある服じゃないテイストを求めているからだと思うので、買った方がいいと思います。
服が好きな方は、常にテンションが上がる服を着ているのが毎日楽しく過ごせる秘訣だと思います。
私もミニマリスト系だと思いますが、洋服の数がとても少ないです。
今の時期は、夏用のトップス4,ボトムス3,ワンピース1を繰り返し着ています。
1万円前後の服を買うことが多いので、毎日が家にいても勝負服で、外出時も通常の格好で行きます。
ローテーションがヘビーすぎるので、大体トップスは1、2シーズンでダメになります。
大体30回くらい洗濯をすると状態が悪くなるし、3年目になると状態がよくても流行ではない形になるので処分という感じです。
また、自分で気に入って買ったもののどうしても似合わない場合は、メルカリで破格で売却したり、自治体の衣類リサイクルに出してしまいます。
この行為が非常に心苦しいのですがあえて早めにやっています。
これにより失敗のない買い物を心がけられますし、何が似合うかもわかりますので、気に入った高い服を色褪せてボロボロになるまで着倒すことにしています。
しまこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
洋服との付き合い方を教えてくれて重ねてお礼申し上げます。
しまこさんは、自分が好きな高い服をしっかり着ているのですね。
ねこやまさんは、しまこさんと同じで、服やファッションが好きな方だと思うので、参考になったと思います。
私も服はあまり多くないんですが、特殊な仕事(芸能人、クラブのホステスなどの接客業、ブティックの店員など)でない限り、冷静に考えると、ほんとうに10着もいらないと思います。
服をたくさん持っている人は、多分に「趣味」の部分があると思うので、趣味を楽しむために、それぞれが最適なやり方を追求するといいでしょう。
では、しまこさん、これからもおしゃれを楽しんでください。どうぞお元気でお過ごしください。
次は、亡くなったお母さんの着物を着ることにしたと教えてくれたmmuさんのお便りから、実家の片付けに関する部分を紹介します。
実家を片付けに使った作戦
件名:使ってないなら、ちょうだい作戦
物の少ない時代に生きた親なので、捨てられないのは仕方がない。
私が「これ捨てよう」とどんどん提案したら、「もう来てほしくない」と言われそうだったので、「これ使ってないなら、ちょうだい」に変えました。
明らかに私が使えないものは「ほしい人がいるから」(リサイクルショップで、とは言わず)。
持ち帰って処分しました。
幸い、「あれどうした?」と聞かれることもなく。
会ったときは、自分がチャレンジしていることなど、なるべく前向きの話をするようにしました。
親は、「捨てる」という考えは嫌い、子どもにいいことをしてあげたい、という考えだったのだと思うと、他界した今、涙が出そうです。
捨ててたのもお見通しだったかもしれませんが。
私のように筆子さんのおかげで助かっている人が多いと思います。ありがとうございました。
mmuさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
mmuさんのお母さん、やさしい方だったんですね。
確かに、親は子供にいいことをしてあげたいと思っていますね。私も娘に対してそう思っています。
すでに記事に書いていますが、私の母も、「捨てたほうがいいんじゃない?」と言うと、捨てたがらないんです。
でも、「ブログの記事にするから」と言ったら、母は「なんだ、そうなんだ。それならそうともっと早く言ってよ」と、どんどん捨てるものを出してきました。
2014年の夏に実家を断捨離した時の話で、当時、私は断捨離ブログを書いていて、毎日、捨てたものを記事にしていたんです。
「ものが少ないと楽だよ」と前向きな話をするのも効果的ですね。
私の母はインターネットをしないので、このブログはいっさい読んでいませんが、本は全部読んでくれ、読みながら、いろいろ捨てたそうです。
ものが多いと暮らしにくいし、せっかく持っているものを活かすことができないので、生きているうちにしっかり使えるように、不用品は処分したほうがいいですね。
では、mmuさん、これからもお元気でお過ごしください。
