花をもつ少女

ミニマルな日常

最終更新日: 2021.12.26

手放して前に進む:野望ガラクタを手放したら、生活がいい方に変わった。

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シンプルライフを送っている読者のお便り紹介です。

今回は、9月にいただいたお便りから、今年、大きく生活が変わった方お2人のメールをシェアします。

内容:

・田舎暮らしを満喫中

・野望ガラクタを捨て去って、身軽になった

まず、春に田舎に引っ越したみぃこさんのお便りです。



田舎生活が気に入った

件名:田舎の家

こんにちは。

一昨年くらいに何度かメールを送り、野望ガラクタやぎゅうぎゅう詰めの洋服を一掃できたみぃこといいます。

衣替えがないって、本当に楽ですねぇ。

その後もまぁまぁシンプルライフです。

なんだかんだで、この4月から小学生の子ども2人と私でど田舎暮らしが始まりました。

過疎地の山村留学に申し込んで、1年間、庭付き一戸建てを格安で借りています。

これまで大都会のマンションしか知らなかったので戸惑うことも多いです。

でも、地元の水・空気・野菜やたまご、肉がおいしい!!

海がキレイ!!

外遊びし放題!!

の素敵な環境に惚れ込んで、来年度以降もここに残るために住む家を探しています。

空き家はそこら中にあるんです。

ボロボロだけど。

でも、自治会長さんが頼んでくれても貸してくれない。

仏壇がある、子供の頃住んだ思い出の家だ、正月に親戚がくる、みたいな理由だそうです。

近所には、使わなくなった壊れた牛小屋に、古い耕運機やなんかを詰め込んでいるのが見えるし、使わない車やバイクも敷地に放置してるし。

田舎の実家を片付けている方の話が、わかります。

何もかも手放さない人が多いんだな・・

スペースがあるから、思考放棄しちゃうんだな・・

と、田舎の家ってものが少しわかってきました。

家探しをしている中で、同じように住む場所を探している人を何人も知りました。

長く住んでいる人も、みんな状況は同じです。

空き家はあるけど貸してもらえない。

過疎地だから、自治体は移住者を増やしたい。

住みたい人はいる。

空き家はある。

でも貸してもらえない。

なんだそりゃ。

素敵なところだし、地元の人も歓迎してくれるし、住民が増えて活気が出てほしい。

経済規模も大きくなったら、みんなが嬉しいはず。

田舎の人に、「必要なものだけ持って、身軽になるっていいよ」って知ってもらうにはどうしたらいいんだろう?

と最近考えます。

きれいな海の海岸のゴミも嫌だし。

どれもこれも、魔法の一手なんてないから地道にやるしかないですかね。

一番手放したかった夫と円満に離れることができて、半年かけて心も健康になれました。

離れることで前進できる。

しみじみ実感します。

これからも毎日の投稿を楽しみにしています。





みぃこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

今年も毎日ブログを読んでくださって、本当にうれしいです。

みぃこさんは、春から田舎暮らしをしているのですね。

山村留学なんてあるのですね。いいですね。国内だから言葉は通じるし、お子さんにとってもとてもいい経験になりますね。

なるほど、空き家はいっぱいあるのに貸してくれる人が少ないのですね。

不思議ですね~。空いたままにしているより、人間に住んでもらったほうが、家が荒れないし、防犯上も安心です。

何より、資源を有効活用できます。

資源の有効活用、今の時代にすごく大事なことだと思います。

必要なものだけを持って身軽に暮らす生活のよさを知ってもらうには、このブログを読んでもらうのがいいのではないでしょうか?

