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あなたの家の冷蔵庫の中、物があふれていませんか?冷蔵庫の中と外をきれいに片付けると、それだけで暮らしがシンプルになります。
冷蔵庫周辺から、今すぐ捨てられる(取り除ける)ガラクタを紹介しますね。
冷蔵庫はシンプルライフに直結している
冷蔵庫は物を入れる場所であり、押入れのように扉を閉めてしまうと、中身が見えなくなるので、実に簡単にガラクタが増えます。
物を入れるものがあると、それだけ中身が増えてしまうのです。
ただ、冷蔵庫そのものを断捨離するのはなかなか難しいです。複数台持っている人は1台だけにし、サイズも小さいものにしたほうがいいでしょう。
冷蔵庫を小さくすれば、食品の買い過ぎ、作りすぎ、食べ過ぎ、すべてを防ぐことができます。
冷蔵庫は単に1つの家電ではありません。
多くの人の人生にとってかなり重要なものになっているでしょう。食べることが生きる目的になっているかのような人もたくさんいます。
ダイエットや節約といったライフスタイルも、冷蔵庫の中身に如実に反映されます。
この箱をきれいにすることは、暮らしをシンプルにすることに直結しているのです。
では、冷蔵庫から取り除いたほうがいい物について詳しく説明します。
冷蔵庫の上に物を置いてはいけない
冷蔵庫の中身にタックルする前に、周辺にあるガラクタを捨ててください。
特に冷蔵庫の上にのっている物はすぐに取り去ったほうがいいです。
冷蔵庫の上は、ある程度スペースがある平らな場所。簡単に物置き場になってしまいます。
我が家の冷蔵庫も、夫の炊飯器(エレクトリックライスクッカー)、電動缶切り、コーヒーのフィルターやらがのっています。
冷蔵庫の上は、物を置く場所ではありません。
冷蔵庫の上ってあたたかいですよね?冷蔵庫は、庫内の熱を奪って(放熱して)中身を冷やしています。
だから冷蔵庫のそば、特に上はあたたかいのです。
ここに物を置くことは、冷蔵庫の放熱を邪魔することになり、冷蔵庫側からするとひじょうに迷惑な行為です。
しっかり冷やすことができず、電気代がよけいにかかるかもしれません。まあ、ほんの少しの違いかもしれませんが。
ここに物を置く癖がある人は、今すぐ改めたほうがいいです。平な表面に、物を置き出すとみるみる物が増殖するのは、これまでも何度もお話しました⇒きれいな部屋は何もない表面から始まる(プチ断捨離13)
夫は昔、ハロウィンのジャック・オ・ランタンを作るときに、かぼちゃから取り出した種を、冷蔵庫の上に長く放置し、カビを培養したことがあります。
なぜ種を取っておいたのか、よくわかりません。庭に埋めるつもりだったのかもしれません。
アボカドやライチの種を放置していたこともあります。
扉と側面のガラクタを撤去する
次に冷蔵庫でガラクタがよくたまる場所はドアや側面です。
ここにいろいろなものをマグネットでくっつける人がいます。私もそうでした。表面にくっつけてあるものは、あえてすべて取り去りましょう。
どうしてもこれを冷蔵庫の扉や側面にくっつけておかないと、生活できない、という物、ありますか?
