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買わない

最終更新日: 2019.03.26

物を買いすぎる生活をやめる3つの方法。

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物を買いすぎない暮らしに切り替えるのに、効果的な方法を3つお伝えします。

物を持ちすぎると、部屋が片付かず、下手すると汚部屋になります。

いったい物はどこからやってくるのか?

たいてい自分で買っています。

物を買いすぎなければ、部屋は散らかりません。



1.安い物に飛びつかない

人は、値段が高いものより、安いもののほうが好きです。

「できるだけ得したい」という気持ちのせいで、当面使う必要のない物をセールで買ったり、「まとめ買いだと安いから」という理由で、食べきれないほどの食品を買い込んだりします。

100均でいらない物をたくさん買うこともあるでしょう。

この「できるだけ安くあげたい」という気持ちのせいで、物が増えています。

安い物(いわゆる安物や、セールで安くなっている物)を買うとき、その人の買い物における優先順位のトップに来るのは

・とにかく金銭的に得したい

この気持ちです。





店に入ったときは、「◯◯が生活に必要だから買おう」と思っていたのに、セールがあると知ったとたん、「△△の値段が安くなっている。お得だから買おう」と、優先順位が入れ替わります。

値段の安さに気持ちが舞い上がり、買い物における適正なゴール設定から、大きく逸脱してしまうのです。

まあ、たまのことならいいでしょう。

しかし、こうした買い物を日常的に何度もしていると、家の中には、値段が安かっただけの、当面は必要のない物がどんどん増えていきます。

ストック品を買いすぎる人は、いつもこうやって、本来の買い物の目的からそれたショッピングをしているのです。

つまり買い物に失敗しているのですが、自分ではその失敗を認めません。

人間は、失敗を認めるのがいやだから、後付けの理由を考えて、「自分はわりと買い物上手だ。できる主婦だ」と自己を正当化します。

「定価で買うより◯◯円もお得なんだもの」「どうせいつか、使うんだし」「これだけあれば、災害があっても安心よね」「友達のプレゼントにも使えるし」「お客さんが来たときに使えるし」「べつに腐らないし」「生産中止になっても安心よね」。

続々と自己弁護の言葉が出てきて、「無駄な物を買いすぎて、片付かない部屋に近づいた」事実には意識が向きません。

何かを買うときは、「値段が高いか、安いか」ではなく、まず、「それが必要か、どうか」を考えてください。

必要なら、多少値段が高くても、あとから無駄になりませんから、結局はお得です。

値段にフォーカスしすぎると、必要度の見極めがあいまいになります。

関連記事⇒まとめ買いが節約にならない4つの理由。むしろガラクタを増やす危険な買い方。

こちらもおすすめ⇒なぜあなたはセールで買ってしまうのか? かえって損をするのに。

安いと思ったものを買いすぎて、ガラクタをためこむ人は、しばらくの間、「安いから」という理由で物を買うのをやめてみるといいでしょう。

2.感情と買い物を切り離す

家の中に、必要な物がそろっているのに、さらに買ってしまうときは、それが必要だから買っているのではありません。

たいてい、感情的な理由でほしくなっています。

・会社で嫌なことがあった⇒帰りに友達とショッピングしてストレス発散だ

・給料が出た⇒1ヶ月がんばったごほうびに、帰りに夏物の服を買おう(自分へほうびをあげすぎるのは危険です⇒お金を貯めたいなら自分へのご褒美という名の浪費はやめる

・今週は決算で忙しい⇒スタバでキャラメルマキアートとケーキポップ(日本にありますかね? 棒に丸い小さいケーキがついた、キャンディの形状をした小さいのに高いデザートです)を食べて、気分をあげよう。

