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年が明けたこの時期は、気持ちが改まり、生活を見直すいい機会です。
普段、シンプルライフを心がけていても、片付けに手間取る場所がクローゼット。
今年こそは、衣類を整理して自分らしいワードローブを作りませんか?
洋服を捨てる方法は、過去に何度か書いているので、この記事では、「新しい年にふさわしいクローゼット作り」を意識して見直すアイデアを7つ紹介します。
冬物セールで衣類を買う前に、手持ちの洋服をしっかり見直しましょう。
1.今年のテーマに合わせる
新年は、「今年こそこんな年にしたい」「こんなことをやりたい」と抱負を考える人が多いです。
そこで、衣類も今年のテーマに合わせて見直しましょう。
たとえば、スポーツをがんばりたいなら、スポーツウエアをチェックします。
すでにヨガやジム通いを行っている人は、「運動着に使えそうなものがたくさんあるのに、実際使っているのはそのうちの何枚かにすぎない」という状態を改善しましょう。
新たにスポーツを始めたい人も、先に手持ちの服をチェックしてください。
わざわざ買わなくても使えそうな服が見つかるかもしれません。
旅行を楽しみたいなら、旅行用の服を、仕事をがんばりたいなら、通勤着を中心に見直すといいでしょう。
年のはじめに本当に着る服だけ残しましょう。
2.1年間の着用記録を振り返る
去年、しっかり着た服を振り返って、「役立っている服」と「そうでもない服」を分けながら断捨離を決行します。
区別する方法は3つあります。
・記録を見る(日々の着画をSNSにアップしているなら記録が残っています)
・思い出す(記録を取っていない場合は、記憶に頼るしかありません)
・収納場所から判断する(よく着る服は手前のアクセスしやすいところに、あまり着ない服はどんどん奥に追いやられます)
大半の人は着用記録は取っていないでしょうから、1年を振り返りつつ思い出しましょう。
同時に、今年は着用状況を把握できるよう、以下の工夫を取り入れるのもおすすめです。
・333チャレンジ⇒ミニマリストらしいファッションの選び方。プロジェクト333のすすめ。
・1週間ごとに振り返って着た服を記録する
・着た服はクローゼットの特定の場所に戻す
・ハンガーで管理しているなら、使った服のハンガーを逆向きにする
・よく着る服専用の場所を作る
・ほとんど着ていない服はいったんクローゼットやタンスから出して別の場所に収納する(ずっと手つかずなら捨てることができます)。
3.体型を目安にする
お正月太りするタイプなら、この機会に、体型に合わない服を全部捨てましょう。
今年はここちよさを大切にすることにし、ちょっと無理をして着ていた服を見つけて手放してください。「いつかやせたら着る服」はすべて、断捨離対象です。
体型に合わない服は、着るたびにストレスになるだけでなく、自信を失わせる原因にもなります。「今の自分が無理なく着られる服」を中心に残してください。
体型だけでなく、いまの自分の雰囲気も考慮しましょう。
若い頃は似合っていたデザインや色も、年を重ねるにつれて違和感を覚えることがあります。デザインによっては、年を取ると似合わなくなるものもありますよね。
派手すぎる柄や露出の多いものは、もう不用かもしれません。
ジーンズなどの定番アイテムは年齢を問わず着られます。
この機会に、年齢関係なく長く着られる服を選ぶのも1つの方法です。ファストファッションではなく、質のよい服を意識してワードローブをそろえるのもいいですね。
4.「新しい自分」にふさわしい服を選ぶ
新年はリセットのタイミングです。
過去の自分にしがみつくのはやめ、今年の自分に合う服を選びましょう。
今後はもう着たくないなと思う服は手放してください。
今年はもっと明るい色を着たい、定番のデザインにしたい、もっとカジュアルにしたいなど、通勤着のルーティン化を試みたいなど、挑戦したいことがあるなら、その線に沿ってワードローブを整理しましょう。
「この服を着てどんな自分になりたいか」とイメージしながら、残す服を考えてはどうでしょうか?
イメージが湧かない服や、気分が上がらない服は、もういらない服かもしれません。
「自分が本当に好きな服」を中心に揃えることも重要です。
他人の目を気にして選んだ服や、流行に合わせただけの服、機能性に惹かれて買った服がクローゼットに眠っていませんか? 今年は、もっと自分らしい選択を意識しましょう。
5.年末年始のイベントで着なかった服を処分する
暮れや新年のイベントで着なかった服を見直しの対象にします。
フォーマルウエアだけでなく、普段着についても考えてください。
着ない服には、必ず理由があります。
・似たような服があるので出番がない
・もともと違和感があった
・デザインが古い
・趣味が変わった
・奥のほうにしまい込んで忘れていた
こんな理由から着なくなってしまった服をまた着ることは、そうそうありません。
もうワンシーズンぐらい様子を見てもいいかもしれませんが、その場合は、ちゃんと着られるよう、手近なところに置いておきましょう。
6.買い物計画という視点から整理する
今年、どんな服をどれくらいどこで買うのか、年のはじめにしっかり計画を立てると、無駄な買い物が減り、クローゼットもすっきり保てます。
買い物計画を立てる過程で、手持ちの服を見直しましょう。やり方としては、
・必要な服をリストアップする
手持ちのワードローブを書き出して、買い足しが必要な服を考えます。日常着のTシャツ、寒い季節に着るアウターなど。
数が多いものは少し整理しましょう。私が服を断捨離したときは、圧倒的に春夏ものの衣料品が多かったです。Tシャツなどのトップスは気軽に買えるので数が増えていました。
・セールやイベントに惑わされない
初売りやセール時期は、思わぬ誘惑が多いもの。
「買い物リストにない服は買わない」というルールを設けると不要な服を増やさずに済みます。
購入を迷う場合は「一晩考える」「リストに加える価値があるか検討する」といった時間を取りましょう。
・服を増やさないルールを作る
「1着買ったら1着手放す」「今年の買い物は5着までにする」など、ライフスタイルや理想のクローゼットに合わせたルールを設定するのも効果的です。
このようなルールは、服の数を増やしすぎないだけでなく、買い物習慣を変えることにも役立ちます。
7. 新年の「福」を迎えるスペース作り
タンスやクローゼットなど、衣料品の収納に使っている場所に余白を持たせることを意識します。
不用品は一掃してスペースを作り、新年の幸運を迎え入れましょう。
収納スペースの70%ぐらいにおさまるぐらいの数にするのを目標にするのはどうでしょうか?
私たちはスペースがあると埋めたくなりますが、あえて場所を空いたままにしておくと、以下のメリットがあります。
・探し物が減り、時間の節約になる
・ものの出し入れがしやすい。しまうのが簡単なので、部屋が散らからない、散らかしたあとの片付けも簡単
・視覚的ノイズが減り、日々、清々しさを感じる
こんなメリットがあるのだから、仮に福が入ってこなくても、十分ですよね?
余裕のある収納は、新しい出会いや変化を受け入れる準備をすること。
物理的な空間を作ると気持ちの余裕も生まれます。
どんな服を捨てたらいいのかわからないときは、過去記事を参照してください。
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新年に服を見直すポイントを7つ紹介しました。
こんなふうに断捨離にもテーマを考えると、楽しく捨てられるかもしれません。
着ない服を持っていても、場所ふさぎになるだけで何もいいことはありません。
思い切って手放して、清々しいスタートを切りましょう。