物置きになった部屋

ミニマルな日常

二世帯同居をしている義実家の2階が物だらけ。いったいどうしたらいいんでしょう?

義実家に山のようにガラクタがあるからどうにかしたい、でもどうにもできない。すごくストレスです。

この相談に回答しますね。

まずメールをシェアします。サンディさんからいただきました。



2階がゴミ屋敷です

件名:義実家の粗大ごみについて

いつもブログを拝見しております。

私は現在40代で、夫は長男の跡継ぎ、義実家に二世帯同居をしております。

食事のみ、義両親と私達夫婦、そして子供たちと全員で食べていますが、食事以外は別です。

義両親はとても明るくて優しくて人柄も良いのですが、整理整頓が出来ません。

義両親の生活スペースである家の2階には、使わない物や、嫁に行った夫の妹たちのものであふれています。いわゆるゴミ屋敷です。

義両親も70代になり、義父に関しては病気で階段の上り下りができない状態です。

このまま時が過ぎ、義両親が亡くなったあとのことを考えると、あの莫大な量の粗大ごみたちを私が始末しないといけないのか(夫と妹たちはあまり協力的でない)、と考えることが多くなり、辛くなります。

家も古く、築50年ほどになります。

実際、私たちの家の車庫にも、嫁に来た時に既に義家族の粗大ごみが押し込まれており、15年ほど経ってもそのままなので、断捨離では絶対いけないことですが、先日わたし1人で勝手に処分しました。

それをみんな知っているのですが、夫を含む義家族たちは何も言って来ません。

義母とはよく話すので、時々断捨離や片付けの本を渡して読んでもらったりはしてるのですが、義母も1人であの莫大な量の粗大ごみは始末できないし始末しようという気持ちになれないのだと思います。

文章が支離滅裂で恐縮ですが、筆子さんなら、どうしますか?





サンディさん、こんにちは。

メールありがとうございます。いつも、ブログを読んでいただきうれしいです。

粗大ごみがいっぱい入っている家にお住まいなんですね。

サンディさん一家の居住スペースは1階で、比較的きれい、しかし、2階はガラクタだらけという状態ですね。

でもお父さんは階段の上り下りができないそうですから、全員の居住スペースが1階なんですかね。

私ならどうするか? 誰かに相談します。まず夫に聞きますね。「あのガラクタをいったいどうするつもりなんだ? 物は勝手に消えてはくれないよ」と。

たとえ、今すぐ片付けることができなくても、方針が立っていたら安心できますよね。

サンディさんは、「何年かのち、大量のガラクタを全部私が処分しなければならない」と思ってゆううつになっているのですから、そんな目にあわないためのにできることを今からやっておくといいでしょう。

サンディさんにできそうなことを4つ考えてみました。一番気に入ったのを選択してください。選択肢を組み合わせるてもいいです。

1.家族に相談する

先にも書きましが、ひとりで不安になっていないで、その家に住んでいる人全員、さらにご主人の妹さんたちに話をしてください。

その場合、「私は、今、こんなことを不安に思っていてゆううつで夜も眠れない。あのガラクタ、どうしたらいいんだろう? どうすべきなんだろう、あなたはどう思う?」と聞くといいでしょう。

「片付けてくれ」と言うのではなく、「不安を解消したいから、助言がほしい。このままではストレスで病気になってしまいそうだ」と言ってください。

お子さんにも聞いてみるといいですよ。お子さんが片付けるはめになる可能性も十分ありますから。

あまりにも多かった祖母の遺品を1人で片付けて感じたこと。

「どうすべきなんだろう?」と聞いてみると、みんないろんなことを言うと思います。

・取り越し苦労だ

・なんとかなるって

・実は私も心配していた

・実は私もなんとかしたいと思っていた

・片付けなければいけないときは、私も手伝うよ

・あれはガラクタじゃないよ、全部大事なものなんだよ

・もういらないから、全部片付けてくれてもいいよ

などなど。

ほかの家族の意見を聞いてみると、八方塞がりで心配してばかりいる状況から抜け出せると思います。その後、皆と相談しながら、一番いい方法を取ってください。

ご主人も妹さんもあまり協力的ではないそうですが、聞いてみないとわかりませんよ。

2.現状維持、すべてを先延ばしにする

2階が粗大ゴミだらけでも、生活はできているのですから、とくに行動は起こさず、成り行きに任せます。

この場合、「その時になったら、私が片付けることにする」「業者に任せる」などと、だいたいの方針を決めておき、先のことは心配しないでください。

築50年だそうですから、義理のご両親に介護が必要になるか、亡くなるか、たとえ元気でも、動きに支障ができたタイミングで、その家はリフォームすることになると思います。

