ガラクタ

ミニマルな日常

ストレスのせいで、部屋が物だらけの人の記事を読んで思ったこと。

9月7日に、いろいろなストレスがあり、部屋が物だらけで困っているという読者、るかさんのお便りを紹介しました。

こちらです⇒物が多いから捨てたいけど、できなくてストレスがたまる一方です←質問の回答。

この記事を読んだ感想をお2人の方から、いただいたので、紹介します。

ともに記事をアップしてすぐ、9月はじめにいただきました。

まずnaoさんのメールです。小見出しは私が入れました。



なぜ、新品の財布があるんだろう?

件名:9/7の記事の感想

いつも楽しみにしてます。

昨日のTEDの笑顔の記事も人に教えたくなるような良いものでしたが、本日のも興味深く読ませていただいたので、その感想を少し。

人はなかなか変わらないと思った

るかさんは筆子さんのブログを読んでいるはずなのに、なぜこんな感じなのかと、人間は思うようにいかないものだと改めて感じました。

本人が書いているように、コロナ禍や病気のことが影響もしてるのでしょうけれど。なかなか人は変われるものではないのですね。

このブログを読んでる人の家に、使ってない新品の財布が何故あるのか私には理解できません。

友達にとっておいてと言われるから、とっておくなんて、筆子さんに質問したらなんて言うか、聞かなくてもわかりそうなものですが…。

私から見たら、この方の環境は恵まれている方だと思います。それでもうまくいかないと感じるのは、本人の気持ちの問題が主でしょう。

筆子さんの気持ちが、うまくるかさんに伝わればいいですね。

服を買わないチャレンジ

9月は服を買わないチャレンジを始めました。

前に筆子さんがやっていた、着た服をチェックし、何枚使っているか確認している毎日です。うろ覚えですが…

秋服何着ようか悩んでいましたが、意外と色々持ってるなあと感じています。そしてチェックをつけてない時より、若干お洒落に毎日過ごしている気がします笑

何度かメールでお伝えしていますが、意識的に生活するのは楽しいですね。

それでは次の記事も楽しみにしています。





naoさん、こんにちは。いつも記事の感想、ありがとうございます。

私が、その日着た服をノートに書いてチェックしていた話はこちらの記事に書いています。

服の数も、洗濯の回数も大幅に減らした理由:ミニマリストへの道(49)

手持ちの服を書き出してみると、意外とたくさんあることに気づきますよね。

さて、このブログを読んでいる人の家に、使っていない財布があるなんて、理解できないとのことですが、そういう人はいっぱいいると思いますよ。

物を捨てられないから、不用品をたくさん持っているから、このブログを読んでいるのです。

ふつうに持たない暮らしができている人は、もう読まないでしょう。

るかさんは、たぶん、なんでも自分の責任だと思ってしまうのでしょう。

メールにあった彼女がかかえている問題は以下です:

・自分の病気と病院通い

・お父さんの病気

・ご主人がずっと在宅ワークでリモート会議をしていること

・ご主人の収入が11万円減ったこと

・犬・猫の精神が不安定なこと

・新型コロナウイルスで外出がままならないこと、外出しても消毒などの手間が多いこと

・両親や友人に気楽に会えないこと

・移動を制限されているのに、ほかの人は気楽に旅行しているし、政府はオリンピックをしていること

・家中、物だらけでイライラすること

こうした問題と、自分を切り離してしまえば、そこまで悩まないと思います。

るかさんは、道で困っている人をよく助けるし、「私にはとても奉仕精神がある」とも書かれていました。これは、いいことですが、他人の問題と自分の問題をごっちゃにするから、ストレスが増えるのだと思います。

上に書いた問題の中で、重要であり、自分のリソースを注ぐべきことは、自分の病気の治療と、生活費の心配だけだと思います。

あとのことは、そこまで深刻に考えず、自分のできる範囲でぼちぼち解決していけばいいのです。

「人の問題は自分と切り離す」、これをやれば、ストレスがたまらないし、ストレスによる買い物も減少します。

では、naoさん、これからも元気でお暮らしください。

次はしましまさんのお便りです。しましまさんは、るかさんのことを、はるかさんと書いていたので、るかさんに直して引用します。小見出しは私が入れました。

質のいい服を少しだけ持つのがいいと思う

件名:るかさんの記事を読みました

こんにちは。

いつも楽しく拝見しています。

都内の極小賃貸に住んでいます。

良質な服を少しだけ着る生活

私はもともと物がとても少ないタイプなのですが、今年の夏は上下3パターン(Tシャツ3つ、スカート1,ズボン2)で過ごしました。

全て1万円前後という単価が高いものなので、このローテーションでも着崩れせず、すべて手洗い表示ですが、洗濯機で普通に洗っていましたが、来年もこれで行けそうです。

私は大体夏は3着くらいを2,3年着て捨てるというサイクルができ上がっている感じです。

日本は急に寒くなってきたので、冬服を出そうとしたのですが、セーター1着しかなくてびっくりしてしまいました。4年着すぎて傷んだので処分してしまったことを思い出しました。

