読書する女性

ミニマルな日常

ものを増やさない暮らし、家事を減らす工夫~読者2人のお便り

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持たない暮らしを心がけている読者のお便りを紹介します。今回は、ブログを「毎日読んでいる」と伝えてくださったメールをを2通シェアしますね。

まず、ここぱんさんのお便りです。

シンプルに暮らし始めて20年

件名:私のシンプルライフ

初めてお便りいたします、ここぱんと申します。

湯シャンをきっかけに筆子ジャーナルを知り、過去記事まで全部読ませていただきました。

筆子さんの文章はわかりやすく、とても共感できる内容ばかりで、毎日楽しみにしています。

私はモノの多い家庭に育ちましたが、結婚を機にスッキリ暮らせるようになり、20年間快適に暮らしています。(子供はなく、2人暮らしです)

モノを捨てない両親と揉めた時期もありましたが、老い先短い2人とは楽しい時間を過ごしていきたいと思うようになり、将来、最後の親孝行として気合を入れて遺品整理をする!と決めたら、気持ちが楽になりました。

ちなみに「大地震が来たら圧死するよ?」と言ったら、「それでも良い(から捨てたくない)!」と言われ、もう説得は無理だと悟ったのがきっかけです。

私自身は死んだ時、「遺品、少なっ!」とツッコまれるのが夢なので、これからもモノを増やさず暮らしていきたいです。





少しずつ所持品を減らしている

1年かけて少しずつ、全ての収納スペースからモノを出して、拭き掃除をして戻す、ということをしていますが、毎年、不思議と「もうコレ処分してもいいかな」と思えるモノがあります。

所要時間は1回30分以内、何も捨てなくても良い、ただの掃除、と割り切っているのに、モノは確実に減っていく、というのが私には合っているようです。

洋服やバッグなどは好みや体形も変わっていくので、買ったらすぐ使い倒す、を心がけています。あと色味も黒・紺・白・紫の4色に決めたら着回しが楽になりました。

ただ、夫婦揃ってインフルエンザにかかった時に洗濯が滞り、肌着類は少し多めに持つ方が良いなと実感しました。

本は死ぬまでにもう1度読み返したい、と思えるモノだけに厳選し、あとは図書館やレンタルを利用しています。

これからしたいこと

今後は、大きな家具を小さな家具に、動かしやすいキャスター付きに、など自分が年を取った時に掃除や管理が楽な家、を目指していきたいです。

私よりはモノに対する思い入れが大きいし、時々イラッとさせられてケンカになることもありますが、それでもシンプルな暮らしが好みで気の合う夫とは、これからも仲良く暮らしていければと思っています。

今後も毎日アップされる筆子ジャーナルの記事を楽しみに、そして、ますますのご活躍をお祈りしております。

拙い長い文章を、お読みいただきありがとうございました。いつかお返事をいただけたら嬉しいです。のんびりお待ちしております。

ここぱんさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

過去記事を全部読んでくださったのですね。さぞかし大変だったと思いますが、本当にうれしいです。

今回は、ご自身のシンプルライフについてシェアしていただき、ありがとうございました。

ご両親はものをため込むタイプなんですね。

私の経験から言うと、「捨てたら?」と言われると、内心は捨てたくても、「いやだ」という親が多いんです。

とくに、第3者ではなく、娘や息子などに言われたときは。

親子間では、言葉の裏に支配、反発、心配など、さまざまな力が働きます。だから、冷静に聞けないんです。

そもそも、人はなかなか本心を言わないので、ここぱんさんのご両親も、実は捨てたいのかもしれません。

いずれにしろ、ここぱんさんのように、ご両親の意向を尊重するのは、いい方法だと思います。

これからもご自身のシンプルライフを楽しんでください。

では、これからもお元気で。またよかったらお便りください。

湯シャンのやり方や効果を書いた記事のまとめ

次は、リトルブルーレディさんのお便りです。

エクセルで日々の行動を見える化

筆子さん

毎日アップされる記事を楽しみにしています。

一日に5分筆子さんの記事を読むことで、すっと気持ちが明るくなります。

そうだ、今日も一日を大切にしようと思えます!

