シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

頑張り過ぎない家事のすすめ。掃除や片付けに一生を捧げないために。


家事を頑張りすぎない方法を5つお伝えします。

仕事、家事、育児に忙しく、とても断捨離まで手が回らない、というメールをいただくことがあります。そういう人は、1度にたくさんのことをやろうと欲張りすぎているか、ものすごくしっかり家事をやらなければならないと思いこんでいるかのどちらかではないでしょうか?

家の中がそこそこきれいであれば、普通に暮らせますので、そこまでしゃかりきになって家事をやることもないです。

家事でへとへとになっている人は以下のポイントを見直してみてください。

1.システムを複雑にしすぎない

短い時間で効率よく家事をするためには、自分なりのシステムが必要です。システムとは、家事がうまく回る仕組みのことです。

たとえば、To-doリストを書いたり、日々の家事のルーティンを決めたり、といったこと。

システムを作るのはいいことですが、やたらと複雑なのシステムを構築しようとすると逆効果です。

複雑なシステムとはたとえばこんなことです。

To-doリストを書くのにものすごく時間をかけたり、掃除する場所の一覧表を作って、マーカーで色分けしたり、1つmp家事が終わったら場所ごとのチェックシートに色の違うシールを貼ったり、ありとあらゆる家事指南本を読んでメモをとって、毎週新しいシステムを試したり、家計簿の項目をたくさん作り。

近藤麻理恵さんの、洋服の色をグラデーションしてたんすの引き出しに入れる、なんてのも私にしてみれば複雑なシステムです。

近藤麻理恵さんのことをご存知ない方はこちらへどうぞ⇒近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」の英語版の感想~ベストセラーの秘密は東洋の神秘にある?

家事評論家になりたいなら、熱心に家事の研究をしたり、さまざまなシステムを試すのも無駄ではありません。しかし、ほとんどの主婦は、ふだんの生活がうまく回るために家事をしているのですから、やりすぎないほうがいいのです。

To-doリストなんて、手書きなら数分で終わります。パソコンやスマホに入力するとかえって時間がかかったりします。

もし家事で疲れているのなら、システムが複雑すぎないかチェックしてください。

2.基本のルーティンだけにフォーカスする

一見、家事は煩雑に見えますが、毎日やらなければならない家事はそんなに多くありません。どうしてもやったほうがいいルーティンを3個ぐらい見つけて、それだけはやるようにすると、家はそんなに汚れないし、ストレスもたまりません。

どんな家事が必要かは、その人の状況によって違います。自分にとっての最低限のラインを考えてみると、何をするべきかおのずとわかるんじゃないでしょうか?

私の場合は、「朝起きたとき、家の中がだいたい整っていて、家族が夜ご飯を食べることができればそれでいい」というかなりハードルの低い目標を立てています。

これを毎日実現するために、

●朝のルーティン
●夜のルーティン
●シンクを磨く

この3つをやればよしとしています。

朝のルーティンの中には、朝早めに起きて、トイレの掃除をしたり、洗濯したり、といったことが入っており、夜のルーティンにはその日出したものはその日に片付ける、なんてのがあります。

しかし、物をぐーんと減らして、何かを出したらその都度片付けるようにすると、もうそんなにやることはありません。シンクもいつもきれいにするのがすっかり習慣になってしまったので、どれも自動的にやっており、特に気持ちの負担は感じていません。

もちろん大家族だったり、子供がたくさんいたり、仕事をいくつも掛け持ちしていれば、別の戦略が必要です。それでも、本当に必要な家事はそんなにないと思います。

ルーティンの参考にどうぞ⇒すっきり片付いた家にするための12の習慣~フライレディに学ぶ

私の家事の工夫⇒私のシンプル家事、4つの工夫。家事が苦手だからこそ「物のない暮らし」を選ぶ

家事の優先順位のつけ方⇒仕事や家事の優先順位を決める6つのポイント。やりたいことをやれる人生に。

自分にとってもっとも大事な少数のルーティンにフォーカスして、それを確実にやれば、体力も労力もそんなに奪われません。


3.1人でやらない

家事は家族で分担します。

日本の主婦は、わりと何でも自分1人でやろうとする人が多いようです。家事は家族のために行うことですから、家族で分担するべきなのです。

ご主人の帰りが毎晩10時過ぎで、週末しか子供の顔を見ない、なんて家族が昔はありましたが、今もそうなんでしょうか。

これはあまり人間的な暮らしではないので、もしそういうことが続いているのなら、抜本的な改革が必要です。一番いいのは職場のすぐそばに住むことですが、それができなかったら残業をやめるとか、方法はいろいろあります。

