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シンプルに暮らすことを心がけている読者のお便り紹介コーナーです。
きょうは、夫に関するメールを2通シェアします。
内容:
・夫に頼み事をしない話
・夫が家事をやるようになった話
まずKyokoさんのお便りです。
夫との関係を変えたい
件名:今年の抱負/夫に頼み事をしない
いつも楽しみに拝読しています。今回は私の今年の抱負を聞いてもらいたく、初めてメッセージを送ります。
私の今年の抱負は「夫に頼み事をしない」です。
夫はとても優しく頼りがいがあり、体力もあるので、一緒に暮らしていると何かと頼み事をしてしまいます。
昨年は我が家に待望のベビーが生まれたこともあり、家事育児の手が足りず、「〇〇お願いしていい?」という場面がどっと増えました。
たいていはオーケイ、と快く引き受けてくれますが、夫も疲れてくると少し不満そう。
そんな時私は「自分は手いっぱいやっている、なのにあれもこれも、まだ終わっていない。どうしよう」と焦っていて、夫の不満そうな態度にストレスを感じていました。
ですが、これって「他人をコントロールしようとする」私の悪いクセなのでは、と考えるようになりました。
元々頭でっかちで、1つのタスクをしていても他のやるべきタスクに思考を巡らしてしまい、あれもしなきゃ、これもしなきゃと、いつも脳内が忙しく。
そこに、夫がひと休みしていてスマホで趣味のサッカーを観たりマンガを読んだりしていると、つい「あなたも少しは協力してよ!」と言わんばかりに頼み事をしてしまいます。
でも筆子さんのブログを読んでいて、ふと思いました。いつから夫の手を、自分の手先のように使うようになってしまったんだろう、と。
そして、この事象だけでなく、他のあらゆる面でも、私は自分の思うような結論や結果になるように、夫をコントロールしようとしていた気がします。もちろん上手くいかずに、ストレスになることが多々ありました。夫は、とっくに私のこんな性格に気づいていたとも思います。
自分の大切な人に、こんな仕打ちはないよな、彼もさぞストレスを感じていただろうなと反省しました。
なので、まずは日々の頼み事をやめてみようと思います。子育ては想像をはるかに超えて大変ですが、それでも夫の手を自分の手先のように使う、私の悪いクセはやめたいです。
現在子どもは10か月を過ぎ、目が離せないので家事も料理も捗りませんが、自分でできることを、ただやる。考えていたタスクが全て終わらなくても、明日もある。何とかなる。そう考えられるようになろうと思います。
そして他の面でも、夫をコントロールしようとしない。さらには他人をコントロールしようとしない。自分の思い通りにならなくても、全然大丈夫な人間になりたいです。少しずつでも。
長文ですがお読みくださり、ありがとうございました。人生の先輩として、何か助言をくださったら、とても嬉しいです。
Kyokoさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
今年の抱負を今頃紹介してすみません。
Kyokoさんのご主人は優しくて頼りがいがある方ですね。
頼み事をするのはべつにいいんじゃないですか? お互い、得意なことが違うから、得意なほうがやればいいと思います。
我が家も電球を取り替えるとか、そういうことは全部夫の仕事です。
自分の思いどおりにしたいというコントロール欲は、人間なら誰でもあります。
たぶん、いま、何が起こっているのかわかっていないと人は不安になるのでしょう。状況がわかっていないと、身の危険があっても防げないので。
将来のことを心配してすごく不安になるのも、ちゃんとわかっていたいという気持ちの表れです。
起きたことひとつひとつの理由を解明したいと思うのも、状況をわかりたいという気持ちからでしょうね。
誰かが自殺したあとに、理由を知りたがるのも同じです。
でも、人生は自分の思い通りにならないことがたくさんあるし、理由なく起こることだっていっぱいあります。
よって、思い通りにしたい気持ちが強いと、よけいなストレスが生まれます。
何もかもコントロールしたいと思わないほうが幸せに生きられるのです。