毎日ブログをアップされることに敬服するとともに、心から感謝しています。

時間の使い方を調べてみた

さて、筆子さんのおすすめのとおり、毎日、自分が何をしているか、ざっくり時間をはかっています。

エクセルで、仕事、家事、両方の母達、自分、生活の5項目にわけて記録しています。

時間をはかるのが習慣になってよかったことを2点報告します。

①買い物:以前は買い忘れも多く、ほとんど毎日だったが、週3回で済むようになりました。

②洗濯:以前は雨の日も気にして、少量でも毎日せずにはいられなかったのが、今は週2~3回にしかも夜のうちに済ませて、室内に干すので、朝は起きたら外に出すだけ。

一度昼に仕事から帰宅すると完璧に乾いているので、さっとたたんでしまえば、夜の仕事がなくなります。

買い物は、往復の時間を含め40~60分かかるので、時間の節約になりますし、買い過ぎもなくなりました。

洗濯は、洗濯機がしてくれても干す、たたむ、という作業もあるので結構時間をとられるし、いつまでもたたんでいない状態が放置されることが少なくなりました。

まだまだ計画通りにいかないことも多いですが、体力が落ちてくる年齢なので、効率よく日々の雑事をこなして、自分の趣味ややりたいことに少しずつでも時間を作っていきたいと思います。

それでは、筆子さん、これからもどうぞお元気でご活躍ください。

ブルーレディさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

毎日記事を楽しみにしてくれているのですね。本当にうれしいです。

1日の行動ログを取ってみたら、より効率的に時間を使えたそうで、よかったです。

買い物も洗濯も時間がかかりますよね。頻度を落とすのが一番効果的だと思います。やらなくてもいい家事は手放すのがおすすめです。

ブルーレディさん、自分のお母さんとご主人のお母さんの世話や用事をしているんですね。大変ですね。

私の友人にも、母親2人の介護をしている人がいます。ここ数年、続けていて、去年のクリスマスカードに「とうとう仕事をやめた」と書かれていました。

同居じゃないと、行くだけでも大変ですよね。

ブルーレディさんも、体に気をつけて暮らしてくださいね。

服の数も、洗濯の回数も大幅に減らした理由:ミニマリストへの道(49)

*****

今回紹介した2通のお便りから、シンプルライフを続けるうえで大切な姿勢が学べると思いました。

ここぱんさんは、ご両親との価値観の違いを受け入れつつ、自分は身軽に暮らすと決めています。

無理に相手を変えようとせず、自分の暮らし方に意識を向けるのは、持たない暮らしの基本です。

行動記録を取っているリトルブルーレディさんは、買い物や洗濯といった日々の作業を見直して、少しずつ自分の時間を生み出しています。

時間は限りある資源です。

意識して使えば、やることの優先順位が見えてきます。その結果、必要以上に時間を奪う作業を減らすことができるので、より暮らしやすくなり、心にも余白ができます。

生活を改善するのに、大がかりなことをする必要はなく、小さな工夫を積み重ねるといい具合に変化します。

自分らしいシンプルライフを長く続けるために、できることから実行するといいでしょう。

それでは、あなたも近況や記事の感想、質問などありましたら、お気軽にメールください。

こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル

お待ちしています。

お知らせ:noteの更新など

◆note

ブログで扱わない話題や深堀り、日常の日記はnoteというプラットフォームで更新しています。

最近書いた記事にリンクしますね。

不安が消えないときの克服法:足りないマインドを手放す小さな習慣

集中力アップのために見直した5つのこと

カナダの図書館から電子書籍を借りてKoboで読む方法

NHKゴガクル終了:『おぼえた日記』の保存方法

短い記事は随時更新しています(こちらはXで告知していません)。

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◆エッセオンライン

新しい記事がアップされました。夏グッズを捨てるすすめです。

気持ちよく「夏物」を手放す片付け術。「また来年使うかも…」ではなく暮らしやすさを優先する | ESSEonline(エッセ オンライン)

◆天然生活web

拙書『50歳からのミニマリスト宣言!』の抜粋が4本掲載されています。

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50歳で貯金も収入も“ほぼゼロ”ミニマリスト・筆子さんが暮らしを立て直した方法「ミニマルライフ」は誰でも実現できる – 天然生活web

50歳で貯金も収入も“ほぼゼロ”に。ミニマリスト・筆子さんの「持たない私」が買ってよかった愛用品 – 天然生活web

よろしくお願いします。





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