磨かれたキッチン

ミニマルな日常

ようやく片付けの楽しさに気づいた私。

読者のお便り紹介コーナーです。今回は、最近、物を捨てたり、捨てる決意をした人、4人の方のメールを紹介します。

小さな物から大きな物までいろいろあります。

内容:

・シンク周りを片付けた

・ネックレスを捨てた

・遺品を片付ける気になった

・実家を手放す決心がついた

捨てた物は、違いますが、捨てたあと、心が軽くなったのは、皆、同じです。

まずはTさんのメールです。



片付けの素晴らしさに気づいた

件名:スッキリしました!

筆子さん、いつも楽しくブログを拝見しています。

今日は私にとって素晴らしい事があったので、メッセージを書いてしまいました。

いつもはブログを読んだ直後は、今度こそ片付けるぞ!という気持ちになるのですが、挫折挫折の日々でした。

家族も皆、ため込む人ばかりなので何年経ってもスッキリしない部屋で過ごしていました。

筆子さんがいつもシンクを磨く事から。と書かれていたので、今日まず一箇所をきれいにしようとシンク周りを片付けました。

いつもは迷う捨てる残すの決断も今日は全て迷わず捨てられました。(残したものはオリーブオイルと数本の調味料、包丁とまな板のみ)

終わってシンク周りとガス台を見たときの感動!

なんて気持ちが良いのでしょう! スッキリスッキリ! こんな気持ちになったのはいつ以来でしょう。

長年患っている片頭痛もよくなったような気がします。次の休みの日には、別の部屋を片付けます!

片付けって楽しいのですね。もっと早くこんな素晴らしい事に気づきたかったです。





Tさん、はじめまして。メールありがとうございます。

シンクまわりがスッキリしてよかったです。

そうなのです。いらない物を捨てて、片付けるとスッキリして、心がとても軽くなります。

つまり、それらは無意識のうちにずっと心の重荷になっていたわけです。

Tさんのご家族は皆、タメコミアンなのですね。

私の夫も相当なタメコミアンです。けれども、自分でコントロールできる範囲で、スッキリできる場所や物はたくさんありますよ。

Tさん、これからも、スッキリ生活を楽しんでください。

流しを磨く話⇒流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)

流しを磨いてみた人の声⇒効果的な片付けの始め方~シンクを磨くと生活が一変する

次は、なななさんのお便りです。

ネックレスを捨ててスッキリした

筆子さんこんにちは。

2度目のメールです。

前回のメールにお返事いただきありがとうございました。また、ブログにも掲載され、とても嬉しかったです。

つい最近、ネックレスを手放しました。

実は、半年前に同じものをリサイクルショップにもっていったのですが、売却額に納得できず、それならば使って使って使い倒そうと思い、持って帰ってきたのです。

結局半年で身に着けたのは数回でした・・・。

決して大げさなものではなく、普段使いできるものだったのですが。

ついでに言うと、10数年前に買った時から身に着けたのも多くはない気がします。

いい大人になったのだからよいものを、とか一生ものを、なんて誰かの言葉になるほど!と思い買ったような気がします。

買ったこと(買えたこと)、所有していることに満足していたのかもしれません。

が、アクセサリーは身につけてこそ

私には必要ないということが、半年経てよくわかりました。

身につけなくては、という義務感もなくなり、心もタンスもスッキリしました。

少しお金(もちろん購入価格には遠く及びませんでしたが…)も入ったので両親とおいしいものを食べようと思います。

これからもブログ楽しみにしています。

なななさん、こんにちは。メールありがとうございます。

ネックレス、手放せてよかったですね。

確かに、ろくに使っていない物を、手放すのは、もったいない気がします。

特に値段が高かったものは。

その気持ち、私もよくわかります。

ですが、メールに書かれていたように、使っていないと、「ちゃんと使わないともったいない」という気持ちにさいなまれます。

なので、使いそうにないものは、手放すほうが、自由になれます。

元をとることを優先するか、日々の暮らしの快適さを重要視するかのどちらかです。

毎日、気持ちよく暮らせるほうを優先したほうがいいと私は思います。

それでは、Tさん、これからもご両親と仲良くお暮らしください。

次は、Sさんのお便りです。

遺品を片付ける気になった

遺品の処理の本日の記事、ありがとうございます。

祖父母、両親の日用品は全て捨てたものの、遺影と紋の入った着物など手元に残しました。

置き場所には困らないとはいえ、確実に使用しないし、いずれ自分が片付ける意思なのでタイムリミットを決め、例えば70歳とか、それでもそのタスクが残っているという事は頭のどこかに記憶していないといけない。

