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読者のお便り紹介コーナーです。きょうは、最近、捨てたものを教えてくれたメールを3通紹介します。年末なので、タイトルは、「今年、捨てた物」としてみました。
内容は
・ようやく捨てた懸案のガラクタ
・押入れの奥で変なオーラを出していたもの
・捨てたら人生が変わったもの
まず、まめさんのお便りです。小見出しは私が入れました。
ようやく捨てたあれやこれや
件名:やっと捨てたもの
今日はこの頃やっと捨てたものをご報告したいです。
捨てる情報を得るのに使うエネルギーの三倍は、実際にものを捨てるエネルギーを使わないと、家はきれいにならない、という今日の記事を読んで、納得しました。
捨てたものは、
①ギター
②腰痛用の座椅子
③物置の幅に合わないスチール板
④壊れた照明
⑤休眠口座になっていた通帳
です。
引っ越しのたびに持ち歩いていたギター
①ギターは弾けたらいいなと思って10年前くらいに買ったものです。
一時期習いに通ったのですが、どうしてもうまくならず、やめてしまいました。
私の野望がらくたになっていたのですが、引っ越しのたびに持ち歩き、捨てようとするとなぜか夫が止める、という不思議がらくたでした。
(夫もいつか時間ができたら弾きたいと思っていたのか、ただ単に まだ使えるからもったいないと思っていたのか謎ですが、
捨てようとするたびに「置いとけば」と言って止めるのです)
今回は「もう粗大ごみに申し込んじゃった」と事後報告をすることによって、夫のハードルを越えました!
かえって腰が痛くなった腰痛用の座椅子
②腰痛用の座椅子は、以前腰痛がひどかった時に、ネット通販で買いました。
使用すると余計腰痛になるのですが、これもせっかく買ったので捨てずに持っていました。
私は不安があるとモノを買って解消しようとする癖があります。
(育児の時も、育児便利グッズを買って、初めての子育ての不安を紛らわそうとしました。)
腰痛はやっぱり、座りっぱなしにならないことが一番で、座椅子を買うのは間違っていたと反省しました。
これも捨てて押入れがすっきりしました。
捨て方がわからず放置していたスチール板
③スチール板は、前の住人が置いて行ったもので、前の住人も物置を何とかしようとして買ってサイズが合わず失敗したらしい、完全に使いようのないがらくたでしたが、捨て方がわからず私も長年放置していたものでした。
今回意を決して、捨て方をネットで調べ、粗大ごみで出すことに成功しました。
とてもすっきりしました。やってみたら大したことないことでした。
④壊れた照明も、ついでに粗大ごみに出すことができました。
休眠口座を精算してスッキリ
⑤それから、休眠口座ですが、若いころバイト代を入れていた口座が、10年以上使われずに休眠口座になってしまっていました。
通帳を整理していたら、化石のようなカードと通帳が出てきて、少額ながら面倒な手続きを経て、20年前の31711円が手元に戻ってきました。
これも大変すっきりしました。大事に使おうと思います。
ひとつひとつは大したことないがらくたでも、このように捨てるのにエネルギーを使いました。
そのままにしていたら、きっとずっと気になってエネルギーを奪い続けたと思います。
ちなみに、ギターは朝7時ごろゴミ置き場に出しておいたところ、8時に家を出ようとしたときにはもうなくなっていました。
一緒に出した他のごみはまだあったので、ギターが欲しかった誰かが持って行ったのでしょう。
うちの旦那さんみたいな人が持って行って、今頃奥さんに叱られてるかもしれませんね。寄付したと思えば何とも思いません。
これからもがらくたをためないようにコツコツと捨てながら暮らしたいと思います。
まめさん、こんにちは。メールありがとうございます。
いつもブログをお読みいただき、感謝します。
長年気にかかっていたものを捨てられてよかったですね。
「ひとつひとつは大したことない」と書かれていますが、どれもけっこう、心に負担を強いるガラクタだったと思います。
まず、休眠口座。こういう、未処理のものが残っていると、ふとした時に思い出して、「そう言えば、あれどうしたっけか?」ともやもやします。
ギターや座椅子は、目にするたびに、「役に立てることができなかった、くやしい、もったいない、私馬鹿じゃない?」という気持ちを起こさせますし、自分で買っていない役たたずのスチール板まで、かかえこんでいたのです。
活用したいけど、うまく活用できず、なんとなくズルズル持ち続けるというのは、一番、ストレスがたまるパターンではないでしょうか?
まめさん、これからもお元気でシンプルライフを楽しんでください。
捨てることに時間とエネルギーを使う話⇒がんばって捨てているのに物が減らないのはなぜ?
野望ガラクタとは?⇒なかなか捨てられない「なりたい自分になるために買った物」を断捨離する方法
次はhanさんのメールです。
押入れの奥で変なオーラを出していたもの
件名:押入れの中はブラックホールだった。
断捨離歴5年、筆子さんのブログや著作本を参考にし、試行錯誤を重ねてきた結果、ミニマリストとまではいきませんが、自分なりに満足のいくスッキリとした部屋になってきました。
ある日、布団を上げようとした時、ふと押入れの奥の方が気になり(変なオーラが出ているような気がしました(^^;)
中の物を全部出してみると、使ってない布団カバー・ひざ掛け・デジカメ・古い携帯電話…etc.がドサッと出てきました。
その中に探していた折りたたみ傘・くしゃくしゃになった秋冬用のパンツが見つかりました。
折りたたみ傘は最近天候が不順なので必要だと思っていたし、パンツはお気に入りだったのですが、存在すら忘れていました。
筆子さんを見習って10月から「買わない挑戦」をしているので、買ってしまわなくて本当に良かったです。
私の家はマンションなので構造上仕方ないのか、洗面所の物入れ等の奥行きが深いのです。
タオルをたたんで入れていると、いつの間にか奥に押し込まれてしまい、タオルが奥の方でくしゃくしゃになっている事があります。
ですので、奥には新品のタオルをスタンバイして入れておき、手前に使っているタオルを入れるようにしています。
でも、枚数を減らすのが一番の解決策ですよね。
人に、どの物入れの扉を開けられても恥ずかしくないような家にするのが今後の目標です。
筆子さんのブログに出会っていなかったら、いろいろな気付きもなかったように思います。
いつも役に立つ記事をたくさんありがとうございます!
