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年末に捨てたい物7つを紹介しています。きょうは後編の4つです。
何かとあわただしい時期ですが、スキマ時間にちゃちゃちゃっと捨てて、さわやかな気分で新年を迎えてください。
4.再利用するつもりで持っている物
いらない物なんだけど、そのまま捨てるのは何だか惜しい。これは、◯◯の時に使えるんじゃないか、と思っていた物を捨てます。
「いつか使う時がくるかもしれない」と思う物よりも、多少使いみちがはっきりしている物です。
しかし、今年は使う時が来ませんでした。このような物は、もうきれいさっぱりあきらめて処分したほうがいいです。
例をあげます。
ウエス用の古着やボロ布
シンプルライフをめざしている人が意外とたくさん持っているものに、ウエス用にとってある古着やシーツ、タオル類があります。
ウエストは?⇒ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具
もう着ないTシャツだけど、ウエスにしよう、と箱に入れて、押入れの一角に押し込み、そのままになっていませんか?
ウエスは消耗品なので、回転が速いと思いますが、それでもあまりに古着が多かったら、ウエスとして使いきれません。
ウエス用の布のストックも持ちすぎないほうがいいです⇒多すぎるストックをただちに断捨離すべき理由。過剰在庫は資産ではない。3ヶ月~半年ぶんぐらいあれば充分ではないでしょうか?
部屋着に格下げする予定の服
部屋着にするために外出着から格下げした服、というのもあります。もう着ないんだけど、部屋着としてはまだ着られるかもしれない、だから取っておこう、とたんすの肥やしになっている衣料品です。
服をたくさん持っている人は、部屋着もたくさんあるので、なかなか出番がありません。捨てるべし。
あらゆる空き箱
何かが入っていた箱は、家の中でガラクタになりやすいものです。
空き箱が出ると、たいていの人が、「これ、何かを入れるのに使えるかもしれない」と思うからです。
実際、大きささえあれば、いろいろな物をしまうのに重宝するのが箱というもの。靴の箱なんてためてる人が多いかもしれませんね。
私も、大昔、靴箱にカセットテープを入れていたことがあります。
実際に使っているのならいいのですが、「いつかそのうち何かを入れよう」というあいまいな気持ちのまま、しまってある箱があったら、捨ててください。
かくいう私も、机の引き出しの奥に、iPhoneの入っていた箱をいれっぱなしにしており、すっかり忘れていました。
捨てました。
昔の私は入れ物好きで、紅茶の空き缶やチョコレートの空き箱、ジャムの空き瓶をとっておく傾向がありました。
すぐに使いみちを思いつかないものは、使わないし、下手すると、無理やり使おうとして時間とエネルギーを無駄にします。
わたしもさんざん無駄にしました⇒リサイクルの落とし穴、再利用願望がシンプルライフを遠ざける理由とは?
空き箱類は、空き箱になったその瞬間に捨てないと、ためこんでしまいます。空き箱好きの方は気をつけてください。
iPhoneの箱はあまりに立派すぎたので、捨てなかったのでしょうね。まだまだ修行が足らない私です。
5.ちょっと前まで使っていた物
ほんの数ヶ月前までは、よく使っていたけど、今は使わなくなった物を捨てます。
今年、使用済みになってしまった物です。使用済みなのに、なんとなくもったいなくて、捨てそびれていた物、ないでしょうか?
たとえば、
ベビー服・マタニティドレス
次の子どもの誕生が予想される場合、「しばらくとっておこう」と思うかもしれません。ですが、いま本当に必要な人に使ってもらったほうがいいです。
また必要になったら、レンタルしたり、フリマや古着屋でごく簡単に安く調達できます。
私が妊娠した時、自分ではマタニティ専用の服は買いませんでした。母が、日本でマタニティのジャンパースカートとワンピースを2着買い送ってくれたので基本的にはその2着で展開。
あとは、近所にあるヴァリュー・ヴィレッジ(Value Village)で、ウエストがゴムのキュロットスカートを4ドル(400円以下)で買っただけです。
本当におなかが大きいときは、ほんの数ヶ月なので、たとえ勤めていたとしても、そこまでいろいろ揃える必要はないです。
新生児用のベビー服も着られる期間はごく限られていますね。
新しい物を導入した結果、不用になった物
買い替えやプレゼントで新しい物を入手した結果、不用になった物は、それこそ不用なので、捨てます。
たとえば財布やバッグなど。
娘はこのクリスマスに友だちに財布をもらい、そちらを使い始めました。
「古い方、捨てた?」と聞いたら、まだ持っているそうです。
たいていの人が、古い方をすぐに捨てません。「スペアに持っておこう」と思ってしまうのです。
娘は財布を2つ持っているだけですが、人によっては、3つも4つも持っていることがあります。使っている物だけを残し、使っていない物は断捨離したほうが、スッキリ暮らせます。
毎年新しいガジェットが販売されるご時世ですから、一代前のタブレットやEリーダーを持ち続けている人が多いのではないでしょうか?
