セールで散財しないために。始まる前にやっておきたい4つの準備

買わない

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もうすぐ夏のセールが始まりますね。

セールでうっかり買わないコツはこれまでたくさん書いてきました。

実はセールで失敗しないためには、事前の準備が一番効きます。

私自身、事前にいくつか準備をするようになってからは、セールのお知らせを見ても、気持ちが揺れなくなりました。

どんな準備をすればいいのか、4つ紹介しますね。

セールで失敗しないコツは、事前準備にある

セール会場で誘惑と闘うのは大変です。セールに行く前にセールに踊らされない自分になっておきましょう。

私たちは損をしたくないと本能的に思っています。

どうしても、赤い割引の文字や、残りわずかという言葉に揺れてしまいます。

安いという情報と、買い損ねるかもしれないという焦りを前にすると、本当にそれが必要か、家に似たようなものがあるのかどうかといった面倒な考えごとはできなくなります。

セール会場では、直感に従ってしまうのです。

私も昔、カナダに来て間もない頃、セール会場で安いという理由だけでサンダルを買ったことがあります。

たしか10ドルくらいでした。

カナダの夏セールは日本のように一斉スタートではなくダラダラ長く続くので、焦って買う必要は全くないのですが、当時は安さに飛びついてしまいました。

家に帰って履いてみると、少しきつい。

それでも、捨てるのはもったいない、そのうち履くかもしれないと自分に言い聞かせて、しばらく家に置いていました。

1年後、結局1回も外に履いて行かないまま、寄付センターに持っていきました。

このとき学んだのは、売り場で、これは本当に必要か、と冷静に考えることはできないということです。

対策は、売り場で自制心に頼ることではなく、事前準備にあります。

私は自分の意志の力をあまり信用していません。

意志に頼らなくて済む状態を、先に作っておくほうが確実です。

具体的にどう準備するか、次から説明します。

なぜあなたはセールで買ってしまうのか? かえって損をするのに。

1.手持ちのものをすべて出して確認する

まずやっておきたいのが、自分が今、何をどのくらい持っているかを目で見て確かめることです。

「あれはあったはず」「これは足りないかもしれない」と考えるのではなく、しっかり現状を把握しましょう。

頭の中だけでなんとなく判断していると、安いという理由だけで似たようなものを買い足してしまいます。

夏物セールに行く前に、この夏着る服、履く靴、使う日用品、出番のある小物を、収納場所から実際に出してじっくり見ましょう。

このときに、収納スペースにどれくらい空きがあるかもチェックするといいです。

スペースがびっしりなら、そもそも、何かを新しく入れる余地はありません。

物理的に入らないことは、説得力のある買わない理由になります。

私は、服の数を減らして、ほとんどクローゼットにかけて、一目で見渡せるようにしています。

Tシャツや下着はIKEAの布製ケースに入れて、すぐに中身がわかるようにしてあります。

靴下や下着は透明のジッパー袋に入れています。

こうしておくと、手持ちの衣類が一目でわかります。

2.セール情報が届かないようにする

次にやっておきたいのが、セール情報が届くルートを減らしておくことです。

ねらいは、買いたい気持ちをがまんすることではなく、気持ちが起きるきっかけを減らしておくことです。

私たちの買いもののきっかけの大半は内的なものというより、外的な刺激です。

きっかけがあるから買ってしまうので、きっかけが生まれないようにすればいいのです。

何かを買いたいとき、意志でこらえようとするのは大変です。

でもその何かがどこかの店でセールになっているという情報そのものが目に入らなければ、がまんしなくて済みます。

ショップのメルマガ、アプリのプッシュ通知、SNSでフォローしている店のアカウント、ポイントサイトのお知らせなど、買うきっかけになりそうなものは思った以上にたくさんあります。

