『毎日が発見』掲載ページの一部。

ミニマルな日常

雑誌『毎日が発見』2016年11月号に筆子の話が掲載されています。

ページに広告が含まれることがあります。

 

雑誌掲載のお知らせです。我が家の簡素なリビングルームの写真などが、『毎日が発見』2016年11月号の19ページにのっています。

メールでインタビューに答えました。

私のコメントの主旨は、本やブログに書いていることと同じですが、この雑誌のために、写真4枚を撮り下ろしました。

私、決して写真を撮るのは得意ではありません。こんな写真でいいのかな、と不安になりつつメールしましたが、そのまま掲載されていました。

隣のページのマンションの部屋が美しいため、落差が激しいです。カラーページなのに、私のところだけいきなりモノトーンになっています。

雑誌『毎日が発見』とは?

実は掲載のお話をいただくまで、この雑誌のことを知らなかったのですが、50歳を過ぎてからの大人の女性のライフスタイル誌です。発行はカドカワ系列の、株式会社毎日が発見。

創刊は2004年で、今年、創刊12年目です。

11月号の表紙はこちら。

『毎日が発見』2016年11月号表紙。

『毎日が発見』2016年11月号表紙。

鳥が大掃除しているイラストです。

この表紙、ほかの生活誌のように、女優さんの写真がのっていたり、縦書きや横書きの文字がごちゃごちゃと入っておりません。直販なので、本屋やコンビニで目立つ必要がないからです。

そんなわけで、とてもほのぼとのした表紙になっております。

裏表紙はさらにシンプルでよいです。

『毎日が発見』2016年11月号裏表紙

『毎日が発見』2016年11月号裏表紙

鳥が掃除していることからわかるように、11月号の特集は

禅の教えですっきり暮らす
心と部屋を整え 年末の片付け&大掃除

表紙の裏がいきなり目次です。

『毎日が発見』2016年11月号目次の一部。

『毎日が発見』2016年11月号目次の一部。

さきほど、最初から最後まで、全部目を通しました。主婦が興味を持っていそうな話題がたくさんのっていましたよ。

特に印象に残った記事を紹介しますね。

禅の教えが興味深い

最初のほうに、禅に学ぶ年末の心得というページがありまして、禅の用語が8つ紹介されています。

禅では片付けと掃除を大事にしているそうです。

散らかった部屋は心の中の雑念を表しています。

私は、禅についてよく知らないのですが、このブログで主張していることと似ていることがたくさんあってびっくりしました。

たとえば「而今(にこん)」という言葉は、いまこのときを大切に生きる、という意味です。

過去のできごとを後悔したり、明日片付ければいいや、と先延ばしするのは而今ではないのです。

「喜捨(きしゃ)」という言葉は喜んで捨てるということ。

もともと執着心を捨てるという意味で、それは喜ばしい行為なのです。「もったいない」と思わずに、笑顔で捨ててください。

「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」は足元を見なさい、という意味です。

どこから片付けたらいいか迷う時は、足元、つまり目の前からはじめなさい、と説明されています。

足元は、転じて自分自身のことでもあります。

自分の履物すら揃えられない人は、心の中が相当混乱しているとのこと。

確かに、部屋の中がきれいだと、気持ちも整ってきます。イライラして、目の前のことに集中できない人は、少しの時間だけでも片付けをしてみてください。気持ちが落ち着きます。





