散らかった部屋

断捨離テクニック

いったん片付いたのにまた散らかってきたら?:今度こそ減らす、現状見直し編

「今度こそ減らすシリーズ」では、何度も片付けに失敗した人に、今度こそすっきりした環境を手に入れる方法をお伝えしています。

今回は、いったん片付いたのに、またなんとなく散らかってきたときにするべきことを4つにまとめました。

暮れの大掃除で、徹底的にきれいにしたはずなのに、なんだか、また周囲が散らかってきた、と感じている人は読んでください。



1.初心に帰る

周囲が散らかってくる原因は2つあります。

1)まだまだ物が多い(捨てきらない前に、断捨離をやめてしまった)

2)日々の小さな断捨離をさぼっている

最初に、日々のちょっとした片付け(捨てもの)をやらなくなった対処法を紹介します。

ずばり、それは、初心に戻ることです。

初心に戻って、そもそも、なぜ、自分は片付けをしようと思ったのか、そこを考えてみます。

自分はなぜ、シンプルライフをめざしているのか、どんなシンプルライフが理想なのか、どんな暮らしになったら満足なのか。

こんなふうに、片付ける理由や到達点を確認します。理念を明らかにしておくと軸がぶれません。





私も何も考えていなかった

意外と「こんな暮らしにしたい」「こんな生き方をしたい」「こんな生活に近づけたい」という部分を考えない人がいます。

昔の私もそうでした。

とりあえず、物をがんがん捨てて、がーっと減らせば、いろいろなことが勝手にうまくいってハッピーになるんじゃないか、とわりと無責任にかまえていました。

けれども、「必要な物だけを持ち、自宅で自分1人でする小さなビジネスをしながら、過不足なく心穏やかに暮らしたい。

他の人のためになることもして、周囲の人と仲良くし、できれば、地球や自然にあまり負荷をかけないで」という目的を意識するようになってからのほうが、シンプルに暮らせるようになりました。

シンプルライフって何?

シンプルライフは、単に物を減らせばいい、と考えることではありません。

自分の持ち物を見直して、不用なものを減らすかわりに、価値あるものを増やすことだと思います。価値あるものは、たいてい、目には見えない何かです。

不用品や、する必要のないことを手放した結果、できた余白や余裕に、自分の人生に意味をもたらしてくれるものを入れる、付け加えるという感じです。

そうするために、部屋の中には、ちゃんと使っているもの、そこにある意味のあるものだけを置いたほうがいいのです。

意味のあるものが何であるかは、人によって違います。シンプルライフは自分で考える暮らしであり、他人の猿真似をしない暮らしだとも言えます。

2.買い物の仕方を見直す

まだまだ物が多い問題を解決するために、買い物習慣を見直します。

手持ちのスペースに対して、物が多すぎると、散らかって、ぐしゃぐしゃになった状態から、きれいにするまでにかなりの時間とエネルギーが必要です。

大掃除のときは、一定の時間とエネルギーを、片付けと掃除に投下したから、きれいになったのです。

この「きれい」をキープする方法は2つあります。

1)毎日しっかり整理整頓や大掃除をする(ずっと時間とエネルギーが必要)

2)家の中にある物を減らす(少しずつ減らせば、だんだん片付けにかける時間が減っていく)

私がおすすめする方法は2番です。

物を減らすために、買い物の仕方を変えてください。

すでに持っているものは、ちゃんと使っていれば、遅かれ早かれ使い切れます(使い切れないと思うものは捨てる必要あり)。

だから、入ってくる物を減らせば、時間がたつにつれて部屋はスッキリするはずです。

買い物の仕方を見直せば、入ってくる物が確実に減ります。

いつも、目的意識のある買い物ができるといいですね。1番に書いたように、自分の人生に意味をもたらしてくれるもの、価値を与えてくれるものだけを買うのです。

何かを買うときは、「これは、私の人生にどんな違いを生み出すのだろう? どんな価値をもたらしてくれるのだろう?」と考えてから、買うようにしてください。

そうすれば、「値段が安いから(セールになっているから)」「期間限定だから」「ほかの人が持っているから」という理由で、買ってしまうことが減ります。

本当に必要な物を買う習慣をつければ、家に侵入するガラクタ予備軍は、着実に減っていきます。

必要なものを見極める参考にどうぞ⇒スッキリ空間を実現するコツは、なくてはならない物だけを持つこと。

3.少ない物で暮らすシステム作り

いったん、不用品をがーっと捨てても、少ない物で暮らすシステムができていないと、また物を家に入れて、たくさんの物と一緒に暮らす生活に逆戻りします。

自分が特にたくさんの物を断捨離した分野を考え、少ない物でまわす仕組みを作ってください。

仕組みといっても、そんなに難しいことではありません。

やたらとストックを買って、ためこむ生活をしていたのなら、ストックは最小限にして、なくなったら買いに行くようにすればいいし、クローゼットが衣類でいっぱいだったのなら、少ない服で暮らす方法を考えて、そういう生活をすればいいのです。

少ない服で暮らす代表的な方法は、ある程度、定番(ユニフォーム)を決めてしまうことです⇒少ない服でおしゃれを楽しむ方法。この秋からミニマルなファッションにしませんか?

