ページに広告が含まれる場合があります。
皆さまからいただいたお便りを紹介するコーナーです。今回は2017年の3月前半に届いたメールから 5通選びました。内容は、
●モノに埋もれる生活からスッキリ生活へ。
●期間限定で服を買わない挑戦中。
●モノを減らしてイライラを解消。
●なぜ節約しすぎてしまうのか?
●モノが多すぎると不幸だと思った事件。
以上です。1つひとつの体験談がとても参考になります。まず、Mさんのメールから紹介します。
物を捨てたら5キロもやせました
こまめな更新、いつもありがとうございます。毎日、とても楽しみにブログを拝見しております。
以前のメール後から、さらに筆子さんのブログや書籍で片付けを進め、自分のお部屋や家族のリビングなど…物も少なくなり、とても快適に過ごしております。
本当に必要なものを選ぶようになり、以前のような無駄遣いをしなくなりました。
以前は、部屋が埋もれるほどモノを溢れかえらせておりましたが…今は筆子さんオススメの333プロジェクトや片付けを実践しています。お掃除もとても楽です。毎日の服にも悩みません。
筆子さん流捨て方を実践して…ゆったりとした時間や考え方ができ、気分や体調もよくなってきました。体重は半年で5キロ痩せました…思いがけない喜びです。
書籍は、機械が苦手な母にも安心です。片手で読みながら、一緒にモノを捨てられました。母もすごく快適!と、喜んでいます。
このブログで人生観が変わりました。筆子さんには、感謝してもしきれないです。
これからも、勉強させていただきたいです。素敵なブログをこれからも続けていってくださいね。ずっと応援しています。本当に、ありがとうございました!
長文、失礼いたしました。お忙しいと思いますので、ご返信は不要です。
季節の変わり目ですのでお身体おいといくださいね。ごきげんよう。
Mさん、メールありがとうございます。
いろいろなお便りをいただいていますが、「断捨離したらやせた」という報告はあまりありません。うらやましいですね。
きっと適正体重に戻ったんでしょうね。
Mさんからは、去年、2016年の3月21日にメールをいただいています。
そのお便りには、数年前に体調を崩し、片付けを先延ばしするようになり、部屋が物であふれている、と書かれていました。収拾癖もあったので、足の踏み場もなかったそうです。
それが1年でこんなによいほうに変わったのですね。私もとてもうれしいです。
お母さんと仲良く片付けをできるのもいいですね。これからも楽しい毎日をお過ごしください。
プロジェクト333について⇒ミニマリストらしいファッションの選び方。プロジェクト333のすすめ。
この「プロジェクト333」の読み方ですが、3ヶ月33アイテムで過ごすので、提唱者のコートニー・カーバーは「プロジェクトスリーサーティスリー」と言っています。しかし、先日、YouTubeで、スリースリースリーと呼んでいる人の動画を見ました。
1年前に、物の捨て方を書いた本を出させていただきました。Mさんはすぐに購入して実践してくれたようです。メールにも書いてあったように、紙の本ですから、パソコンやスマホを使わない人でも、利用していただけます。
私の本について⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」3月5日より予約開始
次はまめにお便りをくださるアガサさんより。アガサさんは私より5歳ほど年長の方です。
期間限定で服を買わないチャレンジ実践中
件名:服を買わないチャレンジ
このメールにお返事はいりません。
筆子さんの「1年間服を買わない」という記事を参考に、ひとまず「冬の服を買わないチャレンジ」を昨年の11月から今年の2月までやってみました。
うまく行ったので今は「春の服を買わないチャレンジ」を4月30日までの期限付きでやっています。
相当捨てたと思いましたがまだまだ服があります。
新しい服を買わないと、今ある服を着るしかないので死蔵品が無くなってきました。それと同時に服はそれほど必要ないと実感しています。
