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9月も半ばを過ぎ、朝晩は涼しくなったのではないでしょうか?
きょうは、秋にぴったりのシンプルな断捨離チャレンジを3つ紹介します。
新しい季節になり、片付け熱が高まっている人も多いはず。スッキリ片付けて、秋、そしてこれから来る冬を楽しみましょう。
まず、秋に片付けをする意義を紹介します。
0.秋に片付けをおすすめする理由
季節の変わり目である秋は、心身ともにリフレッシュし、新しい季節を迎える準備をするのに最適な時期と言えます。
夏の暑さが和らぐので、作業しやすくなります。
冬に向けて日が短くなっていくので、これから、家の中で過ごす時間が増えますよね。よりリラックスして自宅で過ごすために、今から準備しましょう。
今のうちから不用品を捨てておけば、大掃除も楽になるか、やらなくて済むかもしれません。
では、以下に、今の時期にふさわしい簡単な断捨離チャレンジを紹介します。
1.衣替えしないチャレンジ
10月頭あたりに、夏服から秋冬の服に衣替えをする人が多いと思いますが、今年は、衣替えをしないチャレンジをしてはどうでしょうか?
いきなり、今年から衣替えをやめることはできないと思うなら、いずれは衣替えしなくてもすむことを目指して、不用品の処分や収納を工夫してください。
どうして衣替えするの?
まず、なぜ自分は衣替えをするのか考えてください。
たぶん、季節ごとに違う服を着ており、それらすべてを一箇所に保管しておくスペースがないからだと思います。
だから衣類の収納スペースとして、メインの場所と、季節ものを待機させる場所の2つを用意しているわけです。
よく書いていますが、収納場所が増えれば増えるほど、余計なものが増えます。
衣類の収納場所を一箇所に限定してしまえば、そこにしまう衣類もおのずと厳選されます。
衣替えをしなくてすむとき
所持している服を一箇所におさめるためには、
1)服の数を減らす
2)スペースを作る
このどちらか、または両方をやればいいわけですが、服の数を減らせば、スペースも生まれるので、実は服を減らすだけでいいのです。
つまり、着ない服を極力処分すれば、衣替えしなくていい生活になるし、するとしても、今より簡単な作業になります。
捨てる服を選ぶとき、季節を限定してしまう服から手放すことをおすすめします。
オールシーズン着られる服を持てば、衣替えしなくてすみますので。
私も、衣替えをしませんが、私の服装は寒くなったらジャケットを上から重ねる十二単(じゅうにひとえ)方式です。
まず1年中変わらないベースを決めます。
私の場合は、Tシャツ(半袖または長袖)+レギンス/ジーンズ/綿パンです。
このベースに、季節に合わせて、上着(綿のパーカやダウンジャケット)をはおります。
こんなスタイルにしてしまえば、季節が変わっても、入れ替えは不用です。
もし、秩序なく適当に服を収納しているときは、自分なりに理由のある収納をしてください。
たとえば、ジャケットはハンガーにかけるけど、Tシャツのようなしわになりにくいものは丸めてケースに入れるなど。
しかし、先にも書いたように、収納を工夫するより、手持ちの服を減らすほうが、効果的です。
秋物を買う前にやれ。1日でいらない服を捨てる方法(実例あり)。
2.各部屋から5つ捨てる
それぞれの部屋から不用品を5つ見つけて処分するチャレンジです。
一度にやらず、日替わりで一部屋ずつやる方法を提案しますので、気が済むまで行ってください。
きょうは木曜日なので、きょうから始めるとすると
木曜日:キッチン
キッチンは不用品の巣窟なので、5つは簡単に見つかるでしょう。
キッチンが散らかるのは、食品、調理器具、食器・ユーテンシルという3種類の、似ているけれど違うものをまとめて置いているからです。
それぞれについて、1つか2つ捨てれば、5つは簡単にクリアできます。
キッチンを使いにくくしているストレスの元を3つ捨てる(プチ断捨離20)
ダイニングエリアが別にあるなら、その場所からも別枠で5つ捨てましょう。
金曜日:リビング
リビングは何を置いてもいい部屋になりがちです。
家族の共有スペースなので、私物はそれぞれの部屋に引き取ってもらいましょう。
そのうえで、もう読まない新聞や雑誌、しっかり捨てていない郵便物、使わなくなったゲームなどを5つ捨てます。
