観葉植物

ミニマルな日常

シンプルに暮らしたいなら、おしゃれなインテリアではなく、健康的な部屋をめざせ。

部屋作りをするとき、おしゃれなインテリアや、かわいい部屋を目指すのではなく、健康的に暮らせる部屋を目標してはどうでしょうか?

身体にいいのはもちろんのこと、暮らしもシンプルになります。

今回はヘルシーな部屋づくりをするポイントを5つ紹介します。まず、おしゃれなインテリアを目指すとなぜ物が増えるのか、その理由をお話します。



おしゃれな部屋、運気のいい部屋作りが物を増やす

おしゃれな部屋、きれいな部屋を目指すと物が増えます。

今、多くの人が物を持ちすぎているのは、「すてきなインテリア」「見た目に美しい部屋」を追求しすぎた結果ではないでしょうか?

「こんな家具があると素敵です」「こんなナチュラル雑貨を置くとおしゃれ」「こんな北欧雑貨があれば憧れのインテリアが実現する」「こんな壁収納がいい感じ」などなどメディアの情報に振り回されていると物は際限なく増えます。

人は、いったん何かを買ってしまうとなかなか捨てないからです。

風水にこだわりすぎると、やはり物が増えます。

風水に興味のある人は、模様替えをして恋愛運や金銭運をあげたい、と願います。ところが風水では、ラッキーカラーやラッキーアイテムがつきもの。新しい物を部屋に導入することになります。

きのう、ある読者の方から、自分の好きなもの、ときめくものに囲まれた生活をしようとして、せっかく不用品を捨てても、「もっといいもの」で置き換えようとし、無駄遣いしてしまう、というメールをいただきました。

こういうこと、ありますよね?

そこであえて私は、おしゃれや、運気はちょっと横に置き、健康的な部屋、ヘルシーな環境を目指すことを提案します。

部屋の見た目だけにこだわるより、健康的に暮らせることを意図したほうが、よほど自分の人生に恩恵があります。

以下に健康的な部屋を作るポイントを5つ紹介します。

1.よけいな飾りものを部屋に置かない

部屋に余計な飾り物があると、ほこりがたまるだけでなく、視覚的なノイズになります。

たとえ、店ですごく素敵に見えた雑貨でも、数が増えるとガラクタになって、神経にさわります。

この点については過去記事をごらんください⇒ガラクタをためこむ7つの弊害:不用品があなたをむしばんでいる~カレン・キングストンに学ぶ

インテリアのセンスのない人ほど、物をたくさん置きがちです。

たいていの人は、数が多ければ多いほどいい、という価値観を持っているし、どれもこれもかわいいから、1つだけ飾って、ほかを切り捨てることができないのです。1つだけを選べないわけです。

また、「せっかく買ったから飾らなきゃ損」という貧乏人的発想をする人もいます。

そんなこんなで、特に意味もなくたくさんの置物が並んでしまうのです。

「何でそこにあるのかわからない」「置いてあるだけで、全くインテリアに貢献していない」「掃除の邪魔になるだけ」「ほこりを集めているだけ」の置物はみんな捨ててください。