年齢のせいかもしれませんが。(60代)
今まで、服を買おうとするととても時間と労力を使っていました。買ってからも着方などまた時間を使います。服を買わないと決めたら、その時間と労力がそっくりいらなくなりとても快適です。
シーズンごとに「買わないチャレンジ期間」を決めてやっていけば、「1年買わない」もできそうです。
いつもヒントをありがとうございます。
アガサさん、いつもメールありがとうございます。そうですね。1ヶ月、3ヶ月など期間を切って買わない挑戦をすると、やりやすいですね。
確かに60歳すぎるともう物に執着しなくなると思います。
若い頃は不確かだったいろいろなことが全部終わってしまったから、あとは残りの人生を、いかに心穏やかに、自分らしく生きていくかにつきます。
そう考えたとき、不用品にしがみついているのは、時間と労力の浪費でしかありません。
残りの人生を豊かに生きるために、シンプルに暮らすのはとても役立ちますね。これからも、マイペースでチャレンジを楽しんでください。
服を買わない話はこちら⇒1年間服を買わない生活をするすすめ:お金も自由も手に入る。
期間限定で買わない挑戦をする話⇒無駄遣いはもう卒業。気をつけたい5つの買わせるトリック。
次は26歳の友さんからのお便りです。
モノを減らしたらイライラがなくなった
件名:ミニマリストに出会えてよかった
友と言います。26になる女です。
私も半年前まで、物をたくさん持っていました。ストレスもたくさんあって毎日イライラしてました。
物もすぐになくしていました。
こんな自分が嫌になり、たまたま見ていたテレビにミニマリストの特集があり、それから、ミニマリストに憧れを持ちました。
最初は片付いていたのですが、3日くらいで、挫折をしてしまいました。
このままじゃ昔の自分と変わらないなと思い、ミニマリストさんのブログを徘徊していたら、筆子さんのブログに、出会えたことで、背中を押してもらいました。
本当にありがとうございました。
物を減らしたおかげで、最近は、イライラしなくなりました。本当に、自分が好きな物だけで、生活できていることに、幸せを感じてます。
貯金も小銭貯金ですが、少しずつできてます。
これからも、ブログを見て、色々と参考させていただきます。これからも応援してます。
友さん、こんにちは。メールありがとうございました。
ブログがお役にたってよかったです。
確かに、物がいっぱいあるとなくしますよね。肝心のときに出てこないし、「あれ、どこかにあったはずなんだけど?」と探し回るのってかなりのストレスです。
私は今でも、「あれ、どこに置いたっけ?」と思うことがあります。たいてい目の前のあったりするのですが。
物が少なくても、この手の思い違いはあるので、いらない物は処分するのがベストですね。
友さん、まだお若いですから、夢に向かって羽ばたいてください。
次はHさんから。
節約がエスカレートしてしまう理由
Hさんからリクエストをいただいたので、記事を書いたら、その記事に対して、メールをくださいました。
その記事を先に読んでおくとHさんのメールの内容がわかりやすいです⇒節約のやりすぎでかえって不幸になってしまう5つのケース。
件名:ありがとうございました
なるほどー!まとまってます!あるある!
筆子さんもやましたさんも、他のブロガーさんたちも、無理なというか的外れな節約は勧めていないわけですが、ナゼか読者はエスカレートしてしまうのだということがわかりました。
これは私自身のことですが、買うのを我慢するのは、お金を稼ぐのにくらべると特別なスキルがいらないし、貯金は数字で確認できるから、わかりやすい指標なんですよね。
もっと多様な物差しで自分の生活を振り返ってみようと決意しました。
筆子さん、本当にどうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
Hさん、再度のメールありがとうございます。
「買うのをがまんするのに、特別なスキルはいらない」というのがおもしろいですね。
そうなんでしょうか?
