ページに広告が含まれる場合があります。
最近、図書館を使ったと教えてくれた読者のメールを2通紹介します。
図書館の利用を視野に入れると、本を断捨離しやすいです。
本を買う派の人も、読んでみてください。
まず、セロリジュースさんのお便りです。
読みたい雑誌が図書館にあった
件名:体験談(たっぷりあるマインド)
セロリです。
たっぷりあるマインドの記事を読んでいて、ある記事が刺さりましたので、メールしました。以下に引用します。
たっぷりあるマインドになるおすすめの練習法6つ~もう十分ある、と考える。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
でも、どうしても捨てたくないものがあります。
趣味で集めている、フクロウのグッズです。ぬいぐるみ、置物、キーホルダー、いろいろなものにフクロウがついています。
このとき、無理にフクロウグッズを捨てることはありません。
それは、フクロウグッズを大好きな自分を否定する行動だから。
本来の自分を受け入れないと、自分と全然違うものに飛びついてしまうことがあります。
無理やり、フクロウグッズを捨てて、インスタグラムで見た、自分とは違う、あかの他人の「何もない部屋」みたいにしようとがんばってしまうのです。
ですが、このやり方は、足りないマインドを強化します。
「フクロウグッズを集めている私は、ミニマリストとしては不十分なので、捨てて、あの人みたいな部屋にしなきゃ!」と思うわけですから。
自分のよくないところを変えていかないと成長はありませんが、自分の持ち味みたいなものを全否定する必要はないです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この記事の「フクロウのグッズ」を、筆子さんが返信で書いた、「地理と鉄道」に置き換えると、私の場合に当てはまります。
あれもほしい、これも買いたい。その物欲は偽りの欲望の可能性が高い。
1年前に休刊した「横濱」という雑誌があるのですが、その雑誌の「横浜市電」の特集号を断捨離してしまったのです。
当時、断捨離を始めたばかりで、勢いで断捨離しましたが、後日断捨離したことを後悔しました。
バックナンバーは売り切れで、Amazonやメルカリにもなく、半ばあきらめていました。
でも昨日、「そうだ、図書館がある」と思いたち、検索するとあったのです。
なので、今日図書館で借りてきて、必要なページ(記事)をスマホで撮影して、GoogleKeepに保存しました。
以上、私の体験談でした。
セロリジュースさん、こんにちは。
探していた雑誌を読むことができてよかったです。
自分が本当に好きなものは捨てなくていいですよ。
私も、昔、使わない文房具を捨てて、残りを使い切っていこうと決めたときは、
大量に文房具を断捨離したあと、筆記具は手持ちのものを使い切る方針へ
筆記具がほとんどなかったのですが、その後、塗り絵を始めてから、画材が増えました。
今は、少しずつ、筆記に使って、ゲルペンを減らしています。
趣味のグッズは増えがちですが、趣味があったほうが人生が楽しいので、物をためこむ度合いとバランスを取りながら、趣味を楽しんでください。
それでは、セロリジュースさん、これからもお元気で。
次は、エリーさんのお便りです。
読みたい本が図書館にあった
ご無沙汰しております。
以前、愛犬を亡くした件でメールさせていただきましたエリーです。
ペットが死んで家中の片付けが進んだ。本当に大事なものを失うと、なんとなくとってあった物はどうでもよくなる。
その節は優しく言葉をかけていただき、ありがとうございました。
おかげ様で自分の中で折り合いをつけ、未だに寂しくはありますが、介護や看取りの後悔の念は、重く引きずることなく過ごせております。
夏の時期には、道にいる弱った蝉をイジメる事が好きな犬だったので、散歩の度に大騒ぎしたよね~なんて思い出を、家族と笑って話せるまでになりました。
本当に、楽しく幸せな日々を与えてくれた犬には感謝しかありません。
図書館を活用中
前置きが長くなりましたが、近況と共に、最近新たな発見がありましたのでご報告させてください。
30歳も後半になり、今更ではありますが一人暮らしを始めました。
実家から自転車で15分ほどの距離なので偉そうにもできませんが、自分の中では大挑戦で、3ヶ月ほど経ち、家事にもようやく慣れてきたところです。
引越しにあたり、趣味のものなど一気に手放しスッキリしましたが、生活が安定して余裕がでてきたら、またSF小説(シオドア・スタージョンという作家がお気に入りです)など、むかし好きだった本が読みたくなってきました。
買い直そうとネットショップを見ると、なんと絶版!
メルカリやヤフオクでも10倍ほどの値がついていました…
手に入らないとなると余計に欲しくなり、ブックマークに入れる日々…
ふと、図書館の所蔵をネット検索したところ、なんとヒット!
マイナーだからか他に借りている人もおらず、あっさり予約ができました。
以前、最新の賞をとった小説が気になり図書館で検索した時には、人気で100人待ちなどになっていて、やっぱり本は買った方が作者に印税も入るし…などと理由を付けて、図書館を活用できていませんでした。
最新の本でなければほとんど待つことなく、また市内中の図書館の在庫を横断検索して、最寄りの図書館へ取寄せできるので、小説だけでなく写真集、画集など高価だったりマイナーなものまで借りられて、無料で良いのかと思うほどありがたく活用させていただいています。
返却期限があるため、積読防止になるのも一石二鳥です。
図書館の活用なんて、ありきたりなことですみません。
自分の中で盲点だったので、ご報告させていただきました。
この夏、東京は連日35℃を超える猛暑日で、毎日通勤がしんどいです。
カナダの気候はいかがでしょうか。
世界沸騰化なんて言われていますし、やはり例年以上の暑さでしょうか…
どうかお体に気を付けて、これからも記事の更新を楽しみにしています。
エリーさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
読みたい本が図書館にあってよかったです。
図書館の活用がありきたりかどうかは、人によります。
昨年、本の断捨離についてたくさんのお便りをいただきました。
本は捨てるな、という意見を読んで(その1) 全部で9本あり。
確かに、「図書館を使えばいいのだ」という意見は多かったです。
でも、そのとき、本の断捨離や、本そのものについて何も考えていないと、こういう記事を読んでもすぐに忘れてしまうものです。
人ごとで、自分には関係ないから。
しかし、そのときはそうだったけど、現在、「本を減らしたいけど、あとで読めないのは困るなあ」と思っている人はたくさんいます。
そのような人にとって、図書館を活用している読者の体験談は、とても参考になります。
厳密に言うと、公立図書館の利用は無料ではありません。図書館のおもな財源(税金)は公費ですから。
でも、公費ではぜんぜん足らなくて、寄付や自主営業の収益によって、なんとか首をつないでいるところも多いんじゃないでしょうか?
新刊を買う予算があまりないから、長期間、待たないと読む順番が回ってこないのかもしれません。
図書館にとっては、利用者が多いほうがいいので、エリーさん、これからも、図書館を活用して読書を楽しんでください。
東京はとても暑いのですね。
カナダは広いので、すごく暑いところとそうでないところがあります。
私が住んでいるところは、最近は涼しめです。
今、室温が23度ぐらいで、Tシャツの上に、長袖の綿シャツを着て、タイプしています。
エリーさんは、暑くて大変ですね。どうぞお元気で、一人暮らしを楽しんでください。
******
読者のお便りを紹介しました。
私は本は買う派ですが、近所に図書館があって、利用しやすいなら、図書館も利用したほうがいいですよね。
家の中に本がたまりませんから。
それでは、あなたも、伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。お待ちしています。