引っ越しした直後の女性

ミニマルな日常

最終更新日: 2024.06.9

シンプルライフで快適!急な転勤でも充実した生活を送る秘訣。

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持たない暮らしを楽しんでいる読者のお便り紹介コーナー。

今回のテーマは「引っ越し」。最近引っ越しをした方と、これから引っ越しをする方のメールをシェアしますね。

内容:

・一人暮らしを始めた

・離婚して引っ越す

まず、りせこさんのお便りです。



新潟で一人暮らしを始めた

件名:急な転勤を経て

筆子さま

こんにちは。何度かメールをお送りしております、りせこです。

昨年末に急遽転勤が決まり、東京から新潟へ引っ越して生活がガラッと変わりました。

その中で思ったことをお伝えしたく今回メールします。

生まれてから30年以上ずっと両親と暮らしていた実家を離れ、初めての一人暮らし。

親戚も友人もいない土地への転勤ということで、最初はかなり不安でしたが、新しい土地での仕事や人間関係に慣れることに必死で過ごしてはや数ヵ月、今は想像以上に楽しく快適に過ごせています。

新潟はお米や魚などごはんが美味しいのはもちろん、人々も穏やかで優しい方が多いと感じます。

仕事は大変な面も多いですが、それは東京にいた頃から変わりませんので、むしろ環境を変えることで視野が広がり経験を積めるから良かった、と感じています。

地元が恋しくなることもありますが、月に1〜2度は週末に帰っているので、ホームシックになることはありません。

ずっとやりたかった一人暮らしをする機会を得てこれも良かったと感じます。

こう思えるのは筆子さんの記事や著書を読んで、シンプルライフを意識して過ごしていたおかげだと思っています。

年末の急な引越しでしたが、モノの整理がすでにできていたので、かなりスムーズに引越し準備をすることができましたし、一人暮らしをするにあたって必要なものを一気に買いすぎることなく、少しずつ集めて生活を充実させることができました。(最初の1ヵ月は洗濯機と冷蔵庫、掃除機無しで過ごしましたが、なんとかなりました!)

急に決まった一人暮らしで最初はバタバタし、筆子さんのブログを読む余裕もなかなかありませんでしたが、最近はペースがつかめて前の記事をさかのぼりつつ読ませていただいております。

新しくnoteで筆子さんの生活が知れるようになって嬉しいです。

生活がガラッと変わって、と最初に書きましたが、環境が変わっただけで自分の生活の根本的なところは実は何も変わっていなくて、

むしろ一人の時間が増えたことで自分を見つめ直すことができ、よりシンプルになった気がします。

お金の使い方もより明確になり、実家暮らしの頃よりも貯金できる金額が増えてきました。

激動な時代の中でこれからの生活、仕事がいつどうなるか分かりませんが、自分の根っこのところはしっかり持ちつつ、時代の変化に対応できるようにこれからも生きていきたいと思います。

筆子さんも一人暮らしは色々と大変な面も多いと思いますが、応援しています。

これからも記事や著書を楽しみにしていますね。

読んでくださりありがとうございました。





りせこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

お忙しいのに私のブログやnoteを読んでいただき、感謝いたします。

突然の転勤から始まった一人暮らし、充実しているようですね。

シンプルライフの実践が、充実した一人暮らしを支えているという話、私にもうなづけます。

ものの整理ができていると引っ越しも楽ですよね。

私はけっこう大変でしたが。

最初の1ヶ月、洗濯機と冷蔵庫なしで過ごしたというのは驚きですね。

掃除機は私も持っていないので、そこまで必要とは思いませんが、冷蔵庫は必需品じゃないですか?

新潟は涼しいからいいんでしょうか?

