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ミニマリストの持ち物、きょうは下着のお話です。現在ショーツはセシールのもの、ブラジャーはジニエブラを所持しています。
下着はショーツとブラだけで、キャミソールや、ババシャツ、フレアパンツ、ボディスーツ、補正下着といったものは持っていません。また今年に入ってからなるべくノーブラでいるようにしています。
下着は日本の通販会社から購入
海外生活20年目に入りましたが、いまだに身の回りのものは日本で買うほうが多いです。
特に下着、靴下、文房具は日本製品(というか日本の市場に出ているもの)のほうが断然優秀。品質がいいのに、値段はリーズナブルです。
日本なら、楽天市場、アマゾン、ユニクロ、GU、セシールと、サービスのいい通販会社がそろっています。それに比べてカナダのオンラインショップ(街の小売店も)は全体的にやる気がない雰囲気です。
これは筆子の個人的な印象ですが。カナダはもちろん資本主義の国ですが、こと物販に関しては、社会主義寄りなのではないか、という気さえします。
全体的にあまりサービスがよくありません。それに国土が大きいので、通販で買うと届くまでにすごく時間がかかります。しかも送料が高いです。
サービスのいいショップはたいていアメリカ系の店です。数年前、カナダにもアマゾンができたので、多少は変わってきましたが。
日本のように小売店の競争がはげしく、常に消費者の嗜好と利便性を考え、どんどん新規のサービスや商品を開発して販売しまくる国から来ると、カルチャーショックを覚えます。もう慣れましたが。
そのため、下着は日本の通販ショップで買って母に送ってもらっています。
ショーツは綿100%、現在5枚保持
最近、ショーツはセシールの子供用をリピートしています。筆子は小柄なので、子供用で充分です。サイズは150。綿100%のショーツで、ゴムが布にくるまれていて、おなかが隠れるタイプです。
結局こういうゆったりとしたショーツが健康には1番いいと思います。あとで書きますが、しめつけはよくありません。5枚組で税込み1609円とお値段もリーズナブル。
先日5枚セットを買ったので、古い3枚は断捨離しました。
私が子供用の全然セクシーでないショーツをはいているのに、娘はTバックみたいなのしかはきません。写真ではわかりにくいですが、前のほうは幅2センチぐらいのひも状です。
こちらではソング(thong)と呼ぶショーツです。相当布地を節約したショーツ。ある意味、ミニマムショーツなのですが、はきごこちはどうなんでしょう?私は、はいてみたいという気にすらなりません。
このタイプは下着の線が洋服に出ないし、足さばきも楽かもしれませんが、冷えないですかね?冷えは大敵ですよ。
関連⇒冷えとり靴下に頼らなくても、冷え性を改善できる、シンプルで簡単な方法とは?
娘は若いから、健康のことより、見た目が大事なんでしょうね。フルボトムのおばさん下着をはいていると、女子力が下がると言いますが、そんなものより筆子は健康のほうが大事です。
病気になったら、女子力もへちまもありません。
ジニエブラ
ブラは母からもらったジニエブラを使っています。スポーツブラみたいなブラです。テレビショッピング好きの母が、「これはよさそう」と思って、自分と私に買ってくれました。
ジニエブラはつけ心地がよく、幅広ストラップなので決してずりおちてこないし、胸もしっかりホールドしてくれるのに楽です。これまで使ったスポーツブラの中ではベストという気がします。
唯一の難点は天然素材ではないこと。しかし、ブラだからこれはしかたないでしょうね。天然素材のブラがほしかったら、自分でさらしを巻くしかないような気がします。
このようにまあまあお気に入りのジニエブラですが、最近はもっぱらノーブラなのであまり出番はありません。外出するときだけ、つけています。
ノーブラ化をめざしています
筆子のブラ歴
昔はふつうにワコールのブラや、スーパーで買ったブラをあまり何も考えずにつけていました。一時期、フロントホックブラというのが流行り、私もいくつか持っていましたが、あれは今でもあるのでしょうか?
5年ほど前に、ワイヤーの入っているブラをすべて断捨離しました。ワイヤーがあたって痛いし、いつもワイヤーが布地をつき破って出てきて、ブラがだめになるのにうんざりしたからです(しつこく使いすぎでしょうか?)
その後ユニクロのスポーツタイプのブラを使用後、ジニエブラに移行しました。しかし、今年から家にいるときはノーブラでいます。
ノーブラにした理由はブラでからだをしめつけるのは、健康上、あまりよくないからです。
私がノーブラな理由
ある時、「女性のためのナチュラル・ハイジーン」という本で、乳がんとブラジャーの関係は、喫煙と肺がんの関係の3倍以上密接である、と知りました。
ブラジャーはリンパ液の循環を妨げ、組織の浄化を妨害してしまう・・・中略・・・1日24時間、夜休むときでさえもブラジャーをしている女性は、乳ガンの発症率が、24時間ノーブラの女性たちの125倍にもなるといいます。
ブラの下のバンドの部分が体をしめつけて、ここに汚れたリンパ液がたまるのです。
「ガラクタ捨てれば自分が見える」の著者、カレン・キングストンも「自分の体の中のガラクタを捨てる」という章で同様のことを書いています。
ブラジャーや、からだをしめつける服は、リンパ液の流れを妨げるので、老廃物がうまく排出されないと言うのです。
またブラジャーのワイヤーは電磁波のアンテナの働きをしてしまい、これも乳がんのリスクを高めるそうです。
カレンは、パソコンやミシンなど電化製品のそばに胸が来る位置で毎日働いている女性は、ぜったいワイヤー入りのブラをすべきではないと警告しています。
風水においては、電磁波はすべての運気をさげるといいますね。電磁波は人体にとって有害な波動なのです。
筆子なんて、パソコンにいる時間がすごく長いですから、気をつけなければなりません。
関連⇒『ガラクタ捨てれば自分が見える』で衝撃のスペースクリアリングに出会う~ミニマリストへの道(20)
ブラのワイヤーと電磁波問題は「Dressed To Kill」という本に詳しく書いてあります。
そんなわけであまりからだをしめつけたくない筆子は、家にいるときはノーブラにしてしまったのです。
ジョギングもノーブラでしています。最近はすっかり慣れて違和感はありません。
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昔から女性は見た目を美しくするために、からだを痛めつけてきました。19世紀のヨーロッパの貴婦人は、ウエストをコルセットでぎちぎちに締め付けて細く見せていましたね。
ウエストは細ければ細いほど美しいと思われていたからです。コルセットのせいで、内臓を圧迫したり、血行をさまたげたりと健康被害が出ていましたが、それでもみんなやり続けました。
また昔の中国でやっていた纏足(てんそく)というのもあります。これは女の子の骨がまだ柔らかい3歳ぐらいのときに、足の骨をばきばき折って、足の指を裏側に折り曲げて、布でしめつけ足が発育しないようにした風習です。
女性の足は小さければ小さいほうがいいと思われていたのです。
コルセットや纏足ほど暴力的ではないにしろ、現代の整形手術や、できるだけ美しく見せるために、ものすごくかかとの高いヒールをはいて外反母趾になったりするのも似たようなものではないでしょうか?
社会は、「女性は美しくあるべきだ」という価値観を押し付けますが、外側が美しいより、中が健康なほうが人生の質はあがるのではないかと思うのです。