椅子

ファッションをミニマルに

服は最低限にしたいが、人からおしゃれに思われたい、という相談の回答。

ワードローブは最小限にしたいけれど、人からおしゃれに思われたいんです、というメッセージをいただきました。この記事で回答します。

まずメールをシェアします。よっしーさんからです。



最低限の服でおしゃれに装いたい

筆子さん、はじめまして。

いつもブログを興味深く読ませていただいています。

私は長い間シンプルライフにあこがれつつずっと汚部屋をやめられない40代半ばの主婦です。

私は自分で、とても見栄っ張りなのだと思います。

人におしゃれな人、センスがいい人と思われたいと思っています。でも、人から見る自分はたいしておしゃれではないんだろうな、と思います。

数年前、毎月パート代をつぎ込むくらい服を買っている時がありました。カード払いの支払いが大変でした。今は極端に服を買っていません。

最低限の服で暮らしたい、でも人からはおしゃれと思われたい。この気持ちの折り合いをどうやってつけるか、最近悩んでいます。

文章が分かりにくかったら申し訳ありません。
筆子さんのアドバイスをいただけると幸いです。
これからもブログを楽しみにしています。

よっしーさん、メールありがとうございます。

服の枚数を少なくしつつも、人からおしゃれに思われれるにはどうしたらいいか、というご質問ですね。

この質問には以下の価値観(思い込み)が表れています。

・私は人におしゃれな人、センスがいい人と思われることが好きだ。おしゃれな人と思われることは私にとってとても大切なことだ。

・服がたくさんなければ、人からおしゃれに思われない。

2つの価値観のどちらか、あるいは両方とも180度変えてしまえば、悩むことはありません。

考え方を変えるためのヒントを6つ書きます。ピンと来たものを試してください。

1.服が最低限でも人から褒められる方法

服の枚数が最低限で、いつも同じ服ばかり着ていても、人から「あの人はすごい」「センスいいね」と思われる方法があります。

それは人間として圧倒的な魅力、存在感を持つことです。

スティーブ・ジョブズはいつも同じ服を着ていました。実際は、彼は同じデザインの服をたくさん所持していたそうです。

ですが、スタイルやコーディネートはいつも同じでした。

それなのに、彼を好きな人、敬愛する人、神のようにあがめている人はたくさんいます。

なぜか?

彼は魅力的だからです。カリスマ性があるのです。

スティーブ・ジョブズを知らない人はこちらへ⇒スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式のスピーチからミニマリストが学んだこと

オバマ大統領も同じです。スーツは2パターンしか持っていないそうですが、人気があり、大統領に当選しました。

着るものではなく、自分の行動で他人を魅了するようにしてはどうでしょうか?

しょせん服は服。人が着ている服は他人にとって、その人を区別するたくさんある記号の1つです。その人を他の人と区別するのは着ている服だけではありません。

カリスマ性のある人の特徴は複数ありますが、第一にとてもパワフルだということです。

よっしーさんは、今汚部屋に住んでいるそうですね。汚部屋にいるとどんどんセルフイメージがさがります。いらないモノは積極的に捨ててください。

自己肯定感の低い人はカリスマ性を持ちにくいです。

服の数が少ない人気者はこちらで紹介⇒自分のユニフォームを決める12のヒント。おしゃれミニマリストになる道もある

2.見栄っ張りな自分を捨てる

よっしーさんは見栄っ張りだそうですが、あまり見栄をはらないほうが、毎日が楽しくなるし、魅力的な人になれると思います。

見栄を張るということは、要するに本当の自分ではない嘘の自分をみんなに見せているわけです。1つ嘘をつくと、それがばれないように別の嘘をつかなければなりません。

嘘が嘘をよぶのは、ガラクタがガラクタを呼ぶのと一緒です。こういう生き方は疲れます。ただでさえ汚部屋でストレスが多いのに、嘘をついてるとますますストレスが増えます。

それに、意外とこういうメッキは簡単にはがれます。無理に見栄を張る甲斐もないのです。

魅力的になるためにも、見栄を張るのはやめて、本物の自分になることを追求していください。

「人にこう思われたい」と願うことは、結局、人をコントロールすることにつながります。他人はコントロールできないし、自分の思いどおりにするために、自分を偽るなんてむなしいと思いませんか?

服をたくさん持ち、おしゃれに装うことは自分の魅力を前面に押し出すのとは違います。よけいなモノをすべてかなぐり捨てたそのあとに、自分らしい輝きが出るのです。

見栄を張らない方法はこちら⇒見栄っ張りをやめて身の丈に合った暮らしをする6つのヒント。

「人からはおしゃれに思われていないようだ」と書いていますね。そんなことどうでもいいじゃないですか。

「人」と書いてますが、それはどこの誰なんですか?単に自分が自分を評価できないだけかもしれません。

この点についてはこちらの記事をお読みください⇒世間体を気にするから物もストレスも増える。気にしない方法教えます。

人のことはおいといて、自分を見つめ直してはどうでしょうか?

