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私、筆子の2冊めの著書、「それって、必要?」が2017年の7月20日に発売されますのでお知らせします。
おかげさまで、1冊目の「1週間で8割捨てる技術」を大勢の方に読んでいただけたので、第2弾の発売となりました。読者の皆さま、本当にありがとうございます。
出版社は前作と同じKADOKAWAです。
すでにamazonにて予約を受け付けています⇒それって、必要? いらないものにしばられずに、1週間で人生を変える30の方法 | 筆子
新刊の内容を簡単にご案内いたします。
「それって、必要?」は人生全般の「捨てる」がテーマ
1冊目は物の捨て方を提案しました。2冊目は、物だけでなく、それ以外のものに対しても「それって、必要なの? べつになくてもいいんじゃない? むしろないほうが、暮らしの質があがるんじゃない?」と、捨てたほうがいいものを提案しています。
副題は「いらないものにしばられずに、1週間で人生を変える30の方法」です。テーマを7つ選び、1週間で見直す構成になっています。
以下、目次を紹介します。全部で7章です。
1日目:物の捨て方について
初日は物の捨て方です。これは前作を発展させた形です。
「不用品は捨てられる、でもまだ使える物が捨てられなくて止まっている」そんな人に向けて書きました。特に読んでいただきたいのは、提案2の後悔に関する部分です。
人は後悔を回避する気持ち(後悔回避バイアス Regret Aversion Bias)があり、それがいまの決断に大きな影響を与えています。
そのため、「捨てると後悔しそう、だから捨てられない」という人が多いのです。このような、後悔が怖くて、捨てる手が止まっている人の背中を押す考え方を書きました。
2日目:家事について
家事が嫌いでまったくやる気になれない人、やってもやっても終わらないとストレスを感じている人、こんな人に向けて、発想を変えるすすめや短時間でうまく回る家事の仕組みを提案しました。
家事は、メインの生活を支える作業です。必要な作業なので、全く無視することはできません。ですが、全身全霊打ち込んでやるものでもありません。
本当に大事なことを実現するには、「ほどほどきれい」の家事にとどめるのがいいのではないでしょうか?
3日目:生活習慣について
3日目はふだんの習慣の見直しです。
人が日々行っていることの大部分が「いつもやっていること」です。きのうときょうが劇的に違う、なんてことはあまりないと思います。
きのうと同じような時間に起き、同じような朝食を食べ、同じような時間に家を出て、同じバスや電車に乗り、同じ会社に行きます。同じような人々と話をし、同じような仕事をし……。以下、夜、寝るまで続きます。
毎日同じことをしないと、脳が疲れるから自然にこうなります。この脳の省エネの仕組みのせいで、安心して生きられるものの、本当はやらなくてもいいことを無意識に、やっていたりします。
長年の習慣でなんとなくやっていることが、今の自分の暮らしの充実に貢献しているとはいえないのです。
そのような、「いつものくせでやってるけど、実はやらなくてもいいこと」をいくつか提案しました。
4日目:時間の使い方について
4日目は、時間の使い方の見直しです。4日めの内容はもっとも項目が多いです。
というのも、時間とは人生そのもの。時間の使い方が自分の人生を決めるといっても大げさではないからです。
手持ちの時間を主体的に使うか、流されて使うか、自分のために使うか、人のために使うか。いまの時間の使い方を見直すヒントを7つ書いています。
忙しくてストレスを感じている方、先延ばしグセが治らない方はぜひ読んでください。
5日目:お金について
お金の項目ではブログで大きな反響を呼んだ「足りないマインドを捨てるススメ」中心に展開しています。
「足りない」と思っているから足りないわけです。私自身、日々、「あ、あれが足りない」と思うことはよくあります。
でも、本当にそうなんでしょうか?
実はしっかり足りているのに、足りないと思っているから、よけいな心配を増やしたり、よけいな物をかかえたりするのではないでしょうか?
「足りない」から「足りている」と発想を変えるスキルは、人生のさまざまな局面であなたを助けてくれるでしょう。
6日目:人間関係について
6日目は人間関係の見直しです。
人間関係がうまくいっていれば、人は幸せだし、ここがうまくいってないと、ひじょうにストレスの多い日々になります。
自分にとって有益な人間関係を築くために、捨てたほうがいい習慣や、断ったほうがいい関係を紹介しました。
特におすすめしたいのは、人と自分を比べたり、人と張り合う不毛な習慣を捨てることです。これができると、幸福度がワンランクアップします。
物が増えてしまうのも、人の暮らしを自分の理想の暮らしに見立ててしまうからなのです。
7日目:人生について
最終日は人生をよくするために、捨てたい2つのものとその捨て方を紹介しました。その2つとは、
1.ネガティブな感情
2.退屈
です。
人間いつもハッピーとはいきませんが、マイナス感情でいる時間が多すぎると、確実に不幸になるし、やりたいこともやれません。
私は幸福の鍵の1つはポジティブ思考だと思っているので、「デフォルトでポジティブ、たまにネガティブ」、こんなふうになるためにできることをじっくり紹介しました。
この本の総まとめのチャプターでもあります。
以上、あとがきを入れて、前作より20ページ多い224ページとなっております。お値段は同じ1404円です。
「これって、必要?」はこんな人におすすめ
●前作を読んで片付けたけど、最近リバウンドしている人
●前作を読んだけど読むだけで終わった人
●物を捨てることはほぼ終わったから、メンタルを整理したい人
●最近「筆子ジャーナル」を読み始め、「え~、こんなに過去記事あるんだ」とおののいている人
●「筆子ジャーナル」をインターネット以外でも読みたい人
●荒れた生活を立て直したい人
●汚部屋から脱出したい人(結局メンタルがぐしゃぐしゃだから部屋が汚くなります)。
●人の視線ばかりが気になって自由に生きられない人
●大事なことを何年も後回しにしてきた人
●ミニマリストになりたい人
●流されるだけの人生から脱却したい人
●自分らしい人生を生きたい人
前作を出版してから1年4ヶ月。毎日ブログを書き続け、たくさんの読者の方のお便りを読ませていただき、返事を書いてきました。
この間、私自身も、もっといい人生にしたくて、いろいろあがきましたので、少しは成長できたと思います。
この本には、そんな筆子が学んだこと、実際にやってみてうまくいったこと、いかなかったことなど、さまざまな体験と試行錯誤のエッセンスが入っています。
ぜひ、本を手にしていただき、みなさんの人生をよりよくする気づきを得てください。
前作の表紙の色調は赤(ピンク)でしたが、今回は緑です。赤本、緑本、両方そろえて読むと、相乗効果を期待できます。
赤本を読み、捨てることにつまづいたら、緑本を読み、思考や方法を変える、そしてまた赤本を読み、捨てる、またつまづいたら緑本を読む、といった使い方もお試しください。
amazonで予約受付中です⇒⇒それって、必要? いらないものにしばられずに、1週間で人生を変える30の方法 | 筆子
全国の書店には2017年7月20日に並びます。