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今年私は59歳になります。ミニマリストめざして、いらない物を本格的に捨て始めたのは50歳になる年のお正月でした。
そのせいかどうか、このブログも50代の読者が多いように感じます。
読者のイチオシ、今回は50代の断捨離をテーマにした記事を1つだけ紹介します。
3人の方が推してくれました。
まずkaoさんのお便りです。
胸にジーンと来ます
⇒50歳になったら断捨離したい4つのガラクタとは?捨てて新しい未来を切り開こう
ここ数年、今まで請け負ってきた仕事がだんだん減ってきました。それで暇になるかと思いきや、仕事がない日もなんだかいろいろやることがあって1日がすぐ過ぎてしまうのです。
もっと遊べるかと思っていたのにおかしいな?もしかしたら、必要でないことも「やらなければ」と思い込んで、自分で勝手に忙しくしているのでは?と思い始めたところ、この記事に出合いました。
ものの断捨離だけではなく、やることや習慣も減らして、これからどう生きたいかしっかり考えなければ・・・と、胸にジーンときて、この記事単独でブックマークしてしまいました。
50代以上の方には一押し、40代以下の方も参考にしてほしいと思います。
メッセージ:いつも楽しく拝見しています。筆子さんの記事は、いろいろなことに対応するときのヒントになり、とても参考になります。
同年代ですのでフェリシモやシール集めの話も大好きです(私もはまってました(笑))
kaoさん、こんにちは。ご参加ありがとうございます。
記事のブックマーク、うれしいです。
仕事がない日もなんやかやと忙しい…ありがちですね。
いま、高度情報化社会で、インターネットやスマホがあるため、スキマ時間を埋める娯楽が目白押しです。
昔は、夕食後の時間はテレビを見たり、家族でおしゃべりしたり、趣味の何かをやるぐらいだったと思います。
ところがいまは、いつでも見られるテレビ番組、ストリーミングで配信される映画、読み放題の雑誌や本、インターネットで閲覧できるこのブログのような無料ブログやポータルサイトが無制限にあるじゃないですか。
コンビニだって24時間開いていますし。
いつ何に時間を使うのか取捨選択していかないと、何もやらないうちに、1日が終わってしまいますね。
自分の軸を定めて、やらないことを決め、どんどん捨てないと大変なことになると思います。
フェリシモの赤い箱、kaoさんのところにも届いていましたか。
いま、ミニマリストへの道の番外編として、私の通販の歴史を書こうかなあと考えています。
しかし、捨てる話ではなく、買った話であり、何の参考にもなりそうにないので、まずいかな、とも思っています。
いずれにしろ、またブログを読んでいただけますと幸いです。
次は、くりちゃんさんのコメントです。
人間関係に疲れている人におすすめ
いつも楽しくそしてためになるなと拝見しています。
断捨離がなかなか進んでいない私ですが、物の断捨離だけではなく、人間関係、習慣などなどを断捨離したいと思っているからです。
性格や長年の生活の中で、人間関係に疲れているということもあるかと思います。
そうなるとそれが占める割合が大きくなっていくと考えています。
なので、極端にいえば、物を減らしたことから、人付き合いもと考えられるか、まず人間関係の断捨離というか精査から、物を減らして自分にとっての快適な暮らしを手に入れるか、、ということになる場合もあるのではないかと思うからです。
自分も含めて日本人は人間関係に翻弄されている人も多いかと思っています。これが、一押しの理由です。
メッセージ:いつも拝見しております。
筆子さんにお便りをしてみたいと思いながら、なかなかできていません。いつもためになる記事をありがとうございます。
これからも拝見するのを楽しみにしております。
くりちゃんさん、ご参加ありがとうございます。
物を捨てていると、おのずから、自分の気持ちや、周囲の人との付き合いに関しても、考えることになりますね。
くりちゃんさんは、人付き合いで疲れているのでしょうか? 人間は1人では暮らせないので、人付き合いは必要ですが、自分の気持ちに余裕がないと、よい人間関係を築けないと思います。
あまり無理をしないで、心穏やかにお過ごしください。
3人目はラリさんのお便りです。ラリさんのメール、やや長いのですが、ラリさんの心の叫びだと思うので、全文紹介しますね。
読みやすくするために、私のほうで、見出しを入れました。ラリさん、ご了承願います。
これが私の目指す50代
40代は苦しかった
今年の1月に50歳になりました。
実は、40代半ばで、いろんなストレスが積み重なって、椎間板ヘルニアになり左足が麻痺し手術をしました。
それ以降も、なかなか思うように体を動かすことができず、リハビリに励む毎日でした。
40代後半は、自分の体が思うように動かない中で、それでもやらなくてはいけないことがたくさんあり、
また気の進まない付き合いや人間関係もあったりして、毎日の生活が思うように進まずにとても苦しんでいました。
あれもしなくては、といろんなことを詰め込んだり、物が多すぎて、一つのことをするのにとても時間とエネルギーがかかり、疲れ果ててしまったり、
人間関係の中で神経をすり減らしたりして、このままではもう前に進むことができない、と感じていましたが、
何をどうしたらよいのかもわからず、また何かをしようという気力も起こらないまま、
することといえば、パソコンの前に座って、楽天などでネットショッピングをすることに時間とエネルギーを使い、それでストレスを発散させていました。
しかし、もうすぐ50歳になる、という去年の今頃、50歳からは新しい生き方を始めなくては、と強く感じました。
50歳からは仕切り直したいと思った
苦しくて、思うようにならなかった40代から脱出して、50代は明るく生き生きと過ごしたいと思いました。
そのために、今まではいろんなものを探したり、集めたり、ため込んだり、という方向に心が向いていましたが、