片付けのプロ、宮城美智子さんの記事

禅の記事のあとに、宮城美智子さんのお住いの様子が4ページに渡って掲載されています。

以前、宮城さんの著書を紹介したことがあります⇒断捨離初心者のシニアにおすすめ、『若返り片付け術』を読んで老前整理を加速する

現在69歳の宮城さんは、60歳のとき持ち物の3分の2を減らしたとのこと。二世帯住宅の1階にお住まいです。

家族がそばにいると、年をとっても安心ですね。

宮城さんのお宅はとても素敵ですが、ミニマリスト的には物が多いと感じます。

しかし、私の母の家や、一般家庭に比べればずいぶん少ないです。ふつうの人にはこのぐらいの物の少なさがちょうどいいかもしれません。

6人がけのダイニングテーブルがあるので、きっとお客さんが多いお宅なのでしょう。

宮城さんも、「ものの片付けは心の片付け、大事なのは、昔より今」と語っておられます。

荻原博子さんの家計の悩み相談記事

経済ジャーナリストの萩原博子さんが、読者の家計相談に答えている記事も、じっくり読みました。

年金暮らしの読者2人の相談に答えています。

1人はやりくりの相談、もう1人は、「夫に先立たられたら、自分だけで暮らせていけるでしょうか」という相談です。それぞれのお宅の、家計簿(月の収支)がのっています。

この2人のご主人の年金がけっこうたくさんあります。妻の年金は6万円を切るぐらいですが、夫の年金はそれぞれ25万円と37万円です。

37万円支給されているご主人は77歳です。

両家とも夫と2人暮しで、持ち家あり、ローンなし。資産もたくさんあります。

年金の支給額が多い人は、若い時の給料も多いはずです。この2人はお金の苦労とは無縁だったのではないでしょうか?

私の目から見るとしっかりお金があるのに、何を悩んでいるのだ、というのが正直な感想です。

荻原先生の診断も、「年金の範囲で暮らせているから優秀」「ひとりになっても安心して生活していける家計」となっています。

「そりゃあそうでしょう」と思いました。たまたまこの号の相談者は、2人とも金持ちだったのかもしれません。

しっかりお金を持っていても、いったいどのぐらい持っているのか把握していないと不安になってしまうのでしょうね。

ちなみに、荻原さんによれば、年金暮らしの人は、夫婦ふたりで最低1500万円の貯蓄があればいいそうです。

これは住宅ローンなどがない場合だと思います。

荻原さんは、投資詐欺などおいしい話にだまされてはいけない、と強調していました。金持ちのおばあさんは、狙われやすいのです。

その他気になった記事

ほかにエコ掃除、リフォーム(永住できる家を作る)の話題、寄せ植えのレッスン、サバ缶のレシピなど、母が好きそうな記事があります。

サバ缶は認知症予防によいのです。

レシピは村上祥子さんが作っていますが、14種類ものっています。

サバ缶のグラタンがありますが、おいしいのでしょうか?サバ缶はカナダに売っていませんが、ツナ缶はあります。

以前、カレーにツナ缶のツナを入れたら、私以外、誰も食べませんでした。

風邪とインフルエンザの予防法、血の流れをよくする方法など、健康系の記事も豊富です。

50歳すぎると、健康管理は大事ですからね。

竹下景子さん、中田喜子さんといった知っている女優さんが誌面に登場していました。2人とも1953年の秋生まれで今63歳です。

共にとても若々しいです。特に中田喜子さんは、赤いチェックのシャツにジーンズはいて、パーティションの作り方を教えていてびっくりしました。

この方、DIYが趣味なんですね。

別冊付録あり

別冊として8ページの脳トレドリルがついていました。

『毎日が発見』2016年11月号別冊付録。

『毎日が発見』2016年11月号別冊付録。

こういうクイズ、久々に見たので懐かしさでいっぱいです。

私は数独やナンプレといった数字のパズルは嫌いですが、クロスワードパズルは好きなので、あとでやってみます。

昔は新聞や雑誌のクロスワードパズルの懸賞に、よくハガキを出していました。めったに当たりませんでしたが。購読者の少ないフリーマガジンから図書カードやボールペンをいただいたことはあります。しかしボールペンはもらっても使わないのでした。

巻末にある、「ねことじいちゃん」というマンガもほのぼのしてよかったです。

この雑誌、シニア向けなので、文字が大きめ。老眼鏡なしで読めました。もう子育ても終わり、人生のいろいろな駒が出尽くした世代むけのせいか、全体的におっとりした雰囲気です。

ただ、自分がこの世代なのか?という違和感はあります。50歳より、もう少し年齢高めがターゲットかもしれません。まあ、私もあと3年で60歳なのですが、気分的には26歳ぐらいからあまり変わっていません。

『毎日が発見』のバックナンバーの抜粋は、Webで見ることができます⇒毎日が発見ネット

一部の本屋さんでは見本誌を見られるとのこと⇒全国の書店リスト

ただし最新号が置かれているとは限りません。図書館に置いてあることもあるそうです。

機会がありましたら、私の部屋の写真をご笑覧ください。私の本のプレゼント(懸賞)もあります。





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