シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

何から片付けたらいいのかわからず、動き出せないときはこうしてみる(汚部屋改善)


すごい汚部屋だから、片付けをしなくちゃいけないな~と思いつつも、どうにもこうにも行動を起こせない、動き出せない、こんな状況を打開する方法と考え方をお伝えします。

何ごとも始めるときが一番難しいですよね? 始めてしまえば、加速がつきます。以下のように考えてすぐに行動を起こしてください。

1.今の状態とゴールを明確にする

動きだせない人は、とりあえず、今の状態と自分の得たい状態(ゴール)をできるだけ具体的に明確にしてください。

今の状態は「汚部屋」「とにかく汚い」「とにかく物が多い」「見てるとうんざりする部屋」と言えるでしょう。でも、これは全然具体的ではありません。

部屋がどんなふうになっているのか、もう少し細かく表現してください。

現状を数値化するススメ

「床の上に服が86着落ちてる」とか、「茶の間に洗濯物が7キロ分出ている」「思い出の品が段ボール箱16個分ある」など数値化を試みてください。数値化するためには、数えあげる必要がありますが、数え上げるのは、実際に片付けるより簡単ですよね?

何かを減らしたいときや、状況を改善したいときは最初に現状把握すべきです。

数値化すると、把握がしやすいんじゃないでしょうか。今は、「(なんだかよくわからないけどとにかく)すっごい汚い部屋だ、ああ、片付けるなんてできない、どうしていいのかわからない」と思っているわけです。

しかし、いったん数値化すれば、「すっごい汚部屋」という正体がよくわからないものから、「本が300冊もあって床が抜けそうな部屋」などとあらわすことができます。こうすると、多少、事態を改善しやすくなります。

ゴールも具体的に思い描く

現状の数値化ができたら、ゴールを考えてください。

究極のゴールは「汚部屋をきれいにする」でしょうが、これもあまり具体的ではないです。「汚部屋がきれいになる」とは、自分にとっていったいどんな状態なのか、もう少し具体的にゴール設定するといいでしょう。

「部屋に落ちてる服がなければ、きれいになりそうだなあ」と思ったら、床に服が放置されていない部屋をゴールにします。

現状、86着落ちているのなら、0着にすればいいわけです。

今1着、とくに汚い服を洗濯カゴにいれたら、残りは85着です。きょうは1着しか処理できなかったとしても、1着分ゴールに近づいています。

このように、数値化しておくと、自分が前進していることがよくわかります。前進していることがわかればモチベーションを保ちやすいです。

たまたま床に落ちている服の枚数を例にあげましたが、いろいろなことを数値化できます。家の中で片付けたい場所をリストアップして、全部で15箇所ある、とするのも数値化です。お皿の数を数え上げてもいいでしょう。

現状把握するために、

●具体的に文章で書く
●イラストを描いてみる
●写真をとってみる

こんなことをすると問題がよくわかります。

ゴールは文章や絵で表せばいいですね。現状とゴールが具体的にわかったら、あとはそのギャップを埋めていくだけです。

必ずしもうまく数値化できないかもしれませんが、「汚い部屋」というあいまいな理解を、もう少し具体的にしようと考えているうちに、改善策をひらめいたりします。脳がいつもとは違う思考をするからです。

2.もっとも重要な場所や物から片付ける

いったいどこから片付けたらいいんだろう、何から片付けたらいいのか、と悩んでいるうちに1日が終わって、何もできない、という人がいます。このような時は、もっとも重要なスポットや物から片付け始めてください。


一般に重要度が高いと思うものを4つあげます。

自分が毎日ストレスを感じている場所や物
毎朝、何を着たらいいのかわからず、悩んで遅刻しそうになるなら、まずはクローゼットやたんすの中の衣類を片付けます。

自分がストレスを感じていいることは、考えないとわからないかもしれません。ふだんはすっかりそれが普通になっているからです。メモ帳や付箋を持ち歩き、イラっとくるたびに書き出したり、昼休みや寝る前に、ストレスを感じるポイントを思い出してノートに書くといいでしょう。

通路をふさいでいる物
玄関や廊下など、人の動線を確保する場所にあるガラクタは早めに撤去すべきです。通路を確保しないと、家の中の物を出しにくくなります。最優先で片付けるべきでしょう。

家族が長時間過ごす部屋にある物
それぞれの寝室、キッチン、リビングルームなど、家の中でもよく使う部屋にある物を最優先で撤去します。

開かずの間やガレージに詰め込んであるガラクタも最終的には片付けるべきですが、まずは、よく使っている部屋にあるどうでもいい物を捨てます。

あまりにいろいろな物がありすぎて、どれが重要度が高いのかわからないときは、数が異様に多いもの、ものすごくかさばるもの、目障りなものを撤去するといいでしょう。

長年気になっている物
自分がずっと気になっている物を片付けます。

「写真がグシャグシャに箱に入っている」「洋服が多すぎるからどうにかしなきゃ」「押し入れにある子供のおもちゃ、整理したほうがいいよね」などなど、誰しも気にかかっている物やスポットがあるはず。こういう物から片付けていきます。