片付ける時期を早める決意ができました。自分も60過ぎで体力あるうちに片付けます。

いつもありがとうございます。

Sさん、はじめまして。メールありがとうございます。

こちらの記事を読んでくださったのですね⇒家族の遺品を処理するタイミングを知りたい←質問の回答。

記事がお役にたってよかったです。

もし、「ああ、あれ、片付けなきゃいけないんだよなあ」という気持ちがあるなら、さっさと捨てたほうがいいです。

遺品処理のタイミングを質問してくださった人も、置き場所はたっぷりあり、ふだん生活するところはきれいだ、とメールに書かれていました。

ですが、自分の心の中はどうでしょうか?

わだかまり、中途半端な執着、へんな罪悪感でぐしゃぐしゃだったりしませんか?

故人が亡くなった直後なら、気持ちの整理に時間が必要ですが、すでに、ある程度、時間がたっているのなら、ほんの少しの形見を残して、あとは処分するほうが、理にかなっていると思います。

それでは、Sさん、今後もお元気でお暮らしください。

最期はYさんのお便りです。

家を手放すことにしました

件名:ずっと心に引っ掛かっていたものを手離します。

初めまして。

毎日、筆子さんのブログを楽しみにしています。

筆子さんのブログに出会ってから、家の中の使わなくなったものをかなり手放しました。家族は私の姿を見て、驚いたようです。

そうです、私はタメコミアンでした。

そして、タメコミアンだった私が手離すことを決めたのが、母の実家です。

今は誰も住んでおらず、空き家状態でした。今年の1月に父が亡くなり、亡くなる前に、「お母さんの実家を残してほしい。」と言われました。

しばらくは、戸を開けに行ったり、草刈りをしていたのですが、月に1回行くのが精一杯で、段々悩みの種になりました。

家が築19年と比較的新しく、家の中もきれいなので、もったいないなという気持ちもありました。そんなとき、村の方から、母の実家を売って欲しいと言っている人がいる、とお話をいただきました。

お話だけでもと思い、お会いして、家の中もみていただいたところ、是非、買いたい。と言っていただきました。

ご家族で見に来ていただき、皆さん気に入ってくださり、家も、住みたいと言ってくれる人に住んでもらうのが、一番幸せだろうと思い、手離すことに決めました。

タイミングってあるんですね。それに筆子さんのブログに出会えたことが大きかったです。

筆子さんに大感謝です。ありがとうございました。

Yさん、はじめまして。

お母さんの実家を欲しいと言ってくださる方がいてよかったですね。

家の管理は大変ですし、いまはきれいでも、誰も住んでいないと、どんどん劣化します。

固定資産税も管理費も必要ですしね。

家も、物と同じで、使ったほうが家のためにも、持ち主のためにもいいわけです。

亡くなったお父さんも、自分の娘の負担になることを強要したいとは思わないでしょう。

それでは、Yさん、売却手続きや、最後の掃除など、まだやることは多いと思いますが、お元気で、お過ごしください。

******

いつも、いろいろなお便りをありがとうございます。

捨てたいのに、「なんとなくもったいない」「どうしようかなあ」「なんとか使いみちを考えよう」と、心にひっかかっているのは、物にコントロールされている状態ではないでしょうか?

そうした、「捨てたいけど捨てていない物」が増えると、次第に心の重荷になるので、早めに手放したほうがいいですよ。

「お金がもったいない」という人、とても多いです。

100万や200万円投じているなら、ためらう気持ちもわかりますが、数万円程度なら、頭の中でぐるぐる考えて悩んでいる時間のほうがもったいないです。

高かったから断捨離できない? 埋没費用はどのみち回収できません

それでは、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。





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