ページに広告が含まれる場合があります。
いまより家賃の高い物件に引っ越しても、生活費を抑えられる工夫を10個紹介します
読者から、生活費を下げる方法をたずねるメール(たぶんそうだと思うけど)をいただいたので、書くことにしました。
まずメールをシェアしますね。
アッコちゃんからいただきました(アッコちゃん、と最初から「ちゃん」がついていたので、敬称はつけません)。
ダウンサイジングします
件名:初めまして!
筆子様と同世代です。(5年前にお一人様になりました。)
断捨離もかなり進み、衣類、不要品、趣味の作品等すべて処分致しました。
結婚してから40年近く現在まで、あらゆる趣味をしてまいりまして、筆子様のブログに出会い人生観もかわり、楽~に、ゆる~く!物が残らない趣味をと、ジムに通っております。
1人暮らしのため、3K から1LDK の部屋に引っ越ししようかと、家賃が上がるため、只今検討中です。
断捨離したのに家賃が上がるのは、本末転倒かな? 経済的には大丈夫なのですが、善きアドバイスごさいましたら、よろしくお願い致します。
これからもブログ楽しみに拝見させて頂きます。お元気でお過ごしくださいませ。
アッコちゃん、メールありがとうございます。
いつもブログを読んでいただき、重ねてお礼申し上げます。
実はメールを拝見したとき、アッコちゃんが何を聞きたいのか、よくわかりませんでした。
とりあえず、「断捨離したあと、家賃があがるのは、本末転倒か?」という質問の回答をメールに書いて返信させていただきました。
この文章に、質問文の印であるクエスチョンマークがついていたからです。
断捨離をする目的は、人それぞれです。節約が第一の目的でないならば、べつに今より、家賃の高い家に引っ越したって、何ら問題ありません。
経済的に問題ないなら、なおさらです。
このように回答したのですが、「よいアドバイスをください」と書かれていたのが気になりました。
もしかしたら、アッコちゃんの聞きたいことは、そういうことではなかったのかも? とふと、お風呂の中で思いました。
もしかしたら、安い物件を探す方法を知りたいのでしょうか? それとも家賃があがっても、生活費を下げる方法を知りたいのでしょうか?
安い物件を探す方法は、不動産屋に聞くのが一番です。不動産屋は、どんな物件なら、家賃が安くなるのか、よく知っていますから。
一般に交通の便の悪いところになればなるほど、広さは同じでも、家賃は下がります。
この記事では生活費を下げる方法を書いてみることにしました。仮に、家賃があがっても、トータルで生活コストが下がれば、支出はいまと変わりませんし、場合によっては、減らすことすらできます。
以下に、生活費を下げるごく簡単な方法を10個リストアップします。
1.車を手放す
自家用車を手放して、自転車や公共交通機関を使うようにすれば、交通費は劇的にさがります。車の維持費や車両保険のコストがなくなりますから。
駅のそばに引っ越して、車を手放せば、たとえ家賃があがっても、全体的には、支出が下がる可能性は充分あります。
2.光熱費を節約する
3Kというのがどんな間取りを表すのかわからなかったのですが、現在の住まい(一軒家かマンションかアパートか知りませんが)より、狭い住まいに引っ越せば、光熱費、特に暖房費は下がります。
さらに、自分で工夫して光熱費を下げるようにすれば、もっと低く抑えることができます。
お風呂に入る頻度を落としたり、お風呂にためるお湯の温度を低くしたりすればいいのです。
これ以上、地球温暖化にならない生活をしよう、と心がければ、おのずと光熱費もさがります。
私はこんな工夫をしています⇒地球温暖化防止のために日常生活で私がやっていること
3.格安スマホの利用
スマホをお使いかどうかわかりませんが、格安スマホを使えば、かなり通信料が安くなります。
格安スマホとは、大手キャリアより月額料金が安いスマホのことです。
普通のスマホと同じように使えますが、携帯電話会社のメールは使えません。ですが、アッコちゃんのメールアドレスは、Gメールだったので問題ないですね。
4.自炊⇒食費を節約する
外食を減らし、自炊を心がけ、職場にお弁当を持っていけば、食費を抑えることができます。
お弁当を作るのが無理なら、水筒だけでも持参すると、飲み物代が浮きます⇒節約したいなら水筒を持て~象印を愛用中
私、今でもお弁当派ですが(外食は、あまりヘルシーでないため)、すごくお金に困っていたときは、自分でベーグルや食パンを焼いて、それをサンドイッチにして娘や自分の弁当にしていました。
