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読者の「持たない暮らし」をお伝えするお便り紹介コーナーです。今回は2017年の3月終わりから今月、4月前半のお便りから4通シェアします。ほぼリアルタイムとなりました。
内容は以下のとおり。
●家を断捨離してワンルームマンションへ。
●育児休暇中に断捨離をがんばるママ
●時間の使い方。
●お便りコーナーの感想。
まず中古の一戸建てを解体し、ワンルームマンションに引っ越したandyさんのお便りです。
一戸建てからワンルームマンションへ
件名:楽しく拝読しています。
3年程前に、中古の一戸建てから賃貸のワンルームマンション(一人暮らしです)に引っ越して以来、狭いので、必然的に物を減らし、片づけて生活はしていたのですが、買い物が好きで、今思うと随分と無駄な物を買っていたのに、最近やっと気がつきました。
こちらのブログを読んで、だいぶ意識が変わりました。
リサイクルショップに使わないバックや雑貨を売ったのですが、そのあまりの安さに驚き、いかに自分が大変な思いをして得たお金を、無駄に使っていたのかを、思い知りました。
引っ越しのきっかけは、階段のある土地に建っていた家がすっかり嫌になって、職場の近くに住みたくなったからです。
家はしばらく、空き家のまま、放っておきましたが、管理が大変なのと、借地料を払いたくないので、最近取り壊しました。
借地契約を解除するのに、更地にする必要があったからです。
階段があるし、古い家で、おまけに借地なので、売れませんでした。今、日本で増えている空き家問題に、私も直面しておりました。
取り壊して、スッキリしました。これも断捨離ですよね。
今、住んでいるマンションは、とても便利で、街中にあるので、寂しくないし、なんといっても歩いて5分で職場に行けるので、気に入って生活しています。
筆子さんの記事のおかげで、私の暮らし方は、確実に変わって来ています。ありがとうございます。またメールします。
andyさん、メールありがとうございます。貴重な体験談をお聞かせいただき重ねてお礼申し上げます。
職場に近い場所に引っ越せてよかったです。
以前住んでいた場所が、借地でよかったですね。自分の土地だったら、家を取り壊すと、固定資産税が増えてしまいますから。
何でも数が多すぎると問題になるの家も同じですね。
空き家問題が増えているのは、単純に住む人の数に対して家が多いからだと思います。それと、高齢になると介護施設に入る人が増えているからでしょうね。
おまけに家屋は、物みたいにすぐに断捨離できません。
誰も住んでいない家なのに、さっさと処分できないおもな原因は
●解体にお金がかかる
●住宅のない土地は、固定資産税が増える
●家に対しての強い思い入れ
この3つでしょうか。
もし、自分の親や自分自身が大量に物を溜め込んでいたら、中身を除去(断捨離)してから、家を処分しなければなりません。不用品を捨てるだけでも相当エネルギーがいるのに、家の処理まであったら、うんざりですね。
特に年をとってから、物と家の処分をするのは大変だと思います。
しかし、使っていない物を放置しておくと、それはそれで心に重~くのしかかってきます。どこかの時点でケリをつけることになります。
Andyさんは、早めに取り壊して正解でしたね。
買い物という目先の喜びを優先していると、あとで大きな代償を払うことになる、と改めて感じました。
次は、育児休業を利用して、物減らしをしているさゆみさんからです。
育児休暇をきっかけに断捨離開始
件名:参考になります(返信不要です)
筆子ジャーナル、いつも楽しく読んでいます。
一昨年から2回目の育児休業に入ったことをきっかけに、家の片付けを進めている30代です。
振りかえると、とにかく休業前は仕事・育児・家事(これはあまりしてなかったけど)に忙殺されていて、家や物だけでなくプライベートを大切にしていなかったんだなぁと思います。
時間がないわりには、ネットショッピングで色々と買っていて、物と段ボールが増えるばかりでした。
変えられるのは自分だけ、を合言葉に断捨離をすすめ、やっと1年半たった今、自分の管理できる物量に近づいてきたかなと感じています。また物が減って掃除する頻度が増えました。
うちでは不要品だけど、まだまだ使える服や家具を捨てるのがもったいないので、手間やお金はかかりましたが譲ったり寄付したりするようにしています。
そんなことを繰り返していたら、最近は夫や上の娘(5歳)までも、これはもう使わないから寄付していいよ、と渡してくれるようになりました。特に夫の変化にはビックリです。夫は野球帽をコレクションしていますが、その中からいくつかを出していました。
今月末から復職しますが、この状態を維持できるように、ワンインワンアウト・レスイズモアなど自分に響くキーワードを忘れずに行動して、楽に清潔を維持できる家をつくっていきたいです。
これからも筆子ジャーナルの更新を楽しみにしています!
