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断捨離テクニック

片付いた部屋にするためにときどき見直したい4つのポイント(汚部屋対策)

汚部屋の人からよく片付け方を相談されますが、みなさん、かなり、心労をかかえています。最初から、汚部屋にならないように手を打っていれば、よけいなストレスに悩むことはなかったのです。

きょうは、汚部屋にしないために、時々見直したいポイントを4つ紹介します。日頃の生活習慣を見直すだけで、もっと片付いた家に住むことができます。

4つのポイントとは

1.ブラックホールの元ができていないか?

2.物があふれたときに適切な手を打っているか?

3.使いやすさを優先しているか?

4.その足で片付けているか?

順番に説明しますね。



1.ブラックホールの元をチェック

ブラックホールとは、とても重力が強く、どんな物質も光も1度入ってしまったら脱出できない天体です。天体ですが、球体ではありません。重力が強すぎてバランスがとれず、自分の重力のせいでつぶれて崩壊したものです。

とりあえず、なんでかんでも放り込んでしまう、ブラックホールみたいな場所を家の中に作ってしまうと、遅かれ早かれ汚部屋になります。

ブラックホールの規模が大きくないのなら、まだいいのです。引き出し1つ分とか、棚の1段分ぐらいなら。

ところが、汚屋敷に住んでいる人は、1部屋まるごとブラックホールにしてしまいます。

物置部屋とか開かずの間と呼ばれる部屋です。

最初は、本や新聞がなんとなく重なっている、無害だったエリアが、数ヶ月あるいは数年たつうちに、物があふれすぎて、生活に使えなくなるブラックホールになります。

生活できない部屋になるだけでなく、その家の人の大きなストレスの元にもなります。

物が乱雑に秩序なく集まっている場所があったら、それがブラックホールの芽です。手に負えなくなる前に、片付けてください。

外側はきれいだけど、押入れの中に何が入っているのかわからない、という隠れブラックホールを持っている人もいます。

ブラックホールを作らないコツは2つです。

1)物を押し込む場所を作らない

2)物がたまりがちなゾーン(ホットスポット)を探知して、まめに片付ける。

ホットスポットをクリアする方法はこちら⇒これならもうリバウンドしない、断捨離習慣を身につける7つの秘訣 5.ホットスポットをつぶす、をごらんください。

はからずして、ブラックホール的な部屋を作ってしまっていたら、こちらの方法で早めに片付けてください⇒物置になってしまった離れの片付け方。ガラクタ部屋の断捨離はこうやる。





2.物があふれた時に適切な手を打っているか?

収納場所から物があふれていたら、断捨離をするタイミングです。

ところが、汚部屋体質の人は、「あ、あふれている。中身が多すぎるからだよね。少し捨てよう」という発想をしません。

次のような行動をとります。

1)そのまま放置して、ブラックホールを作る。

2)収納場所(ポーチ、バッグ、たんす、クローゼット、部屋、家など)が少なすぎるから/狭すぎるから、あふれている、と考えて、さらなる収納スペースを確保しようとする。

1番の行動は、ストレートに汚部屋を作る道です。2番も結局は、収納グッズ(スペース)だらけの汚部屋になります。むしろ、2番は1番より屈折している分、よけいなお金や行動を費やすことになるのでたちが悪いです。

収納しようとするとガラクタが増える話⇒いつまでたっても物が減らない。断捨離に失敗し続ける5つの理由。

物が収納場所からあふれたとき、いつも自分がどんな行動をとっているのか、ちょっと考えてみてください。たいてい、毎回同じパターンを踏襲していると思います。

まれに、収納スペースが少なすぎて、汚部屋を作ってしまう人もいます。この方のように⇒物の置き場所が決まらず部屋がカオスです。どうしたらいいですか?

ですが、たいていは、すでに収納スペースは充分あるのに、物が多すぎてあふれているのです。

しまい込むことが好きすぎて、どんどん物をためこんでしまう人は、「収納を増やさずにスッキリさせるにはどうしたらいいんだろう?」と考えてみるといいです。

すると、「ちょっと手放すことだ」という当たり前の解決策に行き着きます。

3.使いやすさを優先しているか?