新潟は米どころで、お米がおいしいでしょうね。値段も安いでしょうし。

そばも名物だし、海産物も豊富だし、本当にうらやましいです。

ぜひ、この機会に新潟での一人暮らしを満喫してください。

では、りせこさん、これからもお元気でお過ごしください。

次は、しばいぬさんのお便りです。

引越し準備中に心の中を整理した

筆子さんこんばんは。

以前、子2人いますが離婚を決め、別居を始めた段階でメッセージし、お返事をいただいていました。

一歩ずつ前進、病気を乗り越えながらする片付け。

その節は、確かな表現は曖昧ですが「離婚を決断したことが1番大変だったのでは」と寄り添っていただき、心がじんわり癒されました。ありがとうございました。

引っ越し前に気持ちの整理をした

さて、4人で住んでいた家の売却が決まり、本腰を入れて引越し先を探したところ、いくつか妥協した点はありますが、希望の物件を決めることができました。

とうとう2週間後に引っ越し予定です。というところで、胃腸炎にやられてダウンしました。

実家から助っ人を呼び、引っ越し前の貴重な2日間を寝ころんで過ごしました。

体重は2キロ減り(あんなに苦しかったのに、たったの?という印象です…)、お腹周りが薄っぺらくなりました。

それと同時に、背中側の感覚のようなものを取り戻したように感じ、視界が明るくなったように思います。

今までの自分が、いかに視野が狭く、自己中心的になっていて、過去にとらわれて被害者意識むんむんで、やることはあるのに進んでないと勝手に焦っていたか。(実はことあるごとに、こつこつとたくさん捨ててきました)

夫に対して恨んだり、何の罪もない子どもに対してわずらわしく感じたり、といった、自分の中の醜い、蓋をしたいような感情も気づくことができました。

今回、ただただ寝るしかなく、ジャーナルなど全くできる力は出ませんでしたが、胃のむかむかをなだめながら、自分の気持ちに集中して向き合えた2日間でした。

子ども相手しつつ、仕事もしつつの荷造りですが、休憩には筆子さんの引越し関連の記事を検索して、適度に気合いを入れなおしています。

文具や思い出の品を断捨離

今日は、文具、本や思い出系を処理しました。

やっぱり、思い出系は捨てがたい…と思いましたが、体調不良を経験したので、子どもは突然親が死んだ時に処分しなきゃいけないんだもんなあ…と30代ながらに考え、

卒業アルバムなんて写りが悪いし重いし捨てちゃおうかなと、捨て山に入れてます。(断捨離のときに捨てるか売るかの候補のものの山を、私は捨て山と呼んでます。一区切りついたタイミングで、捨て山をリサイクル袋にいれるかゴミ袋に入れるか分別してます)

ただ、写りが悪いけど、子どもがちょっと大きくなったら、たぶん「似てるー!」とはしゃいでから捨てようかな…など、やっぱり未練たらたらです。

そういう自分も、今はあり、にしてもいですかね。

いいよ、って言ってほしいな、と思いつつ、長々と呼んでいただきありがとうございました。

しばいぬさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

その後、体調はどうですか?

消化器をやられると本当にしんどいですよね。どうぞ、お大事に。

離婚に引っ越しって、私と同じですね。

私の子供はもう成人しているから、自分の面倒をみるだけでいいのですが、しばいぬさんは、とても大変だと思います。

あまり無理しないでください。

思い出の写真を残すのは、「あり」です。実は、私も、今回引っ越しする前に、思い出系の紙(手紙など)を大量に捨てました。

これらは、9年前に前の家に入居するとき、小さな箱に詰めて持ってきたもので、過去、9年間、ほとんどさわっておりませんでした。

いらないのに、9年もキープしてしまった私のような者もおります。

しばいぬさんは、まだ30代ですので、片付ける時間はまだたっぷりあります。

引っ越し前は何かとやることも多いので、写真の整理は、引っ越し後にゆっくりやればいいでしょう。

ただ、私の経験では、ものが多ければ多いほど、引っ越しがしんどくなります。これは本当です。

とは言え、日本の場合、引っ越し業者に荷物の運搬を頼むでしょうから、そこまで大変ではないかもしれません。

しばいぬさんの片付けと引っ越しがスムーズに進むことを祈っています。

お元気で、楽しい、新生活をお送りください。

今週のnote

noteで以下の記事を更新しました。

炊事の時間が増えた理由:一人暮らしを始めて変わったこと(1)

カナダで賃貸物件探し~その4 タマラにメールで退去を伝える。

定期購読マガジン、『筆子マガジン』を開始しました。

以下は、『筆子マガジン』(定期購読マガジン)に入れた記事です。

カビとムカデの恐怖におののく

今日のCくん~AIが作る奇妙な画像。

つぶやきは随時更新しています。

*****

引っ越しが話題のお便りを2通紹介しました。

引っ越しは大変ですが、引っ越せば嫌でも新生活になるので、人生を新陳代謝(もしくはリセット)するという面では大いにメリットがあります。

私は、引っ越しをしたあと、ものが増えました。

家財道具をほとんど持っていなかったので、一から揃える必要があったからです。

でも、最低限必要なものはようやくすべて買い終わったので、また明日から、「買わない生活」に戻ります。

では、あなたも、感想や質問などありましたら、お気軽にメールください。

こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル

お待ちしています。





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