私自身も、ユニフォームというと聞こえはいいですが、ほぼ着たきりの生活をしています。いつも同じような格好をしているので、テイストの違う服は持つ必要がありません。

料理が大好きで、ありとあらゆる調理雑貨を持っていたのなら、いろいろなことに使える、ちょっといい包丁に投資して、ほかの、たった1つの用途にしか使えない便利グッズは一掃するというのも、新しい仕組み作りです。

要は生活の仕方を変える、ということです。

物をたくさん捨てたあとも、前と同じように考えて、前と同じような生活をしていると、前と同じように物が増え、前と同じように部屋が散らかります。

ある時、一気に物を捨てることが、すべてを変えるとは思えません。それは、応急処置にすぎないのです。

生活の仕方を根本的に変えて、数少ない物を持ち、楽しく暮らす方向に舵を取れば、断捨離のリバウンドは起きません。

数少ない物で楽しく暮らすために、ある程度、物が減ってきたら、持ち物の棚卸し(在庫調べ)をしてはどうでしょうか?

数を数える必要はありませんが、自分がどんな物をどれぐらい持っているのか、把握しておくといいでしょう。

私も、画材の棚卸しから始めています⇒明るい1年をすごすためにおすすめしたい5つの習慣。 2.すでに持っているものを書き出してみる、で、実物の写真を紹介しています。

4.引き続き、地道に不用品を捨てる

物が多ければ多いほど、散らかりやすいので、引き続き、1個ずつ地道に捨てていきます。

捨て方は、このシリーズの初回の記事に書きました⇒今度こそ物を減らすコツ(何度も失敗した人向け):行動開始編。

短い時間でも、毎日不用品を捨てれば、思いのほかきれいになります。

15分捨てるすすめ⇒「15分で27個捨てましょブギ」を続けて気づいた「捨てる」最大のコツとは?~ミニマリストへの道(30)

ここで気をつけたいのは、「週末、一気に捨てよう」と捨てることを先延ばしにすることです。

こう思っていても、週末は週末で、別のことで忙しく、結局、片付けられないまま、終わります。

片付けに成功する方法は、毎日、地道にコンスタントに捨てることです。

「1つや2つ捨てたって、見た目は何も変わらないから、やる気も出ない」という人もいるかもしれません。

べつに、見た目が劇的に変わらなくてもいいのです。なぜなら、私がおすすめしている方法は、プロセスに意識を向けることですから。

成長型マインドで、片付けてください⇒信じる力、マインドセットと成功の関係とは?(TED)

思うに、これまで、何度も部屋を片付けたいと思い、片付け本を読んでやる気になって、少し片付けたものの、結局、望む結果を手に入れることができなかった人は、結果にこだわりすぎていたんじゃないでしょうか?

雑誌で見た、ミニマリストの部屋みたいな環境に、一気にしたい、とか。

できるだけ効率よく、早く、簡単に実家を片付けてしまいたい、とか。

自分の生活は、死ぬまで何年も続くもの。しかも、自分も生活も、周囲の環境もどんどん変化していきます。

一気に何もかも完璧に片付くなんて、土台、無理な相談なのです。

そのように考えるのではなく、シンプルライフをめざして、きょう、1つでも2つでも捨てる、明日もあさっても、しあさってもそうする。

この継続なくして、真にスッキリした部屋を手に入れることはできないのです。

「今度こそ減らす!」スランプ脱出編はこちらです⇒片付けに疲れたときの立ち直り方(今度こそ減らす、スランプ脱出編)

*****

「今度こそ減らす!」は汚部屋で悩んでいる人に向けて書いていますが、ある程度シンプルライフになった人にも役立つ要素を盛り込んでいるつもりです。

私は、どちらかというと所持品は少ないほうですが、それでも、まだ「多すぎるなあ。一生かかっても使い切れないかもよ?」と恐れを感じるものがあります。

シンプルライフの追求は、奥が深いですね。





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