家族全員のスケジュールにゆとりを持たせて、全員で家事をする方向に持っていってください。

家族に家事を手伝ってもらいたいとき参考になりそうな記事⇒家族が家事を手伝わない5つの理由。原因をクリアして解決に導く。

ほかにも親戚とか、友だちとか、近所の人に頼めることもあるでしょうし、プロに応援をお願いしてもいいです。

およそ19年前、私が出産したとき、家政婦さんを頼んだことがあります。夜中の2時すぎに、1人で病院にタクシーで行き、4時間後の6時過ぎに出産しました。その日1日は病院のベッドの上にいましたが、翌日赤ん坊を連れて、退院しました。

退院したものの、いきなり家事はできないと思い、2週間ほど家政婦さんにきてもらったのです。おもに日常の買い物と夕食作りをしてもらいました。今思うと2週間目は自分でやれないこともなかったな、と思うのですが、食事作りから解放されて精神的にとても楽でした。

少しだけでも誰かに仕事を肩代わりしてもらうと、気持ちがすごく楽になるのです。

4.スーパー主婦伝説を真に受けない

仕事や育児ですごく忙しいのに、効率よくバリバリ家事をして、趣味も充実し、キラキラしたライフスタイルを送っている(ように見える)スーパー主婦がテレビのワイドショーに登場します。といっても、私は見たことはありませんが。

雑誌なんかでも話題になっていますね。

この手の番組は、ほとんどの人はフィクションとして楽しんでいると思いますが、万が一、真に受けて、「私ももっとがんばらなくちゃ」と思っているのなら、その考え方は捨ててください。

100万人に1人ぐらいは、マルチな才能を持っていて、どんなに忙しくてもサイボーグみたいに家事ができる人もいるかもしれません。ですが、このような人たちは、もともと家事がすごく好きなんだと思います。

この社会には、どんなものも「多ければ多いほうがいい」という価値観があります。人生においても、「いろいろなことをたくさんやったほうが、素晴らしい」と考えてしまうのです。だから、忙しいのにバリバリ家事をして、趣味もたくさんやっている人のほうがすごい、と思う人が多いのです。

しかし、私は、自分が大事だと思うことに集中したほうが人生は豊かになると感じています。

ワイドショーの影響を受けやすい人は、見ないほうがいいかもしれません。テレビを見ているその時間に、家事ができますから。

5.自分と向き合う時間を作る

どんなに忙しくても、1人静かに自分と向き合う時間を作ります。忙しい人ほど、1人の時間は必要です。1人で静かに考える時間をもつと、脳内の混乱がおさまり、気持ちに余裕ができます。

頭の中が混乱していたり、心がざわざわしていると、部屋の中が雑然とするだけでなく、まともにものごとを考えられなくなります。

すると、「もう何もかもが面倒だ、もうどうでもいい」という投げやりの気持ちになります。無力感に襲われると、やらねばならないことをどんどん先延ばしにし、ますます部屋が汚くなります。

毎日自分で考える習慣をつけないと、どんどん流されてしまうのです。

「考える」といっても、べつに哲学みたいに深い思考をするわけではありません。自分は本当は何がしたいのか、自分は何がほしいのか、自分はどんな状態になったらうれしいのか、そんなことを考えてみるだけです。

考えても何も出てこない人はブレインダンプもしてみてください⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方

自分のやりたいことがわかれば、もういたずらに自分とスーパー主婦を比較することもないでしょう。

自分と向き合う時間を作るのはストレス解消にも有効です。ストレスがあると、できることもできないので、積極的に休んでください。

1人の時間の作り方⇒自分1人の時間を持つ5つの方法。時には他人の声や視線を断捨離する。

*********

今回は家事を頑張りすぎない方法をお伝えしました。

他人の家事のやり方を、事情をよく知りもしないのに批判する人がいます。しかし、このような外野の声は無視すればいいのです。

家庭の数だけ家事のやり方があります。別によそと同じにする必要なんて全くないわけです。

とにかく、物とタスクを増やすのではなく少なくする方向にシフトしてください。絶対楽になります。


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