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ものを減らした体験を教えてくれた読者のお便りを紹介します。
遺品整理や心境の変化から、断捨離する気になった方が多いです。
片付けを始めるきっかけはさまざまですが、どの方も、ものを減らして快適になったと語っています。
では、まず、くれないさんのお便りをシェアします。
今の自分が生活しやすいように
最近、体力の衰えを感じることが増えてきました。
階段の上り下りで息が切れるし、掃除のあと、腰が重たくてしばらく動けないことがあります。
それで、もう少し自分がラクに暮らせるようにしたほうがいいんじゃないかと思いました。
数年前から、ものを減らしているので、わりとスッキリ暮らせてはいますが、押入れの中にはまだまだものがあります。
少しものを減らしてもっと動きやすいようにすることにしました。
ブログを参考にして、重いものは優先的に手放しました。
収納スペースにびっしり詰め込まないことも心がけています。
私は料理が好きなので、ホームベーカリーやホットサンドメーカーなどをたくさん持っていたんですが、あまり使わないので、思い切って処分しました。
ずいぶん前に引き出物でもらったティーカップのセットやお皿のセットもリサイクルショップに持っていきました。
そんなにたくさんは捨てていませんが、だいぶラクになりました。
これからも、身の丈に合った量を持つことを意識して、身の回りを整えていきたいと思っています。
くれないさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
体力の衰えがきっかけで、ものの整理を始めたのですね。
日々の暮らしがラクになってよかったです。
私も、陶器の皿の代わりに、植物繊維が主原料の皿を使うようにしてから、ラクになりました。
べつに陶器の皿がめちゃくちゃ重いというわけではないのですが、毎日使うものは、軽量にこだわったほうが、疲れ方が違うと思います。
重さや小ささを目安にして持ち物を選ぶのも、ひとつのやり方ですよね。
それでは、くれないさん、これからも、生活しやすいように、暮らしをデザインしていってください。
どうぞ、お元気で。
重いバッグは肩こりとストレスのもと~バッグの中身の断捨離は欠かせない
次は早苗さんのお便りです。
実家を片付け中
件名:実家の片付けを始めた
私は50代で夫と一緒に私の実家に住んでいます。
両親が亡くなってからも、両親が残したものをずっとそのままにしていました。
思い出が詰まっていて、なかなか片付けに踏み出せませんでした。
でも、大きなタンスが、地震で倒れたら危ないと思ったのがきっかけで、ようやく少しずつ整理を始めました。
とりあえず、タンスの中身を出して、必要だと思うものは段ボール箱に詰め替えています。とは言え、あんまり残したいものもありません。
いずれはこのタンスを手放したいです。
早苗さん、こんにちは。お便りありがとうございます。
ご両親のタンスの整理を始めたのですね。
タンスって思ったよりいろいろ入るので、片付けがいがあるのではないでしょうか?
遺品の整理は、なかなかすぐにはやれないですよね。
無理せずマイペースで片付けてください。
それでは、早苗さん、これからもお元気でお過ごしください。
次は、Jさんのお便りです。
遺品整理をして思ったこと
件名:父の部屋
数年前に父が病気で亡くなり、兄妹と一緒に遺品の整理をしました。
父は几帳面な人だったので、それなりに片づいてはいたのですが、実際に手をつけてみると使われないまま眠っていたものがたくさんありました。
着ていないスーツ、家のあちこちにあった本、予備の予備とも思える日用品。こういうものを見つけたとき、なんだか言葉が出ませんでした。
そのときふと、自分の部屋のことを考えました。
いま私が大事にしているものの、家族にとっては不要だろうと改めて思ったんです。
私の遺品は順番から言ったら、妹が整理することになると思います。
まあ、誰が整理するかはわからないけれど、残された家族に負担をかけないよう、ものを手放して、もっと小さく暮らすことにしました。
私が一番思い切って捨てたのはベッドです。ずっとベッドに寝ていましたが、処分して、布団に代えました。
筆子さんみたいに、床に寝るのは無理ですが(笑)
布団に代えたら意外と快適で、掃除もしやすくなりました。
父の部屋を片付けた時、どんなに大事なものでも、いつか誰かが処分する日が来ると気づきました。
これからはもう持たない暮らしをしたいと思っています。
Jさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
お父さんの遺品整理がきっかけで、持たない暮らしにシフトしたんですね。
遺品整理や実家の片付けがきっかけで、シンプルに暮らすことにした読者はほかにもたくさんいます。
やはり、「使われなかったもの」が大量に残っているのを見ると、ものに対する意識が変わります。
むなしい気持ちになると思います。
いつも活用できるものプラスちょっとの予備を持って暮らすのがいいかもしれません。
Jさん、これからもお元気でお過ごしください。
床にじかにシーツをしいて寝てみたら、グッスリ眠れて健康によいみたい
最後は、MMUさんのお便りです。
すべては処分する日が来る
件名:いずれは全捨て
いつも役立つ記事をありがとうございます。
私は物を減らしては増え、を繰り返していますが、筆子さんのブログから学んだメンタリティのおかげで、以前より決断できるようになっています。
最近、ある方のブログにあった、「結局捨てることになるのを承知の上で買う人生」「死んだら全捨て」という言葉に驚きました。
でも当たり前なんですよね。
実家を処分したときも、家にあったものは、売るか捨てるか持ち帰るか、でしたし。
そう思うと、いま住んでいる家や家具、余分にある椅子やかばん、その他もろもろ、自分で処分しないのなら、だれか(家族や業者)がすることになるんですよね。
不要な物は、高く売れるかどうかを案じるより、できるだけ早く手放したほうがいいですね。明日何が起こるか、だれにも分かりませんし。
明日以降もしばらくは生きている前提で暮らしていますが、自分のまわりのもの、作り出しているもの(仕事やメール含め)全ては「処分対象」として見ると気づきがあるかもしれない、と思いました。
MMUさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
最近の気づきを教えてくれてありがとうございます。
「死んだら全捨て」というよりも、「手に入れたすべてのものを自分が使い切ることはできない、なぜなら人間には寿命があるから」というふうに私は考えています。
遺品の中にも、次の世代が使ってくれるものがあると思いますが、いま、多くの人が、すでにものをたくさん持っているので、先代が残したものを活かしにくい状況にあります。
だから、多くのものがゴミになってしまう。
私たち一人ひとりが今よりずっと少ない持ち物で暮らせば、親が残したものも、もっとありがたく、きちんと活用できるようになるでしょう。
使いきれなかったものは捨てることになるので、日常で過不足なく使う生活を心がけるのがいいのではないでしょうか?
それでは、MMUさん、これからもシンプルライフを楽しんでください。
どうぞ、お元気でお過ごしください。
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ものを捨てている読者のメールを4通紹介しました。
記事にも書きましたが、昔に比べて、ものをたくさん持って生活することがデフォルトになってしまったので、遺品整理で苦労するのだと思います。
無駄なものを持つと、お金も労力も無駄になるので、できるだけシンプルに暮らしたいですね。
ではあなたも、伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。
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お待ちしています。
今週のnoteの更新
noteにはブログで扱わない話題、ブログに書いた記事の深堀り、私の日常日記などを書いています。
最近書いた記事にリンクしますね。
エッセオンラインにも新しい記事がアップされました⇒「とりあえず置く」が部屋を散らかす。あと回しにしない片付けのコツ6つ | ESSEonline(エッセ オンライン)
ぜひ、読んでください。