ゲームをしている子供

ミニマルな日常

祖父母が孫にプレゼントを与えすぎるのを止める方法。

私の父親が、私の子供に物を買い与えすぎて困っています。どこまで口をはさむべきでしょうか?

この質問に回答します。

子供を育てているのは親なので、私なら、100%、口をはさみます。

では、まずメールをシェアしますね。つむむさんからいただきました。小見出しは私が入れました。



どこまで口をはさむべきか?

件名:小さい子どもの物に対する教育について質問です

はじめまして。つむむと申します。

筆子さんのブログを読み始めて、捨てる事だけではなくそもそも不必要なものを買わない・もらわないことが大切だと気がつきました。

自分で自覚していた無駄遣いだけではなく、無意識に家の中に入ってくるものの多さに驚いています。

そして、送料無料につられない、おまけを断る、30日待つリストを作る、モーニングノートなど新しい習慣を取り入れることができました。

どれも生活の質を向上することにつながっています。ありがとうございました。

ひとつ質問があり、筆子さんのお考えをおきかせいただけたらと思いメッセージを送ります。





物を欲しがる子どもたち

私は、小2の女の子・年中の男の子を持つ母親です。この子たちの物との向き合い方の教育についてどうしたものかと考え中です。

お恥ずかしながら、子どもたち2人は既に

・買い物は楽しい

・新しいものは手に入れなければ

・お姉ちゃん(弟)が買ってもらうなら(自分はそれほど欲しくなくても)自分も買ってもらわないと損をする

というマインドが育ってしまっています。

これは私自身の買っては処分するという過去のふるまいを見ていたのと、祖父母をはじめ親戚が少額の物であればどんどん買い与えてくれる環境であることが影響していると思います。

私が子どもに何を買い与えるかという点に関しては、必要なものは買う。欲しいものは、おこづかいを貯めるか決められた日(誕生日やクリスマス)にあてる、という方針です。

他の人から物をもらう子どもたち

問題は、子どもと他の人との間での物のやりとりにどこまで口をはさむべきかという部分です。

子どもたちの祖父(私の父)は、孫に何かを買ってあげるのが楽しみになっていますし、子どもたちもそれをとても喜んでいます。

高齢の父は物を買って与える以外で、子どもと関わる方法がわからない様子です。

また、子どもとお友だちの間でも細々としたプレゼントの贈り合いがあり(えんぴつやミニタオルなど)、貰うだけではいけないとお返しを渡したりしています。

子どもが高校生くらいになったなら、基本は本人に任せるとして、まだ小さいうちにはどのような心持ちでいるのがよいと思われますでしょうか?

つむむさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

お子さんはまだ小さいのに、もう「買い物が楽しい」なんて思うんですか?

私が小学校2年生のときは、シールをもらうのがうれしかったものですが、

くさらない物も賞味期限を過ぎればガラクタ~もったいなくてシールが捨てられなかった愚か者の独白

お小遣いは、まだもらってなかったと思います。

もらっていたとしても、雑誌「りぼん」を買ったら、それでおしまいになるような額でした。

物質主義はおすすめしない

つむむさんのお子さんはまだ小さいのに、すでに物質至上的な価値観が身についているのでしょうか?

そのまま大人になると、本人が不幸になるので、早めに軌道修正するといいでしょう。

物質至上主義の弊害

今だって、必要でもない物や、欲しくもない物をたくさんもらってしまうと、こんな弊害があります。

ガラクタが増える⇒管理が大変、部屋が狭くなる、視覚的ノイズが増え、集中できない、(結果的に捨てるので)環境に負荷がかかる

もっと問題なのは、精神面への影響です。

このまま進むとお子さんは、

・物を大事にしなくなる

・感情的に不安定になったとき、お金や物で欠落を埋めようとする

・お金や物で、他人の歓心を買おうとする

・人や人生の価値を、お金や物の多寡で決めるようになる

・精神的に貧しくなる(物質的な幸せ以外のものの良さがわからない、そんなものがこの世にあることにも気づかない)

・すでに十分あるのに、「足りない」と思う⇒足りないマインドがあると、物が増え、片付けもできない理由。

・いついかなる時も、お金や物を手に入れるための行動を最優先する

多かれ少なかれ、こんなふうになると思います。

将来、「物を持つことが一番幸せで大事なのだ」という価値観から、「いや、精神的なもののほうが大事なのだ」という考え方に転換するかもしれませんが、そこに至るまで、かなりの回り道をするかもしれません。