「ガラクタを捨てて楽になった、楽しくなった」という方のお便りをたくさん紹介していますから。

あとは、みぃこさんが、実際にシンプルに楽しく暮らすことですね。

すると周囲の人も影響を受けます。

人生や普段の生活を旅だと考えると、シンプルライフのよさがわかるでしょうね。

不要なガラクタをたくさん背負って旅をするなんて、しんどいだけです。

旅慣れた人ほど、荷物は少ないものです。

みぃこさん、来年も田舎暮らしを楽しんでください。

野望ガラクタとは? ⇒ なかなか捨てられない「なりたい自分になるために買った物」を断捨離する方法

次はアキさんのお便りです。アキさんも、野望ガラクタを一掃しました。

泣いてばかりいた人生が変わった

件名:心の野望ガラクタも消えました

初めまして。

1ヶ月ほど前からこのブログを拝見させていただいている10代のものです。

10代と言っても学校に通っているわけでもなく、働いているわけでもなく、浪人生未満のようなものです。

と言うのも中学生の時から鬱病がひどく、いつも勉強しながら泣いてばかりでした。

半年ほど前までは特にその傾向が強く、少しでも上手くいかないと両親に当たり散らし、良い大学に進学している中高時代の友人を恨みました。

私立の中高一貫校、オマケに超がつくほどの進学校だったので、周りは医学部なんかもざらにいました。

自分はと言うと鬱病から来る不安障害からテストに行けず、一浪し勉強も上手くいかない鬱屈とした日々が続いていました。

両親は、受験よりもまずは体調を優先した方が良いよとアドバイスしてくれましたが、聞き入れず、良い大学に入って見栄を張りたいがために、毎日泣きわめきながら勉強していました。

2度目の受験も失敗して迎えた春、完全に茫然自失となり、ずっとネットサーフィンをしていたところ筆子さんのブログを発見しました。

耳鳴りの記事が初めて見た記事だったと思います。当時は整頓された部屋からはほど遠く、山のような参考書が部屋を埋めつくしていました。

そんな中で筆子さんの野望ガラクタという言葉を目にしてとてもハッとしました。

できないことをダラダラと引きずっていては、今の自分の重荷になってしまうということに気が付きました。

そこからは猛烈に断捨離を始めて、参考書は8割程減らして服も見直し、驚くほどに部屋がきれいになりました。

英語がとても苦手だったのですが、筆子さんが紹介するTEDの内容はどれも興味深く、ラジオの英会話を聞いてみることにしました。

そうすると今まで苦手だった英語がとても楽しいのです。

勉強の代わりに家事も前の何倍も手伝うようになりました。

周りに嫉妬することもなくなりました。

色んな意味でとても身軽で鬱病もずいぶん軽くなりました。

体調が良くなったらまた大学受験に挑戦してみようと思います。

両親も応援してくれているので感謝しなければなりません。

メールが長くなってしまいすみません。冗長で読みにくい文章だと思います。でもそれだけ筆子さんの言葉に救われました。

これからも記事を楽しく見させていただきます。

アキさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

メール、読みにくくないですよ。とてもわかりやすいです。

気分が軽くなってよかったです。

確かに、受験生は、ストレスが多いでしょうね。それに思春期は、受験がなくても、悩む時期だと思います。

競争が激しい環境の中で、心の病気になってしまうのも、無理からぬところがあります。

ですが、ちょっと考え方を変えると、ずっと楽に、楽しく暮らせます。

受験に失敗すると、完全に先が断たれたような気がするかもしれませんが、そんなことは全然ありません。

なんといっても、まだまだ先が長いのですから。

アキさんが、見栄を張るのをやめ、野望ガラクタを一掃したのは、とてもいいことです。

10代の早いうちに、ガラクタに気づけて本当によかったですね。

英語が楽しさに見つけたのも、今年の収穫の1つですね。

来年も、この調子で、楽しく暮らしてください。応援しています。

耳鳴りについて ⇒ 耳鳴りが止まらない7つの原因。ストレスに要注意

見栄を手放したい人へ ⇒ 見栄を張るのをやめたいなら、まっさきに読むべき記事がここにある。

TEDとは? ⇒ TEDの記事のまとめ(1)ミニマリスト的生き方の参考に

****

今回は、今年、大きく生活が変わった方お2人のメールを紹介しました。

みぃこさんは、住む環境を、アキさんは、考え方を変えたら、暮らしが一変しまいた。

ともに、2021年は転機の年だったと思います。

来年は、さらに充実する年になるでしょう。

それでは、あなたも、感想、質問、近況などありましたら、お気軽にメールください。

楽しみにしています。

☆告知

エッセオンラインに新しい記事を書きました⇒⇒60代は小さく暮らす。ミニマルな生活に変えてよかった3つのこと | ESSEonline(エッセ オンライン)

興味のある方はぜひ、お読みください。





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