シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

お金を貯めたいなら自分へのご褒美という名の浪費はやめる。



お金を貯めたい、節約したい、貯金をしたいと思っているのなら、「自分へのご褒美」をあげる習慣は断ち切ったほうがいいです。その理由を4つお伝えします。

自分へのご褒美とは?

いつの頃からか、この「自分へのご褒美」という言葉、盛んに聞かれるようになりました。自分で自分のことをほめるために、何か物を買ったり、美味しいものを食べることが、自分へのご褒美である、と私は理解しています。

実際、ことあるごとに、多くの女性が自分へご褒美をあげています。

誕生日やクリスマスはもちろんのこと、きつい仕事が終わったタイミングでスイーツを食べたり、残業した日に洋服やアクセサリーを買ったり。

世間には「ご褒美スイーツ」なるものまであります。

自分で自分をいたわるのはいいことです。それでなくてもストレスの多い現代社会。自分の体や心は自分でケアしていくことが必要です。

しかし、自分へのご褒美が、単なる無駄遣いや、衝動買いの言い訳になっていたら、ただちにやめないと、いつまでたってもお金がたまりません。

私が自分へのご褒美はやめたほうがいいと思う理由は以下の4つです。
ショッピング

1.「自分へのご褒美」は売り手側の戦略

「自分へのご褒美」という言葉、誰が考えだしたのでしょうか?なかなかうまい言い方です。

私が子どもの頃は、こんな言い方はなかったと思います。これは、まぎれもなく、売り手側が消費者に物を買わせるために考えた巧妙なコピーです。

似たようなのに「大人買い」という言葉もあります。

セルフご褒美をすることは、昔、メリーチョコレートや森永などのお菓子の会社が、日本女性に、バレンタインデーは、女性が男性にチョコレートをあげる日なんですよ、と吹き込んだのと同じ、企業の販売促進活動がもたらしたものです。

バレンタインデーの起源はこちら⇒バレンタインデーの由来とその日女性が男性にチョコレートを贈る理由

いろいろなところで「自分へのご褒美キャンペーン」が行われています。

このキャンペーン、季節を問わず、いつでも使える便利な販促です。

年末、年度末などの暦の区切りの時期、年2回のボーナスの時期。誕生日などお祝いごとをするタイミング。誰かが誰かに物を贈る時期(お中元でも、バレンタインデーでも子どもの日でも大丈夫)。

お土産を買うタイミング(売り手側は、家族や友だちだけでなく、自分へのご褒美として、自分にもおみやげを買えといいます)。

ネットショップでも、「自分へのご褒美」という言葉をうまく使い、特に物を買う理由がない人に、「今、買うべきです」とアピールしています。

がんばったご褒美として、自分にプレゼントを送りましょう。プチ贅沢をすることで、さらにモチベーションがあがるかも。

仕事に前向きになる秘訣は自分へのご褒美?

一生懸命な女の子達は自分へのご褒美も大切にしている。

こんなキャッチコピーをも見かけます。ターゲットはほとんど女性です。それも、お金を持っていそうな独身貴族(死語でしょうか?)や、給料のほとんどを自分の好きなように使える、働く女性です。

「自分へのご褒美」の購入は、企業による巧妙な誘導(広告とも言う)によって行われる行為なのです。

売り手側に指示されるままに物を買っていたら、お金なんていくらあっても足りません。


2.間違ったストレスマネジメントになっている

「自分へのご褒美」を贈るタイミングは、何かを達成した時が多いようですが、何も達成していない前もあります。

これから取り組むことが大変そうなので、まずは、自分で自分の気分をあげるために、自分にご褒美をしろ、とお店やメディアは言います。

自分へのご褒美が単なるストレス解消になっている人も多いです。

ストレスがいっぱいなので、1週間の終わり(金曜日)に必ず、スイーツを食べるとか、毎日気分がうつうつしているので、週に3回、アイスクリームやプリンを食べることで乗り切っている、など。

給料日には、今月も嫌な仕事をがんばった、ご褒美に服を買おう、となります。

これは、人生を前向きに楽しく生きるために、日々の小さなことにささやかな楽しみや喜びを見つけるのとは違います。

前向きに生きている人は、そこまでストレスを感じていません。

ストレス解消のために、しょっちゅう自分にご褒美を供給しているなら、注意が必要です。

いやな仕事を乗り切るために、スイーツを供給しても、まったくストレス解消にはならないからです。

その「ご褒美」がもたらすものは、その場限りの「幸せ」です。

ご褒美をあげて3時間もたたないうちに、血糖値のアンバランスで気持ち悪くなる可能性があります。8時間後にはにきびができるかもしれません。半月後には、体重も増えているでしょう。