自分の部屋や家は、使いやすさを優先してしつらえてください。

ふだんあまり使わないものに、置き場所の一等地を与えてはいないでしょうか? 置き場所の一等地とは、取り出しやすくしまいやすい場所のことです。

一等地は、机の引き出し、冷蔵庫の中、キッチンの棚、洗面所の棚、押入れなど、すべての場所にあります。一等地に、わりとどうでもいい物を置き、毎日のように使う物をその奥に入れる、という馬鹿げたことを人は平気でします。

そして、「う~ん、なんだか取り出しにくいなあ」「しまいにくいなあ」と思ったり、何かを取り出すたびに、周囲の物がばたばた倒れたり、どさどさ落ちたりするのです。

いつもそういうことをしていると、それが当たり前になってしまうので、時々、「これは、この場所に置くのがベストなのかな?」と見直してみるとよいです。

置き場所を見直すだけで、ぐんと暮らしやすくなり、そのへんに物が散乱することがなくなるし、余計な便利グッズを買わなくてもすむようになります。

使いやすさを優先させることは、物が少ない人にも有効な考え方です。

ミニマリストやミニマルライフという言葉が流行るようになってから、表面的に真似しようとして失敗する人が出てきました。

「インスタグラムで見た、あのミニマリストのように、何もないすっきりした部屋に住みたい」と思って、本当は必要な物をどんどん捨てたり、目の前からなくなればいいんだ、とばかり、自分の物を実家に持っていったりする人です。

ですが、物をなくしすぎて、かえって生活しにくくなることもあります。

確かに何もないほうが、掃除は簡単ですが、安定した机として使える物がないと、事務作業はしにくいので、腰痛になったり、目を悪くしたりします。

夏はエアコンがあったほうが快適です。特に日本の夏は。

物を減らす究極の目的は、もっと暮らしやすくて、ストレスのない生活を送ることなので、ゴールを間違えないようにしたいです。

4.その足で片付ける

「その足で」とは、ある場所に行ったあと、そのまま別の場所へ行くことです。途中で寄り道せず、ダイレクトに行くということですね。

物を使ったときも、寄り道させず、それが行くべきところに直行させる。これを意識すると、散らかりません。

どんな物を使ったときも、その物の行くつくべきところを意識すると、うまく直行させることができます。

物を使ったあと、そのへんにちょい置きしたり、床にほうり投げたりする人は、物の行き先なんて、まったく考えていません。あるいは、置くべき場所がわからないから、とりあえず、床に放置するのでしょう。

すべての物に、行き先があることを忘れてはいけません。

また使う予定のある物なら、指定の場所にしまうべきであり、もう使い終わっていらない物なら、ゴミ箱の中に入れるべきなのです。こうするのに30秒とかかりません。

家が大きい人や、複雑な収納システムを持っている人は、数分かかるかもしれませんが。

物を手にするたびに、このように適切な行き先に送り込んでやれば、あとで、何年もかかって断捨離をする必要は生じません。

きょう、ほんの30秒、行動しておけば、数年後、長期間、汚部屋と格闘しなくてもすむのです。

「まめに掃除しているつもりだけど、なんだかいつも部屋が散らかっている」と思う人は、物の行き先に意識を向けてみてください。

この考え方は、無駄な買物を防ぎたいときにも効果があります。

「買ったあと、これはどこでどんなふうに活躍するのか、そのあとどこに行くのか」とチラリと想像してみれば、使い道があいまいなものや、行き先不明の死蔵品候補を家に入れにくくなるでしょう。

*****
今回は、汚部屋にしないための4つの見直しポイントを紹介しました。

結局のところ、汚部屋になる人は、そうなってしまう生活習慣の持ち主なのです。部屋が片付く暮らし方を意識的に身に着けていけば、汚部屋の住人歴にピリオドを打つことができます。

その習慣は、べつに難しいことではないのです。





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