私はアナログの写真をずっと袋に入れっぱなしだったのがとても気になっていました。思い切っていらない写真を捨てて、小さな箱に入る分だけにしたらとてもすっきりしました⇒古い写真を整理するとき、残す写真を選ぶ基準。箱にまとめて入れてます。

何が気になっているのか、さっぱり見当がつかないときは風水定位盤を使ってみてもいいかもしれません⇒何から断捨離していいかわからないときは風水定位盤を作って調べるのも1つの方法

一般家庭に数が多そうなものをあげています⇒どこから断捨離したらいいの?こんな場所や物からやれば効果てきめん

3.大きなタスクは細分化する

いつも書いていますが、時間がかかりそうなプロジェクト、「ちょっとやるのが難しいなあ」と思う断捨離は、今すぐにできるタスクに細分化してください。細分化はとても効果があります。

たとえば、居間にあるピアノを撤去したいと思ったとします。

ピアノはゴミ袋にぽいっと捨てるわけにはいきません。以下のような手順が必要になるでしょう。

1.)ピアノの買取業者、回収業者をインターネットで探す
(ピアノを粗大ごみとして回収してくれる自治体はないと思いますが、一応調べてもいいかもしれません)

2.)めぼしい業者をリストアップ

3.)業者に問い合わせる(電話またはメール)

4.)どの業者にするか決める

5.)決めた業者に買取・回収を依頼⇒日時を決定

6.)晴れて回収完了

このように取るべき手順をリストアップして順番にやっていきます。どういう手順で進めるか紙に書いたほうが、行き詰ったとき、道に迷わずに(ゴールを見失わずに)、方向転換したり代替案を見つけやすいです。

片付けられない人は、とにかくなんでも紙に箇条書き(リストアップ)するクセをつけてください。

この6つのステップを一度に全部やる必要はないのです。少しずつやれば、忙しい人でも、ピアノを捨てることができます。

タスクの細分化についてはこちらを参照してください⇒モノを持ちたくないあなたへ~こんなものはキッチンには不要です

今の自分に簡単にすぐできる作業まで細分化するのがコツです。

4.ちょっと無理してやり始める

散らかった部屋

とにかく拾うしかない。

断捨離をやりたくない、面倒だ、と思っても、あえて無理して始めます。そうしないと、きょうも、きのうと変わらない1日になります。

私たちがふだんやっていることは、ほぼみんな習慣になっており、誰もが自動的にこなしています。だいたい毎日同じようなことを同じような順番で行っていることが多いはずです。

食事も似たり寄ったりだし、食べるものも着るものもそんなに大きく違わないし、出かける場所も会う人も、日々やっていることも、ほぼ同じですよね?

「明日はどうなるのか全く想像がつかない」ということは日常そんなにありません。あえて脳がそういうふうに生活を組み立てているのです。ある程度、先の予測がつくほうが、その人にとっては安全だからです。

危険を回避するという意味においては、自動的に毎日同じことをするのはありがたい仕組みです。ですが、何か新しいことをやってみたいときは、この仕組が邪魔になります。

いらない物を捨てたり、部屋の中を片付けたりすることは、客観的に見ると別に危険でもなんでもないことです。

しかし、その人にとって未知なことは、脳はみんな「あぶないよ、怖いよ」と反応するのです。安全な毎日を送るためには、いつもと同じようにしているのが一番だからです。

「めんどくさいな~、やりたくないな~」と思うのは、自分の脳がいつものルーティンを守ろうとしているだけです。

この信号を素直に受取り、「やりたくない」で終わってしまうと、何も新しいことを始められません。

「やりたくないな~」と思ったら、「脳が自分を守ろうとしてくれてるんだな、でも、これは別に大丈夫だから」と考え、立ち上がって片付けに着手してください。

いったんやり始めると、物を捨てたり掃除をするることは、別に怖いことでも、危険なことでも、そこまで大変でもないことに気づきます。

何日間か断捨離を続けていると加速がつき、こんどは逆にやめにくくなります。どんどん捨てることが、その人の「ふつう」になるからです。

新しいことをやろうとするといつも脳が抵抗します

この抵抗に屈せず、ちょっとがまんしてやり始めさえすればいいのです。

*********

今回は、汚部屋の片付けになかなか着手できないとき思い出してほしい、行動に移すきっかけをお伝えしました。

ここまで読んでも「やっぱり片付けるのいやだな、やめとこう」と思うなら、今ここで片付けないと、どんな未来が待っているのか、その点を想像してください。

当たり前のことですが、自分が片付けないかぎり、部屋は散らかったままなのです。

これからもずっと汚部屋で過ごすほうを選ぶか、少しずつきれいにしていくほうを選ぶか。どちらを選ぶのも本人の自由です。

そうなのです。

汚部屋で悩んでいる人は、毎日汚部屋に住むことを選んでいます。

人間はほかの動物と違って、自分のゆく道を変えることができます。「こういう生活にしよう」と決めて、片付けるを始めさえすれば、たとえ時間はかかっても、必ずきれいな部屋に変わります。


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