さゆみさん、メールありがとうございます。
さゆみさんは若いので体力があると思いますが、働きながら、小さな子供を2人を育てるのって大変ですよね。
家の中が荒れるのも仕方がないかもしれません。
私なんて、子供一人でしたが、子育てで疲れていたし、自ら不用品を増やしていました。
明らかにいらない子供服を買っていましたね⇒筆子の物を増やした3つの危険な習慣とは?~ミニマリストへの道(10)
さゆみさんは、人生の早い時期に物を増やすことの危険性に気づいたので、明るい未来が待っていますね。
ご家族が協力してくれるのもいいですね。復職後も充実した暮らしになることをお祈りしています。
自分でコントロールできるのは自分だけという話⇒夫が断捨離を邪魔しても「他人はコントロールできない」ことを知っておく
ワンインワンアウトの説明はこちら⇒共稼ぎの主婦でも大丈夫。時間のない人の断捨離、10のコツ 「9:1つ家に入ったら2つ捨てる」のところです。
レスイズモアとは?⇒レス・イズ・モア(Less is more)の真の意味とは?何もない部屋に住むことがミニマリストの目的ではない
次は、タイムマネジメントに関するお便りです。あられさんからいただきました。
時間の使い方の意識が変わりました
件名:今日の記事の感想です
先日メッセージを送りました、あられです。
今日の記事は私が悩んでいた事について書いてあったので、とても参考になりました。一言お礼を言いたくてメッセージを送りました。
記事を読んで、自分はスキマ時間で何かをしようとしていたのだと気付きました。
あたり前と言えば当たり前ですが、スキマ時間でなんとか出来るなら、すでに色々な事が出来てただろうなと思いました。
そして、時間を使うっていう意識が大切なのですね。
今日から、時間を使うっていう意識を持って時間を使っていきます。
筆子さんの記事をきっかけに、気付けて良かったです!
ありがとうございました。
では失礼します。
返信は不要です。
あられさん、メールありがとうございます。
すきま時間を有効に活用しようとするのは悪くないと思います。
しかし、すきま時間を使っているうちに、自分の目的が「いかにすきま時間を有効に使うか考えること」に変わってしまうのが問題ではないでしょうか?
一番大事なのは、自分がやりたいことや自分が大事だと思うことに時間を使うことです。
生きるとは、時間を使うことであり、時間は自分の命みたいなものです。すきま時間の活用を考える前に、何に時間を使うか考えるべきですね。
これは断捨離でも同じです。
断捨離の目的は、充実した人生を送ることなのに、やっているうちに、捨てることが目的になってしまい、捨てているわりには、暮らしが向上しなかったりします。
リバウンドを繰り返して、ふと気づくと何も変わっていなかったり、とか。
あられさんが、本当に大事なことに時間を使い、楽しく暮らすことをお祈りしています。
時間の使い方に関する記事はこちらです⇒時間がないんじゃなくてやる気がないだけ。大事なことに時間を使う方法(TED)
次は、「お便りコーナー」の感想を送ってくれたYさんのメールです。
毎回のお便りコーナーを楽しんでいます
件名:させていただきます症候群
読者コーナーも毎回面白いですね。
ご主人様の施設入所のために自宅を売却されたまるこさんのお話。どんな問題も、考え方一つなんだなぁと再確認しました。とは言ってもとてもお辛かった事でしょう。これからも、筆子ブログが心の支えの一つになり、元気に過ごされたらいいなぁと思いました。
私も若い方が、フォローさせていただきます。と、よく使っているのを見る度に、違和感を覚えていました。筆子さんが、発信者側から、好きに読んで下さい。と言ってくださって思わずニンマリです。
NHKの記事も、参考になりました。
この視点論点のコラムも面白いですね。
私も虫歯予防に、飴は食べなくなったのですが、代わりにドライフルーツを食べてしまうのです。とくにアメリカ産オーガニックの杏。
これがとても甘酸っぱくて、大好きで、止められなくなるのですが、けっこう歯にくっつくんです。ダラダラ食べない事を意識しなくては。
それではまた、記事を楽しみにしています。
(返信不要)
Yさん、メールありがとうございます。
ドライフルーツ、歯に悪いです。
詳しくはこちらの記事をお読みください⇒⇒砂糖断ちに上手に果物を取り入れる方法。ドライフルーツは注意が必要。
私はめったにドライフルーツを食べなくなりました。まるこさんも、歯を大事にしてください。
実はお便り紹介コーナーがドキュメンタリーみたいで好きだ、という人がけっこういらっしゃいます。
私もとても楽しく拝見しています。
人の数だけ人生があり、どれも参考になりますね。
「させていただきます」という言葉の使いすぎはわりと最近の現象みたいですね。
私が日本に帰るたびに気になる言葉遣いは、ブティックの定員さんの「いらっしゃいませ」という挨拶です。
うまく文章で説明できませんが、イントネーションが変なのです。「らっしゃいませえぇええぇ~~」と「いらっしゃいませ」に聞こえない、不可思議な言葉を、ちょっと変わったイントネーションで発声する店員さんが多いように思います。
寿司屋の「へい!らっしゃい!」は力強くて好きですが(とはいえ、普通の寿司屋に行ったことはありません)。
腑抜けた「いらっしゃいませ」が聞かれるのは、名古屋だけでしょうか?
娘に「ママ、あれ、何?何と言ってるの?気持ち悪い」と言われました。
お客さん一人ひとりにきっちりと「いらっしゃいませ」と言うと疲れるから、ああいう言い方になるのかもしれません。あれなら、何も言わないほうがましではないでしょうか。
背中がぞくっとするのでやめてもらいたいです。
あの声を聞くと、私はすぐに店から出たくなります。お客さんを歓迎しているというより、逆にお客さんを逃していると思います。
まるこさんのお話と「させていただきます症候群」の話はこちらの記事に書いています⇒突然の不幸にもめげず、私が人生を再出発できた理由とは?
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いつもたくさんのお便りありがとうございます。
4月20日までにいただいた質問にはすべて返答しました(記事で答えているのもあります)。
買えなかった物に対する執着心の捨て方を教えてほしいとメールしてきたDさんには、こちらで個人的に連絡していますが、ごらんになったでしょうか⇒【連絡】買えなかった物への執着心の捨て方、という質問を下さった方へ
もし、まだ問題が解決していないのなら、お手数ですが、改めてメールを送ってください。
それでは、また皆さまからのお便りをお待ちしています。