モップをかけている人

ミニマルな日常

最終更新日: 2025.01.8

掃除が楽になる!シンプルライフが叶える汚れをためない暮らし方

ページに広告が含まれる場合があります。

 

毎日の掃除に追われていませんか? 実は、家を汚さない工夫をするだけで、掃除の手間はぐっと減らせます。

日々の掃除の負担を軽減するために、私がしている工夫を5つ紹介します。

エッセオンラインの記事の告知もありますので、最後まで読んでください。



1.ものを減らす

一番効果的なのはものを減らすことです。

ものが多いと、散らかりやすいし、散らかったあとの片付けも楽ではありません。家具など、「ものそのもの」を手入れする時間も増えます。

逆にものを減らしてしまえば、1日の終わりの数分で部屋をリセットできます。

部屋を散らかしがちな娘の家に毎週掃除の手伝いに行っていますが、一番最初にやることは床の上に落ちているものを拾って所定の場所(ゴミ箱や収納棚など)に戻すことです。

床の上にものが落ちていなければ、この作業は不要です。

ロボット掃除機を使っているなら、掃除する前に、床の上の片付けを自分の手でしなければなりませんが、ものが少なければ、この手間を省けます。

ものを減らすために以下の3つを試してください。

・たまっている不用品は思い切って処分する

・今後、不用品が出たらそのタイミングで捨てる

・買い物やもらいものなど、ものを家に入れすぎない

すべて重要ですが、自分の家にものが多い一番大きな原因からクリアしていくといいでしょう。





2.汚れがたまらないものを選ぶ

家の中に入れるものは、汚れを呼び寄せないものにしています。

たとえば、家具は装飾が少ないものより、シンプルなもののほうが手入れがしやすいです。

家具を選ぶときデザインにこだわる人が多いでしょうが、私は「手入れしやすいかどうか」にこだわります。

引越し後、家具はすべてイケアで買いましたが、ソファ以外は木製で、水拭きするだけできれいになります。

私は賃貸なので、住居そのものの素材や間取り、設備は自分では選べません。マイホームならば設計の段階で汚れにくい家にするといいでしょう。

たとえば

・シンプルな間取り:凹凸の少ない四角い部屋にする、空間を細かく分けすぎない

・キッチン、浴室、洗面所などをまとめて配置し、家事動線を短くする

・汚れにくい素材を使う

こんな工夫ができます。

3.その場で汚れを取る

汚れを放置するとあとで取るのが大変なので、汚れたそのときに処置するようにしています。

たとえば、食べ物や飲み物をこぼしたらすぐに拭く、床に食品を落としたらすぐに拭く、という感じ。

台拭きや床拭きにはスポンジワイプを利用しています。

スポンジワイプとは?⇒スポンジワイプの使い方。いろいろ活用できて環境にやさしいが値段は高め

アマゾンで入手可能

私が使っているのは無地のグレーで、10枚20ドルでした。

スポンジワイプ

ひどい汚れにはウエスを使っています。

ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具

自分が扱いやすい掃除用品を用意しておくと、汚れを取るのが苦になりません。

4.不要な汚れを作らない

最初から汚れがつかない工夫をしています。

仕事エリアにスタンディングデスク、自室に小ぶりで奥行きがあまりないデスクを使っていますが、ともに白いので、汚れがつかないよう、透明のビニールのマットを敷いています。

キッチンにあるキャビネットの下には、似たようなマットや厚紙を敷いています。カナダには、棚や引き出しの下に敷く専用のもの(shelf liner)もありますが、わりに高価だし、紙で十分なので紙を使っています。

床はフローリング(木に見えるが、PVC樹脂を主原料とした床材)ですが、できるだけ汚れないように、インドアシューズを履いています。

素足だと床が硬くて疲れるし、寒いしので、防寒するためでもあります。

私が使っているインドアシューズの商品画像です。

インドアシューズ

丸洗いでき、やわらかいので履き心地がいいです。底が厚めなので、少しだけ身長を上乗せできるのも、小柄な私が家事をするとき便利です。

水をはじくのでバスルームやベランダでの使用にいい、とアマゾンの説明には書いてあります。

ただ、カナダのアマゾンは小さいサイズがないので、私の足にはかなり大きく、まるで大人の下駄を履いている昭和30年代の子どもの雰囲気です。でも、楽なので、去年、日本に帰るときも、この靴(サンダルと呼ぶべきか)で帰りました。

値段はカナダのアマゾンで17ドルでしたが、今見たら、14ドルに値下がりしていました。17ドルはちょっと高いけれど、使用頻度を考えたら、十分お得な値段です。

アマゾンにある類似品はこちら。

マット嫌いな私ですが⇒その玄関マット、本当に必要? マットを捨てると手に入るもの。

玄関(入口)にあるマットは取り外していません。マットがないと床が泥だらけになるからです(特に冬場)。

5.片付けルーティンを組み込む

ちゃんとした掃除は週に1度するだけですが、日々、散らからないよう、小さなリセットをしています。

たとえば、

使ったものはすぐに片付ける:食器を使ったらすぐ洗う。洗濯ものが乾いたらすぐにしまう。

実際は洗濯はドライヤー(衣類乾燥機)を使っているので、ドライヤーから取り出して、適当にまるめて箱に放り投げるだけです。

下着とソックスは小物干しに干していますが、そのままクローゼットにぶらさげています。

夜寝る前にリセット:寝る前にキッチンのカウンターに出ているものをしまい、その他、散らかっている場所があれば、片付けます。

狭いので、散らかる場所がそもそもありません。

こまめに床を掃く:キッチンの床は、ちりとりとほうきでまめに掃いています。

そのためにこんなちりとりとほうきのセットを買いました。

ちりとりとほうきのセット

1つは外回り(玄関や玄関のドアを開けたところにあるコンクリート)、もう1つは家の中で使っています。

この商品、2つセットで20ドルでした。

娘に、「そんな高いのを買うなんてママはバカ」と言われました。確かに、オーバーチャージだとは思いますし、イケアやダラーストアで買ったほうが安いでしょうが、しょっちゅう使うので、よしとしています。