3.そもそもおしゃれって何?

「おしゃれでセンスの良い人に見られたい」そうですが、具体的にはどんな人が「おしゃれでセンスが良い人」だと考えていますか?

たくさん服を持っている人は、あくまで「服の数が多い人」であり、「おしゃれでセンスの良い人」ではありません。

意外と、服の数が少ない人のほうが、自分のスタイルをもっていて、見栄えがよかったりします。

ご自身で、「おしゃれ」の定義について考えてください。少ない服でも大丈夫だと気づくかもしれません。そうすれば、服の数は減らしたいけど、おしゃれに思われない、という悩みは解消します。

私の考えるおしゃれな人とは?⇒本当におしゃれな人の5つの特徴。おしゃれを知って、着ない服を断捨離する。

「おしゃれ」は主観的なものだし、TPOによっても違います。ご自身のおしゃれの定義を洗い直してください。





4.自分にとって一番大事なものは何か?

よっしーさんにとって、服の数を減らすことと、おしゃれに見せることは、2つの相反することのようです。

「どちらを選んだらいいのかわからない」と思うなら、自分にとってより大事な方を選んでください。

この人生で、自分がどうしてもほしいものを選べばいいのです。

他人軸に頼って生きることはあまりおすすめしませんが、どうしても人の評価を気にして暮らしたいならそうすればいいと思います。

生涯をかけてこれを追求したい、と思うことが、「人からおしゃれに思われること」なら、その道を追求してください。ただ、先にも書きましたが、これは他人をコントロールしようとすることです。

服の数を最低限にすることを追求したい、という人はいないと思います。服の数を減らすのは、よりよく生きるための1つの方法です。

なぜ服を減らしたいのか、その点が問題です。

人からおしゃれに見られるほうも、おしゃれに見られて、何を得ようとしているのか考えてください。それが今のよっしーさんの求めているものです。

服を減らした先にあるもの、おしゃれに見られることで得られるもの、この2つについてじっくり考えてください。

5.少ない服でおしゃれに見せる方法を学ぶ

服が少なくても、おしゃれに着こなせる、という人たちはこの世にたくさんいて、コーディネートをブログで紹介していたりします。

そのようなブログを見て、服の選び方や着こなしのポイントなど学べば、とりあえず、少ない服で、人からおしゃれに見られる、という願望は達成できるかもしれません。

あくまで当座の解決法ですが。

プロジェクト333をやってみてはどうでしょうか?⇒ミニマリストらしいファッションの選び方。プロジェクト333のすすめ。

6.問題が起きてから考える

今、汚部屋に住んでいるそうですが、汚部屋の根本的な原因は服だけですか?もし、服以外にも余計なモノがたくさんあるのなら、まずはそちらを片付けてください。

部屋の中が整ってくると頭がクリアになって、また違う考え方もできるかもしれません。

断捨離が進まない人、モノを捨てたくない人は、捨てなくてもいい理由を思いつくものです。

まだまだモノが多くて、とてもミニマリストとはいえない状態なのに、「ミニマリストになると人から変な目で見られそう(だからあまり捨てないでおこう)」と考えたりします。

こういう悩みは、単なる取り越し苦労です。実際に、モノをすごく減らして、人から変な目で見られてから悩んでも遅くはありません。

モノを減らしても、べつに何ともないかもしれません。

洋服の枚数にしてもそうです。

かなり枚数が減ってきてから、「おしゃれに思われないかも」と心配してください。

そもそも、いつも同じ服を着ていると何が起きるのか?

私の体験では何も起きません。

ほんとうにまったく誰にも何にも言われないのです。夫はもちろん娘も何も言いません。

まあ、ネット上ではいろいろ書かれているかもしれませんが、実生活で、私の姿を見て指をさして笑ったり、失礼なことを言う人にはまだ出会ったことがありません。

もちろん、「筆子さんておしゃれね~」という人もいませんが。

ですが、去年、何回か着ているものをほめられたことがありました。お世辞や社交辞令かもしれませんが、ほめられたのは事実です。

しょせん服は服にすぎません。服より着ている人のほうが大事ではないでしょうか?

=====

「毎日同じ服を着ていると人から何か言われそう」「着るものなくて困りそう」とメールを送ってくる人は、よっしーさんだけではありません。

しかしそういう人に限って、毎日同じ服を着ておらず、クローゼットにたくさん服があるのです。実際に、最低限の服で暮らしてから、世間の人の反応を見てください。

服装にかぎらず、人は、自分が何をしてもしなくてもなんだかんだ言うものです。しかし、べつに信念があって言っているわけではありません。

挨拶代わりに、思いつきをでしゃべっているだけです。そのような言葉に一喜一憂するのは馬鹿馬鹿しいと思いませんか?





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