るかさんは裕福だと思う

るかさんの記事を見てとても驚いています。

引っ越したり複数のペットがいて不用品の質が高いのは、収納スペースが豊富で裕福だからなのではないかなと思いうらやましい悩みだと思いました。

サイズにゆとりがあり自分が素敵に見える今どきの服、高くてちゅうちょするくらいの服を買って普段着として毎日着ると、もうどうでもいい服を捨てたくなると思います。

あまり考えず、とりあえずビニール袋に服だけまとめて入れて古布のゴミの日に出したり、その他不用品もあまり考えず、ビニール袋に入れて不燃物として出せばいいのに、なんて思いました。

分別は手作業なので、掘り出し物は作業する方が大切に使ってくれると思います。

しましまさん、お便りありがとうございます。

少ない服をローテーションしてシンプルに暮らすのっていいですね。

極小賃貸住まいなら、私と同じです。

狭くても、物が少ないと広々と暮らせます。

さて、るかさんへのアドバイス、ありがとうございます。

質のいい、気に入った服を買って、どうでもいい服は捨ててしまうのはいいかもしれませんね。

まあ、服やバッグをたくさん持っていても、一度に使用できるのは1着と1つだけですから、そんなに欲張らなくてもいいんですよね。

るかさんには、物をたくさん持つことより、1つひとつを徹底的に使うことをおすすめしたいと思います。

死蔵品を作らないために、すでに家にある物を使う4つの戦略。

それでは、しましまさん、これからもシンプルライフを楽しんでください。

******

るかさん、この記事、読んでいますかね?

るかさんの悩みにたいして、「あなたは恵まれている、ぜいたくである」という感想が届きましたが、2人とも、るかさんを叱っているのではなく、心配しているだけなので、悪くとらないでください。

その後、病気はどんな感じでしょうか?

私の弟は、23年ぐらい前(私が娘を妊娠していたとき)に、リンパ腫にかかりました。当時弟は30代なかばです。

リンパ腫と似ているのに、リンパ管腫というのがあり、こちらは良性だそうですが、弟は、のちに国立がんセンターに入院していますので、悪性リンパ種だと思います。

頭にこぶができて、そのとき、いったん入院して治療しましたが、数年後、がんセンターに入院して、かなりきつい治療をしたようです(長期入院するため、弟は当時していた仕事をやめました)。

私はずっとカナダにいるし、弟は私にあれこれ話さないタイプなので、詳しいことは知りません。が、現在、弟は元気に暮らしており、2年ぐらい前に孫もできて、かわいがっています。

2018年に里帰りしたとき、一緒に墓参りをしましたが、なんとそのとき、弟はタバコを吸っていました。

もうタバコを吸っていいほど元気になったのか、いつ死ぬかわからないのでやけくそになってタバコを吸っているのか、昔つらい治療をしたことは忘れてタバコを吸っているのか、

弟の心理はわかりません。

ですが、まあ、ふつうに暮らしているわけです。

るかさんも、まだ余命を宣告されたわけではないでしょう?

「あと半年で死にます」と言われていたら、家にある物のことで悩んだりしないでしょうから。

余命を宣告されてもされなくても、生きている間は、できるだけ楽しいと思える暮らしをしてくださいね。

人生は1回きりしかありませんので、どうでもいい物をたくさん持って、わざわざ暮らしにくくするなんて、バカバカしいですよ。

物より、今過ごす時間のほうが大事です。

それと、セラピーやカウンセリングを受けてください。

るかさんのメールに、「自分はアナログ人間だ、顔を見て、おしゃべりしたい、デジタル化についていく気もない」と書いていましたが、オンラインセラピーを受けると気分が楽になりますよ。

きのうも書きましたが⇒シンプルに暮らすために仕組みを作るススメ。

生活環境はどんどん変わっているので、古いやり方に固執しないほうがいいんです。

新しいものをどんどん追いかける必要はありませんが、便利で、真の意味で自分を助けてくれるものは利用すべきだと思います。

私もたまに、日本の雑誌の編集者やライターの方とオンラインで話しますがいい気分転換になりますよ。

特に相手が明るくて、いいエネルギーを持っている人の場合は。

まあ、ふだん、日本語で話をする相手がいないから、たまに日本語で話すと楽しいのかもしれませんが。

プロのセラピストは、セラピストになるべくトレーニングを受けていますから、人を落ち着いた気分にすることに長けているんじゃないでしょうか? 一度、検討してください。

それでは、あなたも、記事の感想や質問、近況などありましたら、お気軽にお便りください。

お待ちしています。





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