そのときが来たら、一切合切を捨てると決めて、今は、考えないようにするのです。

もしかしたら、何らかの外的状況(被災するとか)により、もっと早く、片付けするしかなくなる時が来るかも知れません。

ただ、私はこの方法は取りません。

というのも、いくら先のことは心配しないようにしよう、楽しいことに目を向けようと思って暮らしていても、自分が寝起きしている家の中に、大量のガラクタがあることを、脳は忘れないため、ことあるごとに心配してしまうからです。

目と鼻の先にガラクタがあるのですから。

ガラクタが全くなくても、人は、自分の老後に関して心配するものです。

どうなるかわからないから。

ただでさえ不安になるのに、不安要素(しかもかなり大きな要素)をわざわざ付け加えなくてもいいと思います。

3.業者から見積もりをとる

サンディさんは、「私が全部片付けなきゃ」と思って、ゆううつになっているわけですから、自分ひとりで、やらない選択をしてはどうでしょうか?

今、ガラクタを片付けてくれる業者はたくさんいるので、一度相談して見積もりなどをとってみては?

業者に問い合わせる前にご主人や義理の両親に聞いたほうがいいと思うけど、だまって問い合わせをしても、別に問題はないでしょう。

見積もりで、「18万円」などと具体的な数字が出たら、それをご主人や両親に伝えましょう。すると、「へえ、ガラクタを捨てるのにお金がいるんだ(今、はじめて知った4.)」と気づいてくれて、自分たちで、捨てようとするかもしれません。

4.許可を取って少しずつ捨てる

ご両親の許可を取って、サンディさんひとりで、いらない物を少しずつ捨てる手もあります。

2階にあるから大変だと思いますが。

一口に「2階に物がたくさんたまっている」と言っても、どんな物がどれだけあるのか、それらは搬出しやすいのかどうかは、実際に片付けてみないとわかりません。

試しに、捨てやすいものから捨ててみると、「ああ、これはひとりではとても無理」とか、「全部火をつけて燃やしたほうが早くない?」とか、「いや、こうやって少しずつ捨てれば、意外と早く片付くかも」などと、感触が得られるので、先の方針が立つでしょう。

いずれにしても、義実家にある物は、サンディさんの物ではないから、両親の承諾がない限り勝手に捨てることはできません。

よって、今から、少しずつ捨てたいなら、

ステップ1.)承諾を得る

ステップ2.)毎日コツコツ捨てる

以上のステップを取ることになります。

まとめると、あまり悲観的にならないで、将来の危機を避けるために、今の自分ができることを全部書き出し、だいたいの方針を決め、やるべきことを細分化し、毎日少しずつ行う。これをおすすめします。

「2回の粗大ゴミ片付けプロジェクト」というプロジェクトを開始し、専用のノート(デジタルでもアナログでもOK)を用意し、プロジェクトマネジメントをすればいいんです。

このとき、「全部自分でやらなきゃいけないんだ」と思い込まないでくださいね。

業者に頼むお金も、自分が全部出す必要はありません。家族全員で折半しましょう。

とりあえず、家族に相談することは必須です。

ご両親を説得する方法については、過去記事に書いています。いくつかリンクしておきますので、読んでみてください。

実家の片付け・関連記事

なぜ実家は物だらけなのか? シニアが物をため込む理由(前編)

実家にあふれる物を減らす長期的な作戦6つ。

物が多い実家にいる両親に、「なぜ捨てなきゃいかんのだ?」と聞かれたときの答え方~メンタル編。

人を説得する方法はあるか?断捨離を邪魔する家族との対話の進め方。

リフォームをしたがらない両親を説得するには?

いらない物だらけだった夫の事務所を、1日30分使って1年間ひとりで片付けた話。

空き家になっていた祖父母の家を解体。費用は350万円だった。

「実録・親の家を片付ける」のまとめ

本を捨てるコツ

エッセオンラインに新しい記事がアップされたのでお知らせします。今回は本を手放すコツです。

本がたまって困っている人は、ぜひ、読んでください⇒50代、かさばる紙の本を手放すコツ。「買ったものを最後まで読まなくていい」理由 | ESSEonline(エッセ オンライン)

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読者の相談に回答しました。

人は必ず死ぬし、高齢になれば体が弱るので、若いときは大いに自分を楽しませてくれた物たちも、年をとったら、足かせにしかなりません。

足かせです。

足かせ。

50代、60代のうちから、物はある程度、整理しておいたほうが、結局は自分のためです。





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