つむむさんが、「子供をそんなふうにしたくない」と思うなら、介入すべきです。

なぜなら、お子さんは、まだとても小さいし、つむむさんのお子さんを育てるいるのはあくまで親で、祖父母ではないからです。

小学校2年といったら、ものごとの良し悪しを学んでいる最中ですよね。お金や物の管理だって、自分ではできないはずです。

☆関連記事⇒自分のお金の問題についてもっと正直になろう(TED)

お父さんに過度の贈りものをやめてもらう

お子さんがマテリアリスティックになりつつある最大の原因が、本当に、つむむさんのお父さんの物の与えすぎにあるなら、お父さんにその行動を改めてもらってください。

お父さんに、「今のままだと、子供はこんなふうになりそうだし、すでにそうなっています。それは、私の希望するところではありません」と率直に言えばお父さんもわかってくれるでしょう。

あるいは、つむむさんには、すでに、お金や物の与え方に方針があるのだから(ほしいものは、誕生日やクリスマスに買い与える、とか)、私の方針に合わない、と伝えてもいいです。

もしくは、部屋が狭いのに、物だらけで大変だから、少し控えてほしい、と言ってもいいでしょう。

そのさい、まず、いつも自分の子供をかわいがってくれていることに対するお礼を言うことから始めてください。

次に、どうして贈りすぎをやめてほしいか、その理由を伝えます。

その後、今のままだとちょっとまずいので、こんなふうにしてくれると助かる、と代替案を出すといいでしょう。

細々としたものを買い与えるかわりに、学資保険の保険料を出してもらう、子供名義の貯金をしてもらう、誕生日やプレゼントに大きなものをどんと贈ってもらう、経験をプレゼンとしてもらうなど、方法はいろいろとあります。

交渉の仕方⇒人を説得する方法はあるか?断捨離を邪魔する家族との対話の進め方。

つむむさんのお父さんに頼んでも、親の目のとどかないところで、お父さん(子供にとっては祖父)が、ちょっとしたものを買い与えることがあるかもしれませんが、たまにはそういうことがあってもいいと思います。

それはあくまで例外です。

基本方針として、必要でもないのに物を買い与えるのをやめる、というルールを貫いてください。

友達との物のやりとりについて

お子さん同士の物のやりとりですが、これは具体的にはどんな状況でのやりとりでしょうか?

いくら日本人が贈答が好きといっても、何もないときに、物をあげたりませんよね。

誕生日プレゼントを贈り合っているのでしょうか?

それなら、相手の誕生日にプレゼントすればいいでしょう。

それとも単なる物々交換ですか? ポケモンカードを集めていて、特定のキャラクターがいないから、お互いにダブってるカードを交換するような。

この場合は、いちいち、お返しをあげなくてもいいですよね。

どうしてもお返しをしないと困るなら、物ではなく、手作りのお菓子かなんかにしてはどうでしょう。

あとは、お子さんのお小遣いで買った物をあげるとか。

親がどんどん買い与えると、お子さんは、「お金を使ったらなくなるから、本当に必要なものや、ほしいものを買うのに使うべきである」という当たり前のことを学びません。

意味もないのに、物を贈り合っているだけなら、相手の保護者と相談して、悪しき習慣をきっぱり断ちましょう。

せがまれても買わない

片方がもらうと、片方がほしがる、という問題は、無意味に物を買い与えることをやめれば、解決すると思います。

つまり、最初から、両方のお子さんに、何もあげないのです。

片方が誕生日で、物をもらう場合は、一方のお子さんには、「あなたは、あなたの誕生日にプレゼントをもらうのだから、今日、もらう必要はない」と教えてあげてください。

さらに、日常生活で、ちょっとしたものを、「買って」とせがまれても簡単に買わないでください。

買う理由のある物だけを買うことを徹底していれば、子供はそのうち学びます。

このルールは、ご自身の生活でも使うといいでしょう。

親が、物質的な物ではなく精神的なものを大事にしているのを見たら、子供もそうすると思います。

関連記事もどうぞ

子供のおもちゃが増えすぎて片付かない?極論を言えば買ったおもちゃは必要なし

義理の両親の贈り物で子供のおもちゃがどんどん増える問題の解決法

以下はまとめ記事です。

子供の物を捨てたいママに。子供と楽しむシンプルライフに関する記事のまとめ(1)

子供の物が増える問題を解決するには? 子育て関係の記事のまとめ(2)

子供がいるシンプルライフ~子供や子育てに関する記事のまとめ、その3

エッセオンライン

エッセオンラインに新しい記事がアップされました。今回は、寝室にある余分なものを捨てるすすめです。

50代からの寝室で「捨てていい」もの。熟睡するためにタオルや部屋着も処分を | ESSEonline(エッセ オンライン)

ぜひ読んでください。

*****

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