これからは、これまで貯めたものの中から、大切なものを厳選して、あとは捨てていくことが必要だ、と思っていました。
そうは思っていても、その間にも、親の介護や、子どもの大学受験など、いろんなことが押し寄せてきて、なかなか思うようにならずに苦しい思いをしていました。
そんな時に、筆子さんのブログの存在を知りました。
そして、いろいろと読んでいくうちに「50歳になったら・・・」というタイトルを見つけ、(まさに今の私に向けられたテーマだ!)と思い、早速読みました。
それまで私が漠然と考えていたことが、理路整然とまとめられていて、(そうそう、これが私の目指す50代!)と心にストンときました。
先のことを考えると不安だが
今年の4月から息子が関東で大学生活を始めました。
また昨年、母が認知症と診断されました。
今は、父と2人で住んでいますが、これからのことを考えるととても不安を感じます。
自分自身も、最近は、思うように体が動かず、毎週整骨院に通っています。
筆子さんの文章の中に、「まず、今は、変化の時だと知ることが大切です。」とあり、本当にそうだと思いました。
2年ほど前までは、両親はいつまでも元気でいてくれると思っていましたし、自分の体もヘルニアでの後遺症も治りつつあり、元気に動けるようになると信じていました。
(こんなに体が重く、動きが鈍くなるとは思いませんでした。。)
私を苦しめていたガラクタを捨てることにした
筆子さんのこのブログを読んで、50歳になって、これからどんなふうに生きたいのか、ということをまずしっかりと決断することが必要だと教えられました。
そしてそれまで私を縛り付け、苦しめていた4つのガラクタを捨てる、ということを教えられました。
50歳もあと3ヶ月ですが、筆子さんのブログを糧にしながら、少しずつ、自分の生活から不要なものを捨てて「縮小」方向に向かっています。
今の私には、筆子さんの言われる4つのガラクタ(物そのもの、やらなければいけないこと、習慣、人間関係)の他に、
もう一つ、私の動きを鈍くしている、体にくっついた脂肪の塊という第5のガラクタを取り去って、もう一度身軽に颯爽と動ける体にしたいと考えています。
そのために、スクワットをしたり、近所の公園を歩いたり、DVDでヨガをしたりしています。
最後のところで、筆子さんが書かれているように、「これからの人生を実り多いものにするために、50歳をさかいに物を捨てて、これからの道を模索して」いこうと思います。
体と生活から不要なものをすべて断捨離したら、その先に、母になるまで一生懸命に頑張った英語をもう一度ブラッシュアップして、
その英語を何らかの形で生かして、社会に自分を役立てていく道を模索していきたいと考えています。
そのためにも、今は断捨離に一生懸命励みます!
ブログからエネルギーを得ています
メッセージ:毎日楽しみにして読ませていただいています。
筆子さんのブログを読むと、いつも、ごちゃごちゃしていた思考がスッキリして、(よし、片付けよう!)とか、(今日も頑張るぞ!)というエネルギーが湧いてきます。
またモーニングページや30日間チャレンジなど、自分では思いつかなかったけれど、毎日を充実させて生きていく上でとても大切な考え方を教えてくださって、私の生き方が少しずつスッキリしてくるのを感じています。
また筆子さんが選んでくださるTEDは、どれも今の私の心の琴線に触れるものばかりで、とても役立っています。
今日も「話し方」のTEDのスピーチ、とても参考になりました。最近、何を言っても、夫や子どもに言いたいことが思うように届かないなあ、と悩んでいましたので。
英語が好きで、子どもが生まれるまでは、一生懸命勉強していましたが、子育て中は英語から遠ざかっていましたので、TEDは英語に触れる良い機会にもなっています。
これからも楽しみにしていますので、お体に気をつけて、毎日素敵な記事を配信してください!
ラリさん、お便りありがとうございます。
40代はとても苦しい10年だったのですね。
ですが、もう終わりましたし、苦しかったことは、すべて自分の糧になっていると思います。いろいろな苦労は、人生に陰影をもたらし、深みを与えてくれるものだと感じています。
人生、いいことも悪いこともありますから、これからは楽しいことが多いのではないでしょうか。お子さんも大学に進学されましたし。
第5のガラクタ、私もたくさんついており、まったく落ちる気配がないですね。
ラリさん、現在は体調はよいほうに向かっているでしょうか。痛みがなくなることをお祈りしています。
話し方に関するTEDのプレゼン⇒人に話を聞いてもらいたいなら必見。人を惹きつける話し方(TED)
スクワットのすすめ⇒30日スクワットチャレンジを50代主婦が実践中~効果のほどは?
モーニングページとは?⇒モーニングページの書き方、やり方を教えてほしいという質問の回答。
30日間チャレンジについて⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
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私が50歳から始めたことを書いた記事を推してくれた方もいました。それらの記事はまた後日紹介しますね。
「吾十有五にして学に志す。 三十にして立つ。 四十にして惑はず」というとても有名な孔子の言葉があります。
数字は年齢を表しています。このあと、「五十にして天命を知る」と続きます。
天命とは天が人間に与えた使命です。ミッションですね。
孔子は今から2500年ぐらい前の人(紀元前552~紀元前479年)で、しかも動乱の時代(春秋時代)に生きていました。この時代の人は、50歳まで生きることはとても少なかったと思われます。
そのため、この天命とは、自分の限界、身の程を知る、という意味ではないか、という説があります。
ですが、孔子自身は長生きで、73歳まで生きました。天命は、やはりミッションという意味ではなかろうか、と思います。
きょう紹介した記事が、これからの生き方を考えるきっかけになればうれしいです。