飲み物は、絶対、外で買わず、水筒に紅茶やハーブティを入れて持参しました。飲み物代もばかりなりませんからね。
加工食品を買わないようにすると、全体的に金額が下がります。加工食品は、加工してある分、割高だし、たいてい身体にもよくありません。
また、食べ残しや廃棄分を減らすために、食品を買いすぎないようにするとよいです⇒食べ物を無駄にしないためにできる10の方法
必要な分だけを買ってください。
5.ジム通いをやめる
ジムに通っているそうですが、ジムに行かず、自宅でトレーニングすれば、その分のお金が浮きます。
ジムってけっこう高いですよね? 私にとってジムはぜいたく品に入ります。
ですが、人によって考え方はいろいろなので、ジムはお金を出すだけの価値があるものだ、と思うなら、そのままジム通いを続け、ほかのところで節約してください。
6.ケーブルテレビの解約
ケーブルテレビをご利用かどうかわかりませんが、もし使っているのなら、引っ越しを機会に、解約するといいでしょう。
ケーブルテレビ込みの物件だったら、勝手についてきますけど。
テレビは、人に物を欲しがらせる機械だと思います。コマーシャルもあるし、ドラマや何やらで、人の生活を見て、同じ物が欲しくなったりしますから。
ドラマに出てくる女優が着ている服や持っているバッグを欲しがる人もいます。
私の母にいたっては、テレビショッピングのチャンネルで見た商品をよく買っており、半ば趣味になっています。
ショッピングチャンネルを見なければ、買っていなかったはずのものが実家にはたくさんあります。
テレビの影響について⇒テレビを見ると「買わない暮し」からどんどん遠ざかる理由
7.各種サブスクリプション・宅配商品の見直し
雑誌、新聞など、定期的にお金を払って消費しているものを見直し、本当に必要なサービスだけ継続します。
アマゾンプライム、Netflix、Sportifyなど、定額サービスはいろいろありますよ。
頒布会も、サブスクリプションです。
私の母は、ヨーグルトの宅配を利用していて、週に10個以上、専用ポストに配達されていました。明治か森永か、どこのヨーグルトか知りませんが、青いカップのヨーグルトです。
食べきれずに、冷蔵庫にたまりがちで、母はヨーグルトの消費に追われていました。
「月に4000円もヨーグルトの請求が来たから、少し減らす」と言っていましたよ。
ヨーグルトの宅配を頼むなら、食べ切れる量だけにするか、いっそ、自分で必要な分だけ買ってくることにするといいでしょう。
8.保険の見直し
生命保険のパッケージものに入っていて、いまはもういらなくなった保障に掛け金を払っている可能性があります。
時々保障内容を見直して、過不足なく、保険をかけるようにしてください。
9.外注していたことを自分でする
外部サービスを利用していたことを、自分でやるようにします。
美容院で髪を切ったり、毛染めをしていたなら、自宅で自分でやる、とか⇒セルフカットのすすめ。時間もお金も大幅に節約できる
毎回セルフカットをする必要はなく、たまに、自分で切ってみるだけで、美容院代が浮きます。
自分がどんな外部サービスを使っているのか書き出して、自分でできそうなことはないか探してください。
水道屋さんや電気屋さんのサービスなど住宅関係の仕事や、医者が提供しているサービス以外は、たいてい自分でなんとかなるんじゃないでしょうか?
医者にしても、ただの風邪なら行くことないです。自分の免疫がなんとかしてくれない限り、治りません。
10.服やパーソナルケアグッズにお金を使いすぎない
女性は衣類や身の回りのものにお金を使いすぎる傾向があります。
「できるだけ、すでに持っているものを使って生活する」と決めて、そのように暮せば、手持ちのものでなんとかなります。化粧品もそんなにいりません。
いろいろ書きましたが、ようはぜいたくするのをやめるだけです。ぜいたくしているせいで、貧乏になっている人、たくさんいますからね。
節約方法は過去記事にもたくさん書いています⇒お金の貯め方のまとめ。ミニマリスト50代主婦の工夫です
*****
質問メールには、何が質問なのか、明確に書いていただくと助かります。
いまの自分の問題や課題が自分でわかれば、意外と自分で解決できるものです。
何が問題なのか、自分でわかっていなかったり、わかろうとしなかったりするから、悩むことになるのかもしれません。