どうしても、そこにないと、暮らしが崩壊してしまうような何かが。
多くの場合、キッチンやリビングルームに物が多すぎて、冷蔵庫の表面に進出しているだけなのです。
取り去ることができないか、検討してください。
私も、冷蔵庫の側面にマグネットのコレクションをたくさんくっつけていたことがあります。今思うと、キッチンの気の流れを、大きく阻害していました。
その体験についてはこちらに詳しく書いています⇒シンプルライフ、何から始める?~まずは冷蔵庫の表面をきれいにするとうまく行く 2015年6月当時の、我が家の冷蔵庫の側面の写真あり。冷蔵庫の上にある夫の物も写真に入っています。
当時は、側面に赤いキッチンタイマーをくっつけていましたが、現在ははずしています。
冷蔵庫の中身の断捨離
冷蔵庫の中を掃除するのにベストな方法は、中に入っているものを全出しして、不用なものを捨てることです。
ですが、これはかなり大変な作業。
意外とあの小さな庫内に、ごちゃごちゃと物が入っているのです。
人によっては半日仕事になるかもしれません。
疲れ切って、翌日何もできなくなる、なんてこともあるぐらい、物でいっぱいの冷蔵庫は、手強い相手です。
今日のところは、冷蔵庫の中にあるべきでない物を間引きするだけにとどめてください。本格的な掃除は間引きが終わってからやったほうがいいです。
たとえば、こんなものは冷蔵庫から断捨離できます。
●食べるかどうかわからないもの⇒食べません。
●賞味期限が過ぎているもの
●1週間以上冷蔵庫に入っている残りもの⇒食べません。
●傷んでいる肉や野菜
●複数ある物
●おまけのたぐい(ほしくて買ったものではない物)
コンビニのお弁当についてくる醤油、マヨネーズ、お寿司のパックについてくるわさび、しょうがの小さいパックなど。
●冷蔵庫に入れなくていいもの
こんなものを出してください。
傷んでいるものは目視や匂いでわかると思います。冷蔵庫に入れなくていいものは、次にリストにします。
冷蔵庫に入れなくていい物
意外と多くの人が、冷蔵庫に入れなくてもいい物を中に入れています。
冷蔵庫はただの収納庫ではありません。電気を使って冷やしている、ということを忘れるべきではないのです。
通常、食品以外の物は冷蔵庫には入れません。
薬、化粧品、下着などを入れる人がいます。
薬や化粧品に関しては、どうしても必要なものなのか検討してください。
持病があってどうしても服用しなければならないのなら、仕方がありませんが、必要以上に薬に頼りすぎている、ということもあります。
私は、ふつうの薬はほとんど使っていません⇒薬なし生活~薬はすべて断捨離しアロマテラピーで健康管理
化粧品も使わなくても大丈夫です⇒肌断食中のミニマリストの私が使っているたった1つの化粧品
「七年目の浮気」という映画で、主人公のマリリン・モンローは、「夏の暑い日、下着を冷蔵庫で冷やすの」と言います。
下着も最小限にすれば、そんな手間は不用でしょう⇒下着もミニマルにブラとショーツだけ、さらにノーブラ化をめざしています
また、冷蔵庫に入れなくてもいい食品があります。
その食品を冷蔵庫に入れるべきか、入れないほうがいいのか迷ったら、スーパーのディスプレイを思い出してください。ひんやりしたところに置いてあったら冷蔵庫行き、そうでないなら、室温で保存できます。
常識でわかると思いますが、こんな食品は冷蔵庫に入れなくてもいい、むしろ入れるとまずくなる食品を紹介します。冷蔵庫以外の場所で保管してください。
●瓶詰めなどで新品、未開封のもの。
瓶にはってあるラベルに指示があります。
●じゃがいも、さつまいも、さといもなど
いも類を冷やすと、でんぷんが変質してまずくなります。これはご飯も一緒です。
紙バッグなどに入れて、涼しくて風通しのいいところで保存します。
●玉ねぎ
玉ねぎは空気にふれさせておかないと傷んでしまいます。
切った玉ねぎは冷蔵庫に入れます。
●にんにく
冷蔵するとどんどん痛みます。外側から見てもわかりませんが、中から腐っていきます。
●はちみつ
はちみつは腐りません。
食べ物が腐るとういことは、細菌が繁殖する、ということ。ある程度水分がないと、細菌は繁殖できません。はちみつは80%糖分なので、腐るためには水分が足らないのです。
はちみつを冷蔵庫に入れると、物によっては結晶化します。
●トマト
冷蔵庫に保存すると味が落ちます。
●ほとんどの果物
バナナ、キウイ、もも、マンゴー、アプリコット、メロン、みかんなどは、室温で保存し、適度に熟したものを食べます。
りんごは冷蔵しても味は変わりませんが、エチレンガスを出し、周囲の果物や野菜を成長させる(老化させる)恐れがあります。常温で充分保存できますので、冷蔵庫には入れないほうがいいでしょう。
●アボカド
アボカドも室温におき、熟すのを待ちます。
●パン
パンもいもと同様、冷蔵庫に入れるとでんぷん質が変化してまずくなります。乾燥してパサパサになるかもしれません。
長期保存したいなら、冷凍をおすすめします。
●コーヒー
コーヒーを冷蔵庫に入れると、まわりの匂いを吸い取ってしまいます。大量のコーヒーを保存したいなら、冷凍がおすすめです。
●油
まさか冷蔵庫に入れている人はいないと思いますが念のため。
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冷蔵庫を魔法の箱だと思って、どんどん食べ物を入れる人がいます。
ですが、あまりギチギチに入れると冷えが悪くなり、その分、電気代もかかってしまいます。
電気代をかけて冷やし続けた食べ物を、結局食べずに捨ててしまうのって、ものすごくもったいないですよね?
冷蔵庫で保存する食べ物は、ちゃんと食べる物だけにすると決めれば、中身も減っていくでしょう。