ずっと持っていても、結局そのうち捨てることになります。不用になった段階で、すみやかに使ってくれる人の手に渡るようにしたほうがいいです。
いつまでも持ち続けていると、ガラクタ化します。ガラクタ化すれば、しんどい断捨離をすることになります。
6.今年ただでもらった物
プレゼント、サンプル、粗品、引き出物など、自分がほしいと思って買った物ではない物を捨てます。
無料でもらった物です。
すぐに使わなかったのなら、来年もまず使いません。
雑誌の付録や、送料無料サービスにするために無理やり買った物も同じです。
こうした品は、必要に迫られて入手したわけではないので、うまく使いこなせないのです。
化粧品のサンプルは、手足に使う、という方法もありますが、量が多いと使い切るのが大変です(体験から書いてます)。
捨てたくないなら、30日間チャレンジとして、サンプル類を使い切る、という目標をたてて使い切ってもいいかもしれません。
30日間チャレンジとは?⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
自分の意志に反して、家の中に入ってきたものは、このように意識的に努力しないと、なかなか使い切れないのです。
一番いいのは、不用なものを安易にもらわないことです。
北米では、クリスマスプレゼントにギフトレシートをつける人が多いです。このレシートがあれば、気に入らないプレゼントを店で返品できたり、その店で使えるギフト券に変えてもらうことができます。
プレゼントを気に入らない人が多いのにもかかわらず、大々的にクリスマスプレゼントを贈り合う、という慣習があるので、このようなレシートが誕生したわけです。
無駄が無駄を再生産しています。お店側は利益をあげられるかもしれませんが。
前回も書きましたが、人からもらった物が、自分の生活ですぐに有効活用できる割合はとても低いと思います。無理に使おうとせず、できるだけ早く、処分するべきなのです。
前回の記事⇒今年中に始末をつける。年の暮れに捨てたい7つの物(前編)
7.新品同様の物
自分で買ったり、人からもらったりした物で、新品同様の物があったら、処分を検討したほうがいいです。
すぐに使わなかった、ということですから。
中には包装した持っていたり、ショップの袋に入れたまま放置したりする人がいます。
物をガラクタ化しないコツの1つは、すぐに使うことです⇒物をためないコツ。「買ったらすぐに使おうルール」のすすめ
今年、使わなかったのに、来年使うことなんてあるでしょうか?
まあ、夏の終わりに、来年の夏に使うつもりで買った物は、いまは静かに出番を待っているのかもしれません。
ですが、来年の夏が来れば、また新しいシーズン物が店先に並び、欲しくなってしまうのが人間の常です。
手付かずの物があったら、なぜ使わなかったのか理由を考えてみるといいでしょう。
すでに似たようなのが家にあれば、出番はないです。
クリスマスの直前に、私も手付かずだったものをようやく使いました。
物ではありません。
数年前に夫にもらった、とある店のギフトカードです。ずっと使わず財布の中にあって気になっていました。
ギフトカードは、使用期限はありませんが、使っていない物を持っているのが嫌なのです。
実は、もらったその年に、すぐに使おうと、そのブランドの店に行って、買い物をしました。ところが、たまたま店のコンピュータの調子が悪く、ギフト券での買い物ができませんでした。
厳密にいうと、パソコンには「ギフト券で買った」となっており、実際、ギフト券のお金はなくなっていました。ところが、レジが売上として計上しないとなんとか、詳細は忘れましたが、ギフト券で支払えない不思議な状況でした。
レジでの入力が、パソコンのネットワークにつながっており、店側で、柔軟に対処できないのです。
仕方ないので、自分のお金で支払いをし、ギフト券には、新たに50ドルチャージしてもらいました。
自分のお金だったら、ぜったいこんな物に50ドル払わんぞ、と思う代物です(買ったのは防寒用のニットのヘアバンドとおそろいのミトン)。
ギフト券があるがために、無理やり買ったようなものです。
それ以来そのままになっていたギフト券をようやく使ったわけです。
今回買ったのは5本指の手袋です。指なしでカバーのあるタイプ。定価48ドルという、これまた自分のお金では絶対買わない商品ですが、とても温かいのでそこは気に入っています。
このように、手に入れたはいいが、使っていない物は、このさい進退を問い、しかるべき処分をしたほうがいいです。
クリスマスにもらって、使わずにそのままになりそうな物があったら、いまのうちに、欲しい人にあげるなり、寄付するなり行動を起こしましょう。
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今回は、今年中に捨てたい物、後半の4つを紹介しました。
前編も合わせて、まとめると、暮れに捨てたほうがいい7つの物は、
1.目障りな物
2.捨てることを迷っていた物
3.人にあげるつもりだった物
4.再利用するつもりの物
5.ちょっと前まで使っていた物
6.無料でもらった物
7.新品同様の物
となります。
要するに、使うためにあるのに使っていない物です。
使っていないのに、面倒をみている物とも言えます。自分は住んでいないのに、家賃を払い続けている家、とも言えるでしょう。
本当に使っている物だけを持つと、管理がラクになり、さまざまな負担から解放されます。