報告ですので返信は不要です(^^)
hanさん、こんにちは。メールありがとうございます。
押入れの奥にあったガラクタを捨てられてよかったです。
奥行きの深い物入れは、ガラクタの培養所になりますね。
hanさんのように、長年断捨離を心がけて、スッキリ暮らしていいても、そうなると思います。奥が深いとふとした拍子にどうしても押し込んでしまうのですよね。
私も、以前住んでいた地下室(半地下)に、奥行きの深い棚や引き出しがたくさんあったので、不要な物を入れすぎないように、気をつけていました。
入れたものを忘れないように、手前と奥という2列の収納はさけていました。
中身を忘れないように、ダンボール箱の中身の写真をデジカメで撮影し、プリントアウトして、箱に貼っていたこともあります。
ですが、hanさんもおっしゃっているように、物を減らしてしまえば(手放してしまえば)、そういうことしなくなくてもよくなります。
それでは、hanさん、これからもお元気でお暮らしください。
買わない挑戦について⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
最後は、Tさんのお便りです。小見出しは私が入れました。
私を息苦しくさせていたものたち
件名:人生を良い方向へ導いてくれたことに、感謝します(その1-断捨離編)
私は一人暮らしをしている30代の会社員女性です。
筆子さんのブログに出会えたおかげで、私の人生は良い方向へ大きく進み始めました。断捨離、食生活、仕事についてお話ししたいのですが長くなりますので、まずは断捨離について語りたいと思います。
息苦しい毎日だった
私は毎日ごく普通に暮らしているけれど、息苦しさを感じながら過ごしていました。
ちょっとしたことにイライラしたり、職場の上司のことを愚痴ったりしていました。
また、狭い1Kのマンションに物があふれており掃除をするのも億劫になっていました。(週に1回は掃除機をかけていましたが面倒に感じていました)
そして、気づいたのです。私が息苦しいと思う原因は所持品が多すぎるからではないかと。
減らしたら快適に暮らすことができてストレスも減るのではないかと思ったのです。
断捨離という言葉は知っていましたが、上手に物を処分する方法を知りたい、自分を変えたいと思い、ネットで調べているうちに筆子さんのブログにたどり着きました。今年の1月のことです。
筆子さんのブログを読んでいると共感できる点がたくさんあり、不思議なくらい物をあっさりと捨てることができるようになりました。私にとって、大きな断捨離は主に2つあります。
テレビとブルーレイレコーダーを処分
1つめは3月にテレビとブルーレイレコーダーを売却したことです。
見ている時間がなかったこと、テレビ画面を見続けることで体調を崩してしまったので私には必要がないと感じました。売却後、一瞬後悔するかと思いましたが、全くそんなことはありませんでした。
思い出の品物を処分
2つめは8月に思い出の品を処分したことです。
卒業アルバム、写真、大学のサークルで作った冊子、表彰状、手紙等を捨てました。
思い出の品だけは断捨離が進んでもなかなか思うように手を付けられませんでしたが、筆子さんのブログを読んでようやく決心して処分することができました。
ちょうど段ボールに詰めて送るだけで焼却処分してくれるサービスを見つけたのでそれを利用しました。
個人情報の固まりなので普通ごみとして処分することをためらっていました。少し高くつきましたがこういうサービスがあったのはありがたかったです。
物が減って心が穏やかに
不用品をたくさん捨てた後も、日々使っていないものがないかチェックするようにしています。
また、これだけ断捨離をしたことで買い物に対する意識も変わりました。
物を見ているだけで良いなと思えるようになりましたし、買う前にそれは本当に自分にとって必要かと問いかけるようにしています。
とはいえ、今でも多少は失敗することもあります。でも断捨離する前に比べると大幅に減り、出費も抑えられるようになりました。
本当に物が減ってスペースにゆとりができると、心も穏やかになりました。
自分でも驚いております。実は今回の断捨離と次にお便りで書く予定の食生活の変化が私の人柄まで変えてくれたのです。
ありがとうございます。これからも物の少ない暮らしを楽しみたいと思います。
Tさん、はじめまして。メールありがとうございます。
人生がよい方向に変わってよかったですね。私もとてもうれしいです。
1人暮らしだと意外と物が増えますね。物の流入を止めてくれる人がいませんから。
良きにつけ悪しきにつけ、すべては自分の判断にゆだねられます。片付けをさぼっても誰も何も言いません。
しかも、社会全体が、物をたくさん持つことをすすめる風潮で、「こういう収納グッズや家具を揃えましょう」とすすめてきます。
一応、最初に、物の数を最適化しましょう、と書いてはありますが、家具や収納グッズをすすめること前提で書いてあるので、詰めが甘いです。
Tさんは、物を捨てて、心穏やかになって、よかったです。
食事編と仕事編のメールも後日紹介しますね。しばしお待ちください。
個人情報がついている物の捨て方⇒個人情報がのっている卒業アルバムの捨て方。
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いつもたくさんのお便りありがとうございます。
先日、「もっと読者のお便り紹介コーナーの頻度をあげてください」というリクエストをいただきましたので、来週からそうしますね。
今年いただいたお便りは年内に紹介しようと考えています。