特に通知は、自分でアプリを開いていないときにも届きます。

つまり、自分の都合とは関係なく、心にどんどん刺さるのです。

お知らせが来てから考えればいい、と思っていると、来るたびに心が動きます。

セール期間だけでも、お知らせが届かないようにしましょう。

私はショップのメルマガをほぼ全部解除しました。

残しているのは、いつも食材を買っている店からのものだけ。

届いてもチラッと開いてすぐ削除します。

頑張ってがまんするのは大変。誘惑が届かない環境を作るほうがラクだし、成功率が上がります。

バーゲンセールの誘惑に打ち勝つ7つの効果的な方法。

とりあえず、今のうちに、メルマガを3つだけ解除してみてください。

3つでいいのかと思うかもしれませんが、最初から全部やろうとすると面倒で先延ばしになります。

3つ解除すれば、3通分のセール情報が消えます。

もし物足りなければ、その勢いで残りも解除しておきましょう。

3.欲しいものは書き留めて、寝かせる癖をつけておく

きっかけを減らしても、目や耳に入ってくる情報をすべて遮断することはできません。

同僚が「セールでこのバッグを買ったの」と教えてくれるかもしれないし、母親が「〇〇屋でセールやっているから一緒に行こう」と電話をかけてくるかもしれません。

こうした誘惑に負けないために、すぐに買わない体質になることを目指しましょう。

まあ、いきなり人は変わらないので、買わない仕組みを作るのがおすすめです。

人は欲しいと思った瞬間がいちばんその気持ちが強く、時間が経てば冷めていきます。

意識的に待つ時間を作ります。

一番簡単なのは、欲しいものができたらすぐに買うのではなく、いったん書き留めることです。

欲しい⇒書き出し⇒購入という流れにしましょう。

書くのは、紙のノートでもスマホのメモアプリでも、何でもOKです。

私はデジタルプランナー(タブレットのノートアプリで使う手帳)に書き留めています。

アイテム名だけでなく、それが必要な理由と、買わなくてもいい理由の両方を書いておくのもいいです。

いろいろ書いている間に、気持ちは買うことから逸れていきます。

このとき、必ず文字を書き出してください。

読者の中にほしいと思ったものの画像を毎日眺めていて延々と迷っていた方がいましたが、この場合は欲望がふくれあがるばかりです。

言語化する段階で冷静になれるのです。

書き出したらしばらく放置してください。何日か経ってリストを見返すと、よく考えるといらないと思うものが必ず出てきます。

買い物する前に自分に聞きたい10の質問、セールで買いすぎないために。

4.買わない挑戦を試してみる

セールでむやみに買わない習慣をつけたいという強い気持ちがあるなら、買わない挑戦をするのもおすすめです。

買わない挑戦とは、必要最低限のもの以外は買わないと決めて、一定期間過ごしてみることです。

誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。

普段から買わないチャレンジをしていると、脳がどんどん買うモードから、必要なもの、欲しいものを選ぶモードに切り替わります。

すると、セールのお知らせにかなり強くなります。

買わない挑戦をするのに、特別な道具もお金もかかりません。

ただ、買っていいものを決めて、残りを買わないよう意識するだけです。

買わない挑戦を成功させるコツは、期間を決めてやること、買っていいものをちゃんと作っておくこと、無理をしないことです。

スマホのメモアプリに、買ってもいいものリストを1つ作っておいてください。

そのリストにないものは、とりあえず、1週間/2週間/1か月と自分で決めた期間は買わないようにします。

何かが欲しくなったら、家の中の片づけをして衝動を発散させてください。

この生活が普通になると、セール期間になってもまわりの浮き足だった空気に飲まれなくなります。

****

必要なものをセールで買うのは問題ありません。

しかし、たいてい私たちはセールで余計なものを買ってしまいます。

私は、シンプルライフを目指して、たくさんのものを断捨離しました。捨てたものの大半は安さに惹かれて買ったセール品です。

損をしたくない、買い損ねたくないという本能のまま、セール会場に行ってしまうと、どうしても余分なものを買ってしまいます。

セールが始まる前に、セールで失敗しない用意をしておきましょう。

所持品を把握し、セール情報が届かないようにし、欲しいものを書き出しておく。余裕があれば1週間ほど買わない挑戦を試してみる。

ここまでやっておくと、セールが始まったあと、誘惑に負けないようにがんばる必要がなくなります。

セールに振り回されないためには、強い意志を持つのではなく、揺れない自分になっておくことが一番確実です。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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