置物の断捨離の仕方はこちら⇒センスのいい人なら知っているインテリア小物(飾り物)をガラクタにしない10のルール

無駄にスペースを取っている置物、飾り物のたぐいを捨てるだけで、部屋のヘルシー度は3割ぐらいあがるでしょう。

2.物を溜め込まない

次に意識すべきことは、部屋の中でガラクタを生産するのをやめることです。

ガラクタの生産とは、物を溜め込むことにほかなりません。溜め込まず、ちゃんと活かして使えばガラクタにはなりませんから。

部屋にある余計な物は飾り物だけではありません。

すでに終わった仕事関係の書類や、もういらない雑誌やカタログ、買ったけどろくに見ていない雑誌、どんどんたまる新聞。

散らかしっぱなしのおもちゃや雑貨。スマホやタブレットの充電器や周辺雑貨。安いからなんとなく100均で買ってしまった雑貨。

脱ぎっぱなしの洋服や靴下、帽子。買い物してまだ袋から出していない服。取り込んで放置されている洗濯物。やたらと数があるバッグ。

いろいろな物が部屋に散乱します。

ガラクタを生産する生活習慣を改めてください。最初から物を溜め込まなければ、手足をのばしてスッキリ暮らせ、心身ともに健康になります。

物を溜め込まない方法はこちら⇒物を溜め込むのをやめる4つの方法。溜め込まなければ断捨離に悩む必要もない。

3.ファブリックの導入は慎重に

部屋の中にはいろいろな布があります。カーペット、カーテン、クッション、何かのカバー、ぬいぐるみ。布が多ければ多いほど、ほこりが増えます。

ほこりができる仕組み⇒部屋のほこりを簡単に減らす9つの方法。まずほこりの元を断て。

カーペットもカーテンも飾りではなく、役割がありますから、必要です。けれども、素材を吟味して、よけいなほこりが出ないものを選んでください。

毛足の長いカーペットはよりたくさんのほこりやアレルゲン(ダニとか)を生産します。

健康という観点から見ると、シャギーなどふかふかしているものは敷物は、あまりおすすめできません。たとえ家族にアレルギー持ちや花粉症の人がいなくても。

カーペットや敷物を選ぶときは色やデザインだけでなく、「ほこりの出にくさ」「メンテナンスの楽さ」も考慮するべきでしょう。

寝室のカーテンは、ある程度厚みのあるもののほうが光をさえぎるから睡眠の向上にはよさそうです。しかし、寝る時にアイマスクをすれば、ブラインドでも大丈夫。

私のアイマスク⇒床に寝るミニマリストの必需品はこれ~ぐっすり眠るためのアイマスクと耳栓ご紹介

部屋に入れるすべてのファブリックに対して、「これはどうしても必要か?」という問いかけをし、よけいな布物を抱え込まないようにします。

個人的には、マット類はいらないと考えています⇒その玄関マット、本当に必要?マットを捨てるとこんなものが手に入る

けれどもフローリングの部屋にベッドを置いて、その足元にマットがないのは、インテリア的にすごく抵抗がある、第一足が冷たい、と思うなら、その人にとってそのマットは必要です。

全部撤去しなくてもいいので、置く意味のあるものだけ置いてください。





4.まめに掃除をする

カーペットを敷いている人は週に2回は掃除機をかけたほうがいいです。我が家もリビングルームは週に2回、掃除機をかけています。夫と娘の部屋は本人たちの裁量に任せています(勝手に物を動かすと怒るため)。

掃除をしないとどんどん不健康なインテリアになります。

ほこりもダニもカビも目に見えないので、自分はけっこう健康的な部屋に住んでいると思うかもしれません。しかし、目に見えないだけで、細かい塵芥(ちりあくた)は空気中にたくさん浮遊しています。

春になると、窓から温かい日差しがふりそそぎ、気持ちがいい反面、ハウスダストがたくさん見えて、ぎょっとすることがあります。

ホコリはゆらゆらとたくさん舞っており、人は毎日そのホコリを吸い込んでいます。ホコリの溜まり場の周辺で身体を動かすと、いったいどのぐらいのホコリを吸い込むことになるのか。

ホコリで人は死なないと言いますが、死ななければどんな生活をしてもいいのか、と聞かれると、みんな「それは違う」と答えるはずです。

部屋の中にある物の数を減らすと、掃除も楽になります。掃除に楽しみを見いだせない人ほど、いらない物を捨て、まめに掃除をするべきでしょう。

掃除嫌いが掃除を楽しむコツ⇒掃除好きになりたい人に伝えたい、掃除の意外なメリット5つ。

5.植物を部屋に置く

植物を部屋に置くと見た目も感じがよくなりますが、空気もよくなります。

1989年にNASAが100スクエアフィート(およそ9平方メートル)に1つプラントを置くとシックビルディング症候群 (sick building syndrome)の原因になる化学物質が減り、空気の質が著しくよくなる、と発表しました。

シックビルディング症候群はシックハウス症候群のことです。

NASAは、スペースシャトルの中に置いたプラントのうち、特に、空気をきれいにするのに効果があった植物を発表しました。

それによると、グリーンでは、

●セイオウキヅタ(イングリッシュアイビー)
●ドラセナ
●オリズルラン
●スパティフィラム(ピース・リリー)
●フィロデンドロン

花では

●菊
●ガーベラ
●アゼリア

こうした植物が、シックハウス症候群を起こす、ベンゼンやホルムアルデヒドを減少してくれるそうです。

その植物によって、どんなケミカルが減るかは違います。

それぞれがどんな有害物質を除去するか、興味のある方はこちらの動画を見て下さい。

園芸店に行って、「エコ・プラントがほしいんですけど」と言えば、詳しく教えてくれるはずです。

植物によって、最適なメンテナンス方法(当てるべき太陽光の量、水やりの頻度など)そのあたりも聞いてください。

プラントも置きすぎると逆効果なので、何か1つだけ導入するとよいです。

べつに新築の家じゃなくても、シックハウス症候群の原因になるケミカルは、身の回りにたくさんあります。

塗料や接着剤だけでなく、形態安定シャツにも使われています。

プラスチック商品が好き、化学的に合成されたシャンプー、毛染め、化粧品を愛用している、気密性の高い家に住んでいる人は、プラントを導入するといいかもしれません。

へたな置物より、ずっと環境が良くなります。

****

今回は、健康的な部屋づくりのヒントを5つお伝えしました。

3月、4月は部屋の模様替えをする人が多いですね。

冬が終わって掃除したい気分になるし、新生活が始まる人も多いし、ゴールデンウィークもあって、時間の余裕も生まれるからでしょう。

今年は、いつもとは趣向を変えて、「おしゃれなインテリア」ではなく、「健康的なインテリア」を目指してください。

物が減り体調もよくなります。





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