・なんとなく退屈だ⇒気分転換に買い物に行こう

・春になった⇒学生じゃない私はもう新学期みたいな節目はない、代わりに新しい財布を買って気分を変えよう

こんな流れで、買い物をしてしまうことが、多いと思います。

ちょっとした感情の波がたつと、買い物という形で、それを収束させるくせがついているからです。

あらゆる感情の波⇒買い物、というルートをたどってしまうのです。

人間は感情の生き物なので、日々、いろいろな感情を持ちます。

ちょっと、感情が変わったからといって、そのたびに買い物をしていると、お金がいくらあっても足りませんし、安いものを買っていたら、どんどんガラクタがたまります。

感情と買い物を切り離すようにしてください。

感情の波がたったとき、買い物じゃないことをすれば、切り離せます。

おすすめなのは、

自分の感情について文章に書く。

たとえばモーニングページ⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ

ブレットジャーナル(バレットジャーナル)でもいいです⇒気持ちの整理をするために、紙に書き出そう:ライダー・キャロル(TED)

すでに持っている物や、手にしている状況に感謝する

感謝するといことありあmす⇒幸せになる最強の方法、感謝する気持ちがうむ7つの効果

不用品を捨てる

いわゆる断捨離です⇒「15分で27個捨てましょブギ」を続けて気づいた「捨てる」最大のコツとは?~ミニマリストへの道(30)

3.不安の正体を知る

家に物がたくさんないと不安だ、と感じる人がいます。そういう人は、その不安の正体を明らかにしてください。

不安だから、同じ物を2つ買ったり、バックアップ用として、たくさん買い込んでいるのですから。

不安とは言わず、「物がたくさんあると安心する、うれしい」と感じる人もいます。

私の母は、「買い物すると気分がすっきりするし、物があると安心だ」と言いました。

こうした不安感から、必要以上の物を買い、そのせいで、

・部屋が散らかっていてストレスになっている

・整理整頓や掃除に手間がかかっている

・貯金ができない

こんな状況になっていたら、その不安とじっくり向き合ってください。

ストックがないと、具体的にどんな状況になるのでしょうか?

電気や水がストップすると、即、困ります。

私が住んでいるところは、名古屋より停電が多いです。

大雨、大雪になると、木が倒れて電線が切れたり、雪の重さで電線が切れたりします。

こういう停電はわりとすぐに回復しますが、電気が来ていないあいだは、電化製品はいっさい使えないし、冬なら、暖房も止まるから(暖房はガスでしますが、暖房機器を動かすのは電気です)、部屋がどんどん寒くなります。

だから、電気は止まってほしくない、と思います。

ですが、家にトイレットペーパーが2ダースもいる必要はなんなのでしょうか?

サランラップが切れたら、どんな悪夢が待っているのでしょうか?

引き出しいっぱいに、タオルのストックを入れておかねばならない、その理由は何でしょうか?

シャンプーがなくなった、と思っても、ボトルに水を入れれば、まだまだ使えます。

シャンプーに水を継ぎ足すと、雑菌が繁殖しやすくなるから、やってはいけない、という記事を見ましたが、シャンプーボトルにに雑菌なんて繁殖するんでしょうか?

強力な化学薬品がいっぱい入っているのに。

仮にそれが本当だとして、水を入れるのがいやなら、その日はシャンプーしなければいいだけです。

石鹸で洗ってもいいし、湯シャンもできます⇒湯シャンのやり方や効果を書いた記事のまとめ

「ないと不安だ」と思ったら、それがなくなったとき、いったいどんなことが起こるのか、具体的に想像してください。

そのうえで、適正なストックを持てばいいでしょう。

すぐに買い物にいける人は、そんなにたくさんストックを持たなくても大丈夫です。

ふだんから、家にある物の使用状況に意識を向けると、買いすぎをふせぐことができます。

ストック品を置いてある棚や洗面所の棚や引き出し、クローゼット、ドレッサーの中を見て、物の動きを調べてください。

よく動く商品、つまりよく使う物は、買う頻度も高くなりますが、ほとんど動かない商品は、そんなにあせって買い足す必要はありません。

買ってから2年たっているのに、まったく動きのない商品もあるかもしれません。

こういう商品は断捨離したほうがいいでしょう。

もっと買わない方法を知りたい方はまとめをどうぞ⇒買わない習慣を身につける方法を書いた記事のまとめ

*****

物を買いすぎない生活をするための考え方を紹介しました。

一番最初におすすめしたいのは、値段の安さだけが魅力の物を買わないことです。高かったら買わないわけですから。

つまり、それは、欲しくもないし、必要でもない物です。

自分の大切なお金と時間を使って、いっしょに生きていく価値のない物です。





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