服を買う場合も同じです。買ったときはうれしくても、その喜びはすぐに消えます。

私も体験済みです⇒浪費が止まらない派遣社員時代~ミニマリストへの道(5)

部屋の中には、いらないガラクタが増えます。半月~1ヶ月たつと、クレジットカードの請求が来て、うんざりします。

ストレス解消のためにやったことで、かえってストレスが増えてしまうなら、それは望ましいストレスマネジメントとは言えません。

お金を使わなくてもストレスマネジメントはできます⇒買い物はやめられる。お金を使わないシンプルなストレス解消法

3.ご褒美がないと動けないなら芸を仕込まれる動物と同じでは?

ご褒美がないと動けない人は、自分軸がぐらついている恐れがあります。それは、エサをもらって芸を覚える動物たちと同じではないでしょうか?

動物は、人間のような言葉を持っていないので、ご褒美としてのエサをもらって芸を覚えます。動物には人の持つ記憶力、自意識、反省する能力もないのでエサが必要です。

人間でも、まだ幼いうちは、親にいろいろご褒美をもらって、教え込まれる、という側面があります。しかしもう大人なら、ご褒美がないと動けないようではまずいのではないでしょうか?

よく、本当にがんばっている人は、わざわざ「私はがんばっています」とか、「がんばります」なんて言わない、といいます。

その仕事が好きだったり、やりたいことならば、べつに無理しなくても、どんどんがんばってしまうものです。

「がんばっている」とすら思っていません。なぜなら楽しいからです。

そのような仕事をしていても、うまくいかないことはあるでしょう。ですが、好きなことをやっている人たちは、何か困難に出会っても、いちいち自分をねぎらったり、いやすために、ご褒美を買ったりしないと思います。

ほしいものがあれば、自分の好きなタイミングで買うのではないでしょうか?

別に「自分へのご褒美」なんて言い訳は必要ないのです。

仕事がうまくいけば、それが多いなる達成感の元であり、自分への報酬になります。外的な刺激やご褒美、承認は必要ないのです。

好きな仕事や、やりたいことをやっている人は、主体的に動いています。やりたいからやっているのです。

主体的に動いているから、ご褒美なんてなくても進んでいきます。

やたら自分で自分にご褒美をあげないと先に進めない人は、どこか、受動的なのかもしれません。

4.自分へのご褒美はほとんど衝動買い

「自分へのご褒美」がお金を貯める足かせになる4つ目の理由は、それがほとんど衝動買いである、ということです。

もともとご褒美は、自分以外の誰か別の人、それも目上の人からいただくものです。褒美はたいてい突然もらえます。ある計画のもとでもらう物は褒美ではなく、報酬や給料です。

「よくやった、褒美をつかわそう」とお殿様からもらうものがご褒美なのです。

自分へのご褒美もある時ふっと思い立って、衝動的にあげるものだと思います。

つまり衝動買いです。お金を貯めたいなら、衝動買いはやめなければなりません。

最近、お金を貯める勉強をしている私です。

まだ2冊しか「お金を貯める本」を読んでいませんが、ここまでで、お金を貯めるためにどうしても必要な技術があるとわかりました。

それは予算を立てる、ということです。予算とは、ある目的のために、前もって、必要になるお金を見積もっておくことです。

「正しい家計管理」という本によると、家計管理をする目的は、自分と家族が現在も未来も幸せに暮らすことです。

そのために、予算を立てながら、価値のない支出を取り除き、家族や自分の人生に必要なものにお金を集中させていきます。

そのようなシステムを作ろうとしているときに、もっとも障害になるのは、突発的な支出です。予算を立てていなかった支出ですね。

前もって把握できない支出は意外とたくさんあるので、予算を組むのがうまい人は、想定外の支出も予算に組んでおきます。

自分へのご褒美も予算を組んでおけば、あとで家計が破綻することもないでしょう。つまり計画的に買い物をするということですが。

しかし、先にも書きましたが、計画的に自分へのご褒美をあげる、というのは、矛盾しています。

* * * * * *
自分へご褒美をあげる習慣をやめて、計画的に自分のほしいものを買うことにすれば、それは無駄遣いになりません。予算を立てて、本当にほしいものを買うことが、お金を貯めるためにはベストだと思います。


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