とにかく捨てたいリビングルームにありすぎる8つの物(プチ断捨離15)
土曜日:寝室・居室
ベッド周り、クローゼット、書棚などを見て不用品を探しましょう。
思い入れのあるものを捨てるのは後でOK!まずは寝室から片づけるすすめ。
日曜日:子供部屋(あるなら)
子供が小さいときは、親も一緒に、ある程度大きいなら本人に片付けてもらいます。
子供部屋にあふれていそうなのは、おもちゃ、書籍、学用品、昔使った教科書やノート、もう着なくなった衣類など。
家が手狭なせいで、親が子供部屋の一角に、仕事関係のものや季節ものを収納している場合もあります。これからもずっと所有しなければならないものなのか、今一度、考えてください。
月曜日:洗面所、浴室、トイレ
洗面所でたまっているものの代表は、使いかけのパーソナル用品やタオル、意味なくしまっているだけのコスメのサンプルなどです。
特にタオルは人によっては偏愛していて、何十枚もためこんでいることがあるので、気をつけてください。
火曜日:玄関
玄関から捨てるべきものは、余分な靴や傘、飾りもの、玄関に関係ないのに置きっぱなしのスポーツグッズや庭で使うものなど。
玄関は毎日使う場所ですし、もともと狭いのでそこに置くものは厳選したほうがいいです。
風水では、玄関をきれいにしておくよう指示されますが、風水関係なく、人間やものの通路はスッキリさせておいたほうが安全性が高まります。
気候変動によって、年々、天災が増えていますが、今後増えることはあっても減ることはないでしょう。
発生する頻度は高くなり、災害の規模は大きくなっていくと思います。
そんな時代ですから、どうしても置く必要のないものまで室内に置いて、逃げにくい状態や被害規模が拡大しやすい状況にするのは避けるべきです。
水曜日:もの置き場になっている場所、階段、廊下
居室としては使っていない、どちらかというと物置になっている部屋から不用品を5つ見つけて捨てます。
部屋が余分にあると、物置き場専用にすることがあります。時には、一番日当たりのいい場所をものに明け渡したりしますので、このさい、物置き場をなくすことを目標に、1週間に1回5つずつ間引いていきましょう。
以上のようにやっていけば、週、7日間、毎日違うゾーンから5つ捨てることができます。
部屋によっては、早々に捨てるものがなくなり、スッキリするでしょう。
そうなったら、その日は、捨て活をする必要はないので、スッキリした空間を見ながら、達成感に浸ってください。
3.メディアを減らす
メディアは情報を伝達・保存・表現する手段や技術のことですが、ここでは物理的なメディアを指しています
つまり、本、CD、DVD、新聞、雑誌など。
メディアが増える理由
メディアは、以下の理由でどんどん増えていきます。
・賞味期限がない(手放すタイミングをつかめない)
・比較的安価で簡単に手に入る
・「これだけ持てば十分」という線引きがしにくい
・人によってはコレクションしてしまう
・感情的な価値を付加しやすい(子供のときに読んだ思い出の本、はじめて買ったCD、あのとき見た映画のDVD、昔よく遊んだゲームetc.)
・知識欲を満たす対象(たくさん持っているほうが素晴らしいという幻想)
・形がそろっているので、整理しやすく、かさばらないため、捨てる優先順位の下のほうに来る
つまり、油断しているとどんどん増えていくのがメディアです。
メディアの手放し方
特に自分がたくさん持っているものについては、上で紹介した、
・1日5アイテム捨てる
これを試してみてください。
もう1つ、思い切ってメディアを処分したいときにおすすめの
・勝ち抜き戦
という方法もあります。
本棚から適当に2冊、取り出して、どちらかを捨てていきます。これを何回か続ければ、今の50%の量まで減ります。
最後の1冊になるまで勝ち抜き戦をする必要はありません。
ある程度、本棚がスッキリするまでやってみてください。
メディアの多くはデジタル化も可能なので、実物を持つ必要がないものはデジタルファイルやイメージにして所有してください。
CDとDVDはこんなふうに断捨離~もう音楽を所有しなくていい理由とは?
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秋におすすめのシンプルな断捨離チャレンジを紹介しました。
どれも、簡単なので、実情に合わせてやってみてくださいね。
スッキリした部屋で、冬はまったり過ごしましょう。