過度のコントロール欲を手放す方法としては、いつも書いていますが、まず、気持ちを書き出すこと。
ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ
特に、Kyokoさんが不安に思っていることや恐れていることに向き合うといいでしょう。
それから瞑想や運動をしたり、自分が好きなことをするのもおすすめです。
あとは、たっぷりあるマインドを採用してください⇒たっぷりあるマインドになるおすすめの練習法6つ~もう十分ある、と考える。
育児は大変ですが、あまり「大変だ、大変だ」と思わないほうがいいですよ。
ではKyokoさん、これからもご家族仲良く、お元気でお暮らしください。
次はまみえるさんのお便りです。
家事をするようになった夫
件名:夫が変わった
以前の帰省中のリクエスト企画では、筆子さんの夫さんの家事能力を詳しく教えていただきありがとうございました。
いつものブログでは、夫さんのタメコミアンぶりが強調されていますよね。
意外にも修理が得意だったり、お料理もされるし、ご近所とのコミュニケーションもスムーズで、かなり家事能力が高いとお見受けしました。
ただ、バスルーム(トイレ含む)の掃除は苦手とあり、完璧でないところも共感できました。
さて、その記事を夫にも見せました。
「え〜、オレも十分やってるけどなぁ」というのが彼の感想です。
確かに
・食後の食器洗い(わたしが手際よくないので、残っている調理器具含む)
・洗濯物干し(仕事じゃない日はわたしと一緒に)
・食器洗いの後に、シンクまわり、ガスコンロまわり、テーブルまで拭きあげる
・簡単な買い物
などなど、昭和のオジサンにしては頑張ってる方だと思います。
前に垣谷美雨さん原作本の『定年オヤジ改造計画』が、郷ひろみさん主演でドラマ化されました。
それを一緒に見ていて、そんな定年オヤジにはなりたくないと努力したところもあったようです。
定年後の再雇用で週5のフルタイム勤務から、今年になって勤務日数を減らしたので、時間に余裕ができた分は何かしなければと動いてくれています。
今日の記事であったように、自分の正直な気持ちを伝えて、相手をコントロールしないところが重要だなと思いました。
わたしの言い方も「もう!なんでこれをしてくれないの?」という足りないマインド口調から、「あ、やってくれたんだ。ありがとう」とたっぷりあるマインド口調になるよう、気をつけています。
命令されてやるのは、誰でも嫌ですもんね。
いつも日々の気づきを与えてくださり、ありがとうございます。
これからも何か問題が起きた時は、問題点を書き出して、解決につながる行動を具体的にひとつずつ積み上げていくようにしたいと思います。
まみえるさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
「今日の記事」ってこれですかね⇒心配ごととどう向き合うべきか?~たとえば、両親の浪費に関することとか。
私の記事が参考になってよかったです。
まみえるさんも、やさしいご主人をおもちですね。前回のお便りからは、ご主人は家事ができないような印象を受けましたが、家事もちゃんとこなせる方ではないですか。
まみえるさん、「将来わたしが先に死んだらどうなるのか、とても心配です!」と書いていましたけど、奥さんがいなければいないで、ご主人はなんとか生活していきますよ。
生き残った人は、生きていくしかありませんので。
自分が死んだあとのことを過剰に心配するのも、コントロール欲ですから、ご主人に文句を言いたくなったときは、マインドフルネスをお試しください。
マインドフルネスで実現する。今この瞬間を生きて幸せになる4つの方法。
それでは、これからもお元気でお過ごしください。
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読者のお便りを紹介しました。
郷ひろみさんが定年退職した人を演じるなんて、時はずいぶん経ちましたね。
私の心の中には、若い郷ひろみさんしかいませんので、意外に感じました。
でも、生年月日を見たら1955年で、彼は私より年上なんですね。ずっと年下だと思っていました。
それではあなたも、伝えたいことがありましたら、お気軽にメールをください。
お待ちしています。