mmuさんの最初のお便りはこちらで紹介⇒相続した着物を自分で着てみることにした:読者の体験談。
次はやはり着物を着ているKさんのお便りです。
着物を洋服にリフォームして活用
件名:夏喪服(着物)をリフォームしました
以前、自宅が火災にあった話を取り上げていただいたKと申します。
その後元気に暮らしております。
着物の話題に参加したくてメールをすることにしました。
火災にあったとき、持っていた着物のほとんどは無傷でした。
着物本体と帯、帯揚げ帯締めなどを桐の箱に収納してあり、中身はダメージを受けませんでした。
私は出かけるときに時々着物を着ているので、手持ちの着物を処分する予定はありません。しかし親が作ってくれた喪服だけは今後絶対着ないと思い、処分ではなく、リフォームをすることにしました。
市内で着物のリフォームを引き受けてくれる洋裁店を探し、冬の喪服は洋服の喪服にしてもらいました。
昔よりも出番は減ったとはいえ、まだ喪服を着る機会はあります。
夏物の絽の喪服は、洋裁店の店主さんと相談し、普段着のワンピースになりました。前開きでコートのようにも着られます。
採寸と仮縫いが必要なオーダーメイドの洋服をあつらえるのは初めてで、「あなたの姿勢は少し右に傾いて前傾しているので、右袖を少し短くしましょう」など、細かく私に合わせて仕立ててくれました。
でき上がったワンピースはサイズがちょうどよいだけではなく、店主さんの心遣いで、もとの喪服に入っていた家紋と私の名前を、裏になる場所にさりげなく配置してくれていて、お気に入りの1枚となりました。
主に春秋のコートとしてシーズン中は毎日のように着ています。なんとなくそれを着るだけでキマる、みたいな服です。
リフォーム代は結構かかりましたが、満足です。
日本の夏はどうなっちゃうの? というくらい暑いです。
着物は好きですが、ファッションであって精神修養ではないので、夏は着ません。
筆子さんどうぞお体に気をつけてください。ブログ楽しみにしています。
Kさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
お元気で何よりです。
着物を洋服にリフォームした体験を教えていただき、ありがとうございます。
確かにオーダーメイドだと、少しお金がかかるけれど、せっかくの着物を眠らせず、使えるようにするのはとてもいいことですね。
Kさんの話を読んで、大昔、オーダメイドでピーコートを作ってもらったことを思い出しました。
すでに書いたと思いますが、20代後半のとき、オーダメイドで服を作ってくれるブティックで数着作ってもらったことがあり、そのうちの1つがピーコートでした。
すごく高かったんですけど、濃紺のウールで作ってくれて、しかも、ふつうタグがついている首元に小さなユニオンジャックをつけてくれたんです。
そもそも私はモッズが好きで、だからピーコートを作ってもらったんですが、たぶん店主さんと話をしていたとき、「私はブリティッシュ・ロックが好きで~」とかそういう話をしたからだと思います。
このように、自分の好みを反映できるから、オーダメイドはお金を出す価値がありますね。
日本は本当に暑いみたいですね。Kさんも、お体に気をつけてお元気でお過ごしくだい。
今週のnoteの更新など
今週、noteにアップした記事をリンクします。
つぶやきは随時、更新しています。
それから、LIFUL STORIESというサイトにエッセイを執筆しました⇒【寄稿】ミニマル思考で本当の自分を見つける|カナダ在住のミニマリスト筆子さんが実践する、「ガラクタ思考」を捨てる秘訣と自分の本音を聞くこと – LIFULL STORIES
読んでください。
*****
私の住んでいるところも今週はずっと最高気温が30度以上です。それも、34~37度あたり。
地球温暖化がすすみ、今後は35度以上がふつうになってしまうかもしれませんね。これ、人間の体温ですけど。
熱中症のリスクがあがるので、くれぐれも気をつけてお過ごしください。
では、あなたも、近況、感想、質問など伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。
こちらから⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル
お待ちしています。