私のところには、「どうしても買ってしまいます」「つい買ってしまいます」という読者からのメールが多いのですが。
買い物することにも特別なスキルいりませんからね。
買い物しすぎてしまう人は、手持ちのお金がいくら減ったのか、まめに見ておくといいかもしれませんね。
結局はどこに意識を向けるかで変わってくると思います。Hさんのように、節約をがんばりすぎてしまう人は、何のために節約しているのか、時々考えて、バランスを取るようにするとうまくいくんじゃないでしょうか。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。
最後はMOMOさんからです。ちょっと長いお便りです。
多すぎるモノは、人生に不幸をもたらす
最近感じたことを伝えたくてメッセージを送ることにしました。長文ですが、ご容赦ください。
3月になると、思い出す記憶があります。
2010年、3月、父方の祖父の要望で、祖父の家を一家総出で片づけた日のことです。
幼いころは、祖父の家で、親戚でよく集まって食事会をしていたのですが、祖母の具合が悪くなってからは、集まることもなくなっていました。
久しぶりに訪ねた祖父の家は、モノモノモノのオンパレード!!
祖母が施設に入ってから、祖父が家事を担っていたのですが、片づけ下手のようで、家の中はたくさんのモノであふれており、床が見えない状態でした。
何日間に分けて、分別しながらモノと格闘したことは、私に「多すぎるモノは、人生に不幸をもたらす」と思わせる出来事でした。
それから、必要のないものはなるべく持たないようにしようと思い、シンプルライフを目指すようになりました。
そして、2011年の東日本大震災。
災害が多い日本で暮らすには、いつ、どこでも、暮らしていけるような身軽さがほしいと思うようになり、さらなるシンプルライフを目指すようになりました。
それから、縁あって結婚し、現在は2人の子供がいます。
夫の実家の敷地内に一軒家を設けて暮らす、という身軽さとは遠い選択をしたのですが、あえて、小さな間取りの家を建てました。
おかげで、掃除をするところが少ないので、家事が楽ちんです。
収納も少ないので、置くものを厳選し、必要のないものは家に置かないようにしているので、風通しがよく、快適に暮らしています。
家の片づけを手伝った祖父が、我が家に遊びに来た時に、言った言葉が印象的でした。
「小さな家のほうが、すぐに片付けられて、暮らしやすいね」
現在、祖母は亡くなり、祖父は、有料老人ホームで暮らしています。
自分の元気なうちにと、生前整理を進めていて、モノにあふれていた家は、壊され、弟家族が住む新居が建つ予定です。
モノが無くて困る時代を過ごし、モノがあふれ、モノに埋もれて生活していた祖父ですが、現在、身の回りには本当に必要なものが少し、ホームの自室にあるだけです。
「あの世にはなんにももっていけないからね」といいます。
本当にその通りだと思います。
祖父が写真の整理をしていたので、私も整理をして、必要なものを少しだけ残し、残りと一緒に、何十年も見ていない卒業アルバムを捨てたら、とてもすっきりしました。
モノに執着しない今の状態がとても心地よいです。
それを身をもって教えてくれた祖父に感謝です。
そして、筆子さんをはじめ、ミニマリストへの道標をくださる、ブロガーさんにも感謝です。
以上です。
ブログ、これからも、楽しみにしています。
MOMOさん、貴重な体験談をお寄せいただき、ありがとうございます。
おじいさんは私の母(1933年生)と同じ世代でしょうか。
この世代の人は、若いときはモノがなく、その後、高度経済成長時代、バブル時代にうわーっとモノが増えて、捨てられないまま、年をとってしまった、というケースが多いと思います。
少なくとも私の母はそうです。
母は結婚したころは何も持っていなかったそうですから。
奥さん(MOMOさんのおばあさん)が病気になり施設に入所、その後の親族総出の大片付け。長年住んでいた家を出て老人ホーム入り。
おじいさんは心身ともに、いろいろ大変だったでしょうね。これからはさっぱりのんびり暮らせるといいですね。
MOMOさんも、家族仲良く、心地よい暮らしをお続けください。
****
ようやくほぼリアルタイムで、お便りを紹介できるようになりました。
先日、こちらの記事で呼びかけたDさん、メールアドレスつきで、再度問い合わせ願います。
先日の記事⇒【連絡】買えなかった物への執着心の捨て方、という質問を下さった方へ
すでに自己解決していたらいいのですが。
いつもたくさんのお頼り、ありがとうございます。とても励みになっています。また何かありましたら、お気軽にメールをお寄せください。