私の家は狭いので、日々のこまめなリセットと週に1度のモップがけできれいになりますが、家が大きい人は、日替わりや週替りで掃除をする場所をローテーションするといいかもしれません。

一気にやると疲れるし、時間もかかるので、タスクを細分化するわけです。

詳しくはこちらをごらんください⇒家事の週間プランで綺麗部屋の住人へ~ミニマリストへの道(29)

その他の工夫

その他、ものを管理しやすい工夫をして、掃除の負担を軽減しています。

たとえば、

空間を残す

床や壁面、カウンターやテーブルなどの表面、冷蔵庫の扉や側面は、ものを置いたり、つけたりせず、できるだけ余白を残しています。

シンプルに暮らすために余白を取ることを意識したい7つのもの。

以前の家にはあったディスプレイスペースは今はなく、特にものは飾っていません。(サザエさんの貯金箱と、イケアで買った人工観葉植物、置き時計は置いてます)。

収納しすぎない

収納スペースにものをぎっしり入れないようにしています。

使い切れないものは手放そう~収納の見直しが暮らしを救う

換気をしてほこりをためない

窓を開ける換気はしていませんが、室温を調整するサーモスタットでファンという機能を選べ、これをオートに設定しています。

すると、必要に応じて、勝手に送風してくれます。オートの設定にしておくと、エネルギー効率が良く、電気代の節約になるし、エアフィルターの交換頻度が少なくて済むと言われています。

光熱費は家賃に含まれているし、フィルターの交換も家主がしますが、エネルギーを効率よく使ったほうが地球のためにはいいです。

ほかにもほこりを少なくする工夫はいくつかしています。詳しくはこちらの記事をごらんください⇒部屋のほこりを簡単に減らす9つの方法。まずほこりの元を断て。

筆子の7つの習慣

エッセオンラインに新しい記事がアップされました。今回は、最近の私の習慣を紹介しました。

⇒ 60代・ひとり暮らしになって始めた「7つの習慣」。好きなことに集中できてストレスも減った | ESSEonline(エッセ オンライン)

ぜひ読んでください。

*****

掃除の負担を軽減するために、私がしている工夫を紹介しました。

生活全体をシンプルすれば、掃除のみならず、すべての家事を最小限に抑えられます。

定期的にものの多い娘の家の掃除の手伝いをするようになってから、ますますそう思うようになりました。

ものを減らすだけで、時間やエネルギーを節約でき、ストレスも減ります。私の方法を参考に、自分に合った工夫をしてみてください。





スッキリした居間で仕事する女性必要なものを見極める5つの基準~所持品をちゃんと活かすために前のページ

捨てる服が教えてくれる5つの学びと次へのステップ次のページクローゼットのチェック

ピックアップ記事

  1. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…
  2. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…
  3. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
  4. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…
  5. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…

関連記事

  1. 寝室

    ミニマルな日常

    落ち着く寝室の作り方~あれこれ物を揃えなくてもリラックスできます。

    やたらと物を買わずに、寝室を居心地よくするコツを紹介します。ス…

  2. 梅雨時

    ミニマルな日常

    梅雨時に気になるジメジメ、ムシムシ。高い湿度が人に与える9つの影響。

    関東地方は梅雨に入り、ムシムシした空気のなかで憂鬱な人も多いと思います…

  3. 親子

    ミニマルな日常

    悩めるあなたへ! 高齢の親の持ち物とどう向き合うか?

    両親と同居しながら認知症の母親の持ち物の管理に悩んでいる読のお便りを紹…

  4. 古いカセットテープなど

    ミニマルな日常

    物が多すぎて片付かない問題の解決法:不用品を捨てる編

    収納スペースがあまりなく、物も多くて散らかりがちな問題の解決法、後編で…

  5. 物が多すぎる部屋

    ミニマルな日常

    物だらけの部屋で暮らしていると、生活の質が落ちる理由(その1)~リソース編

    どれも気に入って買った物。そりゃあ、少し多すぎる気もするけど、なぜ、捨…

  6. 赤いスカートを持っている人

    ミニマルな日常

    実家が衣料品店。帰省するたびに服を買わされ、困っています。

    実家が衣料品店だから、帰るたびに、服を買うことになり、服が増えて困る、…

文庫本『それって、必要?』発売中。

「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。
8割捨てればお金が貯まる・バナー
ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,846人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 段ボール箱に洋服を入れる
  2. いらないやかんや食器
  3. ノートに日記をつけている手元
  4. 新年の誓い
  5. 食器を持つ女性
  6. 新しいスタートを切る女性
  7. 感謝を伝える
  8. 母と娘
  9. 散らかったキッチン
  10. スーパーで買い物している女性

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック
1週間で8割捨てる技術
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 読書している女性
  2. 会話する友達同士
  3. コーヒー
  4. 脳を働かせている女性
  5. 粗大ごみ
  6. 箱にガムテープを貼っている人
  7. 寝ている人
  8. 歯
  9. ノートに書く
  10. 小さな女の子

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP